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2009.05.24 *Sun*

**第三の扉**(9)


若干間が空いてしまいましたが、連載9回目になりました!!
今回はちょこっと脱線して、アイルとシオンの幼い頃のお話です〜balloon_59.gif


**第三の扉**(1)
**第三の扉**(2)
**第三の扉**(3)
**第三の扉**(4)
**第三の扉**(5)
**第三の扉**(6)
**第三の扉**(7)
**第三の扉**(8)


leaf_03.gif


【Episode-1 アイル7歳 シオン7歳】

村は、久しぶりの激しいスコールに見舞われた。


シオンはいつものように大きな籠を手に持ち、村の近くで薬草を摘んでいたが、
空気の中に敏感に雨の匂いを感じ取ると、すぐさま家に走った。

彼が扉を閉めるや否や、バケツをひっくり返したように勢い良く雨が降り始める。



「危なかった……。」



様々な種類の薬草で一杯になった籠を自分の机に置き、一息ついていると、
母親のサリサが不安気な様子で部屋に入ってきた。


「あれ、シオン?アイルと一緒じゃなかったの?」

そういえばアイルの姿が見えないな、と思いながらゆるゆると首を横に振る。

「まさか……またあの"地底湖"とやらに行ってるんじゃ…」

「地底湖?」

「この間アイルが傷だらけで帰ってきたことがあったじゃない?
 あの時、アイルは"地底湖に行ってきた"とだけ言って、何も喋ってくれなかったのよ。」


あぁ…僕が傷の手当てしてあげた時だ。
アイルは傷口に薬をすりこまれる時、あまりの痛みにシオンを突き飛ばした。

シオンは、部屋の隅に置かれている木彫りの象に、恨みがましい目を向ける。
彼はアイルに突き飛ばされた拍子に、この象の鼻に頭をぶつけ意識を失いかけたのだ。
アイルとシオン二人分ほどもある巨大な象を一体どこから持ってきたのかは、永遠の謎だ。



悶々と何かを考えているシオンには目もくれず、サリサは部屋の中を行ったり来たりする。


「シオン!お願いだから、アイルのいそうな場所探してきてくれないかしら?」


ギョッとシオンは身構える。外は、相変わらずの篠つく雨で当分は止みそうにない。
牛もヤギも流される程の豪雨の中、外に出るなんていう酔狂な者はなかなかいないだろう。



「アイルはいつでも無理ばかりするのよ…。また傷だらけになってるんじゃないかしら。
 シオン、あなたはお兄ちゃんだし、しっかりしているんだからちょっと見てくるだけ。」

「…お、兄ちゃん…?」

「本当は私が行ってきたいんだけど、今家を空けるわけにはいかなくて…」
サリサは息子の困惑など気にも留めない様子だ。



「お母さんっ!!」

「…え…?」温厚な息子の突然の叫び声にビクッと身をすくめる。

「お兄ちゃんって?お兄ちゃんって、僕の事?アイルじゃなくて…?」
疑問符で頭を一杯にしながら、しどろもどろで母に問いかける。


「え?あぁ…お兄ちゃんはあなたなのよ、シオン。二人は勘違いしているみたいだけど。
 アイルがあまりにも頼りないあなたを守ろう守ろうとするから、
 きっと自分がお兄ちゃんだと勘違いしちゃってるのねー。」

のほほんとそんな事を口にするから、困った母親である。

「でも、実際はあなたの方がよほどしっかりしているわよね、シオン。」
そう言いながら、くしゃっと銀色の小さな頭を撫でる。


"そうか…本当は僕がお兄ちゃんだったんだ。アイルを守るのは僕のほうなんだ…"


「さ、探しに行ってくるよ!!」

傷に効く薬草を麻の布に包み、小さなポシェットに入れる。
竹筒に入った水と、身体を拭くための竹布、そして腹ごしらえ用の草だんごも忘れない。
どんなに慌てていても、急いでいても決して忘れ物をしないのはシオンの凄い所だ。


シオンには、アイルのいる"地底湖"に、ある程度見当はついていた。
何故なら、ベッドと箪笥の間以上に落ち着ける、シオンだけの秘密の場所だったからだ。



* * * * * * * * *



小さな足音に少年はビクリとし、刃渡の長い狩猟用の鋼のナイフを握り締める。
サッと緊張に身体を強張らせ、神経を研ぎ澄ます。

自分のもとに近づいてきた人物を認めると、彼は安心して身体の力を抜いた。


「アイル…やっぱりここにいたんだ」ハァ…と小さなため息をつく。


シオンの咎めるような口調に安堵の響きが含まれているのに気付き、頬を緩めた。
幼いながらもクッキリとした端正な顔立ち。今は照れくさそうな表情が浮かんでいる。



「シオン…?なんでここが分かったの?」



「…アイルの考えていることなら、何でも分かるよ。」ふわっと柔らかく微笑んで見せる。
ここが自分のお気に入りの場所であることは、口にしなかった。



村に隣接する、深く鬱蒼とした森。
村から20キロ程離れたハピネス城まで続いていると言われるが、それも定かではない。

この森には昔から死霊に取り憑かれた猪の言い伝えがあった。
猪の目を見ると、その場で目を焼かれて失明し、やがては死に至るという。
迷信深い村人達は、決してこの不気味な森に近づこうとはしなかったのだ。



シオンだって、猪は怖い。けれど、この森は野生の薬草の宝庫だ。
「猪の目を見なければ良いんだ…」と、彼は頻繁にこの森に出入りしていたのだった。

そして、ある雨の日。ぼんやりと霧に覆われた森の中で小さな洞窟を見つけた。
シダの葉に覆われた小さな小さな入口。どうやら下り坂になっているようだった。
暗く湿った空気の中、おそるおそる下っていくと、底には広大な地底湖が広がっていたのだ。


"この場所は…「神話と創造」の本に載っていた、地底湖…?
 ということは、この湖の底にあるものは…"

その日からシオンは、まるで憑かれたようにこの地底湖に通うようになったのだ。




アイルは水際にある小さな岩に、居心地悪そうにちょこんと腰かけていた。
暗い洞窟の中どこにも光源などないはずなのに、不思議と仄かな光を感じる。
どうやら湖の底で何か明かりになるものがあるようだ。シオンはアイルの隣に腰を下ろす。



「悪魔に取り憑かれた猪の話、覚えてる?」アイルが唐突に口を開く。

"悪魔…?あぁ、死霊のことか…"
シオンは瞬時に脳内変換しながら、相槌を打つ。


「あいつらがさ…"お前はちっこくて弱いから兵士にはなれない"って言うんだ。」

"あいつらって、村のデブ達のことかな…"涼しい顔で身も蓋もないことを考える。

シオンには、何故アイルが兵士なんていう野蛮な職業に就きたいのかが理解できなかった。
兵士は何もかも破壊するだけだ。人も、家畜も、村も。破壊は何も生み出さない。
野蛮な兵士になるのは、野蛮な人間だけだ、と冷めた見方を持っていたのだった。


ふと、死霊に取り憑かれた猪と兵士がどう関係があるのか疑問に思ったが、
アイルのすり傷だらけの顔を見て合点がいった。


ポシェットから、独自に調合した傷薬を取り出しながらさりげなく尋ねる。
「それで…アイルは、その子達に言われたことが悔しかったから、猪を倒そうとしたの?」

負けず嫌いのアイルになら、いかにもありそうな事だ。
村で恐れられている死霊憑きの猪を倒して、強さを証明したいのだろうと思った。
だが―アイルは予想に反してこう言った。


「あいつらに言われた事はどうでも良いんだ…。言い伝えだって信じてない。
 ただ、自分がたかが猪1頭さえ倒せないほど弱いのか、確かめたかったんだよ。
 猪はいた。でも…悪魔じゃなかったみたいだ。俺、無事だもん。」


カッと、怒りで顔が火照るのを感じる。
「…アイル、毎回毎回傷の手当てをしなきゃいけない僕の事も考えてよ!」



自ら危険に飛び込んでいくアイルの姿は、幼心にもあまりにも刹那的に見えた。
アイルの事が心配だ。自分がアイルの事を守らなくちゃいけない、お兄ちゃんなんだから。
心配なのに…ただそれだけを伝えたいのに、生意気な言葉しか出てこなくて泣きそうになる。

再び口を開きかけると、アイルがそれを遮るように小さく呟いた。


「俺は……もっともっと強くなって、シオンを守りたいんだよ…。
 こんなんじゃダメだ。いつまでたっても強くなれないよ。」


アイルは泣き笑いするような表情を浮かべ、シオンの藍色の瞳を見つめる。
シオンは突然の告白に困惑して、弟の顔に傷薬をすりこむ手を止めた。二人の視線が重なる。


その時、透き通った湖の底の方で、ポワッと青白い微かな光がともった。




<つづく…>



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COMMENT

おはようございます♪
入れ違いで、書き込みしますね。

昨日のコメントなんですけど、お勧めのそのアニメ、探して見てみますね(*´ェ`*)

私、幼い子供の見るようなアニメが好きだったんですが、今はnanacoさんが紹介してくれるので、黒執事だったり、隠りの王だったりと、楽しく全部見ました♪

是非、見る事ができたら、感想言いますね(*´ェ`*)

またまた、日記とは関係ない、コメントですいません(;´Д`)

では、良い1日を♪
by cheeky_angel #79D/WHSg
2009/05/24(日) 09:41 [Edit
Re:**第三の扉**(9)(05/24)
nanacoさんから勧められた”銀の犬”を思い出しながら読みました!!



世界がどんどん広がっていて、すごいです。

湖の底にいるのは何?
by 日向 永遠 #79D/WHSg
2009/05/24(日) 16:44 [Edit
Re:**第三の扉**(9)(05/24)
こんにちは〜♪



シオンとアイルの幼い頃のエピソード、

待っていましたよ〜(^^)/

番外編ででも、是非書いた欲しいなぁ〜って

思っていたところです♪



アイルとシオンは、

お互いにお互いを守りたいと思っていたのね。。。

何だかうるうるきそう(T_T)

地底湖から何が現れるのか…すごく気になるなぁ〜。

続きが早く知りた〜い!!(><)

by miwa125 #79D/WHSg
2009/05/24(日) 16:46 [Edit
Re:**第三の扉**(9)(05/24)
この頃から、シオンの中にあるアイルへの想いがある種特別のものになっていったのかしら…?

地底湖の底に広がる世界も気になるし、青白い光の存在も気になります。

お母さんはこの後どうなったのか…?

アイルが弟??

ますます面白くなってきましたね!

次回も楽しみにしています。^^
by picchuko #79D/WHSg
2009/05/24(日) 17:27 [Edit
cheeky_angelさんへ
またまたコメント頂き嬉しいですっ!!

「戦国BASARA」超オススメしますので、機会があったら是非ご覧くださいね〜♪^^

とにかくカッコイイです。惚れます。



「隠の王」も、アニメは終わっちゃいましたが…原作とは大分違っているんですよねぇ。

アニメで号泣しました。おそらく、来月出る新刊でも号泣するものと思われます…泣

nanacoも、またcheeky angelさんにオススメのアニメを見つけたらご報告しますからね!!(><)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/24(日) 22:00 [Edit
日向 永遠さんへ
きゃ〜♪「銀の犬」を思い出していただけるなんて、光栄です!!!(=^^=)

でも今思い出しちゃいました。「銀の犬」の続編はまだかしら、と。笑



アイルとシオンの幼い頃のエピソードは、一度書いてみたいと思っていたんです!!

それじゃないと、あまりにも可哀想な物語になりそうなので…^^;

これから少しずつ続きを書こうかな、と思ってます。

また読んでいただけると嬉しいです♪

by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/24(日) 22:03 [Edit
miwa125さんへ
おぉっ!! そうですか〜♪そう思っていただけて嬉しいです(><)

アイルとシオン、あのままではあまりにも可哀想な気がしたので。。。

nanacoもずっと二人の子供の頃のエピソードは書きたいと思っていたんですよねぇ。

すぐに現実に引き戻されちゃうかもしれませんが…今だけは幸せであってほしいです。笑



お互い、自分のほうが兄だと勘違いしているんですねぇ、結局のところ^^;

「歪んだ愛」の次は「すれ違い」がテーマかもしれません〜(* ̄m ̄)

またぼちぼち続きを書いていこうと思います♪

そろそろ結末に近づいている(気がする)ので、今しばらくお付き合いくださいね!!(^^ゞ
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/24(日) 22:08 [Edit
picchukoさんへ
この頃ぐらいから、もしかしたら特別な感情が芽生え始めたのかもしれませんねぇ…。

実はアイルのほうが弟だったわけですが、

「守らなくちゃ」っていう義務感が、歪んだ愛へと発展していったのかもしれません^^;

…果たしてnanacoはこの物語を終わらせることができるんでしょうか。心配になってきました。笑



地底湖の様子、伝わりましたか??

地底湖とか、鍾乳洞とか、ジメジメした場所が大好きなんです(^m^ )

もっとひんやりとした空気を表現できたら良かったんですが…上手くいかないもんですねぇ…。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/24(日) 22:14 [Edit
Re:**第三の扉**(9)(05/24)
こんばんは〜♪



以前6回で折り返し点と書かれていましたが、これは10階では終わりそうにないですね〜。楽しみが伸びて読むほうは嬉しいです♪

「篠つく雨」なんて言葉がさっと出てくるとはさすがです♪

続きまってます〜♪

by 茨木 月季 #79D/WHSg
2009/05/24(日) 22:50 [Edit
Re:**第三の扉**(9)(05/24)
シオンがお兄ちゃんだったなんて!これはまた、意外な展開にビックリしました。

そして「地底湖」「死霊付きの猪」nanaco☆さんの想像力は本当に凄いですね。

益々これからの展開と双子の関係に目が離せません♪
by ☆ちこ #79D/WHSg
2009/05/24(日) 23:10 [Edit
茨木 月季さんへ
あはは^^;少し伸びちゃうかもしれないですねぇ。

そう言っていただけるとすごく嬉しいです!!

それでももうそろそろ終わりに近づいてはいるのですが、、、

収拾つけられなくなっちゃいそうで、怖いです…笑



言葉選びが難しいですねー!!(><)

正確な時代背景は決めていないんですが、何だかそぐわない表現になってしまったり…

だから月季さんに色々とアドバイスいただけて、本当に感謝してます♪

ラストまで突っ走りますので、どうかお付き合いくださいませ!!笑
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/25(月) 05:47 [Edit
☆ちこさんへ
ちょっとだけ意外な展開にしてみました♪

でも、こんなシオンじゃ頼りないかもしれないですね〜^^;

「地底湖」みたいな、ドロドロジメジメした場所が好きなんですよ…笑

なんか地面の下って空よりも世界が広がっている気がするんですよねぇ。



そろそろラストも見えてきた気がするので、ぼちぼち続きを書いていきたいと思います〜☆

10回で終了予定でしたが、ちょこっとだけ延びそうな気がしてきました(><)

最後までお付き合いいただけると嬉しいですー!!
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/25(月) 06:00 [Edit
誘惑に負けた(笑
こんばんは。

終わるまで読まんぞ!と思っていたのに「幼い頃」っていわれるとつい…。

牛も流される豪雨の中、「いってきて」っていう母とはどんなものぞ?

かっとんでるのか、ドジっ子なのか、悪魔系か(笑



はぁ、シオンやばいよ、コクられてるよ〜

新暗行御史の超美形の王様との幼いころの話を思い出しました。

冒険はちっさいときにしとかないとね☆

by さくら #79D/WHSg
2009/05/25(月) 20:45 [Edit
再開ですね。
続き、はじまりましたね。

いきなり、雰囲気があるお話ですね〜。

猪の目を見たら…って、凄くリアルですね〜。

どうなるのかな〜。
by 浪漫的狼 #79D/WHSg
2009/05/25(月) 21:06 [Edit
さくらさんへ
へへへ〜(^^ゞ

さくらさん、読んでいただけて嬉しいです!!笑



どうもシオンが不憫になってきたので…二人の小さい頃の話が書いてみたかったんです♪

最近はアイルよりシオンのほうに愛着が湧いてきてる気がします。

この母親、きっとかっとんでるんでしょう…笑

いくらシオンがしっかりしているからといって、こんな雨の中息子一人で外に出すとは…!!

自分で書いていて、何だか母親がとんでもなく悪意を持っているように思えてきました〜^^;



>新暗行御史の超美形の王様との幼いころの話

それそれ!! 前さくらさんから紹介してもらって読みたかったやつです♪

超美形…と言われちゃ読まないわけにいきません。笑



シオンとアイル、なんだか危ない方向に進んでいる気がしないでもないですが、、、

どうか見守ってやってください〜(><)

明日あたり、続きUPできるかと思います♪
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/26(火) 06:08 [Edit
浪漫的狼さんへ
しばらく続き書くのサボッていたので、結構間が空いてしまいました…(><)

週末にラストまでの構想は考えたので、一気にいきたいと思います☆



死霊憑きの猪は、なんとなく「もののけ姫」を想像しながら書きました(^^ゞ

確か、そんなのがいませんでしたっけ?? かなりうろ覚えですが…^^;

そんな猪がいる森に平気で入っていく二人もどうかと思いますが、

そのへんはツッコまないでいただけると嬉しいです!!笑
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/26(火) 06:12 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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