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『史記 武帝紀 4』北方謙三

ななこ


史記 武帝紀 4 (ハルキ文庫 き 3-19)

北方 謙三 角川春樹事務所 2013-10-12
売り上げランキング : 63294
by ヨメレバ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
前漢の中国。匈奴より河南を奪還し、さらに西域へ勢力を伸ばそうと目論む武帝・劉徹は、その矢先に霍去病を病で失う。喪失感から、心に闇を抱える劉徹。一方、そんな天子の下、若き才が芽吹く。泰山封禅に参列できず憤死した父の遺志を継ぐ司馬遷。名将・李広の孫にして、大将軍の衛青がその才を認めるほどの逞しい成長を見せる李陵。そして、李陵の友・蘇武は文官となり、劉徹より賜りし短剣を胸に匈奴へ向かう―。北方版『史記』、激動の第四巻。


積読本消化計画6冊目。残り74冊。
もう今年中の積読本消化は、既に諦めてしまったnanacoでございます(笑)

さて、北方『史記』第4巻ですきもち
前回のレビューで、『三国志』や『水滸伝』ほどは乗り切れないと書きましたが、
それでも読み始めると、続きが気になって仕方がないのです。。。

一見、葉巻を吸っているヤクザな感じのオッサンだけれども(* ̄∇ ̄*)
やはりハードボイルドを書かせると"一流だな"と感じさせてくれる北方先生です。

今巻では、衛青が可愛がっていた李陵が、少しずつ頭角を現し始めます!
李陵の幼馴染みの蘇武は、李陵と比べるとどうしても小物感(失礼)があったんだけど、
敵国・匈奴の地へ派遣されてからは、死を覚悟したからか、かなり男前になりますかお

あと特筆すべきは、帝の愚帝っぷりがとどまるところを知らない・・・!!(汗)
衛青、霍去病がいたころには、まるでやんちゃな青年のように輝きを放っていたのに、
徐々に死への恐怖へと取りつかれるようになるんですよねー。

美しい女を望めば思いのまま、さらに部下に死ねと命じたら何の躊躇もなく死ぬ。
この世の全てを手に入れた帝が恐れるものは、老いと死のみなんですね。
頂点を極めた人間は、こういう風に堕ちていくものなんでしょうか・・・きもち

ところで解説でも触れられていましたが、
北方さんが影響を受けた中島敦さんの『李陵』も、是非読んでみたいなぁと思っています。

李陵・山月記 (新潮文庫)

中島 敦 新潮社 2003-12
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個人的評価:ほし

ぼたん 『史記 武帝紀 1』
ぼたん 『史記 武帝紀 2』
ぼたん 『史記 武帝紀 3』

ライン

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