archive: 2008年06月 1/1
「ジュリエットエクスプレス」上甲宣之

ジュリエットエクスプレス著者:上甲宣之評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)大晦日深夜23:45、バラバラの場所で新年を迎える3人の少女が、事件に遭遇する。寝台特急での誘拐事件に巻き込まれる真夕子。高校の寮で殺人フィルムを巡る奇妙な事件に出会う遙。自宅に侵入してきた残忍な殺人鬼と対決する智美。少女たちに残された時間は、新年0:30まで。接点がない3つの物語は45分後に、想像を超える衝撃の結...
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「朝日のようにさわやかに」恩田陸

朝日のようにさわやかに著者:恩田陸評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)ビールについての冒頭から、天才トランペッターや心太へ話題は移り、最後は子供の頃に抱いていた謎の解明へと至る―。虚実の狭間を、流れる意識のごとく縦横に語る表題作他、ホラー、ミステリ、SF、ショートショート等々、恩田陸のあらゆる魅力がたっぷり詰まった、物語の万華鏡。【目次】(「BOOK」データベースより)水晶の夜、翡翠の朝/ご...
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「デルフィニア戦記 放浪の戦士(3)」茅田砂胡

デルフィニア戦記 放浪の戦士(3)著者:茅田砂胡評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)緒戦の大勝利に沸く兵士たち。しかし国王の陣幕だけが重く沈んでいた。軍を解散せよ、さもなくば―敵は養父・フェルナン伯爵を盾にした露骨な脅迫にでたのだ。大義か?ペールゼン侯爵の専横に屈するのか?苦渋の選択を迫られたウォルは逆転を賭して、バルドウの娘に伯爵救出を託したのだが。相変わらずちびちび読んでいるデルフィ...
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「夏への扉」ロバート・A・ハインライン

夏への扉著者:ロバート・A・ハインライン評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)ぼくらは、1970年12月、コネチカット州に住んでいた。猫のピートは、いつも冬になると、夏への扉を探す。たくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じ込んでいるのだ。そう、ぼくも夏への扉を探していた。婚約者のベルに裏切られ、仕事は取りあげられ、生命から二番目に大切な発明さえも騙しとられてしまった。そんなときだ、ぼ...
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「童話物語」向山貴彦

童話物語(上)(下)著者:向山貴彦評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)世界は滅びるべきなのか?その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってきた。最初に出会ったひとりの人間を九日間観察して判断することがフィツの使命。しかし、フィツがたまたま出会ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった…。お友達のかをる。さんに教えていただきましたかをる。さん、素敵な本を紹介してくれてありが...
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「すきまのおともだちたち」江國香織

すきまのおともだちたち著者:江國香織評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)庭で育てたレモンの木からレモネードを作り、針仕事で暮らしている「おんなのこ」。両親は最初からなく、車も運転できる古びた「お皿」と住んでいる−−。仕事で訪れた街で道に迷い、帰れなくなった新聞記者の「私」は、客として彼女たちにもてなされることになるのだが…。けっして変わらないものが存在し続ける、そんな場所で出会った、小さな...
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「MAMA」紅玉いづき

MAMA著者:紅玉いづき評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ばれているようなそんな気がしたから。果たしてそこには、数百年前に封印されたという人喰いの魔物が眠っていた。トトは魔物の誘いにのった...
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「小説以外」恩田陸

小説以外著者:恩田陸評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか?ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学…あらゆるジャンルを越境する著者の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の...
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「別冊図書館戦争1」有川浩

別冊図書館戦争1著者:有川浩評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)「図書館戦争」のベタ甘全開スピンアウト別冊シリーズ第1弾。堂上篤、笠原郁の武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート。登場人物を中心に、図書館の比較的小さな日常事件を絡めて綴ったラブコメ仕様。寝る前に1章だけ、、、と思って読み始めたが最後。あまりに面白すぎて、結局夜中の2時過ぎまでかかって読破しちゃいましたよ~本編の完結編「...
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「グイン・サーガ121巻 サイロンの光と影」栗本薫

グイン・サーガ121巻 サイロンの光と影著者:栗本薫評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)古代機械によって記憶を「修正」されたグインは、自分がケイロニアの豹頭王であることを思い出したのだが、逆に、パロの内乱前後からの最近の記憶がなくなってしまった。あれほど可愛がっていたスーティのことまで忘れてしまっていた。それはフロリーに、ミロク教の聖地ヤガへの旅立ちを促すようでもあった。そしてグインは忠実...
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「夜市」恒川光太郎

夜市著者:恒川光太郎評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエン...
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「花まんま」朱川湊人

花まんま著者:朱川湊人評価:【内容情報】(「BOOK」データベースより)母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然、大人びた言動を取り始める。それには、信じられないような理由があった…(表題作)。昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公が体験した不思議な出来事を、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた全6篇。第133回直木賞受賞作です松尾たいこさんの表紙絵が可愛くて、ついつい...
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