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2007.09.26 *Wed*

「黒祠の島」小野不由美


黒祠の島
著者:小野不由美
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「そう―ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか?式部が最後に辿り着いた真実とは。



たまに本格的なミステリが読みたくて、手に取ってみました。
…が、本格的じゃなかったかもしれない(笑)

黒祠(こくし)の島。
なんともおどろおどろしいタイトル&表紙ですよね~きもち


舞台は、古くからの因習と邪教が人々の生活を支配している島。

閉鎖的な島の人々。人影も見えない台風の夜にカラカラと音をたてる異常な数の風車。
今にも崩れおちそうな廃屋。そして無残に殺され、磔にされていた女。。。

こんな情景が次々と思い浮かび、一気にのめりこんでしまいました。


さすがは小野さん、最後まで中だるみせず読ませてくれます。
ラストは犯人像が二転三転するので、じっくり読んでいないと置いていかれちゃうほどでしたかお

最後にこんなどんでん返しがあったとは、、、すっかり騙された!!


ひとつだけ残念だったのは、主人公に感情移入ができなかったことでしょうか。
式部と失踪した葛木が友人じゃなくて、恋人同士だったらもっと面白かった気がするのですが。
そのほうが捜索に一段と力が入るだろうし、ラストの場面もしっくりくるような気が…。


でもその事を差し引いても、とても読み応えのある重厚なミステリでしたきもち


*余談ですが、この作品コミックにもなってるみたいですね。
いやいや、絵にしてほしくないんですけど…(笑)想像するだけで怖いですから!!


黒祠の島 (新潮文庫)黒祠の島 (新潮文庫)
小野 不由美

新潮社 2007-06
売り上げランキング : 173194

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COMMENT

Re:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
読んじゃいましたね^^

犯人がわからないっていうか、そう来るのかって結末でしょ。

被害者の殺され方が残酷だから漫画にするのは確かにちょっと…
by ちゃと屋 #79D/WHSg
2007/09/26(水) 22:25 [Edit
Re:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
こんばんは!

コメント有難うございました。

「黒祠の島」までいきつきましたか。もう立派な小野不由美先生のファンですね。自分は2001年発売の祥伝社ノン・ノベル版で読みました。もう、新潮文庫になっているのですね。驚きました。ところで、趣味が本当に似てますね。一緒に「十二国記」の続きを待ちましょうね。
by 茨木 月季 #79D/WHSg
2007/09/26(水) 23:58 [Edit
Re[1]:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
ちゃと屋さん

と…とうとう読んじゃいました^^;

結末については本当予想外の展開でしたね。。

なんとなく、主人公のその後の様子も読みたかったなぁと思います。

マンガは絶対読みたくない!!ホラーとかミステリとか本では読めるのに、絵ではみたくないんですよねw

by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/09/27(木) 20:06 [Edit
Re[1]:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
茨木 月季さん

前から気になってはいたものの、なかなかミステリを読む気になれず本棚に積んだままだったんです(笑)

ファンタジー続きでふわふわしていた頭が一気に気持ちがひきしめられました^^;

本当に茨木月季さんとは本の趣味が似ているなぁといつも驚かされます♪私が読む本はだいたい月季さんに先を越されてますからw

「十二国記」の続き、早く読みたいですね〜!!もし最新刊が出たら、また初めから読みなおしちゃうかも。。。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/09/27(木) 20:12 [Edit
Re:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
こ、これは怖いですよね〜。

わたしは初・小野作品がこれだったんです(笑)。

綾辻行人さんの奥様ということもあって、

夫婦揃っておどろおどろしいミステリを書くんだなぁ〜と。

十二国記もかなりこわーいファンタジーかと…。

読んでびっくりです。でも、屍鬼とかも怖いですよね。
by anna2号 #79D/WHSg
2007/09/27(木) 20:46 [Edit
Re[1]:*黒祠の島*すっごい本だな…(09/26)
anna2号さん

こんばんは♪

初小野作品がコレですか…w

私は初小野作品は十二国記シリーズだったので、てっきりファンタジー作家かと思ってました(笑)

屍鬼は実はまだ未読です。あの本の厚みに怖気づいてます^^;



知らない作家さんって、初めて読む作品にかなり左右されますよね!私は石田衣良さんの本で最初に読んだのが「LAST」(←失礼ですがヒドイ本w)だったので、いまだに印象は悪いです(笑)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/09/27(木) 21:10 [Edit
私も読みました
閉鎖的で古い因習がこんなにコワいとはって感じですね。



小野さんのホラーってこわいです。十二国記から読んだ私は「悪夢の棲む家」でビビッてしまいました。(~_~;)しかも夜に読んだので・・・



屍鬼はかなりの厚みですが、コワいけどこれも気にせず読めると思います。手に取るまでかなり時間を要しましたが・・・

by Cedie #79D/WHSg
2007/09/27(木) 22:31 [Edit
Re:私も読みました(09/26)
Cedieさん

おっ読んでましたか♪

小野さんの本、こんなに怖いとは思わなかったです^^;私も夜には読めませんでした(笑)特にあの廃屋の場面とかモロ頭に浮かんじゃって…w

きっと、自分が考えている常識が通用しない世界っていうのは怖いものなんですね。



屍鬼、面白そうですね。きっと読み始めたら一気にのめりこむことでしょう^^

ただ、しばらくはファンタジーで頭をほんわかさせてから挑戦したいと思います(笑)
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/09/28(金) 19:55 [Edit
わ、わかります!!
>私は石田衣良さんの本で最初に読んだのが「LAST」(←失礼ですがヒドイ本w)だったので、いまだに印象は悪いです(笑



これ、すごいわかります^^;

池袋シリーズではまって、この本読んで…。えっ?!って(笑

最初にこれだったら、他の石田作品は読まなかったなぁ〜。



一番最初に読んだ作品によって、作家さんの印象って

けっこう決まっちゃいますよね。
by anna2号 #79D/WHSg
2007/10/01(月) 11:09 [Edit
Re:わ、わかります!!(09/26)
anna2号さん

なんで「LAST」を最初に手にとっちゃったんだろう…って後悔の気持ちでいっぱいです(笑)

最初に読んだ本によっては、きっとこの先長く付き合っていく作家さんになれたかもしれないのに^^;



本にも適齢期ってありますよね?!

「LAST」ももっと歳とってくたびれてから読んだらすっごい共感できるのかも…w
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/10/01(月) 20:29 [Edit

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EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
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深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
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第32回日本SF大賞を受賞した、
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地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

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★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
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