06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
<< >>


--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009.05.15 *Fri*

**第三の扉**(7)


連載七回目になりました!!
いつも読んでくださる皆さん、本当に感謝感謝です〜balloon_75.gif

さてさて、続きを書いたのでUPしたいと思います。
アイルは、とうとう第三の扉を開けてしまいましたが、、、


**第三の扉**(1)
**第三の扉**(2)
**第三の扉**(3)
**第三の扉**(4)
**第三の扉**(5)
**第三の扉**(6)



02.gif




幼い頃から慣れ親しんできた、柔らかい緑の匂いがした。

穏やかなせせらぎの音と同時に、ぶぅん…と小さな蜂の羽音が耳元で聞こえてくる。
馴染みの低木が、今自分の顔に薄く影を落としている。



"あぁ…俺の場所だ。秘密の場所…。"
暖かい日差しが降り注ぐ中、うつらうつらと考える。



ガバッと、アイルは身を起こした。
草が擦れて、ふわりと新緑の青臭い匂いが立ち上る。
小鳥達が彼の周りにひょこひょこと寄ってきて、可愛らしくさえずっている。



"そうだ、俺はさっき……第三の扉を開けたんだよな。瀕死の状態で…"

先ほど目の前にあったゆれゆらと波打つような白い扉は、跡形もなくなっていた。
あたりは、ただ緑色の草むらが広がるばかりだ。遠くで、子供達のはしゃぐような声が聞こえる。



ギクリ、として彼は自分の腹を見下ろした。清潔そうな白いシャツには一点の染みもない。

震える手で、1つ1つ、丁寧にボタンを外していく。
ない―。指先で、腹から胸まで詳細に自分の身体を確かめたが、かすり傷1つなかった。


"俺は…、俺は死んだのか?ここは……死者の国か?
 それにしては身体の感触も……妙にリアルじゃないか?"




「な〜にしてんのよ。そんなに自分の美しい身体が見たいわけ?」



笑いを噛み殺したようないたずらっぽい声と、懐かしい柑橘系の香り…。
ドキリと心臓が跳ね上がる。鼻の奥がつぅん、と熱くなり、彼は恐る恐る後ろを振り向いた。


逆光の中に、白いワンピースを着たほっそりとした少女が立っていた。
腰までの栗色の髪は、陽光を浴びながら春の暖かな風にサラサラとなびいている。



「リル!!!」



ニヤニヤと笑いを浮かべたグリーンの瞳が、驚きに目を見張るのも時間の問題だった。
あっという間に彼女の小さな身体を草むらに押し倒し、全身にキスの嵐を浴びせたからだ。


「あぁ…リル、リル、リル!!!会いたかった…!!」

オレンジのような懐かしく爽やかな香りを、胸いっぱいに吸い込む。
指通りの良いサラリとした髪、シルクのように滑らかな肌の感触……本当に、リルだ……。


リルは耳まで真っ赤になって、渾身の力を込めてアイルを突き飛ばした。



「ちょ、ちょ、ちょっとアイル!! あ、あなたはいつもそうやって…!!
 そういうのは16歳になるまでまつ約束でしょ?!
 あと、た、たった1日、待つこともできないわけ?!」

冷静なリルには珍しく、しどろもどろになりながら叫んでいる。


「16歳…?あと1日…?」
アイルは突き飛ばされた時に木の幹にぶつけた背中をさすりながら、ぼんやりした顔で呟いた。


「あなた、大丈夫?明日はあなたの16歳の誕生日でしょ。
 村長が…あなたのお父様が、重大発表があるって言ってたんだけど…なにかしらね。」



俺とシオンの誕生日…。……あの忌まわしい事件があった日だ。



* * * * * * * * *



ここは…死者の国……ではなかったのか?


現に、7年前に死んだはずのリルが、ここにいる。父さんもいる。
けれど……あの事件の前日に戻るとは、一体どういうことだ?



何の感情も映さない、虚ろなガラス玉。小さな喉から溢れ出すぬるりとした真っ赤な液体。
あの時の悪夢が、スライドショーのように次々と脳裏に映し出される。



「そうだ、シオン……シオンはどこにいる?」

「え?」

「シオンだよ!俺の弟は?!家か?!」噛み付くような勢いで、少女の細い肩を掴んだ。


「やっぱり、今日のアイルって変ね。あなたに弟なんかいないでしょ。夢でも見てたの?」
リルは淡いグリーンの瞳に戸惑いの表情を浮かべ、軽く小首を傾げてみせた。





家に戻ってみても、部屋のベッドは1つきりだった。
衣装箪笥の服も、狩猟用の皮のブーツも、お揃いのマグカップも、アイルの物しかなかった。

二人で描いたはずの鹿の絵も、動物かどうかすら分からない下手な絵しか残されていなかった。
弟が描いた鹿は、今にも動き出しそうな程生き生きと描かれていたはずだ。

シオンの痕跡は、この世界からも人々の記憶からも、跡形もなく消え去っていたのだ…。



アイルは少なからずショックを受けた。
気が優しく軟弱で、いつもイライラさせられる弟だったけれど、自分の半身のような存在だった。
この世界には、リルがいる…。なのに、心にポッカリと空洞ができたようだった。


"あぁ…神様……"

アイルは無意識のうちにポケットを探ったが、指先にはあの彫刻とナイフの感触はなかった。

そういえば―あのナイフは、シオンが13歳の誕生日にプレゼントしてくれたものだ。
なんでもそつなくこなすシオンも、彫刻だけは大の苦手だった。


「アイルは、力があるから……きっと、大きくて立派なのが彫れるようになるよ。」

いつか、僕の彫刻も彫ってね、とはにかんだような笑顔が印象に残っていた。




月の光を受けて輝く、柔らかな銀色の髪。
何かを深く考えている時に、決まって髪の毛をふわりと耳にかける癖。
そして、いつも薬草でいっぱいにした籠を手に持ち、無邪気な笑みを浮かべる弟。


"シオン……。やっぱり、ここは死者の国みたいだよ…"


彼は、元の世界に1人残してきた弟の事を考える。
何故か、ふとした時に見せる寂しげな瞳、深く考え込んでいるような姿を思い出す。
あの、何もかもを諦めたような表情…。そんな時、何がシオンの頭を占めていたのか。


今になって考えると、シオンの全てが愛おしかった。たまらなく会いたかった。
でも、この世界には彼はいない―。



<つづく…>



関連記事

COMMENT

Re:**第三の扉**(7)(05/15)
こんにちはー☆

おぉぉ…一体ここはどうなっているんでしょう…

わたしもアイルと一緒に混乱気味です。

シオン、今まではちょっと怖くて危うい感じだったけど、

アイルの知ってる本当のシオンはこんなに可愛い子だったんですね。

やっぱり暴走は控えめにして幸せになってほしいです。。。

by まる811 #79D/WHSg
2009/05/15(金) 11:41 [Edit
Re:**第三の扉**(7)(05/15)
こんにちは〜♪



筆が乗ってますね♪ 続きが楽しみ、楽しみ♪

続き待ってますよ〜♪

by 茨木 月季 #79D/WHSg
2009/05/15(金) 14:11 [Edit
Re:**第三の扉**(7)(05/15)
こんばんは〜♪



う〜ん…何だか不思議な世界ですねぇ(?_?)

ここはホントに死者の国なんでしょうか…?



シオン、昔は可愛くて優しい子だったんですねぇ^^

アイルも弟思いだし…

ちょっとウルウルしちゃいました(T_T)

何とか元の仲良しの兄弟に戻ってほしいです〜!!

つづきを楽しみにしていますよ(^^)/
by miwa125 #79D/WHSg
2009/05/15(金) 18:06 [Edit
まる811さんへ
まるさん、今日もありがとうございま〜す( ´艸`)

扉の向こうの世界……ものすっごく悩みました。

本当は、ホラーみたいな世界にしようかとも思ってたんですよねぇ。

ゾンビみたいなのがいっぱいの世界で、元の世界へ戻る方法を探すアイル…っていう感じで。笑

それはそれで書いてみたいですけどねぇ〜^^;



シオン、腹黒さがあるけど、本当はイイ子……だったんです。

シオンの寂しげな表情の理由、次あたりで明らかにしようと思います、、、が。

これ、受け入れられるかどうか怖いです!! えっ、そんなオチ??みたいに思われそう(* ̄m ̄)フフ
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/15(金) 19:51 [Edit
茨木 月季さんへ
月季さん、今日も読んでいただけて嬉しいです〜♪(*^o^*)

いつも下さるコメント、とっても励みになってます!!

なるべく「??」と思う部分がないように、気をつけているつもりですが、、、

もし「ココおかしいよ!!」という所があったら、バンバン指摘しちゃってくださいね^^



続きは週末にガッツリ書こうと思ってます♪

でも、、、恩田さんの新作も出たんですよねぇ。今日は夜を徹して読書です!!

そろそろ、溜まってきた読書レビューも書いておきたいです^^;
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/15(金) 19:59 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、今日も読んでいただいて、ありがとうございま〜す(*^ー^)♪

扉の向こう、、、予想していたのと違いました??(笑)

実は自分でもすっごく悩んだんですよねぇ。思いっきりホラーな展開もしてみたかったんですが、

でももともとはファンタジーが書きたかったんだし…って^^;



シオン、根っこは優しい子のはず……なんですが。

次回あたりでシオンの闇の部分、というか人には言えない気持ちが炸裂するかもです…。

nanacoも二人には仲良しの兄弟でいてほしいですよ〜(><)

でも、アイルはともかくシオンの暴走が止まらないのは何故だろう。。。(笑)

とんでもない展開になるかもですが、続きも読んでいただけたら嬉しいです♪
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/15(金) 20:09 [Edit
Re:**第三の扉**(7)(05/15)
こんばんわ。

おぉ、リルに逢えて良かったね〜、と思いつつ、此処は何処?パラレル・ワールド?と、想像してしまいました。

物語が想像もしない方向へどんどん展開していきますね〜。

毎日、少しずつ読めるのっていいですね♪

新聞の連載小説のような感覚で嬉しいです。
by ☆ちこ #79D/WHSg
2009/05/15(金) 22:53 [Edit
面白くなってきましたね。
いったいここはどこなんでしょう。

面白くなってきましたね。

続きがたのしみでーす☆
by 浪漫的狼 #79D/WHSg
2009/05/15(金) 23:03 [Edit
イイ感じ☆
nanaco☆さん、どんどん調子をあげてきましたね。

なんだか、今日の文章はリズム感があって、今まで以上にサクサクっと読み進んでしまいました。



nanaco☆さんの表現も、登場人物の性格や外見を上手く表していて想像しやすいです!

ますます続きが楽しみですね。^^

シオンとアイル、この先彼らは会えなくなるのでしょうか。。。

そして、これは時代を遡ったの?

それとも、本当に死者の国?

まさか、シオンがいたこと自体がアイルの空想の世界だったの???

私もどんどん想像が膨らみます。^^
by picchuko #79D/WHSg
2009/05/16(土) 00:40 [Edit
☆ちこさんへ
ちこさん、続きも読んでくださって嬉しいです!!(〃▽〃)

それにしても、、、ちこさん鋭いです〜♪確かにパラレルワールドを念頭に置いてました!!

元の世界との繋がりは、今悩んでいる所です…^^;

小説って、先に構成を考えるモノですよね、普通…(笑)

nanacoのは行き当たりばったり的なので、かな〜り邪道な書き方だと思われます。。。



毎日こんな拙い文章を読んでくださって、丁寧にコメント残していただいて感謝感謝です(><)

アイル、シオン、リル。最後には3人とも幸せになれると良いんですが、、、ねぇ(笑)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/16(土) 05:54 [Edit
浪漫的狼さんへ
狼さん、続き読んでいただけてすごく嬉しいです!!(o^―^o)

扉の先の世界……色々考えてはみたんですが、一番しっくりきたのがこのパターンでした。

本当に"死者"が出てくるようなホラーな展開も考えていたんですけど、

書いているうちに収拾がつかなくなりそうなので…(笑)



今日はビール片手に読書をしつつ、小説の続きも少しずつ書いていこうと思ってます〜♪

恩田さんの新作GETしたんですよ!! 楽しみです(><)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/16(土) 06:01 [Edit
picchukoさんへ
わ〜☆picchukoさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます!!(≧∇≦)

今回の部分は、結構サクサクと書くことができました。

やっと、自分の中でアイル像、シオン像が定着してきたからでしょうか…^^

今、少しずつ続きを書いているんですが、、、

やっぱりシオンについては暴走気味…というか御するのが難しいですねぇ。

……まぁ、どにかなる!! 勝手に突っ走って行ってくれるでしょう!!(笑)



それにしても、、、さすがpicchukoさんは想像力豊かですねぇ♪

「おぉ、その展開も良いかも!!」なんて思っちゃいました。

これからも是非是非nanacoにアイデアくださ〜い(^^ゞ



picchukoさんに少しでも楽しんでいただけるように、

今日はビールでも飲みながら、頑張って続きを書こうと思ってます〜♪

いつも、応援していただいて本当にありがとうございます!!!
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/16(土) 06:11 [Edit
Re:**第三の扉**(7)(05/15)
ペース早いですね〜。

今日はちょっと疲れているのであとでゆっくり読ませていただきますね。(*^_^*)
by 日向 永遠 #79D/WHSg
2009/05/16(土) 19:39 [Edit
日向 永遠さんへ
日向永遠さん、いつもありがとうございます!!(^^ゞ

これからとんでもない方向へ物語が収束していきそうですが、、、

お時間のある時に読んでいただけると嬉しいです〜♪
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/17(日) 07:47 [Edit
Re:**第三の扉**(7)(05/15)
お久しぶりですっ!

お話が進んでいて、びっくりしました〜^^

話の続きが、ますます楽しみですねww
by かをる。 #79D/WHSg
2009/05/17(日) 21:04 [Edit
かをる。さんへ
へへへっ(^^ゞ

ちゃっかり、ひっそりと小説UPしています…。

まだまだ力不足ですが、とりあえず書いている時と妄想している時は面白いです。

続きもコソコソと書いていきますので、時間がある時にでも読んでやってください(笑)

自分でもこの小説、収拾つけられない気がして怖いですが。。。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/17(日) 22:26 [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List



ブログパーツ

遊びに来てくれてありがとう☆

プロフィール

ななこ

Author:ななこ
本のレビューを中心に
のんびりと更新しています。

ミステリ、ファンタジー、SF等
ふと現実を忘れられる作品が好きです。
コメント&トラックバック、大歓迎!

積読本消化計画
2016年も始めました!


☆ななこの自己紹介☆

プロフ


☆心に残った言葉☆
随時更新中!


entry_img_1396.jpg


☆ランキング参加中です☆

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

作者・作品別INDEX

アリスドーム

お友達&よく遊びに行くサイト

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
1159位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ミステリー
28位
アクセスランキングを見る>>

人気ページランキング

よく遊びに来て頂いているページです♪

只今読書中!

nanacoの今読んでる本

最近読んだ本


nanacoの最近読んだ本

最近観た映画

nanacoの最近観たビデオ

twitter

◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

メールフォーム

お気軽にメッセージ下さいね♪

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Copyright © ++薫風日記++ All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: Bee)    
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。