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2016.09.03 *Sat*

『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和



コーヒーが冷めないうちに

川口俊和 サンマーク出版 2015-12-07
売り上げランキング : 1166
by ヨメレバ

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
お願いします、あの日に戻らせてくださいー。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。
【目次】(「BOOK」データベースより)
『恋人』結婚を考えていた彼氏と別れた女の話/『夫婦』記憶が消えていく男と看護師の話/『姉妹』家出した姉とよく食べる妹の話/『親子』この喫茶店で働く妊婦の話


借り本です。
新聞に大々的に紹介されていたので、気になっていた作品でした!

POPは『4回泣けます』

おぉっ・・・これは期待値が大きいぞ!

・・・

・・・

・・・

あれ、もう終わっちゃったけどどこが泣き所だったの??(´ω`)
まさか、ページ読み飛ばしてる?と、狐につままれたような気持ちで読み終えました。

過去に戻ることができる喫茶店



とある街にひっそりとたたずむ「フニクリフニクラ」という喫茶店。
(カフェじゃなくて喫茶店というのは気に入っている)

その喫茶店のある席に座ると、
コーヒーをカップに注いでから、冷めるまでの間だけ過去の好きな時間に戻れるという。
でも、決して過去を変えることはできないというルール。

人間って、後悔の繰り返しなんですよねー
あの時こうしておけば良かった、なんであんな事を言ってしまったんだろう?
できるならあの時に戻って、やり直したい・・・と思った事なんて数知れず(笑)

でも、この不思議な喫茶店では、
過去に戻っていくら努力しても、現実に戻った時には何も変わっていないんですよね。
それでも戻りたいという人達が後を絶たない。何とも不思議な人間の心理です。

文体が気になる。



というわけで、設定自体はとても魅力的なんですけれども。

読んでいて、語彙の少なさが非常に気になりました。表現方法も繰り返し。
どうやら作者の川口さん、脚本・演出家とのことなのでそこは仕方ないのかなぁ。

最初の短編『恋人』では、主人公の二美子は頭脳明晰な大人の女性のはず。
突然癇癪を起したり、「マジで?」という言葉づかいをしているのが、
どうにもこうにも違和感がありまくりで・・・(笑)

内容よりも言葉づかいや言い回しのほうが気になってしまって、
材料は良いだけに、何とも残念!な作品でした。

個人的評価:ほし
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tag : 川口俊和 

COMMENT

こんにちは。
おおお…いいですね、いいですね^m^
素直な感想素敵です(笑)
この作品、色んな所で紹介されているので気にはなっていたのですがいまだに未読でした。
でも、泣ける!っていう謳い文句の作品って天邪鬼な私は泣かないだろうなーなんて思いながら読むのですが^^;
教えていただいてありがとうございます(笑)
読む機会がもしあればそこまで期待を持たずに読もうと思います(読むかなー^^;)
by 苗坊 #-
2016/09/03(土) 17:33 [Edit
こんにちは。

この本、本屋で見かけて気になっていました(≧∇≦)

図書館で借りようかと思っていたら結構予約が詰まっていたのでまた今度となっていた本でした。

なんと結構残念な結果だったとは。
でも読んだことで自分の何かが変わるかもですね。
人間って、後悔の繰り返しだから笑。
by Cedie #SFo5/nok
2016/09/03(土) 21:28 [Edit
苗坊さんへ
苗坊さん、おはようございます!

>おおお…いいですね、いいですね^m^
>素直な感想素敵です(笑)

へへへ…もしこの本好きな方が見ていたらスミマセンという感じです(*´▽`*)
普段は、☆を3つ以下にする事ってそれほどないんですが、
この本は最初から最後までしっくりこないというか、違和感がある作品でしたね~^^;

>この作品、色んな所で紹介されているので気にはなっていたのですがいまだに未読でした。
>でも、泣ける!っていう謳い文句の作品って天邪鬼な私は泣かないだろうなーなんて思いながら読むのですが^^;

うんうん、分かります(笑)
私も「泣ける」って言われれば言われるほど、斜に構えて読んでしまう天邪鬼なので、、、
「ここが泣くところか?」と冷めた目で読んでしまう自分が怖いです…
でも、この本については泣く所の見当もつかず、あれれ?というままに読み終えました(´・ω・`)

全く期待をせずに読んだら、また何か違うものが見えてくるのかもしれません…
この本、苗坊さんの感想をお聞きしたいです!(笑)
by nanaco #-
2016/09/04(日) 09:19 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、おはようございます!

>図書館で借りようかと思っていたら結構予約が詰まっていたのでまた今度となっていた本でした。

おぉ、結構人気の本なのですね!
私も新聞とか広告で大きく取り上げられていたので、ずっと気になっていた作品でした^^
その分期待度が上がっていたのかもしれませんが…

>なんと結構残念な結果だったとは。
>でも読んだことで自分の何かが変わるかもですね。
>人間って、後悔の繰り返しだから笑。

他の方のレビューを見ると、中には絶賛されている方もいるようだったので、
多分、たまたま自分の琴線には触れなかっただけだと思います…(笑)
この本に出てくるような経験をされた方には、また違った読み方があるのかも(ノ_・。)

Cedieさんの感想もお聞きしたいので、是非先入観ナシに読んでみてくださいー!
by nanaco #-
2016/09/04(日) 09:24 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

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◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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