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2011.01.23 *Sun*

森見登美彦「太陽の塔」読みました♪




【太陽の塔】森見登美彦 rating_47.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。



ほぉ……これが日本ファンタジーノベル大賞なんだballoon_65.gif
というより、これってファンタジーの部類に入るんだ!とつい思ってしまった(笑)

私は、ファンタジーといえばつい「剣」「魔法」という安易なモノを思い浮かべます。
でもよくよく考えたらファンタジーの定義って、ちゃんと考えた事がない。
…という訳で、今更ながら辞書で調べてみました。

ファンタジー[fantasy]
1 空想。幻想。白日夢。
2 幻想的な小説・童話。


普段は2の意味で使ってる事が多いですねぇ。
ですが、この本は間違いなく1のファンタジーですな。空想…つまり妄想(笑)

ま、身もフタもない言い方になりますが、
「太陽の塔」は、巨大な妄想しか取り柄のないヘタレ大学生の妄想日記のようなものです。


020.gif

key_01.gif ≪オススメPoint≫ これもファンタジー  妄想  笑える  読む意味はあるのか?笑


「阿呆だな〜」と馬鹿にしつつも、気付けば森見作品を追いかけている自分がいます(笑)

当然の事ながら、全く教訓は得られない。よく考えると読む意味も分からない。
でも、あまりの阿呆さにクククと笑ってすっきりとした読後感で。時々ふと思い出して。
そんな小説があっても良いじゃないですか〜balloon_34.gif

彼女に振られた大学生が、無駄に男臭い友人達と妄想に耽る不毛な日々。
この作品がデビュー作という事もあってか、他作品に比べると阿呆度は低めです。

あまりに滑稽で、でも失恋の切なさと甘酸っぱさもほんのりと感じられる青春小説でした!



cat_26.gif この作品が好きな方はこちらもどうぞ。。。

 review3.png    review3.png


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COMMENT

Re:森見登美彦「太陽の塔」読みました♪(01/23)
こんにちわ〜♪



私もファンタジーって、2の方だけだと思ってました。

空想がファンタジーの部類に入るのなら、私の頭の中はファンタジーかも。。。

私も空想というより妄想ですが(笑)



失恋した男の人って、ちょっと母性本能がくすぐられたりしますが、この小説の場合は阿呆らしくて、そんな気になりませんか?(笑)
by ☆ちこ #79D/WHSg
2011/01/23(日) 12:53 [Edit
ぷっ!
阿呆度が低めって!(笑)



「失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ」っていうのもどうよ!って思いましたが、

妄想日記もなかなか愉快そうですね〜。^^

落ち込んだ時に森見作品を読むと元気になれそうですね〜。

うつの人が多い中、こういう作品も意味を成すのかもしれませんね。(笑)



私も、元気が欲しい時に読んでみようっと!!!^^
by picchuko #79D/WHSg
2011/01/23(日) 13:58 [Edit
Re:森見登美彦「太陽の塔」読みました♪(01/23)
nanacoさん、こちらにもこんばんは〜★

これ、唯一、森見さんので読んだことがある本です。

バカっぽくて楽しかったのを覚えています。



ファタジーだったかしら?

バカな(また言ってしまった)な大学生活の話でしたよね〜

by 日向 永遠 #79D/WHSg
2011/01/23(日) 22:43 [Edit
Re:森見登美彦「太陽の塔」読みました♪(01/23)
nanaco☆さん、こんばんは〜(^^)



あっ、この太陽の塔の表紙、本屋さんでよく見かけましたよ〜。

大阪の万博公園にある塔だから、強く印象に残ってます^^

なんかの賞を受賞した作品だったのは覚えてるんですけど、

ファンタジーノベル大賞だったんですね〜♪

ヘタレ大学生の妄想日記ですか〜。何だかすごく面白そう(*^m^*)

それにしても、これから失恋する予定の人っているのかしらん(笑)
by miwa125 #79D/WHSg
2011/01/24(月) 18:10 [Edit
☆ちこさんへ
ちこさん、こんばんは〜♪



ですよねですよね!私もファンタジー=幻想的な小説というイメージでした^^;

あと、グインみたいに現実逃避できるお話って感じでしょうか(笑)

でも、空想(妄想)もファンタジーなら、私も毎日がファンタジーの世界ですよ…くく。



この小説の登場人物は、主人公のみならず皆阿呆なキャラなので、とにかく笑えます!

いや、一歩間違えればキミストーカーだよ…と思うほどの執着っぷりです(* ̄m ̄)

こんな男の子に好かれちゃったら、一生苦労しそうですよぅ。。。

でもププッと笑えて、最後にはホロリときて。なかなか素敵な青春小説でした〜☆

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/01/24(月) 19:58 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは〜♪



ふふ、そうなんです。森見作品の面白さは、「阿呆度」で決まると思うのです!

☆の数は、阿呆の度合いと考えて頂いても結構です(笑)

この人の本を読んでいると、自分の悩みがちっぽけに思えてくるんですよねぇ(^^ゞ

細かい事考えず、毎日楽しく生きてりゃイイんだ!という気になっちゃうんです。



言われてみれば、毎日鬱々と過ごしている人には薬になるような本かもですね〜(*^^*)

ま、本気で失恋した人はこんな阿呆な本なんて読まないかもしれませんが…(笑)

毎回絶賛できる作品ではないのに、時々無性に読みたくなっちゃう作家さんです♪

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/01/24(月) 20:04 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは〜♪



「太陽の塔」日向さんも読まれたんですものね〜(*^0^*)

他の森見作品に比べると、これでも若干真面目なような気がしたのですが(笑)

人をおちょくったような文章は、デビュー時からだったのだなぁと嬉しくなりました!

森見さんの言葉遊びが面白くて、気付けば顔がニヤけてしまいます。。。



ところで、男子大学生って日々こんなに妄想しているもんなんでしょうか?(爆)

「阿呆だな〜」と思う反面、こんな学生生活は面白いだろうなぁと羨ましくなります^^

森見さんは阿呆な男子学生を主人公にした作品が多いですね!

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/01/24(月) 20:09 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは〜♪



最初読んだ時、「これがファンタジーノベル大賞なんて!」と驚きましたよ〜(><)

同じ大賞を受賞した「僕僕先生」や「しゃばけ」に比べると随分雰囲気が違いますねぇ。

ホラー小説大賞と同じで、随分と作品の幅が広い賞みたいですね☆

でも、「妄想」という意味で考えるならば、間違いなくこれはファンタジー小説です(笑)



>大阪の万博公園にある塔だから、強く印象に残ってます^^

私は実物は見た事がないんですけど、なんだかすごくインパクトがありますね!

20世紀少年で使われていたやつですよね?(観てないですけどイメージが……)

今度大阪に行った時は、是非一度見てみたいと思います〜( ^ ^ )/

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/01/24(月) 20:16 [Edit
Re:森見登美彦「太陽の塔」読みました♪(01/23)
こんばんは☆



確かに、あらすじからは

ファンタジーの要素が感じられないかも・・w

「巨大な妄想しか取り柄のないヘタレ大学生の妄想日記」

に思わず笑っちゃったよ。笑

そう言われると、読んでみたくなるわ〜w

by ☆Yuri☆ #79D/WHSg
2011/01/24(月) 22:41 [Edit
☆Yuri☆ちゃんへ
Yuriちゃん、こんばんは〜♪



でしょ?あらすじ読んだだけじゃファンタジー(しかも大賞!)には見えないよねぇ^^;

でもファンタジーには空想・妄想っていう意味がある事に気付き、

あぁこんな本でもれっきとしたファンタジーなんだなぁと一人で納得しました(笑)



>巨大な妄想しか取り柄のないヘタレ大学生の妄想日記

こんな大学生活、楽しそうだな〜って思う反面、ちょっとわびしくなりそうだよ。。。

時々、本を読んでる途中ふと我に返って「何でこの本読んでるんだっけ?」と、

呆然とすることがあります…(笑)うん、我に返っちゃいけないよね、これは!

でもとことん阿呆でも、何故か元気をもらえる本でもあるので、

Yuriちゃんもちょっと落ち込んだ時は、是非この本読んでみてね〜(≧∇≦)☆

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/01/26(水) 20:04 [Edit
妄想が売り!!
太陽の塔、楽しそうですね〜。



ファンタジーって妄想・・・、だったんですか。

どっちかというと1.なのかなって思ってたんで。

いまどきの大学生の生活って、妄想だらけなのかな?。

ちょっと読んでみたくなってきました〜。



あとね、森見先生についての記事があったんです。

これがオモシロイ。

http://www.birthday-energy.co.jp/ido_syukusaijitu.htm



なんでも妄想は得意中の得意みたいですよ(笑)。

小学3年生で作家になることを決意したのが、

自然の流れなんだそう。

創造力から産出される仲間に演じさせる妄想的とも言える

森見一座が売り・・・

ということは、大学生はかなり妄想入ってますね〜。



やばいな〜、明日本やいってみますわ〜。
by うしさん #79D/WHSg
2011/02/04(金) 22:14 [Edit
うしさんさんへ
うしさんさん、こんばんは〜♪

ご訪問&コメントありがとうございます!(^^)



ファンタジーが妄想って面白いですよね(笑)

前にある作家さんが、「小説は作家の妄想の産物だ」と仰っていたのを思い出しました。

小説は自分だけの世界を一から造りださなくちゃいけませんもんね〜(* ̄m ̄)

特に森見さんの場合は、その妄想度がかな〜り大きいんでしょうね!



「太陽の塔」面白いです。でももっと面白かったのは「夜は短し歩けよ乙女」ですかね。

ここまでぶっとんだおバカ小説(褒めてます。笑)はなかなか読めるものではありません!

もし未読でしたら、是非一度読んでみて下さい☆

by nanaco☆ #79D/WHSg
2011/02/05(土) 17:51 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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