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『秘密と友情』春日武彦/穂村弘

ななこ



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
骨を隠す犬のほうが、その場でガジガジやっちゃう犬より、セクシーなのかなあ(「秘密」より)。他者との不器用な関わり方、地への足の着かなさ加減―互いによく似ていることを感じとった精神科医と歌人は、某日、友情を結んだ。そんな彼らがとことん語り合ったのは、孤独、言葉、愛…。世界にいまだなじめないあなたにおくる、微笑と屈託の連続対談集。


表紙の猫で購入を決めた一冊



普段なら、おそらく手に取らないであろうジャンルです。
精神科医の春日武彦さんは初めましてだし、歌人の穂村弘さんは雑誌で時折見かける程度。
そんなお二人の対談……何で買ったの??と言われれば。

そう、表紙の猫の可愛さ でした(ΦωΦ)笑

人間って面白いですねぇ、
最終的に食指が動くのが、「表紙」だとは。いわゆるジャケ買いでございます。

まぁ、正直中身は猫とはあまり関係がなかったんですけど(笑)
まんまと釣られてしまいましたが、面白かったので良しとしましょう…!


「普通」って何だろう?「常識」って何だろう?



「友情」「孤独」「不安」「読書」など、様々なテーマで自由に語り合う対談です。

春日武彦さんと穂村弘さん。
お二人とも知的なんだけど、それでいて「かなり変」 な人たちなんですよね。
「普通」から外れてしまった二人の、絶妙な掛け合いが面白くてあっという間に読了です。

常識的な大人になれず、いつもどこか不安で違和感を覚えるというのは、
どこか共感できるものがあります。いや、人間って何歳から大人なんだろう、ほんと。

穂村さんが教材の訪問販売のバイトをしている時に、他人のちょっとした言動に傷ついて、
上司に「ちょっとめまいがするので辞めさせてください」と言ったエピソードは笑いました。
なんというヘタレ…でもすごい分かる…!

若干浮世離れした感覚が面白かったり、こんな考え方をする人がいるんだと驚いたり。

巻末に、お二人の気になるリスト「煩悩108リスト」 が載っていましたが、
これ自分でも作ってみたいなーと思っちゃいました!
煩悩がなくなったら、きっとつまらない人間になるだろうなぁ(笑)


個人的評価:★★★★
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