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2011.11.26 *Sat*

山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪





【死者のための音楽 山白朝子短篇集】山白朝子 rating_48.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
…おばあちゃん、まるで後を追うみたいだったね。病院で、返事をしないおばあちゃんにむかって、話しかけてたよね。「ねえ、音楽は聞こえてる?」(「死者のための音楽」より)。怪談専門誌『幽』の連載で話題騒然の作家、待望の初単行本。

【目次】(「BOOK」データベースより)
長い旅のはじまり/井戸を下りる/黄金工場/未完の像/鬼物語/鳥とファフロッキーズ現象について/死者のための音楽



この本、乙一さんの別名義本との事で手に取ってみた作品です〜balloon_71.gif
発売当初から色々噂はあったようですが、今年ご本人のtwitterで明かされたので本物デスネ。

読んでみれば、ところどころに乙一さんの気配を感じるというか…(笑)
残酷さと哀しみ、凄惨な描写の中に小さな優しさと希望がちらりと垣間見えるのですよねflash_02.gif
この絶妙なバランス感覚は、絶対にオツイチさんしかありえない。(いや、ホントそう思いますよー!)

全体的に、「平面いぬ。」に収められていた「石ノ目」の作風に近かった気がします。
一昔前の日本の風景が脳裏に広がります。闇がまだ身近にあった頃の不思議なお話。
いいなぁ、こういう作品大好きだなぁ。。。


leaf_03.gif

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ファンタジーホラー??  恐ろしいのに切ない  収録順が絶妙!


どれも面白かったのですが、黒乙一らしい!と思ったのが「黄金工場」

工場廃液が垂れ流される森のすぐ近くにすむ少年が語り手。
廃液を浴びると、昆虫や動物等全ての生き物が黄金になる事を発見してしまう。
このギョッとするほどブラックな幕引きは、「さすが…」と言う他ありません(笑)

「鳥とファフロッキーズ現象について」も好きだったなぁballoon_28.gif

ある少女と小説家の父親の住む家に、突然やってきた大きな黒い鳥。
その謎の鳥と一緒に暮らすようになってから、周囲で不思議な現象が起こり始める。
あのシーンはショッキングですが、鳥の健気さに心打たれ号泣した作品です。

個人的に一番好き…というかインパクト大だったのが「鬼物語」!!

これね、雰囲気が「SEVEN ROOMS」 (「ZOO」に収録されてます) に似てるんですよ〜(笑)
鬼が人を喰らう…この想像するだに恐ろしいほどのグロさ、それなのにラストに感じる切なさ。
読了後に思い出すのは、不思議と美しく舞い散る桜の花びらだったりするのです。

そして、ラストに収められた表題作「死者のための音楽」がまた秀逸でした。

母と娘、交互に語り手が入れ替わりながらお話が進んでいきます。
音のない世界が美しく、愛しさと哀しみに満ちた物語でした。じんわりと心に沁み入ります。


ところで、この本の装丁はとてもセンスが良いです〜〜balloon_75.gif
一見シンプルだけどとても凝ってます。特にこの栞!!最初髪の毛かと思った…(笑)
もしやと思ったら、やっぱりブックデザインは祖父江慎さんでした。


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COMMENT

Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
nanaco☆さん、こんばんは〜。^^

ホント、素敵な装丁ですね〜。

しかし、髪の毛かと思った栞ってどんな感じ?(笑)



乙一さんという名前はnanaco☆さんのおかげで私にとってもすっかりお馴染みになりました。^^

この方、女性だったんですね〜。(笑)

こうやって他の乙一作品と比べながら読めるのも、読書量が半端じゃないnanaco☆さんならではですね。^^

「死者のための音楽」、物語もすごく良さそうですが、題名もこれまた美しいです!
by picchuko #79D/WHSg
2011/11/26(土) 19:25 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
ブラックでショッキングでグロくて、でも切ないなんて〜。

ああ、読みたくないような、読みたいような(笑)。

でもきっと読んじゃう〜。ご紹介ありがとうございました(^o^)。

by ♪ぴょん吉 #79D/WHSg
2011/11/27(日) 08:01 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
こんにちわ〜♪



あら?乙一さんって女性だったの?と、ウィキで調べてみました(*^^*)

ペンネームが複数あるのって、いろいろな自分があって、楽しそうですね。そのときによって使い分けたりとか。

ウィキに書いてありましたが、デビュー選考で、栗本薫先生の強い推薦があったのですって。ますます興味が沸きました。

そういえば栗本先生もペンネーム使い分けてましたね。
by ☆ちこ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 15:15 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
乙一さんの別名義…読みたいです!

だけど、何故また別名義にされたのかしら??

それが一番の謎だなあ…なんて思ってしまう柊でした^^;
by 柊♪ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 15:48 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
nanaco☆さん、こんにちは〜(^^)/



へぇ〜乙一さんの別名義本ですか〜(@_@)

そんな本があるなんて全然知りませんでした!

というか、乙一さんに別名義があるっていうのも初耳です〜^^;



『平面いぬ』の「石の目」のような作風なんですね〜。

恐ろしさと切なさのあるファンタジーホラーって、

何だか私好みの感じもするから、いつかチャレンジしてみようかな☆

ところで…山白さん名義のこの作品には、

乙一作品によく出てくるナイフは登場するのかな?(笑)



この本の装丁、ホントに素敵ですねぇ(*^_^*)

植物の葉っぱなのかしらん??

nanaco☆さんが髪の毛かと思った栞も見てみたいかも♪
by miwa125 #79D/WHSg
2011/11/27(日) 16:42 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
nanacoさん、こんばんは★

「鬼物語」が面白そうですね。乙さんの別名義ですか、しりませんでした。
by 日向 永遠 #79D/WHSg
2011/11/27(日) 19:07 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは〜♪



>しかし、髪の毛かと思った栞ってどんな感じ?(笑)



これがね、凄いんですよ…。最初、髪の毛が2、3本挟まってる!と思ったんです。

でもよーく見たら、その髪の毛のような黒い糸が栞代わりになっていたんですよ〜^^;

この本の内容が内容なだけに、「心臓に悪いっ!」とちょっとドキドキしちゃいました(笑)



>この方、女性だったんですね〜。(笑)



「山白朝子」というペンネームは明らかに女性ですけど、オツさんは男性なんですよぉ(*^^*)

でも時々書かれる文章は女性的だなぁ…と感じる事が多々あります。

小さな嫉妬心だとか、女性の気持ちが良く分かってらっしゃる!と(笑)

ご本人の写真を見ると、一見こんなブラックな作品を書かれるとは思えないような、

優しそうな柔らかな雰囲気を持った作家さんなんですよね〜☆



>「死者のための音楽」、物語もすごく良さそうですが、題名もこれまた美しいです!



タイトルの付け方も素晴らしいですよね!

じんわりと心に温かさが沁み込んでくるような素敵なお話でした( ^ ^ )/

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:09 [Edit
♪ぴょん吉さんへ
ぴょん吉さん、こんばんは〜♪



>ブラックでショッキングでグロくて、でも切ないなんて〜。

>ああ、読みたくないような、読みたいような(笑)。



「鬼物語」は、頭の中で想像しちゃうとちょっぴりショッキングなんですけど、

それ以外のお話の柔らかい、温かい雰囲気の方が印象に残っています〜(*^^*)

多分、表題作「死者のための音楽」を最後に持ってきたのが良いんですねぇ。。。



こういうタイプの短編集、すごく好きです。

幽ブックスから出ているからか、どこか和の香りがする作品が多かった気がします^^

ぴょん吉さんがどんな感想を持たれるのか、早く知りたくもあり、ちょっと怖くもあり…(笑)

レビュー楽しみに待っていますね〜☆

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:17 [Edit
☆ちこさんへ
ちこさん、こんばんは〜♪



>ペンネームが複数あるのって、いろいろな自分があって、楽しそうですね。



自分が知らないだけで、複数のペンネームを持つ作家さんって結構いそうですよね(*^m^*)

時々「あれ?この文章って…」と引っ掛かる作家さん、案外知ってる人かもしれません(笑)

独特の文章だと(森見登美彦さんとか?^^)すぐに分かる気がするんですけどねぇ。。。



>ウィキに書いてありましたが、デビュー選考で、栗本薫先生の強い推薦があったのですって。



へぇ〜w(*゚o゚*)w そうだったんですか!

栗本さんも、オツさんのあの独特のオーラに惚れ込んだのでしょうか…(笑)

ホント、自分の世界を持った方だなぁといつも感心しますもの〜☆



そういえば「中島梓」名義の作品って、まだ一冊も読んだ事がありません。。。

絶版になる前に(考えたくないけれど…)、少しずつ集めておかなくちゃですね(><)

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:26 [Edit
柊♪さんへ
柊さん、こんばんは〜♪



この短編集、黒だったり白だったり、色んなタイプの作品を楽しめて贅沢な気分になります(*^v^*)

話の構成やオチは、乙一さんだなぁ…と感じる部分が沢山あって面白いです。

柊さんも是非是非読んでみて下さいね。感想楽しみにしております〜☆



>だけど、何故また別名義にされたのかしら??



ご本人のtwitterを見ると、出版社側(というか編集者?)といざこざがあったようです〜。

で、正式にその編集者が謝罪してくれたので、別名義もオープンにしていこうと思ったとか…

作家さんと編集者さんの間でも、色々な問題があるのですね。。。

詳しい事情は分からないのですが、読者側としてはどちらの名義も追っかけたいです(笑)

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:36 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは〜♪



>へぇ〜乙一さんの別名義本ですか〜(@_@)

>そんな本があるなんて全然知りませんでした!

>というか、乙一さんに別名義があるっていうのも初耳です〜^^;



乙一さん、別名義では「山白朝子」「中田永一」でも活動されているようですよ(*^▽^*)

「中田永一」さん名義の作品は未読なので、機会があったら読んでみたいです♪



>恐ろしさと切なさのあるファンタジーホラーって、

>何だか私好みの感じもするから、いつかチャレンジしてみようかな☆



ブラックなお話もあるんですが、どちらかというと切なさが感じられる作品が多いかなぁ^^

ラストに収められている表題作の読後感がとても良いので、全体的な印象も柔らかいです。

怪談系の幽ブックスから出ているからなのかもしれませんが、ほんのり「和」な雰囲気が…

「石ノ目」もそんな感じでしたよね〜??(o^-^o)



ナイフは……どうだったかなぁ……出てきたような、出てきていないような(笑)

あまりに自然すぎて出てきても気付かなかったかもしれません(* ̄m ̄)



>nanaco☆さんが髪の毛かと思った栞も見てみたいかも♪



「誰かの髪の毛が挟まってる!!」と一瞬ギョッとしましたよ…ある種のホラーですねぇ。

絶対ブックデザインされた方、狙ってると思いますー。まんまと騙されたぁ^^;

miwaさんも是非チェックしてみて下さいね。私のだけだったら、それもまたホラー(笑)

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:50 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは〜♪



>「鬼物語」が面白そうですね。乙さんの別名義ですか、しりませんでした。



どれも全然タイプの違う作品で面白かったのですが、やっぱり「鬼物語」が一番!

何故だか日本昔話を思い出しました(笑)多分鬼繋がりだと思いますが。。。

怖さとグロさと切なさが同居している作品って、ありそうでないですよね〜(^^ゞ

乙一さんはそのバランスが絶妙なので、怖いのに泣ける、不思議な魅力があります☆

日向さんも、是非是非読んでみて下さい!面白いですヽ(*^^*)ノ



乙さんの別名義、「中田永一」でも活動されているようですよ〜^^

こちらは未読なので、機会があったら読んでみようと思います☆

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/11/27(日) 20:58 [Edit
ぜぇ〜っと!
nanaco☆さん、おはようございます(^O^)/



乙一さん。変わった名前ですよね。

初めは「Zー、ゼェ〜ット!」と叫ぶヒーローから? なんて、アホなことを連想していました(^−^)



『GOTH』しか読んでませんけど、「設定」だけでなく、「言葉を選ぶ」センスの良さにゾクゾクした記憶があります。ホント、「ゾクゾク」体験だったなぁ。



そんな乙一さんの、別名義本ッスかぁ(@_@;) ほほぉ〜 目次をみるだけでも、面白そうだなぁ、こりゃあ。



それにしてもnanaco☆さん、読む速度が落ちませんね(>_<) 凄いっす!
by いりえ #79D/WHSg
2011/12/01(木) 12:54 [Edit
いりえさんへ
いりえさん、おはようございます〜♪



>「Zー、ゼェ〜ット!」と叫ぶヒーローから?



も〜〜笑わせないでください(* ̄m ̄)

一度そう聞いてしまったら、乙一さんの名前を見かける度に思い出すじゃないですか…!(笑)

ホント変わったペンネームですよねぇ、最初はこの名前のせいで食わず嫌いしてました^^;

初めて読んだのは確か「ZOO」だったと思います。今思えば最初から飛ばしたなぁ…と。

でも、そこから乙一ワールドに魅了されちゃったんですよね〜☆



>「言葉を選ぶ」センスの良さにゾクゾクした記憶があります。



分かります!頭の中で映像化してしまうと、とてつもなくグロいシーンもあるんですけど、

それをオブラートに包んだような表現で、不思議と読後感は良かったりするんですよね(*^^*)

「怖いけど切ない」「グロいけど綺麗」な作品を書かれる数少ない作家さんだと思います。

「GOTH」も面白かったですね♪何だか久しぶりに再読したくなってきました。。。



今回の別名義本も、オツさんのセンスがキラリと光る作品集でしたよん(o^-^o)

いりえさんも、機会がありましたら是非是非読んでみて下さい〜☆

今年も残り1ヶ月を切りましたねぇ…あと何冊の本を読めるでしょうか。。。

ぼちぼち今年のベスト本を考えようと思います^^

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/12/03(土) 07:49 [Edit
Re:山白朝子「死者のための音楽 山白朝子短篇集」読みました♪(11/26)
ご無沙汰してます。

nanaco☆さんの紹介する素敵な本を読みたいと借りてくるのですが、なかなか本腰を入れて読めなくて軽くてライトな本ばかり…。今回は短編集ということでチャレンジ成功しました! いつも心躍る本、映画等々の紹介を有難うございます。



私も「鳥とファフロッキーズ現象について」「死者のための音楽」好きでした。黒より白の乙一さんの方が好みみたいです…。

ページにリンクさせていただきますね♪

by 茨木 月季 #79D/WHSg
2011/12/06(火) 14:13 [Edit
茨木 月季さんへ
月季さん、こんばんは〜♪遊びに来て頂いて嬉しいです(*^0^*)



おぉっ「死者のための音楽」読まれましたか!記事へのリンクありがとうございます☆

「鳥とファフロッキーズ現象について」最初はどんなタイトルだよっ!と思いましたけど(笑)

すごくじんわりとくる物語でしたよね。鳥が健気すぎて思わず涙が出ました〜(><)

白乙一は、怖さと切なさがうまく同居しているのが凄いなぁ…と思います。



その後、体調はいかがですか??

短編集だと区切りの良い所で止められるし、寝る前に一篇…とできるので良いですよね。

あまり無理はなさらないで下さいね!風邪を引かないように気を付けて下さい(o^-^o)

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/12/08(木) 20:33 [Edit
今晩は
実は先に『エムブリオ忌憚』を読んじゃって、続けて最新作の『私のサイクロプス』
を読んじゃったんですよね、白山作品としては3作目だったんです(^^;
nanacoさんは今『エムブリオ忌憚』を読まれてるんですね
この作品は最初の『長い旅のはじまり』ですっかり引き込まれてしまいました。
あと表題作の『死者のための音楽』はお母さんと娘の両方の愛情を
二人の語りという形で表現されていて感動しました。
乙一さんもたくさん名義を分けてますが山白名義の階段は
私の好みです(^^)
by ねむりねこ #-
2016/05/29(日) 18:55 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんばんは!

>実は先に『エムブリオ忌憚』を読んじゃって、続けて最新作の『私のサイクロプス』
>を読んじゃったんですよね、白山作品としては3作目だったんです(^^;

おぉっ…そうなのですね(笑)
お友達のお話によると『私のサイクロプス』は、ちょっとグロがあると聞いていたので、
警戒はしているんですが、、、でも表紙の美しさにフラフラと引き寄せられてしまいます(* ̄∇ ̄*)
今読んでいる『エムブリヲ奇譚』がすごく面白いので、絶対続編も読みまーす!!

>あと表題作の『死者のための音楽』はお母さんと娘の両方の愛情を
>二人の語りという形で表現されていて感動しました。

表題作、すごく良いお話でしたよね。私も大好きです。
乙一さんって怖いだけでなく、必ず温かさや切なさも感じられるから好きです*^^*
山白名義の怪談は、すごくしっくりきますね。ずっと読んでいたくなります…!


*トラバありがとうございました♪
by nanaco☆ #-
2016/05/29(日) 20:18 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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