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2009.08.26 *Wed*

長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪



著者:長野まゆみ
出版社:講談社
サイズ:文庫
ページ数:253p
発行年月:2008年09月
価格:\540(税込)


【箪笥のなか】長野まゆみrating_48.gif

親戚の家からゆずりうけてきた、古い紅い箪笥。年ふりたそのひきだしからは、時に不思議なものたちがあらわれる。そして箪笥によばれるように、この界ならぬ人びとがわたしを訪ねてやってくる―。現実と非現実のあわいの世界をたゆたうものものを細やかな筆致で描き出し、著者の新境地を示す連作小説集。


ブログのお友達miwaさんに紹介していただいた本です〜balloon_28.gif (miwaさん、いつもありがとう!) 

ずっと気になりつつも、なんとなく手を出さずにいた長野さん。
miwaさんの評価が高かったので、今回初めて挑戦してみることにしました。

「わたし」が親戚から譲り受けたのは、古くて紅い箪笥。
その箪笥を譲り受けた時から、「わたし」と弟の周りでは次々と不思議な現象が起こり始める。
箪笥の引き出しが、現実と異界を結ぶ役割を果たしているようで…


leaf_03.gif


こういう古めかしい空気、すごく好きだなぁballoon_123.gif
現実と異次元が隣り合わせになっていて、ふとした拍子にフッと繋がるような感じ。
先日読んだ、梨木香歩さんの「家守綺譚」の雰囲気に近い気がしますねぇ。

普通の小説とどこか違う、なんだか純文学的な要素があるなぁなんて思っていたら、、、
その違和感の原因に気付きました。本来会話で使われる「 」が一つも出てこないんですね!
だからなのかな、現実なのか非現実なのか…その狭間をふわふわと漂っているような感覚。

昔から不思議なモノを見るのんびりとした弟と、そんな彼をいつも温かい目で見る姉。
姉弟の距離感が、とても理想…というか、読んでいて心地良いんですよねぇballoon_85.gif

弟が、紅い箪笥のそばで眠ると、見知らぬ人物が枕元に立ったり…と、
一見ホラー風ではあるのですが(笑)不思議と温かい郷愁の念を感じさせます。
古い家特有の心をホッとさせるような匂いが漂ってくるような、、、とても素敵な作品ですballoon_133.gif


bookshelf_01.gif  graph_01.gif  にほんブログ村 本ブログへ



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COMMENT

Re:長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪(08/26)
おはようですー☆

うわぁ…これもおもしろそうですねぇ…

一瞬「タンスから変なものが出てくるってドラえもんみたい」

と思いました。(まぁドラちゃんは机だけど)

「」がないってどんな感じなんでしょう〜。

あぁ、コレ読みたいです。

かつくらで得た情報でも頭パンパンなのに読みたい本を増やさないでおくれ…

by まる811 #79D/WHSg
2009/08/26(水) 08:08 [Edit
Re:長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪(08/26)
こんばんは〜♪



おぉ!nanaco☆さん、読まれたんですねぇ(^^)

そうそう、こういう古めかしい雰囲気のある作品って、 

何だか心が落ち着くんですよねぇ…(*^_^*)

ときどきこういう作品を、

無性に読みたくなるときがありますよね〜♪



箪笥が異世界と繋がっているという発想も面白かったし、

何だか異世界が身近に感じられるようなお話でしたよね^^

弟夫婦の赤ちゃん(名前忘れちゃった^^;)が

物語に可愛さを添えていたような気が。。。

箪笥から次はどんなものが出てくるのか…

ドキドキワクワクしながら読んだのを覚えています(^^♪

雰囲気としては、秋の夜長に読みたくなるような

そんな作品でしたよね〜!?^^



TBどうもありがと〜(^^)/

こちらもTBさせてくださいね☆
by miwa125 #79D/WHSg
2009/08/26(水) 18:22 [Edit
こんばんは。^^
あはは、私もまるさんと同じで「ドラえもん」の引き出しを思い出しましたよ。(笑)

ですが、もっと古風で怪しげな魅力の箪笥ですね〜。

私もちょっぴり引き出しを覗いてみたくなりました。



こういう異次元の空間っていいですよね〜。

nanaco☆さんの大好きな「アイルランド幻想」もそうですよね。

こちらは和風バージョンなのでしょうか。

その雰囲気を大切にするための工夫もお見事ですね。^^
by picchuko #79D/WHSg
2009/08/26(水) 19:09 [Edit
Re:長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪(08/26)
よく名前だけはお見かけるする方ですがなんとなくイメージで恋愛モノを書く人かなあと勝手に思ってました。



むしろホラー的な感じとのことなのでちょっとびっくりしてしまいましたwwちょっとだけナルニア国物語を思い出しました(*≧m≦*)











by Cedie #79D/WHSg
2009/08/26(水) 20:15 [Edit
Re:長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪(08/26)
私は韓国のホラー映画「箪笥」を思い出しました。

なので、これも怖いのかと。。。(^^;)

不思議なモノでも、温かみがあるとホラーというよりファンタジーになるんですね。
by ☆ちこ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 20:59 [Edit
まる811さんへ
この本、すごく良かったですよ〜♪

面白いというよりは、しみじみとその雰囲気を味わう感じでしょうか…(*^v^*)

秋の夜長にまったりと楽しみたい作品ですねぇ。

まるさんも癒しが欲しくなったら、是非読んでみてください〜♪



ドラちゃん!そう、あのドラちゃんが机の引き出しから出てくる雰囲気に似てます。

異世界と繋がってる扉とか、引き出しとか、昔から妙な憧れを持ってます…

どこでもドア、nanacoの部屋にもないかなぁ。あっ、古代機械でもいいや(笑)



かつくら、面白そうな本いっぱいありまくりですよね!

かつくらが出た次の月は、何気に本の購入率が高くなります^^;

でも、難点はハードカバーが多い事なんですよねぇ。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:27 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、とっても素敵な本を紹介していただいてありがとで〜す(≧∇≦)ノ

事後報告になりますが、TBさせていただきました♪miwaさんもお返しTBありがと〜^^



この本読みながら、「あぁ、なんだかmiwaさんの雰囲気にピッタリだなぁ…」なんて思いました。

こういう現実と異世界が同居したような作品って、すごく好きなんですよね♪

「家守綺譚」を読んだ時も思ったんだけど、、、

なんだか随分昔に忘れてしまったような感覚を、取り戻せそうな…そんな気がするんです(><)



あっ、弟夫婦の子供、ハトですね?!

うんうん、すごい可愛い〜ハトのおかげで物語全体がふんわりと柔らかい雰囲気になってました♪

というか、弟ののんびりしている性格も、かなり好きです(笑)

夏の終わりとか、秋の夜長にピッタリの作品ですよねぇ^^

もう一冊長野さんの作品が積読になっているので、こちらも近いうちに読んでみま〜す☆
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:35 [Edit
picchukoさんへ
ふふふ…picchukoさんもドラちゃんを思い出しましたか!(笑)

ドラちゃんの箪笥バージョンって感じでしょうか^^

こちらはもうちょっと古風な感じですけど、雰囲気は似ているかもです♪



そういえば、最近大きな箪笥ってあまり見かけなくなりました…

祖母の家には古くて大きな箪笥があったけれど、、、nanacoのうちのはクローゼットですもの。

あの箪笥の手触りとか、木の香りとか、なんだか安心しますよね(^^ゞ



異次元の世界、大好きです!!

「アイルランド幻想」もそうですけど、全くの異世界というわけではないんですよねぇ♪

現実と非現実が混ざり合っているような感じが、すごく好きです(^m^ )

…「アイルランド幻想」に登場する人達みたいな目には遭いたくないですけどね(笑)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:42 [Edit
Re:長野まゆみ「箪笥のなか」読みました〜♪(08/26)
こんばんは〜☆

箪笥が異世界につながっている・・・面白そうです。

長野まゆみさん名前だけは存じ上げているのですが未読です。

ううっ、面白そうですが・・・積読本が山となっているので・・

悩みます。でもいつか絶対に読みます。
by 日向 永遠 #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:42 [Edit
Cedieさんへ
おぉっCedieさん、やっぱり鋭い!

ナルニアも確かに衣装ダンスから異世界へ繋がっていましたもんね〜♪

(あぁ、またナルニアが観たくなってきた…笑)

こちらの本は、もうちょっと小さな不思議って感じでしょうかねぇ。

ホラー要素も、懐かしさを加えればファンタジーになっちゃうんだなぁと思いました♪



長野さん、nanacoも恋愛物を書く作家さんだと思っていました…^^;

まだ他作品を読んでいないのでなんとも言えませんが、すごく好みな雰囲気です。

梨木さんの本を読んだ時にも感じましたが、やっぱり日本語ってすごく綺麗だなぁ、と☆

これからちょっと注目していきたい作家さんです(*^^*)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:49 [Edit
☆ちこさんへ
あぁっ…!ホラー映画の「箪笥」!!!(><)

観ようかと思ってたんですが、予告で既に怖気づきました(笑)

ハリウッドホラーならいけるんですが、アジアのホラーって超怖いですよね。

やっぱりアメリカの怖さって、ゾンビ系だからそれほどでもないのかしら…

韓国とかタイとか…このあたりの怖さは日本人にも共通するものがありますよね〜^^;

「着信アリ」映画館に観に行って、半泣きになって帰ってきた記憶が(笑)



この本は、ちこさんの仰るとおりファンタジーの要素が大きかったです♪

まさに「不思議+温かさ=ファンタジー」の典型的な例でしたよ(o^―^o)

そういえば「しゃばけ」もこんな感じですね。。。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 21:55 [Edit
日向 永遠さんへ
長野さん、nanacoもいつか読もう読もうと思っていたんですが、、、

miwaさんに紹介していただいたおかげで、やっと読む機会がまわってきました♪

初めて読む作家さんって、肌に合うかどうか分からなくてドキドキしますよね〜(><)

でも長野さんのは、懐かしさを覚えるというか…以前から馴染みがあるような感じでした。

日本語も美しくて、とっても素敵な作品でしたよ^^



わ、分かります…積読…

日々増え続けていく積読本を見て見ぬふりをしながら、

やっぱり新刊コーナーをチェックしてしまいます〜^^;

現在の積読本、84冊です。こういう時読書メーター便利ですね…便利…なのか?(笑)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2009/08/26(水) 22:03 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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