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横溝正史「八つ墓村」読みました♪

ななこ



戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を惨殺。その後、不詳の怪異が相次ぎ、以来この村は"八つ墓村"と呼ばれるようになったという―。大正×年、落人襲撃の首謀者田治見庄座衛門の子孫、要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐殺し、行方不明に。そして二十数年後、陰惨な事件が再びこの村を襲った。現代ホラー小説の原点ともいうべき、シリーズ最高傑作!!


【八つ墓村】横溝正史 rating_48.gif


実は…恥ずかしながら、初めての金田一耕介シリーズです〜balloon_145.gif

nanacoは大抵シリーズ物は順番に読むタイプですが、これはどれが一作目なんだ…??
著作が多すぎてさっぱり分からなかったので、タイトルが好きなこの作品から。

何度も映画化ドラマ化されているので、何となく内容も分かった気でいたのですが、
今回実際に読んでみて、自分が今まで何一つ理解できていなかった事に気付きましたballoon_89.gif

現在は改訂版も出ていますが、もともとは1949年頃連載されていた作品なんですねぇ。
多少古めかしい言い回しもありますが、ほぼ違和感なく読破することができました。
でもでも……決してあらすじに書かれているような"ホラー"ではないですよね!(笑)


pen_01.gif


閉塞的な村、余所者を嫌う村人達、旧家の因習、不気味な言い伝え…
どれも自分のツボを刺激しまくりの設定で、いやが上にも期待は高まってきますballoon_85.gif

戦国の世、8人の落武者が村人達に惨殺された事件から、<八つ墓村>と呼ばれる村。
大正時代にはこの村で、ある男が発狂し32人の村人達を虐殺したという。
そして現代。この男に浅からぬ因縁のある、ひとりの青年が<八つ墓村>を訪れるが…


ミステリーとしては、若干弱い部分がなきにしもあらずですが、、、
そんな些細な欠点もどうでも良くなるほど、この作品の纏う独特な雰囲気が良いballoon_133.gif

point_21.gif 鍾乳洞が好き。
point_21.gif 秘密の抜け道と聞くとワクワクする。
point_21.gif 隠された財宝にロマンを感じる。
point_21.gif 「お兄様」という響きに何故だかときめく(笑)

↑どれかひとつでも当てはまる方は、絶対に楽しめると思いますよ!!

☆ 余談ですが……
「金田一耕介シリーズ」と言いつつも、肝心の金田一があまり活躍していませんでした。
本来の探偵はこういうものなのかなぁ(笑)それとも徐々に力を発揮するの…??



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Posted byななこ

Comments 20

There are no comments yet.
ジャイアント浜田  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

この話は実話をベースにしたものですね!戦後まもなくして岡山の津山市で32人殺しが実際にありました!その話がベースだと思います(ーー;)

2010/01/21 (Thu) 20:37 | EDIT | REPLY |   
日向 永遠  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

nanacoさん、こんばんは〜

自分の学生時代に幻影城とう雑誌が火付け役となり探偵小説のリバイバルのブームがあって横溝正史がベストセラーになり次々と映画化されました。その時、何作か読みました。nanacoさんの好きな栗本薫さんが中島梓名義で横溝正史論を書いたりしてました。そういえば前出の幻影城の増刊 横溝正史 で二人の対談がのっていましたっけ。横溝正史や江戸川乱歩の名前を見るにつけ、変わらない自分を思います。nanacoさんの様な若い方が読んで、感動や面白さを発見しているのを拝見すると凄くうれしく感じます。いつまでも魅力は変わらないのだな〜と思いその作品の持つ力に畏怖の念を感じたりします。やっぱり凄いです。

2010/01/21 (Thu) 21:53 | EDIT | REPLY |   
珂音  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

当時は十分ホラーだったんですよ〜〜〜

時代とともにどんどん表現が過激になってきてるから

今読んだら確かにホラーじゃないですけどね。

2010/01/22 (Fri) 00:02 | EDIT | REPLY |   
浪漫的狼  
実は

私もテレビや映画では親しんでいるのですが、実際に本は読んだことが殆どありません。もはや古典の香りですね。そういう意味で読んでみるのも良いかもしれないって。さすがnanacoさん。

2010/01/22 (Fri) 05:36 | EDIT | REPLY |   
柊♪  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

「八つ墓村」にはもともと金田一耕助が登場する予定はなかった…と聞いたことあります。

読者が「何故金田一が出てこない!」と息巻いたことから急遽登場する羽目になったとか。

嘘か本当かはわかりませんが、初めて読んだとき「あまり活躍しないなあ」と柊も思ったので妙に腑に落ちました。

金田一探偵は事件がすべて終わった後に犯人当てをするので、あまり“活躍した“感じはないかもしれません(笑)

でも彼独特のユーモアは事件の陰惨さを救ってくれているように思います♪

2010/01/22 (Fri) 08:56 | EDIT | REPLY |   
picchuko  
出た〜!!

出た、出た〜!!横溝正史!!!

読書をしない私は、もちろん彼の作品を読んだことはありません。自慢?!(笑)

ですが、彼の名前や「八つ墓村」くらいは知ってますよ〜!!!

こんな内容だったとは、nanaco☆さんのおかげで初めて知ることができました。

そして、 「お兄様」という響きに何故だかときめく私も楽しめるということで!(笑)、なんだかワクワクしてきました。(^^)



それにしても、ミステリーだけでなく、色んな要素が詰まった深い作品のようですね。^^

2010/01/22 (Fri) 09:42 | EDIT | REPLY |   
まる811  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

こんにちはー☆

横溝正史…横溝正史…。イカン。わたしも読んだ記憶がありません。

ドラマとかではよく見るんですけどねぇ。

あと「じっちゃんの名にかけて!」の孫のシリーズならなんとか。笑

レビュー読むとおもしろそうです!

最近はいろんな奇抜な設定やトリックが溢れてて真新しさは確かにないですが、

これはいつか読んでみたいですねぇ。

…えーと、決して「お兄様」にときめいたからではありませんよ?

どちらかというと財宝に目が眩んだ方です。笑

2010/01/22 (Fri) 16:39 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

こんばんは〜♪



そうそう、この作品、ドラマで観たことがありま〜す(^_^)

八墓村って…「祟りじゃ〜」で有名なやつですよねぇ!?

確か、頭にろうそくを2本立てていたような。。。

その場面がす〜ごくインパクトがあったから、

そのせいで、内容は全く覚えてません…^^;

横溝さんの作品は、私もまだ未読です〜(^^ゞ

でも、独特の世界観がありそうで、

何だか面白そうですねぇ(*^_^*)



そういえば、『無貌伝』の帯に、

横溝正史へのオマージュだって書いてありましたね〜。

古典的な雰囲気がしたのはそのためだったんですね(*^^)v

2010/01/22 (Fri) 18:15 | EDIT | REPLY |   
Cedie  
Re:横溝正史「八つ墓村」読みました♪(01/21)

わたしも金田一耕介シリーズ読んだことありませんww

孫の金田一一の事件簿ならあるんですけどね☆

横溝正史さん自体ないんですよ(~_~;)



ドラマなんかにもなっててとても有名なんですけどね。

2010/01/22 (Fri) 22:00 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ジャイアント浜田さんへ

こんな恐ろしい事件が本当にあったとは…!!津山事件というんですねぇ。

何が彼をそんな行動に走らせたのでしょうか(><)

厳格な祖母、病気、村の空気…全てがタイミング悪く重なったのかもしれませんね。

うぅ、恐ろしや。。。



けれど、本の題材としてはこのうえなく魅力的な事は確かです〜(笑)

調べてみたらこの津山事件を元に書かれた本、結構沢山出ているんですね^^

金田一耕介シリーズも、若干怖気づくほど出ているようなので少しずつ読んでいきたいです♪

2010/01/23 (Sat) 09:02 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

おぉ、そうだったんですか!嬉しい情報ありがとうございます(*^^*)

栗本薫さんの横溝正史論、是非読んでみたいですねぇ。

栗本さんって今まで「グイン・サーガ」しか読んでこなかったんですが、

先日「レダ」を読みながら、随分幅の広い作家さんだったんだなぁと実感しました!

あとがきでもトーマス・マンやジョージ・オーウェルの話題なんかも出ていて、、、

きっと様々なジャンルの本を取り入れて、あのような素晴らしい作家になったんでしょうねぇ。

もちろん栗本さんを形作った本の中には、横溝正史さんも含まれているハズです…^^



「八つ墓村」思っていた以上にサクサク読めて、すごく面白かったです〜♪

現代のホラーを読み慣れていると、「怖さ」はそれほど感じませんが、

閉塞的な村、地下に果てしなく広がる鍾乳洞…と、一種独特の魅力がありましたねぇ。

このように素晴らしい作品は、これからもずっと読み継がれていくんでしょうね(*^-^)



金田一耕介シリーズ、まだまだ沢山出ているようなので、ちみちみ読んでいきます☆

次は何を読めば良いんだろう……著作、多すぎです!(笑)

2010/01/23 (Sat) 09:17 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
珂音さんへ

>当時は十分ホラーだったんですよ〜〜〜

そうだったんですねぇ^^;

昔のホラーってあまり読んだ事がありませんが、今ほど過激ではなかったんですね!

そういえば「バトル・ロワイアル」だって、出た当時は随分と騒がれていましたけど、

10年も経った今では、そんな表現もすっかり当たり前になっているのが怖いですねぇ(笑)



「八つ墓村」登場人物の言葉遣いがとても綺麗で、そちらのほうにまず驚きました(><)

「お兄様は○○ですの?」とか……この何とも言えない良い響きが大好きです(爆)

そう考えると、現代とどんどん雰囲気が変わってきているんですねぇ。。。

2010/01/23 (Sat) 09:23 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
浪漫的狼さんへ

そうですねぇ、何度も映像化されているからなんだか馴染みが深い気がしますよね(*^^*)

なので、原作を読むのも今更…という感じだったんですが(笑)

実際に読んでみると、思っていたのと大分雰囲気が違ったので嬉しい発見でした!

ホラー…というよりもミステリに近いですねぇ。面白かったです♪



>もはや古典の香りですね。

本当ですね!現代の小説に比べると、やや物足りない気がしたのですが、

横溝さんから現代のミステリが生まれたのかもしれませんよね。ならば当然の事ですねぇ^^

登場人物の言葉遣いがとても綺麗な事に驚きました。

2010/01/23 (Sat) 11:05 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
柊♪さんへ

そんなお話があったんですか!

金田一があまり活躍していなかったのは、そのせいなのかな…^^;

人が死にまくって全てが終わった後に犯人当てをする探偵…いつも読みながら、

「もっと早く謎を解いてくれよ〜〜」と切ない思いをするのです(笑)

でも人が死んでからでないとミステリ小説としては成り立たないですし…難しいですねぇ。

でも確かに金田一の飄々としたキャラは、この陰惨な設定の中で唯一温かみがありますね♪



金田一耕介シリーズ、、、調べれば調べるほど著作の多さにビビります。

順番は相変わらず不明ですが、それぞれで完結しているからどれを読んでも問題ないのかな??

次は「本陣殺人事件」あたりを読んでみようかなぁと思っています(*^m^*)

目指せ、シリーズコンプリート!!(笑)

2010/01/23 (Sat) 11:15 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
picchukoさんへ

出たぁ〜〜っ!!(笑)

ふっふ…この本、表紙からしてドンと迫力がありますよねぇ(* ̄m ̄)

これ、実は背表紙も真っ黒で、本棚の中にさりげなく置いておいてもかなり目立つんですよ。



「八つ墓村」や「犬神家の一族」は映像化もされていますから、

原作を読まなくてもなんとなく分かったような気がしていたんですが、、、

実際に読んでみると、全然思っていたのと雰囲気が違ったんですよ〜^^

思ったほどホラーホラーしていませんでした。むしろ幻想的な感じさえしたほどで。

そして何が良いって「鍾乳洞」!(笑)nanacoの鍾乳洞好きはpicchukoさんもご存じですよね…



>「お兄様」という響きに何故だかときめく私も楽しめるということで!(笑)

おぉ、ここにもお兄様好きが!

「お兄様、○○ですわよ」「お兄様に会いたかったからですわ」

……あぁ、なんて素敵な響きなんでしょう(笑)

言葉遣いがとにかく綺麗で、ウットリとしてしまいました〜(*^_^*)

2010/01/23 (Sat) 11:30 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
まる811さんへ

お、まるさんも未読でしたか!?

それは是非是非読んでみてください♪意外にもサクサク読めちゃいますよ〜ん(*^v^*)

あらすじにはホラーって書いてますが、現代のホラーに比べるとかなり柔らかいです!



>「じっちゃんの名にかけて!」の孫のシリーズ

面白いですよね!昔読んでて、犯人が分かる前の黒い影みたいなのが妙に怖かった記憶が…

コナンとかもそうなんですけどねぇ。あれを読んだ後、夜トイレいけませんでした(笑)



まるさんなら、「お兄様」って響き絶対好きだと思いました!くくっ…

主人公が美形の青年だからか、読んでてあらぬ方向へ妄想してしまいます(><)

どんな本を読んでも邪な読み方をしてしまうnanacoをどうにかしてください!(笑)

この本1冊で財宝とお兄様が手に入る、一石二鳥の小説です。

2010/01/23 (Sat) 11:40 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさんはドラマでご覧になりましたか!

そうですそうです、あの「祟りじゃ〜」のやつですよ(笑)

nanacoもあれを観て、気が触れた人間ほど怖いものはないなぁなんて思いましたよ^^;

道理が通じない相手なら、人間よりも動物のほうがまだマシだな、、、なんて。



原作本は今回初めてだったんですが、思ったよりホラー度は低めでした(^O^)

この本の帯、貴志祐介さんが「毒入りの芳醇な貴腐ワインだ」と書かれていたんですが、

貴志ホラーに比べると怖さはかなり控えめで、雰囲気を楽しむ小説かと思います。



>そういえば、『無貌伝』の帯に、横溝正史へのオマージュだって書いてありましたね〜。

そうだったんですね!「無貌伝」読むのがますます楽しみになってきました♪

シリーズ二作積読中なので、今年早いうちに挑戦してみようと思いま〜す^^

2010/01/23 (Sat) 11:58 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
Cedieさんへ

>金田一一の事件簿

面白いですよね〜♪昔うちの兄が漫画を集めていたのでこっそり読んでいました(笑)

あれ、何気に怖くないですか!?絵がリアルだからなのかな…

犯人が判明する前のあの黒い影が怖くて怖くて^^;

なんだかまた1巻から再読してみたくなりました☆



金田一耕介シリーズ、原作もとっても面白いです。

なんとなく最近のイメージで、金田一を稲垣吾郎クンに置き換えて読んでしまいました(笑)

原作と映像、比べてみるのも面白そうですよね〜(*^_^*)

2010/01/23 (Sat) 12:06 | EDIT | REPLY |   
ミステリファン  
金田一耕助

「八つ墓村」は、小説を読む前に映画を見てしまいました。1977年製作の映画では、何と、あの寅さんの渥美清さんが金田一耕助を演じました。当時、「たたりじゃー」という言葉が流行語になりました。鍾乳洞のシーンが美しかったです。テレビドラマでも放送されていましたね。

2014/10/15 (Wed) 15:30 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ミステリファンさんへ

ミステリファンさん、こんにちは~♪
コメントありがとうございます*^^*

>あの寅さんの渥美清さんが金田一耕助を演じました。

な、なんとっ!
渥美清さんが金田一耕助を演じられた事もあったのですか(゚〇゚;)
私が観たのは一番新しいものだった気がするので、稲垣吾郎君だったかなぁ、、、
それとも古谷一行さんだったかなぁ…あ、それは犬神家の方だったか…??
何だか記憶が定かでないので、だんだん混乱してきました(笑)

八つ墓村のような、閉塞的な村の感じがたまらなく好きです。
ミステリファンさんにコメントを頂いて、
また横溝正史さんの作品を読みたくなってきました♪
いつかシリーズ読破目指したいですが、何年かかるものやら~^^;

2014/10/19 (Sun) 14:24 | EDIT | REPLY |   

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