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2014.11.22 *Sat*

「蘆屋家の崩壊」津原泰水


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
定職を持たない猿渡と小説家の伯爵は豆腐好きが縁で結びついたコンビ。伯爵の取材に運転手として同行する先々でなぜか遭遇する、身の毛もよだつ怪奇現象。飄々としたふたり旅は、小浜で蘆屋道満の末裔たちに、富士市では赤い巨人の噂に、榛名山では謎めいた狛犬に出迎えられ、やがて、日常世界が幻想地獄に変貌する―。鬼才が彩る妖しの幻想怪奇短篇集。
【目次】
反曲隧道/蘆屋家の崩壊/猫背の女/カルキノス/超鼠記/ケルベロス/埋葬虫/水牛群


積読本消化計画31冊目。残り28冊。

津原泰水(つはらやすみ)さん。
ブロ友さんが度々紹介してくれていて、何気に気になる作家さんでした。
ようやく!積読本の山から引っ張り出す日が来ましたよぉ~きもち

なかなかクセのある文章ですが、私はかなり好ききもち
万人受けするタイプではなさそうなので、好き嫌いがはっきり分かれるかな。

幻想ホラーというべきなのかなぁきもち
ちょっと雰囲気が、皆川博子さんに似てるわぁなんて思っていたら、
この本の解説が、まさに皆川さんだったのでビックリしてしまいました(笑)

幻想、怪奇、というワードにビビッとくる方にはオススメですかお

三十路を過ぎても未だ定職に就かずフラフラしている主人公・猿渡。
そして怪奇をこよなく愛する怪奇小説家"伯爵"。
この2人の軽妙な会話が、何とも楽しい気持ちにさせられるんですよね~かお

猿渡と伯爵を結びつけるのが、"無類の豆腐好き"というのが笑えます。
2人が大真面目に豆腐や豆乳の薀蓄を傾けるもんだから、
とても勉強にはなるんだけど、やっぱりウケる(笑)

豆腐好きコンビが、行く先々で奇怪な事件に遭遇する連作短編集ですきもち

特に自分好みだったのは、表題作「蘆屋家の崩壊」ですね。
猿渡が大学時代に付き合っていた旧家のお嬢様の家へ訪れた二人。
でも蘆屋家の人々には、何か隠している秘密があるようで……

「猫背の女」は、ちょっと衝撃的なくらい怖かったぁ。
歯ブラシとか、ヘアブラシとか…プライベートが侵食されてくのって恐ろしい。
読み終えた後、ふと後ろを振り返りたくなる事必至ですきもち

「埋葬虫」は、虫嫌いの人は生理的に受け付けないかも。
貴志祐介さんの「天使の囀り」に匹敵する気持ち悪さ!うぎゃーと叫びたくなる。

暴走しがちな猿渡を、伯爵がしっかりと現実に繋ぎとめてくれるのが嬉しい(笑)
なんか伯爵がいてくれると安心、みたいな気持ちになるよね。

どうやらこの作品、シリーズ化されているようで、
続編に「ピカルディの薔薇」と「猫ノ眼時計」という作品が出ているようです。
これは是非読まなくちゃ~きもち


個人的評価:ほし

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COMMENT

nanaco☆さん、おはようございます。

津原泰水さんは津原やすみ名で『あたしのエイリアン』シリーズ以来読んでいなかったので、なんだか懐かしくなりました。

しかしそのころの内容とは全然違うみたいで別人みたいですw怖いのか・・・
by Cedie #SFo5/nok
2014/11/23(日) 10:10 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、おはようございます♪

>津原泰水さんは津原やすみ名で『あたしのエイリアン』シリーズ以来読んでいなかったので、なんだか懐かしくなりました。

おぉっ別名義の作品、読まれた事あるんですねぇ*^^*
「あたしのエイリアン」シリーズ、ちょこっと調べてきましたが面白そうですね♪
でももしや既に絶版になっているかな…(T-T*)

>しかしそのころの内容とは全然違うみたいで別人みたいですw怖いのか・・・

今回の作品とは大分雰囲気が違うみたいですね~(笑)
文章も時々古風な言い回しがあったりして、なかなかクセがありました(=v=)
(もしかしたら物語に合わせているのかもしれませんが…)
他にも「綺譚集」とか「バレエ・メカニック」とか、
色々気になる津原作品があるので、少しずつ読んでいこうと思います☆

それにしても今回のこの短編集の、
「猫背の女」の怖さは異様でした……(笑)
by nanaco☆ #-
2014/11/24(月) 07:46 [Edit
面白そうだけど、それ以上に怖そうですね(@_@;)
nanaco☆りん、こんちわぁ~(^^)/

おぉ、幻想怪奇の作品なんですね(@_@)
タイトルで、家族崩壊の悲惨な作品なのかと思いました(笑)

探偵役の豆腐好きコンビ、なかなかユニークそうですね~。
無類の豆腐好きって…なんか笑える~!!
思わず、二人で湯豆腐を食べてるところなんか想像したりして…(笑)

個人的には、「猫背の女」に一番興味を引かれるかな。
夜に読むにはちょっと危険な匂いがするけど、
怖いもの見たさもあって、無性に気になるかも><
by miwa125 #-
2014/11/24(月) 16:52 [Edit
お久しぶりです・・・・
nanacoさん、こんばんは。すっごくお久しぶりです。

津原泰水さんや伊藤計劃さんと大好きな作家さんの本がつづいてて、嬉しくてコメントしました。

ブログの方はまだ再開してませんが近いうちにリハビリかねて更新しようかな・・・
最近、本は月2~4冊くらいしか読めていません。いまひとつな感じです。またちょくちょくお邪魔いたします。
by 日向永遠 #-
2014/11/24(月) 20:41 [Edit
miwaちんへ
miwaちん、こんばんは~♪

>おぉ、幻想怪奇の作品なんですね(@_@)
>タイトルで、家族崩壊の悲惨な作品なのかと思いました(笑)

でしょでしょ?響きがポーの「アッシャー家の崩壊」みたいですよねぇ(▼-▼*)
内容的にもそれにかけているような気がしますが、、、
雰囲気が好きかも♪と思って購入したは良いものの、
何となくあらすじの"豆腐好き"というのと"伯爵"というワードが胡散臭くて!(笑)
今まで積みっぱなしだったんですよ…。津原さん、ごめんよって感じです^^;

>無類の豆腐好きって…なんか笑える~!!
>思わず、二人で湯豆腐を食べてるところなんか想像したりして…(笑)

miwaちんったらまた妄想癖~~(゚×゚*)プッ
…ってツッコもうとしたんだけど、あながち間違っていないのです!(爆)
えぇ、確かに二人で豆腐を食べているシーンがありました。
しかもその味に感動していたりして、妙に記憶に残っています(=v=)

>個人的には、「猫背の女」に一番興味を引かれるかな。
>夜に読むにはちょっと危険な匂いがするけど、
>怖いもの見たさもあって、無性に気になるかも><

「猫背の女」めっちゃ怖かったです~、、、
一度話をしただけの女の人に、やたらと好かれちゃった主人公のお話なんだけど、
これがまたいかにもありそうでリアルだから、怖くて怖くて(゚〇゚;)
ちらちらと後ろを確認しながら読んじゃいました(汗)

幻想的でなかなかインパクトのあるお話が揃っているので、
miwaちんも機会があったら是非読んでみてね~*^^*
by nanaco☆ #-
2014/11/24(月) 21:28 [Edit
日向永遠さんへ
あっ、日向さんだ~!!
ご無沙汰しております♪コメント嬉しいです(^ー^* )

>津原泰水さんや伊藤計劃さんと大好きな作家さんの本がつづいてて、嬉しくてコメントしました。

津原さんも伊藤さんも、実は日向さんの影響を受けて読んだ作家さんなんです^^
日向さんのベスト本の中にも、度々登場していたお二方だったので気になっていて…
先日読んだ「ハーモニー」は、おそらく今年のベストになるくらい素晴らしかったし、
津原さんは「綺譚集」や「バレエ・メカニック」等、まだまだ読みたい本が沢山♪
日向さんには、本当に感謝感謝です\(^▽^)/

>ブログの方はまだ再開してませんが近いうちにリハビリかねて更新しようかな・・・
>最近、本は月2~4冊くらいしか読めていません。いまひとつな感じです。またちょくちょくお邪魔いたします。

日向さんのブログ再開、楽しみにしています。
のんびりマイペースで良いので、また更新して頂けると嬉しいです~☆
また楽天時代のように、皆で楽しく交流できたらなぁと思うのですが*^^*
私も今は大体週1ペースでブログ更新していますので、また遊びに来て下さいね♪
by nanaco☆ #-
2014/11/24(月) 21:37 [Edit

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ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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