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2009.05.11 *Mon*

**第三の扉**(5)


連載五回目になりました〜balloon_59.gif
今回は、若干…暗めなお話になりますが、どうかご容赦を……(笑)

ところで、小説を書いてる時の顔って、きっと怖いんでしょうね。
コメディ書いてる時はニヤつくのかしら?? ふと、どうでも良いことを考えました。


**第三の扉**(1)
**第三の扉**(2)
**第三の扉**(3)
**第三の扉**(4)


012.gif


「静かにしてっ!! 誰かにこんな所を見られてもいいんですか?!」

一切の感情を押し殺したような、無機質な声が聞こえてくる。よく、聞きなれた声。

「や、やめ……アイル!!!…ウッ」



この声は……今まさに求婚しようとしている少女と……弟の声だ。
彼の心の中に、得体のしれないモヤモヤとした感情が渦巻いた。



時折、少女のしゃくりあげるような、くぐもった泣き声が聞こえる。

自分を―自分を呼んでいる。
すぐに彼女のもとに駆けつけたかったが、どういう訳か固まったように身体が動かなかった。



「あなたは…、僕の、次期村長の……許嫁なんですよ?
 明日、皆の前で伝えることになります。勿論、その事は知っていたでしょう?」



「いい…なずけ?し、知らない……。私は…アイルと……」



「アイルは…兄さんは村長の器ではないんです。兄さんでは、いずれ村を潰してしまう。
 あなたは僕の妻になるんです。僕には…僕には、あなたが必要なんです。」



心臓が、早鐘を打つようにドクドクと高鳴っている。


"あいつが…あいつが弟の許嫁?俺との…約束はどうなった…?"
単なる口約束だったが、彼女の自分に対する気持ちを信じて疑わなかった。

ポケットの中で彼女の姿をかたどった彫刻を痛いほど握り締めた。そして、小さなナイフも。



正直、次期村長の座なんてどうでも良かった。露ほども気にかけていなかった。
そんな小難しい事は、頭が良く、村人達の信頼も厚い弟に任せれば良いと思っていた。

でも……彼女は、彼女の笑顔だけは誰にも渡せない。絶対に渡さない。俺だけのものだ。



咄嗟にポケットから出した彫刻用のナイフを両手で持ち、テントの中へ飛び込んだ―。



* * * * * * * * *



ポタリ…ポタリ…と、不規則にしずくが落ちる音が聞こえる。



気分が……悪い。最悪だ。
それに、なんだか全身が燃えるように熱い。



こみ上げてくる吐気を我慢して薄く目を開ける。……ギョッと身を硬くした。
すぐ目と鼻の先に、天使のように柔らかな笑みを浮かべた弟の顔があったからだ。



「シ…オン?一体…?」



シオンの銀髪は、玉座の間の天窓から降り注ぐ月明かりに、不思議な色を放っている。
ともすれば深淵に沈みそうになる意識を、アイルは必死に繋ぎ止めようとしていた。



"それにしても、何でまたコイツはこんな近くにいるんだ…?"



ふと、足元がぬるりと滑ったような気がしてギクリとした。そろそろと下方に目をやる。
大きな、黒っぽい水たまりができていた。……いや、これは…血溜まりだ。
途端に濃厚な鉄の匂いが、ツンと鼻を突く。


「あぁ…」思わずアイルは、低く呻き声をあげた。


何か、異質な物が腹から突き出ている。見慣れた模様。これは、ナイフの柄だろうか。

そうか…自分は、弟に刺されたのだ―。
不慮の事故とはいえ…皮肉にも、彼の許嫁の命を奪った小さなナイフで。



* * * * * * * * *



アイルは、今やあの時の出来事を全て思い出していた。

あの時、自分は激情と怒りに身を任せて、テントに飛び込んだのだ。
シオンにナイフを突きつけようとした。もちろん、本気ではなく憎らしい弟を脅すつもりで。



“だが、リルは勘違いしてしまった…。俺が、本気でシオンを殺そうとしていると。”

彼女は咄嗟にシオンの前に身を投げ出し、小さなナイフはその小さな喉を切り裂いた。
目の前で何が起きたのか、自分が何をしてしまったのか、理解できなかった。



「あなたたち…二人仲良くしている姿が……たまら…く好きだった……のよ…。
 アイル……愛して……」

少女の顔は、苦痛に引きつりながらも、奇妙に満足げな表情が浮かんでいる。


カラン、とそっけない音をたててナイフが汗ばんだ手から滑り落ちる。


「リ…リル……?どうして……!!!」

目の前の出来事が信じられない。悪い夢の中にいるようだ。
リルが、リルが…どうして、どうして、どうして、どうして………



ゴボッと聞いたこともないような奇怪な音を立てて血を吐き、彼女の身体からフッと力が抜けた。

生き生きと輝いていたグリーンの瞳は、既に虚ろな球体でしかない。
一筋の透明な涙が、色を失ったガラス玉から流れている。



「嘘…だろ。冗談キツイって!リル……リル……?」

いくら呼びかけても、むろん答えが返ってくるはずもない。
アイルは泣き笑いするような表情を浮かべて、何度も、何度も愛する者の名を呼んだ。

くるくるとよく動く小動物のような目も、いたずらっぽい声も、あの柔らかな唇も…
永遠に失われたのだ。もう、戻ってくることはないのだ…。


弟は、凍りついたように動かない。一体、その顔にはどんな表情が浮かんでいたのか―。


既に体温を失った少女を抱きしめ、悲嘆に暮れる少年のポケットから、何かが転がり落ちた。
なんとか人間の形に見えるような、ゴツゴツと角ばった木の彫刻。


泣き叫ぶ声を聞きながら、足元に落ちてきたそれを、緩慢な動作で拾い上げる。
シオンは、何も知らずに微笑んでいる彫刻を握り締め、ギリリと血が出るほど唇を噛んだ。



* * * * * * * * *



彼の全てを捧げた少女は、あまりにあっけない最期だった。
自分が取り返しの付かない事をしてしまったのだと、アイルは随分経ってから気付いたのだった。




<つづく…>



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COMMENT

Re:**第三の扉**(5)(05/11)
予想もしなかった展開に、しかもこんなに早い展開に驚きながら読み進めていました。

リルが、、、あぁ〜リルがぁ〜!!><

私もアイルのように叫んでしまいそうでした〜。><



今、この作品を書いているnanaco☆さんの怖〜くて面白い(?)表情を想像すると、このどうしようもないアイルの悲しみが、、少し救われるような気がします。(笑)
by picchuko #79D/WHSg
2009/05/11(月) 20:15 [Edit
うーん。
なかなかヘビーな展開ですね。でも、その過去を背負って…ってところでしょうか。

頑張って下さいね☆ nanacoさん。
by 浪漫的狼 #79D/WHSg
2009/05/11(月) 21:17 [Edit
Re:**第三の扉**(5)(05/11)
あぁ〜、リルが・・・ってか、アイルがぁ・・・つーか、シオン・・・キミが闇を抱えてるの?

ダークな展開になりそうだけど、お手柔らかにね^ ^;



双子のイラスト、雰囲気でてました〜♪

個人的には、3人が幸せな子供時代のイラスト熱望!

by エンブレムT #79D/WHSg
2009/05/11(月) 21:59 [Edit
Re:**第三の扉**(5)(05/11)
こんな過去があったのか〜。



切なく、そして重い・・・。



ますます面白く、深みがでてきましたね。

頑張ってくださいね(*^_^*)
by 日向 永遠 #79D/WHSg
2009/05/11(月) 23:55 [Edit
Re:**第三の扉**(5)(05/11)
いや〜ん、リルがぁ〜〜!!

この後、どうやって行方不明になったシオンを探す件に繋がるか気になります。

ここら辺になって、漸くシオンが腹黒いと気が付きました(笑)



二人の幼少時代のイラストも見たいけど、リルも見たくなりました♪(またまたおねだり・笑)

by ☆ちこ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 00:25 [Edit
picchukoさんへ
あぁ〜、、、どういうわけかこんな展開になっちゃいましたね(汗)

自分でも、若干ドロドロになってきたような気がします^^;

このままじゃあまりにも悲しすぎるので、この後の展開は一応考えてあります!!

でも…どうなるでしょう(笑)途中で変更することになるかもしれませんが、、、



この作品を書いている時のnanacoの表情、きっとかなりウケると思いますよ!!

思いっきり目付きとか、凶悪犯のようになっていそうです…(*`▽´*)

次の瞬間にはニヤけていたり。この顔は誰にも見られたくないです!!(爆)

続きも勢いで書いちゃいますね。また読んでいただけると嬉しいです〜♪

by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 05:44 [Edit
浪漫的狼さんへ
いつもありがとうございます〜☆

自分でも、かなり暗い展開になっちゃったかなぁ…なんて思ってます^^;

これじゃああまりにもリルが救われないので、なんとかしてやりたいんですけどねぇ。

色々な展開が思い浮かびますが、まだどれを採用するか決めかねています…。



これからも頑張って書きますね!!

狼さん、いつも応援してくださって本当にありがとうございます(=^^=)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 05:48 [Edit
エンブレムTさんへ
ふふふっ…(* ̄m ̄)

シオン、見かけによらずかなり暗い心を持っているようです(笑)

当初の予定はアイルとシオンの性格、反対だったんですけどねぇ。魔がさしました(笑)

ダークなままではあまりにも後味が悪いので、今後の展開は少し考えてみます〜^^;



あっ!! イラストも見ていただけたんですね。嬉しい〜♪♪

3人が幸せな子供時代、いいですねぇ。彼らにもそんな時代があったんでしょうか〜(*^^*)

完結したら(できるのか…??笑)描いてみたいです☆
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 05:53 [Edit
日向 永遠さんへ
日向永遠さん、いつもありがとうございます〜(*^ー^)ノ

当初の予定ではこんな展開にするつもりはなかったんですが、、、

不思議ですねぇ。どんどんダークな方向へ物語が進んでいくみたいです〜(^^ゞ

自分の頭にあるのとは違う事を書いてしまうのは、nanacoが天邪鬼だからでしょうか??

…って、自分の頭にまで対抗してどうするって話ですが…(笑)



日向永遠さんに楽しんでいただけるように、続きも頑張って書きますね♪

いつもコメントいただき、本当に嬉しいです!!
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 05:57 [Edit
☆ちこさんへ
ちこさん、とうとう気付きましたね…シオンの腹黒さに!!!(笑)

でも彼ももともとは兄想いなので、何か理由があるのかもしれませんねぇ。

…って、漠然と頭にあるだけで、まだどういう展開にするかは決めていないんですが(^m^ )ププ

最初のプロローグの部分、覚えていてくださって嬉しいです〜♪

なるべく漏れがないように、最初の部分に繋げていけたら良いなぁと思っています^^

もし、「ここ変じゃない??」という部分があったら、遠慮なくご指摘くださいね!!



あ、リルのイラストですか??(笑)

3人の幸せな頃を〜というコメントもいただいたので、完結したら描いてみようかしら(*^^*)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 06:03 [Edit
Re:**第三の扉**(5)(05/11)
こんにちはー☆

リルが咄嗟にアイルのナイフの前に身を投げた所、アイルとシオンのこと大好きだったんだなぁってわかって好きな場面です…

リル〜…涙

でもどうしようnanacoちゃん。わたしやっぱり黒シオンにときめきます。。。

by まる811 #79D/WHSg
2009/05/12(火) 08:44 [Edit
Re:**第三の扉**(5)(05/11)
こんばんは〜♪



わぁ〜、予想外の展開ですねぇ(^_^;)

テントの中にいるのがリルとシオンだというのは

想像どおりでしたけど、

まさかリルがそんなことになっちゃうなんて…

アイルの気持ちを思うと切なすぎます〜(T_T)

このあと、アイルとシオンの関係がどうなるのか、

すごく気になります!!

連載6回目も楽しみにしていま〜す(^^)/
by miwa125 #79D/WHSg
2009/05/12(火) 18:14 [Edit
まる811さんへ
暗〜い展開になっちゃってごめんなさいねぇ…(><)

リルはアイルとシオンが二人合わせて好きだったのかもしれません。

双子って、なんだか二人揃って初めて一人分って感じがしません?? 一人だと物足りないというか。

これじゃあ、あまりにもリルが不憫…な気がするので、

この先しっかり登場させてあげるつもりです。第三の扉ですから!!(笑)



まるさん、これでもやっぱり黒シオンにときめきますか?!

シオンも実はとっても可哀想なコなので、まるさんに愛されて幸せだわー!!!(T_T)

でもどうかな。シオンの本当の正体を知ったら……クックック……
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 19:46 [Edit
miwa125さんへ
予想外でしたか?!…良かったぁ…(笑)

って、展開が展開だけに素直に喜べないところが切ないですねぇ^^;

リルにとっては、この双子と出会った所から間違いだったのかもしれません。

…とか言っちゃうと、アイルとシオンが魔性の子(魔性の双子??)みたいですけど。。。(笑)

あまり後味の悪い展開にならないようにしたいなぁと思っていますが、

不思議と自分の頭で考えているのとは別な方向へ、話が進んでいる気がしてなりません(* ̄m ̄)



アイルとシオンの関係、最初のプロローグに繋げられるように頑張りますね☆

いつも読んでいただけて、miwaさん、本当に感謝感謝です〜!!(*^o^*)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/12(火) 19:52 [Edit
Re:**第三の扉**(5)
こんばんは〜

最近本が読めないので、唯一の読書になりました。

黒シオンに期待大のせいか、予想外の暗い展開でありながらも、不謹慎にもニヤついてしまいました。あぅ〜

続きも楽しみにしてまぁす。

by さくら #79D/WHSg
2009/05/13(水) 02:49 [Edit
さくらさんへ
おぉぉ!! さくらさん、読んでいただけたんですね〜(><)

プロットもなにもあったもんじゃない、拙い小説ではありますが、、、(笑)

感想まで書いていただけて、本当に嬉しいです♪♪



さくらさんも、黒シオン君のほうが好みですか??

この先あまりに可哀想な設定(にしてある…)ので、どうにかしてやりたいんですが、、、

何故かシオンのほうは自分が頭で思っているのとは別な方向へいってしまいます(笑)

やっぱり黒だから…黒だから、制御が利かないんでしょうか。



さくらさんに少しでも楽しんでいただけるように、頑張って続き書こうと思ってます!!

ホント、嬉しいです♪ありがとうございます〜(*^ー^)ノ
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/05/13(水) 05:36 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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