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11月☆読書メーターまとめ(3)


11月読書メーターまとめ、さらに続く……
アイルの書と封殺鬼、交互に読んでる気がします(笑)


封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈5〉 (ルルル文庫)封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈5〉 (ルルル文庫)
これで完結!後半の怒涛の展開は、読み終わるのが勿体なくなるくらい面白かった。乙夜の歪んだ愛情に胸が痛くなり、暗く混沌とした時代に暗躍する「人喰い」のお話には何とも言えぬやるせなさを感じます。桐子と志郎のやりとりにはホッと肩の力が抜けちゃいますねぇ。二人が今後どんな道を歩んでいくのか気になって仕方がないので、是非続編が読みたいです!桐子にとても近いようでいて、少し離れた所から見守る鬼達がたまらなく魅力的でした。
読了日:11月20日 著者:霜島 ケイ


丹野忍 グイン・サーガ画集丹野忍 グイン・サーガ画集
やっぱり買って良かった!グイン・サーガの世界を余す所なく表現してくれたのは最初の絵師・加藤さんだけれど、個人的に一番好きなのは丹野さん。男性キャラも女性キャラも匂い立つような美しさ・・・だって、ハゾスでさえこの麗しさだものねぇ?丹野さんならアリストートスやネリィさえも美形に描くのではなかろうか(笑)一番のお気に入りは「宝島」の表紙を飾った若かりし頃のイシュト。今ではこんな生き生きとした彼の姿を見るだけで、ちょっぴり胸が苦しくなってしまう・・・。思う存分、美麗な絵を堪能できました♪
読了日:11月18日 著者:丹野 忍


不思議のひと触れ (河出文庫)不思議のひと触れ (河出文庫)
お友達に頂いた本です!初めましての作家さんでしたが、あっという間にこの不思議な世界の虜になりました。「もうひとりのシーリア」「影よ、影よ、影の国」のようにざらりとした空恐ろしさを感じさせる作品もあれば、「タンディの物語」「裏庭の神様」のようにプッと吹き出してしまうようなコミカルなお話もあり。表題作「不思議のひと触れ」と「孤独の円盤」は秀逸。キラキラと輝く宝石のような美しさと、触れればたちまち弾けて消えてしまいそうな儚さが同居していて。色んなジャンルを楽しめる、とても贅沢な短編集でした。
読了日:11月17日 著者:シオドア・スタージョン


イルゲネス〜黒耀の軌跡〜(5) (アヴァルスコミックス)イルゲネス〜黒耀の軌跡〜(5) (アヴァルスコミックス)
えっ!最終巻?と思ったら、新シリーズ「偽翼の交響曲」が始まるんですね。嬉しい〜〜♪ストーリー自体はそれほど進んでいないのですが、恐ろしい出生の秘密が明らかになったフォンを、隣で支えるジェイクの包容力に心温まりました。小説版では既にフォンがイルゲネス国家元首となっている場面から始まりますが(しかも30代)、彼は永遠に10代のままでいて欲しいと願うのは私だけでしょうか(笑)キミはその消え入りそうな儚さと不安定さが魅力なんだよ・・・。ところで、最初のカラーページの軍服姿のフォンに目を奪われました。美しすぎる!
読了日:11月16日 著者:石据カチル,桑原水菜


活字倶楽部 2010年 12月号 [雑誌]活字倶楽部 2010年 12月号 [雑誌]
毎回読みたい本が一気に増えるかつくら。またまた気になる本が増えました!今回は辻村深月さん特集。デビュー作からしばらく追っかけてきたものの、「太陽の坐る場所」あたりから少し熱が冷めかけていました・・・(大きな声では言えませんが)でも最新作の「ツナグ」も面白そうだし、インタビューから辻村さんの作品にかける愛情が伝わってきたので、また読んでみようかなぁという気になりました♪あと今野敏さん!未読の作家さんなので気になります〜^^
読了日:11月13日 著者:


金の鳥 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (76))金の鳥 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (76))
再読。とうとうアイルの書最終巻です。ここしばらく現実逃避したくてこのシリーズを読んできたのですが、すっかり心が洗われたようです(笑)それぞれ独立したストーリーですが、通して読んでみるとやはり一つの物語なのですねぇ。前巻「黒い獣」で登場した弟のフレインと、人狼のデイルの物語。「闇の月」で登場した腕白王子トレヴィンが、聡明な王として登場しているのも嬉しい。美しく流麗な文章が、体の隅々にまで沁み渡るようでした。いつまでも本棚の奥にひっそりと置いておきたいシリーズです!
読了日:11月12日 著者:ナンシー・スプリンガー


封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈4〉 (ルルル文庫)封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈4〉 (ルルル文庫)
弓生が眉ひとつ動かさず、桐子に乙女小説を朗読しているシーンを想像して吹き出しました・・・。そういえば「花物語」、読みたい本リスト入りしてあったような。これは是非弓ちゃんボイスで聞いてみたいな〜(笑)冷酷非情な印象だった桐子が、志郎の前では冷静さを失くして取り乱す様子が可愛い!あぁなるほど、この二人なら波長が合うだろうなぁと妙に納得してしまった。タイミング良く助け舟を出してくれるお隣のタヌキさんに、何気に癒されています。
読了日:11月12日 著者:霜島 ケイ


黒い獣 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (75))黒い獣 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (75))
再読。冷たい氷のような美貌を持つ兄・ティレルと、ティレルを一心に慕う弟・フレインの物語。(ちなみに血は繋がっていない)他の作品に比べるとケルト色が弱まっているし、文章もどこか散漫な印象を受けます。けれど、実の父に最愛の人を殺され復讐に燃える兄と、大好きな兄の事が心配でどこまでも付いていってしまう弟の図は、実はかなり好き。終始張りつめたような緊張感と陰鬱さは、温かみのあるアイルの書の中では異色の作品かもしれません。
読了日:11月10日 著者:ナンシー・スプリンガー


封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈3〉 (ルルル文庫)封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈3〉 (ルルル文庫)
面白い!「人喰い」を作るために人間の魂魄を入れ替えるというおぞましい実験とは?乙夜と呼ばれる青年とは一体何者なのか?そして聖は無事?ますます続きが気になる展開になってきました。無邪気な少女の微笑みから、ゾッとするような妖しく冷酷な微笑に変化する桐子がたまらなく魅力的だなぁ。陰陽道の裏の秘術を極めている桐子を前にして、対等に口を聞く志郎にニヤリ。あ、志郎は将来桐子のダンナ様になる人物だったのね?ある意味ツワモノですね、志郎・・・。
読了日:11月07日 著者:霜島 ケイ




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4 Comments

picchuko

グイン☆

いやぁ〜、丹野さんの絵、素晴らしいですね〜。

グインを読んだことのない私でも、頭の中で勝手にイメージが広がっていきます。

それも壮大なロマンが!!!!!



加藤さんの絵は知りませんが、こうやって沢山の絵描きさんにインスピレーションを与えた「グイン・サーガ」こそ、本当に素晴らしいのでしょうね〜。

絵だけでその凄さが分かるのですから!

日向 永遠

Re:11月☆読書メーターまとめ(3)(12/04)

アイルの書・・・面白そうですね。

ファンタジーはまだまだ面白い作品がいっぱいあるみたい。

特にケルト神話がもとになっているのを読みたいです。

nanaco☆

picchukoさんへ

picchukoさん、こちらにもコメント嬉しいです♪



丹野さんの画集、見れば見るほど美しいですよ〜〜(*^^*)

先日ブログでも紹介したあの2つの絵が、やっぱり一番のお気に入りです。

グインの世界を知らなくても、これを見ればどんなお話か想像できちゃいそうですね☆



グインの絵を担当してきた歴代の絵師さん4人、本当にどなたも素晴らしいです!

もう新しい物語を読んだり絵を眺めたりすることができないのが残念でたまりません…(泣)

もっと絵が上手くなって、せめて自分の好きなキャラくらいは描けるようになりたいです♪

nanaco☆

日向 永遠さんへ

日向さん、こちらにもコメントありがとうございます^^



「アイルの書」は本当に素敵なお話です☆現実の世界に戻りたくなくなりますよ〜…

ファンタジーはシリーズ物が多いから、なかなか手を出しづらいですよねぇ(^^ゞ

ケルトとファンタジーって最高の組み合わせだと思います!

個人的には、また「銀の犬」のようなケルトを下敷きにしたファンタジーが読みたいです。

何故こんなにもケルトに惹かれるのか、自分でもよく分かりません(笑)