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ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪

ななこ




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

事故で眼球を失った大作家ポールは、世間と隔絶した生活を送っていた。ある日彼は自伝執筆のため、口述筆記の助手として青年ジョンを雇い入れる。執筆は順調に進むが、ささいなきっかけからポールは恐怖を覚え始める。ジョンの言葉を通して知る世界の姿は、果たして真実なのか?何かがおかしい…。彼の正体は?そしてやって来る驚愕の結末。会話と独白のみの異色ミステリ。



【閉じた本】ギルバート・アデア
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じわりじわりと怖い。とらえどころのない薄気味悪さ。

この本を読んだ時の第一印象がこれでしたballoon_89.gif

「閉じた本」という何やら意味深なタイトル。よくよく眺めると不気味な表紙絵…。
でもこんな雰囲気がとても好きなのです。読んでいる間中胸がざわざわするような感覚が。


事故で眼球を無くしてしまった大作家ポール。
彼は自伝を書くために、筆耕者としてある一人の青年ジョン・ライダーを雇い入れる。
その日からジョンはポールの手足となり、二人の奇妙な共同生活が始まるが……


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ サスペンス  失明作家  謎の青年  隠された過去


この作品、会話と独白のみで成り立っているという、ちょっぴり変わった構成で。

徐々に二人の会話から生じてくる齟齬、表向きは穏やかな青年の不審な行動。
第三者の視点が入らないっていうのが、こんなにも落ち着かない気分にさせるとは!

ネタバレになりそうなので、感想を書くのが難しい作品ですわ〜balloon_145.gif

<驚愕の結末>という事ですが、ラストは予想範囲内だったのが残念。。。
うーん、最近海外物でやたらとこういう動機が多いので、実はちょっぴり食傷気味。
病んでる。 いや、ホント読んだら分かりますって(笑)


まぁ動機が動機なだけに、賛否両論ありそうな作品ですが、
個人的にはこの閉塞的な空気と緊張感が大好きだったので、読む価値ありました。
ミステリーとしては首を傾げざるを得ませんが、サスペンスとしては好みの作品ですballoon_34.gif


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Posted byななこ

Comments 14

There are no comments yet.
☆Yuri☆  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

こんばんは☆



ちょっと変わったタイトルだねー。

綺麗な花の表紙・・・・

と思ったら、頭骸骨が(>_<)

「とらえどころのない薄気味悪さ」って

後を引きそうだねぇ。。。汗

2010/03/02 (Tue) 20:59 | EDIT | REPLY |   
柊♪  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

設定が変わってますよね。

それだけで「読んでみたい」と思っちゃうんですが、

積読本があり過ぎてこれ以上増やすのは今の時点では難しい…^^;

表紙絵も美しくて、雰囲気ありますよね(*^^*)

2010/03/02 (Tue) 21:21 | EDIT | REPLY |   
Cedie  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

パッと見、きれいな花の表紙だな〜と思っていたら・・・(>_<)

不気味な感じが表紙からジワジワと感じますね(*^m^*)

ギルバート・アデアさんの本もまだ未読で、どういった作家さんなのか興味津々です。

2010/03/02 (Tue) 22:46 | EDIT | REPLY |   
まる811  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

こんにちはー☆

ハッ!本当だ、よく見たら頭蓋骨が…!

でも骨と薔薇ってなんだか似合う気がします。

…あ、あれ?わたしもしかしてアブナイ人?笑

ミステリとしては残念な感じだったんですねぇ。

でも会話と独白のみっていうのはちょっと興味をひかれます。

2010/03/03 (Wed) 12:35 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

こんばんは〜♪



あ〜っ!この本、タイトルに惹かれて手に取ったことがあるんですけど、

表紙の骸骨で怖気づいてGETしなかった作品です(^_^;)

でも、「とらえどころのない薄気味悪さ」って言われると、

何だその不気味さを味わってみたくなっちゃいますねぇ(^^ゞ

2010/03/03 (Wed) 18:01 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
☆Yuri☆ちゃんへ

「閉じた本」なんだか意味深なタイトルだよね^^;んで、表紙も何やら結構不気味。

…となると、読まずにはいられませ〜ん(笑)

後を引く怖さってこういう作品を言うんだろうねぇ(^^)

読み終わった後も、じわりじわりと怖さの余韻が漂っているような感じでした。



翻訳本をいつも読んでて思うんだけど、Yuriちゃんみたいに原書で読めたら!って思うよ…

訳する人によって、大分物語の印象って変わってくるんだろうしね(><)

…というわけで、ちょっとずつ英語の勉強を初めている今日この頃(笑)

2010/03/03 (Wed) 19:49 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
柊♪さんへ

物語のオチには??という感じでしたが、この本の雰囲気がとても好きです(*^0^*)

会話と独白のみの本って、こんなにも読んでいて不安になるものなんですね(笑)

何かがおかしい、でも誰が?語り手?……と、何ともとらえどころのない怖さがあります。

淡々と語られていく様子はどこか「ソフィー」と似た所があるかもしれません☆



表紙絵、一目惚れしました!(^^ゞ

この本のハードカバー版の表紙、ご覧になった事ありますか?

これまた本好きなら思わず手に取ってしまいそうな表紙絵なんですよね〜♪

2010/03/03 (Wed) 19:55 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
Cedieさんへ

そうなんですよね〜一見すると素敵なお花!と思うのですが、

よくよく目を凝らして見てみると、人間の頭蓋骨が…^^;

あぁ、でも本の表紙絵を書かれた方は、物語をよくとらえているなぁと感心します。

じわじわと不気味さが沁み込んでくるような本でした。



この作家さん、他にも何冊か書かれているようですが、どうやら絶版もあるようで…?

海外の作品は特に、気になった時に買っておかないと後々手に入らない事が多いです(T_T)

だからこそこんなに積読ばかり増えちゃうんでしょうね、きっと……(汗)

2010/03/03 (Wed) 20:00 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
まる811さんへ

ふふふ…まるさんがアブナイ人だって事は、重々承知してますよ!(笑)

でも骨と薔薇が合うっていうの、何だか分かる気がします〜(^^ゞ

nanacoが思うに、骨も、薔薇も、どちらも究極の存在だからだと思います。

薔薇は花の中で究極の存在であることは言うまでもなく(何しろ王子といえば薔薇だし!)、

骨は、人間の余分なものを一切そぎ落とした究極の姿だからです!

∴骨と薔薇は妙にマッチする、と。……どーでもいいですね(笑)



最初、何やら不思議な青年が出てきた所で不覚にもちょっとときめいたのですが、

実はそんな甘いお話ではありませんでした。。。無念なり。

でも背筋がゾクリと寒くなるような空恐ろしさは、とても好みでした〜(*^^*)

2010/03/03 (Wed) 20:08 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

おぉっ!miwaさんもやっぱりチェックされていましたか〜( ^ ^ )/

もし、二人で一緒に本屋さんに行ったら…常に同じ場所で立ち読みしていそうですね(笑)

今回も例のごとくジャケ買い(表紙買い?)しちゃいました。

この怪しげな絵とタイトルの字体が、妙に自分の好奇心を刺激しました。。。



まぁミステリとしては、ちょっぴり物足りない感じだったんですが、

先日読んだ「ソフィー」と同じで、読者を何とも落ち着かない気持ちにさせるという点では、

この本、高く評価したいです〜♪こういう不安を誘うようなお話、大好きです(*^0^*)

miwaさんも気が向いたら、是非読んでみてくださいね!

2010/03/03 (Wed) 20:16 | EDIT | REPLY |   
日向 永遠  
Re:ギルバート・アデア「閉じた本」読みました♪(03/02)

nanacoさん、こんばんは〜★



これも妖しい本ですね。面白そう!!

ソフィーを読んでその凄さに放心ぎみなのですが、こっちも魅力的。



表紙も味ありますね〜。

2010/03/03 (Wed) 22:33 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

この本の雰囲気、なんとなく日向さんの好みのような気がします〜(^^ゞ

じわりじわりと空恐ろしさがくるんですよねぇ。

語り手がおかしいのか、読者がおかしいのか…得体の知れない違和感があります。

でも、どんでん返しという点では「ソフィー」のほうが格段に上だったなぁ、と!



「ソフィー」は凄かったですよねぇ。

淡々としているのに、常に張りつめたような緊張感があって…

なかなかあんな読書体験はできないかもしれませんね(*^^*)

「閉じた本」も雰囲気の良い作品なので、機会があったら是非読んでみてくださいね♪

2010/03/04 (Thu) 19:39 | EDIT | REPLY |   
picchuko  
おはようございます!

ご無沙汰しております。

ちょっと寝込んでおりました。^^;



nanaco☆さんのレビューを読むと、ラストが想定内だったから3つ星半になっただけで、実はかなり好みの設定だったように感じました。^^

なかなか面白そうですね〜。

しかも、ジョンの言葉を通してしる世界が異様に気になります。

ゾクゾクしながら読み進める、ビール片手のnanaco☆さんが容易に想像できますよ〜。(笑)



今日はこれから仕事なので、また後ほどゆっくりお邪魔させてくださいね。^^

2010/03/06 (Sat) 06:45 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
picchukoさんへ

あらら…picchukoさん、大丈夫ですか!?

調子の悪い中遊びにきていてただいて、ありがとうございます(><)

ちらっと覗きに来ていただけるだけでも嬉しいですし、本当に無理しないでくださいね!!



ふふふ、バレちゃいましたか(笑)

帯に「どんでん返し」のような事が書かれていたので、期待していたんですが…

もう中盤あたりで、もしや、、、とこの青年と老人の関係に気付いちゃいました^^;

でも、そんな事は些細に思えるくらい、物語の静かな怖さがとても好きだったんです。

文章で読ませてくれる作家さんってこういう方を言うんですね♪

海外の作品には、日本の小説にはない独特な雰囲気があります(*^^*)



勿論ビール&おつまみ片手に読書です!(笑)

でももう春が近づいているし……コートを脱ぐ季節も間近です。

あぁ、ちょっと身体を引き締めるためにビール断ちをしなければ〜(@_@)

2010/03/06 (Sat) 16:00 | EDIT | REPLY |   

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