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『グイン・サーガ外伝23巻 星降る草原』久美沙織

  •   23, 2016 10:24
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
草原。見渡す限りどこまでもひろがる果てしないみどりのじゅうたん。その広大な自然とともに暮らす遊牧の民、グル族。族長の娘リー・オウはアルゴス王の個室となり王子を生んだ。複雑な想いを捨てきれない彼女の兄弟たちの間に起こった不和をきっかけに、草原に不穏な陰が広がってゆく。平穏な民の暮らしにふと差した凶兆を、幼いスカールの物語とともに、人々の愛憎・葛藤をからめて描き上げたミステリアス・ロマン。



なんと・・・約7年ぶりの『グイン・サーガ』になるんでしょうか( ;∀;)

栗本薫さんの突然の訃報に茫然とした日のことを、未だ鮮明に覚えています。
あんなにショックを受けたのは、今まで生きてきた中で初めての経験でした・・・
それほどまでに『グイン・サーガ』を愛していて、その世界にどっぷりと浸っていました。

別の作家さんが、栗本さんの遺志を継いで書き続けている。
そんな話も耳にしましたが、栗本さん以外のグインはあり得ない!と思っていました。

でも月日の経過とともに、少しずつ痛みも薄れ、
もう一度だけグインワールドに触れたいなぁという興味が湧いてきて。。。
お馴染みの加藤直之さんの表紙だったこともあり、ついつい手に取ってしまいました!


まずは外伝から



本編の続きが出ていましたが、何しろ131巻目。
7年のブランクの後に、あの壮大なストーリーの続きを読む勇気がなかったので(笑)
まずは1冊で完結できる外伝から!著者は久美沙織さんという方です。

グインファンなら、タイトル『星降る草原』からすぐ分かる。
そう、モスの大海が舞台です。後にアルゴスの黒太子と呼ばれたスカールの幼少時代

いやースカさん大好きだったので、彼のやんちゃな少年の姿が見られて感無量!!!
やっぱり子供の頃から、きかん気で、でも情に厚くて、既にリーダーシップを兼ね備えている。
カッコイイっすなー!13歳(だっけか?)の頃から黒衣を身に纏ってるってスゴイな(笑)

母親のリー・オウは、兄弟達さえ惑わすほどの美貌の持ち主だというから、
きっとスカさんもさぞや美しいのだろう、と思うんだけど、、、
どうしても黒髪、ヒゲ面のオッサンというイメージしか思い浮かばない(爆)

あと、後に最愛の妻となるリー・ファとの出会いも描かれていて、ニマニマしちゃいました。
この2人、本当に素敵すぎる。風のように自由奔放で、同じ場所に留まらない。

スカールの愛馬ハン・イーの名前の由来も分かって、
あのシーンは、思わず涙してしまいました・・・あぁ、もうズルイよ( TДT)


久美さんのグインは最高でした。



という訳で、読み始めの十数ページはやはり少し違和感はあったものの、
文章が栗本さんに近い印象だったので、どんどん物語にのめり込む事ができました。

あとがきからも分かるように、ご本人も最初は恐る恐るという感じだったようですが。
(まー日本中のグインファンの目が光っていますからね。笑)
筆が乗ってくると、作者さんも楽しんで書かれているのが伝わってきました!

この後は、引き続き外伝を読み進めてみるか・・・
または勇気を出して本編131巻『パロの暗黒』を読んでみるか・・・
本編のほうは賛否両論があるらしいので、手に取るのがちょっと怖いです(ΦωΦ)

個人的評価:ほし


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Tag:栗本薫 グイン・サーガ

2 Comment

ねむりねこ  

久美沙織さん

ななこさん今晩は
栗本薫さんがお亡くなりになりグインサーガも終わりなのかな?
って思っていましたが久美沙織さんが引き継がれたんですね
彼女はファミコンゲームの名作『MOTHER(マザー)』の小説版を
書かれて評価が上がった方です。以後ドラゴンクエストなど
ファンタジー系RPGの小説家に携わっていますね、私は『MOTHER(マザー)』を読みましたがゲーム世界観を損なうことなく
子供達の冒険を描いていてすばらしかったです。
なので久美沙織さんが後を継がれたのであればファンの方も満足で
きるのではって思います。
ただかくいう私はグインサーガは未読ですけどね(^^;

2016/10/23 (Sun) 19:16 | EDIT | REPLY |   

ななこ  

ねむりねこさんへ

ねむりねこさん、こんばんは!

>栗本薫さんがお亡くなりになりグインサーガも終わりなのかな?
>って思っていましたが久美沙織さんが引き継がれたんですね

栗本薫さんが亡くなってから、完璧に情報をシャットダウンしていたので(笑)
詳しくはつい最近知ったのですが、どうやら複数の作家さんで引き継がれているようです。
久美沙織さん、牧野修さん、五代ゆうさん、宵野ゆめさんという作家さんらしいですね。
本編などは交代で(?)書かれているらしいのですが、大丈夫なんでしょうかねぇ…Σ(・∀・;)
それぞれの作家さんのカラーもあるでしょうし、物語がちぐはぐにならないか不安です。

>彼女はファミコンゲームの名作『MOTHER(マザー)』の小説版を
>書かれて評価が上がった方です。

おぉ、あの『MOTHER』ですか!懐かしいですね~~(´∀`*)
それではRPGやファンタジーの世界はお手のものですね♪
実際、今回の作品を読んでみても驚くほどに違和感がなくて、すごく面白かったです!
できるなら久美さんに全てを書いて欲しい…と思うほどに(笑)

ただ他の作家さんもどんな感じなのか、まずはおそるおそるですが読んでみようと思います。
栗本さんが絶筆された後のプロットはほとんど残されていないということなので、
予想外の方向に話が転がっていく…なんていう可能性もありそうデス(ΦωΦ)

2016/10/23 (Sun) 21:16 | EDIT | REPLY |   

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