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アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪

ななこ



著者:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
出版社:新潮社
サイズ:文庫
ページ数:109p
発行年月:1983年10月
価格:\300(税込)



【絵のない絵本】アンデルセンrating_50.gif

わたしは、貧しい絵描き。友達はいないし、窓から見えるのは、灰色の煙突ばかり。ところがある晩のこと、外をながめていたら、お月さまが声をかけてくれた……。ある時はヨーロッパの人々の喜びと悩みを語り、ある時は空想の翼にのって、インド、中国、アフリカといった異国の珍しい話にまで及ぶ。短い物語の中に温かく優しい感情とユーモアが流れる、まさに宝石箱のような名作。


小さい頃読んだ少年少女文学全集の中でも、一番好きだったのがこの「絵のない絵本」。
文庫で出ているのを発見して、久々に手に取ってみることにしました〜balloon_85.gif

ワクワクするような冒険譚でもない、感情移入する主人公がいるわけでもない…
それでも、何故かnanacoはこの本が大好きで何度も何度もくり返し読んでいました。
「十五少年漂流記」や「巌窟王」が好きだった兄からは、よく馬鹿にされましたけど…balloon_73.gif

大人になった今再読しても、やっぱりこの本は良いなぁ。大好きです。。。


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月が、様々な国で様々な時代に見た光景を語ってくれる、という物語。

あくまでも、人々の日常の一部分を切り取ったという感じなので、
これといった大事件があるわけでも、激しい起伏があるわけでもないんですよねぇ。
それでも、毎日泣いたり笑ったり、、、世界中では小さなドラマが沢山あるわけなんです。

nanacoが特に好きなのは、第一夜、第五夜、第十六夜あたりでしょうかballoon_75.gif

特に第一夜の、闇の中ガンジス河で恋人の安否を占う美しきインド女性のお話。
水面に映し出された輝く松明は、絵にしたらさぞや美しいだろうなぁ、と思うのですが、、、
でも絵がないからこそ、最高の美しい場面を思い描けるような気もするんです。

物語一つ一つは、キラキラとした宝石箱のように美しいのですが、
この作品を名作にするかどうかは、最終的には読者の想像力次第かもしれませんballoon_91.gif

秋の夜長に、まったりと味わいたい作品ですねぇ。読まれていない方は是非!


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Posted byななこ

Comments 14

There are no comments yet.
日向 永遠  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

未読です。nanaco☆さんの感想を読ませていただき俄然、興味が湧いてきました。

実はnanaco☆のお兄さんと同じで「十五少年漂流記」や「巌窟王」も大好きなのですが、反面、「花物語」みたいな少女小説も大好きなのでこの「絵のない絵本」も好きになれるのではないかなと思います。

(*^^)v

2009/08/29 (Sat) 10:30 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

こんにちは〜♪



あっ!この本、夏フェアの100冊の中で見ました〜♪

今度GETして読んでみたいと思っている作品です^^

絵がない絵本だけに、想像力を発揮して読むのが

何だか楽しそうですよね(^^♪

想像力をたくましくし過ぎたりして…(笑)

是非、秋の夜長にまったりと味わって読んでみますね〜(^^)v



ところで。。。

恒川さんの『雷の季節の終わりに』の

文庫版をGETしてきました(*^^)v

丁度、恒川作品を読みたいと思っていたところだったから、

も〜嬉しくて嬉しくて…(*≧▽≦*)

こちらも積読本をすっ飛ばして読んでしまいそうです(笑)

2009/08/29 (Sat) 17:18 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さんに興味を持っていただけて嬉しいです〜♪

この本、決して派手ではないのに昔から妙に再読を繰り返しています(笑)

月が各国のお話をしてくれる…という設定だからか、

終始夜の静けさや、真っ暗闇の中の星の煌きを感じられるような…とっても素敵なお話です(*^^*)



1話1話は、1〜2ページ程のごく短い短編になっているのですが、

どれも文章を読んでいるというよりも、絵を眺めているような気持ちになるんですよね。。。

ほんの1時間ぐらいで読めちゃうので、日向さんも是非読んでみてくださいね♪



あっ「花物語」!そうだ、これも読みたいんだった…(笑)

少女小説、普段あまり読まないのですが、nanacoの好きな匂いがプンプンしてます(^m^ )

2009/08/29 (Sat) 18:24 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

おぉっ♪miwaさんも、この本チェック済みでしたか(^^ゞ

↑の装丁と、ちょっと違うんですよねぇ。

実際に買ったのは女の子の絵が描かれている、もっと可愛らしい表紙のやつです。。。



結局のところ、想像力(妄想力ともいう…笑)が物を言うんですよね〜^^;

どうでも良い話ですが、酔っ払っている時にこの本を読んだら、かなり低い評価かと(爆)

頭の中がハッキリと澄み渡っている時に、色々とその情景を思い浮かべながら読みたいですね♪

とても味わい深い作品なので、miwaさんも月の綺麗な夜に是非読んでみてくださいね(*^0^*)



「雷の季節の終わりに」GETされたんですか〜^^

miwaさんの感想、今から伺うのがとっても楽しみだわ♪

この本も、今の季節(夏の終わり…)に読むのにピッタリですねぇ(=^^=)

ハッ…この作品のレビューを書いていないことに気付きました…(笑)

またnanacoも近いうちに再読しようかしら。。。

2009/08/29 (Sat) 18:41 | EDIT | REPLY |   
柊♪  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

実は未読です…^^;

毎度あらすじを読むたび惹かれるんですけど…。

「いつか読もう」と思ってばかりでなかなか実行されずにいます〜。

2009/08/29 (Sat) 20:52 | EDIT | REPLY |   
Cedie  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

気のせいかアンデルセンって怖いイメージがあるんですよね〜グリム童話のせいかしら・・・



しかしあらすじを読む限りとってもおもしろそうで、冒険的な感じがします。



リラックスして読めそうな感じです(#^.^#)





2009/08/29 (Sat) 21:48 | EDIT | REPLY |   
てんてん(^^)/  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

とても地味な作品ですから、お兄さんの反応もわからないではありません。冒険大好きな男の子には向かないかも。(笑)



これまた大昔に読んだので、淡い印象しか残ってないんですが、とてもひそやかで繊細な印象です。とても薄いのに、いろんな話がぎゅっとつまってるんですよね〜。



私も読み返したくなりました。

2009/08/29 (Sat) 23:08 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
柊♪さんへ

気になりつつも、手に取らずにずっときてしまった作品って結構ありますよねぇ(笑)

自分の場合、特に新潮文庫にその傾向があるようです…^^;

前に柊さんの所で書かれていたポール・ギャリコの「七つの人形の恋物語」もその一つ。

いつか、こういう気になる作品をガッツリまとめ買いしてみたいですねぇ☆



「絵のない絵本」派手さはありませんが、とても素敵な作品です。

自分でも、なんでこんな地味な作品が好きなんだろう…と思うのですが(笑)

柊さんも機会があったら是非♪秋の夜長にピッタリです〜(*^v^*)

2009/08/30 (Sun) 07:06 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
Cedieさんへ

グリム童話は怖いですよね〜^^;一時期流行りましたよね、本当は怖いグリム童話みたいなの。

アンデルセンはどちらかというと、メルヘンチックな感じです♪

…といっても、額面通りに捉えればという話ですけど(* ̄m ̄)

深読みすると、アンデルセンでさえも怖く思えてくるから童話って不思議です。



でもこの「絵のない絵本」は、そんな怖さとは無縁ですよ^^

これといった起伏のないお話が続きますけど、これがまたとても想像力を喚起されるんです〜♪

1時間程でサクッと読めちゃうので、Cedieさんも機会があったら是非読んでみてください(≧∇≦)ノ

2009/08/30 (Sun) 07:18 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
てんてん(^^)/さんへ

おぉ、てんてんさんも読まれましたか!(*^0^*)

確かに、とっても地味ぃ〜な作品ですよね。

華やかなお話の多いアンデルセンの中でも、これが一番好きだとは…

ハッ!自分はもしや、地味な人間なんだろうか(笑)



やっぱり男の子は冒険譚が好きなんですよねぇ。

nanacoは、昔からどうも「十五少年漂流記」はイマイチで。一読でやめてしまいました。

むしろ「ああ無情」とか「石の花」のほうが好きだったり。…これも地味すぎる(笑)

ここまで「地味」を連呼していると、本当に地味な人間になってきそうです^^;

2009/08/30 (Sun) 07:29 | EDIT | REPLY |   
☆ちこ  
Re:アンデルセン「絵のない絵本」読みました〜♪(08/29)

この作品は有名ですよね。

私もよく本屋さんで見かけます。

でも、実は読んだ事が無かったりします(^^;)

よく朗読の題材にもなっているようなので、今度読んでみますね♪

2009/08/30 (Sun) 09:53 | EDIT | REPLY |   
picchuko  
いいですね♪^^

お恥ずかしいことに、私はこれほど有名な作品も読んだことがないんです。^^;

「絵のない絵本」という題名からもどんな内容かちょっと想像もつかなかったし、もっと子供っぽいものかと思っていました。

ですが、とても素敵な作品なんですね。

これはとても読みやすそうなので、私も早速買ってみます♪

ホント、秋の夜長にぴったりの一冊ですね。^^

2009/08/30 (Sun) 17:30 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
☆ちこさんへ

おぉっ、この作品朗読の題材にもなっているんですねぇ(*^^*)

確かに1話1話は短いお話だし、その情景を頭の中に思い浮かべやすいから、

こういう作品が一番朗読に適しているのかもしれませんね〜♪

ちこさんも、機会があったら是非読んでみてくださいね。



「インパクトがある!」という作品ではないのですが、しみじみと温かさが感じられます。

千夜一夜物語もいつか1巻から読んでみたいと思っているのですが(もちろんバートン版!)、

それから大人の要素を無くしたものかなぁなんて勝手に想像しています(笑)

2009/08/30 (Sun) 21:07 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
picchukoさんへ

数多くあるアンデルセンの作品の中でも、これは特に地味な部類に入りますから、

もしかしたらこの「絵のない絵本」の存在すら知らない方も沢山いるかもしれません〜(^^ゞ

小さい頃家にあった少年少女文学全集、今考えると「小公女」や「若草物語」等もあったのに…

何故か一番自分の好みだったのがこの本だったんですよねぇ。つくづく地味な子供だ…(笑)



1つのお話は、どれも1〜2ページ程という短いものなので、

千夜一夜物語のように、毎日寝る前に1話ずつ読んでいくのも良いかもしれませんねぇ♪

起伏のある物語ではないですが、毎晩良い夢が見られそうです(^m^ )

あぁ、nanacoも昨日この本を読んでいればあんな悪夢見なかったかもしれないのに…(笑)

picchukoさんも、月の綺麗な夜に是非是非読んでみてくださいね!

2009/08/30 (Sun) 21:20 | EDIT | REPLY |   

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