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2016.10.23 *Sun*

『グイン・サーガ外伝23巻 星降る草原』久美沙織



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
草原。見渡す限りどこまでもひろがる果てしないみどりのじゅうたん。その広大な自然とともに暮らす遊牧の民、グル族。族長の娘リー・オウはアルゴス王の個室となり王子を生んだ。複雑な想いを捨てきれない彼女の兄弟たちの間に起こった不和をきっかけに、草原に不穏な陰が広がってゆく。平穏な民の暮らしにふと差した凶兆を、幼いスカールの物語とともに、人々の愛憎・葛藤をからめて描き上げたミステリアス・ロマン。



なんと・・・約7年ぶりの『グイン・サーガ』になるんでしょうか( ;∀;)

栗本薫さんの突然の訃報に茫然とした日のことを、未だ鮮明に覚えています。
あんなにショックを受けたのは、今まで生きてきた中で初めての経験でした・・・
それほどまでに『グイン・サーガ』を愛していて、その世界にどっぷりと浸っていました。

別の作家さんが、栗本さんの遺志を継いで書き続けている。
そんな話も耳にしましたが、栗本さん以外のグインはあり得ない!と思っていました。

でも月日の経過とともに、少しずつ痛みも薄れ、
もう一度だけグインワールドに触れたいなぁという興味が湧いてきて。。。
お馴染みの加藤直之さんの表紙だったこともあり、ついつい手に取ってしまいました!


まずは外伝から



本編の続きが出ていましたが、何しろ131巻目。
7年のブランクの後に、あの壮大なストーリーの続きを読む勇気がなかったので(笑)
まずは1冊で完結できる外伝から!著者は久美沙織さんという方です。

グインファンなら、タイトル『星降る草原』からすぐ分かる。
そう、モスの大海が舞台です。後にアルゴスの黒太子と呼ばれたスカールの幼少時代

いやースカさん大好きだったので、彼のやんちゃな少年の姿が見られて感無量!!!
やっぱり子供の頃から、きかん気で、でも情に厚くて、既にリーダーシップを兼ね備えている。
カッコイイっすなー!13歳(だっけか?)の頃から黒衣を身に纏ってるってスゴイな(笑)

母親のリー・オウは、兄弟達さえ惑わすほどの美貌の持ち主だというから、
きっとスカさんもさぞや美しいのだろう、と思うんだけど、、、
どうしても黒髪、ヒゲ面のオッサンというイメージしか思い浮かばない(爆)

あと、後に最愛の妻となるリー・ファとの出会いも描かれていて、ニマニマしちゃいました。
この2人、本当に素敵すぎる。風のように自由奔放で、同じ場所に留まらない。

スカールの愛馬ハン・イーの名前の由来も分かって、
あのシーンは、思わず涙してしまいました・・・あぁ、もうズルイよ( TДT)


久美さんのグインは最高でした。



という訳で、読み始めの十数ページはやはり少し違和感はあったものの、
文章が栗本さんに近い印象だったので、どんどん物語にのめり込む事ができました。

あとがきからも分かるように、ご本人も最初は恐る恐るという感じだったようですが。
(まー日本中のグインファンの目が光っていますからね。笑)
筆が乗ってくると、作者さんも楽しんで書かれているのが伝わってきました!

この後は、引き続き外伝を読み進めてみるか・・・
または勇気を出して本編131巻『パロの暗黒』を読んでみるか・・・
本編のほうは賛否両論があるらしいので、手に取るのがちょっと怖いです(ΦωΦ)

個人的評価:ほし


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COMMENT

久美沙織さん
ななこさん今晩は
栗本薫さんがお亡くなりになりグインサーガも終わりなのかな?
って思っていましたが久美沙織さんが引き継がれたんですね
彼女はファミコンゲームの名作『MOTHER(マザー)』の小説版を
書かれて評価が上がった方です。以後ドラゴンクエストなど
ファンタジー系RPGの小説家に携わっていますね、私は『MOTHER(マザー)』を読みましたがゲーム世界観を損なうことなく
子供達の冒険を描いていてすばらしかったです。
なので久美沙織さんが後を継がれたのであればファンの方も満足で
きるのではって思います。
ただかくいう私はグインサーガは未読ですけどね(^^;
by ねむりねこ #-
2016/10/23(日) 19:16 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんばんは!

>栗本薫さんがお亡くなりになりグインサーガも終わりなのかな?
>って思っていましたが久美沙織さんが引き継がれたんですね

栗本薫さんが亡くなってから、完璧に情報をシャットダウンしていたので(笑)
詳しくはつい最近知ったのですが、どうやら複数の作家さんで引き継がれているようです。
久美沙織さん、牧野修さん、五代ゆうさん、宵野ゆめさんという作家さんらしいですね。
本編などは交代で(?)書かれているらしいのですが、大丈夫なんでしょうかねぇ…Σ(・∀・;)
それぞれの作家さんのカラーもあるでしょうし、物語がちぐはぐにならないか不安です。

>彼女はファミコンゲームの名作『MOTHER(マザー)』の小説版を
>書かれて評価が上がった方です。

おぉ、あの『MOTHER』ですか!懐かしいですね~~(´∀`*)
それではRPGやファンタジーの世界はお手のものですね♪
実際、今回の作品を読んでみても驚くほどに違和感がなくて、すごく面白かったです!
できるなら久美さんに全てを書いて欲しい…と思うほどに(笑)

ただ他の作家さんもどんな感じなのか、まずはおそるおそるですが読んでみようと思います。
栗本さんが絶筆された後のプロットはほとんど残されていないということなので、
予想外の方向に話が転がっていく…なんていう可能性もありそうデス(ΦωΦ)
by ななこ #-
2016/10/23(日) 21:16 [Edit

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1位 百年法
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EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

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◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
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もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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