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『史記 武帝紀 2』北方謙三

ななこ


史記 武帝紀 2 (ハルキ文庫 き 3-17 時代小説文庫)

北方 謙三 角川春樹事務所 2013-06-15
売り上げランキング : 219405
by ヨメレバ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中国前漢の時代。若き武帝・劉徹は、匈奴の脅威に対し、侵攻することで活路を見出そうとしていた。戦果を挙げ、その武才を揮う衛青は、騎馬隊を率いて匈奴を撃ち破り、念願の河南を奪環することに成功する。一方、劉徹の命で西域を旅する張騫は、匈奴の地で囚われの身になっていた―――。若き眼差しで国を旅する司馬遷。そして、類希なる武才で頭角を現わす霍去病。激動の時代が今、動きはじめる。北方版『史記』、待望の第二巻。


積読本消化計画4冊目。残り76冊。

さて、北方史記の2巻目ですきもち

北方三国志や、北方水滸伝でも言えることなんですけど、
「これは後々まで活躍するぞー!」と思えるようなキャラでも、すぐに世代交代する。
まぁ潔いというか何というか・・・きもち

現代でもそうですけど、人間歳を取ってくると保守的になるんでしょうかね~かお
苦労して築き上げてきたものがあるし、それを守らなきゃいけない責任もある。
「守り」に入ることも大切だけど、生きるか死ぬかの毎日では「攻め」の姿勢が重要。

戦に対して天賦の才を見せた衛青(えいせい)もまた、例に漏れず。
奴僕同然の身から大将軍にまで登り詰めるけれど、その分守りに入ってしまった気がします。

そんな中、衛青の甥っ子の霍去病(かくきょへい)が頭角を現し始めましたかお
衛青は若いわりにどこか老成していて、なかなか素顔が見えない所があったのですが、
霍去病は血気盛んで、でも白い歯を見せて屈託なく笑うようなまだ18歳の青年。

何となく『水滸伝』の楊令と重なる所があって、、、
でも超人的に強かった楊令よりも、もっともっと人間味に溢れているような気がするなぁ。

霍去病は戦の才は非凡なものがあるけれど、
人の好き嫌いを桑弘羊(そうこうよう)に見抜かれていたり(絶対顔に出てる!笑)、
おじの言う事を聞かず「自分ならできる!」と勝手に突っ走って後悔したり。

まーなんというか憎めない青年なんですよ。見守っていたくなる。

一方、敵側となる匈奴にもまた魅力的な人物が登場しましたきもち
頭屠(とと)という、無鉄砲で勢いのある匈奴の少年は今後強力なライバルになりそう。

匈奴の戦のポリシーは
負けると思ったら逃げる、死ぬと思ったら戦を投げ出すなんですよね。
力が全てで、略奪こそが文化だから、漢としてはヒジョーに厄介な相手だなぁ。。。きもち

伊穉斜(いちさ)の二男呴犁湖(こうりこ)は、朴訥とした印象だけど、
衛青の騎馬隊に匹敵する、直轄軍を迷いなく編制しているあたりを見ると、
実はかなりやり手だなぁと認めざるを得ません。

さて、続きを読みます!!!

個人的評価:ほし


ぼたん 『史記 武帝紀 1』

ライン

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