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「蛇行する川のほとり」恩田陸

ななこ


蛇行する川のほとり
著者:恩田陸
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
憧れの存在であった高校美術部の上級生・香澄と芳野の二人から、夏休みに演劇祭の舞台背景画を描き上げるための「合宿」に誘われた毬子。胸躍らせて「船着場のある家」に赴いた彼女を待ち受けていたのは、遠い夏の日に封印されたはずの秘密だった…。ノスタルジーの語り部・恩田陸が紡ぐ永遠の少女たちの物語。



読んでいるうちになんだか胸がしめつけられるような、、、懐かしく切ない気持ちになりますきもち


照りつける太陽、湖畔の家、ハルジョオンの咲き誇る野原…
まるでその場に自分がいたかのように、頭の中に鮮明に映し出されます。

そして全ては遠い夏の日の思い出に過ぎないのだと、読み終えた後に気付かされるんですよね。


ラストで全ての謎が明らかになってもなんだかスッキリしない。
確かに問題は解決されたはずなのに、心にチクリと名状しがたい痛みが残る作品でした。


淡々と物語が進んでいくので、映像化には向かないかもしれませんね~かお
文章でしか表現できない情景や、心の機微。映像化したら陳腐な作品になってしまうと思う。


それにしても…
この物語の登場人物は、皆美少年、美少女なんですよね。
だから恩田さんの作品って好きよ(笑)このおかげで美しい余韻に浸る事ができるっていうのもあるかも。


蛇行する川のほとり (中公文庫)蛇行する川のほとり (中公文庫)
恩田 陸

中央公論新社 2007-06-25
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Comments 2

There are no comments yet.
日向 永遠  
Re:蛇行する川のほとり☆今の季節にぴったりかも??(08/11)

読みました!!

良かったです。少年、少女たちの情感と夏の川のほとり。ハルジョオン・・思わずネット検索して画像をさがしました。それで花の名を覚えられました。



良かった。恩田さんはやっぱりこうでなくてはなんて思いましたがこれも一つの側面ですね。

香澄が事故死するところはショックでした。

そんな〜。悲しすぎる・・・。



理瀬にあいたいな〜と思いました(*^_^*)

2009/06/28 (Sun) 10:36 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

おぉ〜☆日向さんも読まれましたか!!

この作品、今の季節に読むのにピッタリな気がしません??^^

恩田さんって、こういう微妙な年頃の少女の描き方がとても綺麗ですよねぇ。

香澄と芳野、とても大人びていたけれど触れるとすぐに崩れてしまいそうなほど脆くて儚くて…

読んだ後に、チクリとした切なさが残る作品でしたねぇ。

こういう作品、本当に大好きです(><)

詳細はかなり忘れてしまっているので、また近いうちに再読したくなりました♪



理瀬シリーズの雰囲気と似ているところがありましたよね!!

あぁ〜理瀬の新作はまだでしょうか…早く理瀬にもヨハン君にも会いたいですねぇ。

2009/06/28 (Sun) 19:52 | EDIT | REPLY |   

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