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2007.12.03 *Mon*

「秋の牢獄」恒川光太郎


秋の牢獄
著者:恒川光太郎
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。




「夜市」で、日本ホラー小説大賞を受賞した恒川さんの新作きもち

本作は「秋の牢獄」「神家没落」「幻は夜に成長する」の短編3話が収められています。
恒川作品は、いつも気付かないうちに異世界に迷い込んだかのような感覚を味わいますね。


ぼたん 秋の牢獄

ケン・グリムウッドの「リプレイ」を彷彿とさせます。 (物語中でも引用されていますが…) 
ある秋の一日を何度も繰り返すことになる女子大生の物語。
人を次々と消してゆく「北風伯爵」とは…?なんだか都市伝説になりそうなお話です。


ぼたん 神家没落

主人公は何の気なしに入った家の近くの林で、見慣れない民家を見つけることにたてもの
その家にはある秘密があったのでした。主人公がこの家に辿り着いたのは運命だったのか…。


ぼたん 幻は夜に成長する

ある不思議な能力をもった女の子の物語。
恩田陸さんの「劫尽童女」を思い出しました。人間の心の闇が一番恐ろしい。。。
スッキリ納得できる結末ではないところが、余計に空恐ろしさを増しますね~きもち


いずれもある日を境に場所や時間に閉じ込められてしまった者達の物語です。

もしかしたら、自分のすぐ身近なところに異世界への扉があるのかもしれない…。
読んでいるうちにそんな不思議な感覚に陥ってしまいます。

前作「夜市」「雷の季節の終わりに」同様、ホラーというよりもファンタジー色の強い作品。
これからの作品にも期待大ですね!!


秋の牢獄秋の牢獄
恒川 光太郎

角川書店 2007-11
売り上げランキング : 214742

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COMMENT

Re:*秋の牢獄*読了しました♪(12/03)
こんばんは!

新作が出ていたのですね!まったく気が付きませんでした。情報ありがとうございます。「夜市」幻想的で、なんとなく大好きな波津彬子先生の漫画と似た匂いがして、好きでした。図書館で検索してみたら予約が22も入ってました。しばらくかかりそうです。
by 茨木 月季 #79D/WHSg
2007/12/03(月) 20:51 [Edit
茨木 月季さんへ
こんばんは^^

恒川さんの本は今までのところ毎年同じ時期に出ているんですね。ついこの間気が付きました。

3作ともなんとなく秋の匂いがする作品ですよね!

既に22も予約入ってましたか?!それぐらいたくさん予約が入っているとやっぱり自分のところにくるまで何ヶ月もかかるものなのでしょうね^^;



波津彬子さん、ちょっと調べてみましたがとても幻想的な絵を描く方なんですね♪

by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/12/04(火) 19:52 [Edit
Re:茨木 月季さんへ(12/03)
nanaco☆さん♪こんばんは^^

波津彬子さんの大ファンです。お姉さんの個花郁悠紀子さんはリアルタイムでファンでした。波津先生の作品を知ったのは、萩尾先生の作品を購入する際間違えて購入してからでした。今はその間違いに感謝してます。そして今はイラスト集ですら定価で発売日に定価で買ってしまうほどにファンです。楽天では購入してなくても個人の漫画は全部集めています。アンソロジーは一つ持っていないのですが…。
by 茨木 月季 #79D/WHSg
2007/12/04(火) 22:26 [Edit
茨木 月季さんへ
それは嬉しい間違いでしたね♪

萩尾さん…どこかで聞いたことあると思ったら「半神」うちにありました^^

小学生のときに読んだ覚えがあります。

波津彬子さんもこういう感じの絵なんですね(*^o^*)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/12/05(水) 23:16 [Edit
TBありがとうございます♪
私も「神家没落」が好きです♪

迷い込んでしまって、困り果てているところはどきどきしましたし、

その後の事件についてはゾクゾクしました!

本当にあんな家があったとしたら…

閉じ込められたくはないですね^^;

最後の最後の展開が恒川さんの潔さみたいなのを感じました★



私もホラーというよりは、ファンタジーなイメージです^^

すごく好きな雰囲気です♪
by 月夜 #79D/WHSg
2008/10/11(土) 20:16 [Edit
月夜さんへ
この「秋の牢獄」というタイトルも素敵だし、本の装丁も味わいがあって良いですよね(〃▽〃)



月夜さんも「神家没落」がお好きでしたか〜♪^^

なんだか本当にありそうなお話で、読んでいて鳥肌が立った覚えがあります。。。

恒川さんの作品って、どこか懐かしさを感じるのに、

それでいて発想がとても新鮮なんですよね♪

この方の世界観って独特で、本当に大好きです(*^_^*)



月夜さんのレビューをうかがって、またこの作品再読したくなりました!!

早く新作が読みたいですね〜♪10月だし、そろそろ出る頃かしら…?!
by nanaco☆ #79D/WHSg
2008/10/11(土) 23:00 [Edit

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自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

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2位 絶望名人カフカの人生論
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3位 EPITAPH東京
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エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

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1位 ハーモニー
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もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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