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2015.09.05 *Sat*

『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。


前にドラマ化されて話題になりましたねきもち

長い間、存在だけは知りつつも何となくスルーしていた作品でした。
・・・が、お友達のmiwaさんがブログで紹介されていて、面白そうだったので。

私、大きな勘違いをしていたようです。
ずっと「アルジャーノン」が主人公だと思っていたんですけど、、、
まさか、まさかネズミの事だったとは!!(/ω\)

32歳になっても、幼児並みの知能しかないチャーリイ・ゴードン。
パン屋で働くチャーリィは、周りからバカにされながらも満ち足りた生活を送っています。

そんな彼に、ある夢のような話が舞い込んできます。
大学の偉い先生が、幼児並みのチャーリィの頭を良くしてくれると。
チャーリィは早速その話に飛びつき、毎日実験結果を日記形式で綴る事になりますきもち

なんというか、モヤッとしたものが残る作品ですねかお
読了後も何が正しい事なのか分からないから、どこか割り切れなさがあるんです。
おそらく数年先もこの結末をふと思い出す…それがこの本の魅力なのかもしれませんね。

最初はね、もーーー読みづらくて仕方なかった!
幼児並みの知性しかない訳だから、言葉もたどたどしいし日記も誤字脱字だらけきもち
これ、翻訳者も苦労しただろうなぁと思いましたよ(笑)

チャーリィの知性が向上し始めてからは、続きが気になって一気読み。
今までは見えていなかった人間の悪意だとか嫉妬だとかに、気付き始めちゃうんですね。
他人の目を意識する事によって、徐々に彼の人柄も変化していくのがやるせなかったかお

一体何が幸せなのか…何も知らないままでいたほうが良かったのか。困惑、葛藤。
そしてこの結末ですから。落差が激しすぎる。

「感動」というと語弊があるかな、個人的にはちょっと心が痛くなる本だったなぁー。

個人的評価:ほし

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COMMENT

切ない終わり方ですね
知能が高くなることで様々なことを解き明かせたりするけど、今まで気づかなかった周りの悪意や軽蔑に気づくことや周りを見下したり悪い面もある。愛されて来なかったチャーリーは、女性に対して母を重ねてしまったり、未成熟な面も見せる。知能と感情は相互に発達しないといけないのだと、思いました。いろんなことを考えさせる本でした。
by dayuuki #-
2015/09/06(日) 00:30 [Edit
dayuukiさんへ
dayuukiさん、こんばんは~♪

この作品、色々な意味で考えさせられる本でしたね><
読み終えた後も何が正しいのか、チャーリーや周りの人間達の判断が正しかったのか、
その答えが出ずにもやもやしたものが残っています(笑)
でもきっとこういう本が「再読したくなる本」になるんですよね(*'-'*)

>知能と感情は相互に発達しないといけないのだと、思いました。

本当にそうですね、
特に知能だけの人間は手に負えない!^^;
知能があって人の痛みが分かる人間…になりたいものです(笑)

ダニエル・キイスといえば「24人のビリー・ミリガン」も興味があるので、
近いうちに挑戦できたら良いなぁと思っています*^^*
by nanaco☆ #-
2015/09/06(日) 18:32 [Edit
こちらにもお邪魔します。

本当にこの本読みづらいところありますよね。
これがずっと続くのかと途中で何度も挫折しそうになりながら読んでいたら、普通になっていってまた読みづらくなり・・・
それもきちんと理由あってのことだったのでいろいろ考えさせられた本でした。
by Cedie #SFo5/nok
2015/09/06(日) 20:35 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、おはようございます~♪
お返事が遅れてしまってごめんなさい!

>本当にこの本読みづらいところありますよね。

本当に^^;
私も最初はなかなか読み進める事ができなくて、ちょっと辛かったです(笑)
翻訳者の方もかなり苦労しただろうなぁと思いました…
中盤あたりはスッと入ってきたんですけどね(* ̄∇ ̄*)

私、ドラマのほうは未見なんですがどんな感じだったんでしょうね?
日本を舞台にしていると思うんですけど、なかなかイメージが湧かなくて。
とりあえず、ずっと気になっていた本が読めたので満足です(笑)
by nanaco☆ #-
2015/09/20(日) 07:05 [Edit
今晩は~
ダニエル・キースさんの作品の中ではとても有名ですね
私は彼のノンフィクション作品も好きです。
アルジャーノンは元々短編でした。それを長編化したのが
この作品です。
ドラマの方は日本に全部置き換えておりやはり無理がありますね
2002年に始めてTVドラマ化されユースケサンタマリアさんが
主演でした。
彼の演技も評判が良かったですが、最近放映されたほうは
見ていませんが平均視聴率が指し示すとおりだと思います
山久君ファンと言うことでなければ2002年版をお勧めします。
でもまあこの物語を日本に置き換えちゃうとやっぱりね(--;
by ねむりねこ #-
2015/09/27(日) 19:21 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんばんは~♪
お返事が遅れてしまってごめんなさい><

>アルジャーノンは元々短編でした。それを長編化したのが
>この作品です。

そうだったのですね!
この作品、タイトルだけは知りながらも、
恋愛小説なのではないか?という変な先入観からずっと読まずにいました(笑)
こんなお話だったのですね、もっと早くに読んでいれば良かったです^^;
最初は若干読みづらい部分があったものの、
中盤以降は、チャーリィの行く末が気になって一気読みでした~。
何とも哀しいお話でしたが、意外にも読後感は悪くないかも・・・

>ドラマの方は日本に全部置き換えておりやはり無理がありますね
>2002年に始めてTVドラマ化されユースケサンタマリアさんが
>主演でした。

あぁ、やっぱりそうなのですね(笑)
ドラマはどちらも未見ですが、「これを日本に置き換えちゃうの?」と思いました。
日本人が演じる以上、こういう設定にせざるを得ないのでしょうけど、、、
それでもやっぱり違和感がありますよねぇ(▼-▼*)

この作者さんの作品、「24人のビリー・ミリガン」も気になっているので、
近いうちに挑戦してみようかなぁと思っています*^^*
by nanaco☆ #-
2015/10/10(土) 18:13 [Edit
ノンフィクション
今晩は

ダニエル・キイスさんのノンフィクション作品は沢山かかれていますが
『24人のビリー・ミリガン』はとても興味深い作品でしたよ
続編の『ビリー・ミリガンと23の棺』はその後を描いてます
そのほかにも『5番目のサリー』『クローディアの告白』など興味深いと思いますよ
by ねむりねこ #-
2015/10/12(月) 16:16 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんにちは~♪

>『24人のビリー・ミリガン』はとても興味深い作品でしたよ
>続編の『ビリー・ミリガンと23の棺』はその後を描いてます

おぉっ、そうなのですね!
何となくあらすじだけはどこかで聞いて知っているのですが、
ちゃんと手に取った事はないので、是非読んでみたいですヽ(*^^*)ノ
しかも続編もあったとは…!こちらも気になります。

>そのほかにも『5番目のサリー』『クローディアの告白』など興味深いと思いますよ

オススメ作品を教えて頂いてありがとうございます♪
さらっと内容を確認しましたが、これがノンフィクションだという事に驚きですw(゚o゚*)w
次に読む本の参考にさせて頂きますね!
by nanaco☆ #-
2015/10/17(土) 14:40 [Edit

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32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そん な彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれると いうのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相 手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌 したが…
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

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1位 百年法
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不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
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フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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