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『いなくなれ、群青』河野裕

ななこ



いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

河野 裕 新潮社 2014-08-28
売り上げランキング : 2638
by ヨメレバ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。


積読本消化計画7冊目。残り73冊。

以前から気になっていた<階段島シリーズ>の一作目、『いなくなれ、群青』を読みました!
表紙絵の雰囲気も好きだったし、タイトルが印象的だったものでかお

「階段島」という、地図にも載っていない外界と遮断された島。
ある日目覚めるとこの不思議な島にいて、どうしても外に出る事ができない。
外に出るためには、無くした何かを見つけなければいけないという。

もう訳が分からなさすぎて、発狂しそうな世界ですな…!(笑)

     イラスト

主人公の七草は、そこである少女と再会するところから物語は始まります。
「階段島」で過ごす穏やかな日々は、この少女・真辺によって少しずつ壊れていきます。

真辺がね、どこまでも曲者なんですよねぇ。学生時代、一人はこういう人いた!
とにかく正論を重ねるんだけど、それを口に出すことがいつも正しいとは限らないのにね。
だから、真辺はこの島に来て早々トラブルメーカーになってしまう。

理想主義者の真辺は、階段島から絶対出る!理由を見つける!と意気込み、
悲観主義者の七草は、別に不自由もないし出なくてもいいんじゃない?というスタンス。

真辺と七草は、
お互いを認め合うものの、決定的なところで考えを共有することができないから、
2人のやりとりは、何とももどかしいというかイライラさせられる所が多々ありましたねーかお

正直、私のように青春時代から時が経ち過ぎた人間には、なかなか共感しがたい作品(笑)
10代の時に出会っていたなら、またちょっと違う読み方ができたかもしれませんが。
ミステリとしては物足りず、どちらかというと青春ファンタジーという感じかな。

この箱庭的世界観や、言葉選びのセンスなどは感心しましたきもち
しかし…続きを読むかはビミョーです。

個人的評価:ほし

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