06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
<< >>


--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014.10.26 *Sun*

「鹿の王」上橋菜穂子



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。


購入後、珍しく積んでいません!(笑)

上橋さんの新刊、しかも国際アンデルセン賞<作家賞>受賞第一作という事で、
とにかく発売を心待ちにしていた作品でしたかお

児童文学を書かれる作家さんなんだけど、今作はやや大人向けファンタジーかなぁ。
上橋さんにしては珍しく、2人の男性を主人公にした作品
最初こそ少し違和感があったものの、瞬く間にこの世界に引き込まれましたきもち

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)の支配する岩塩鉱で、
奴隷として囚われ、地獄のような日々を送っていた元<独角>の頭ヴァン。

ある日突然侵入してきた謎の犬に噛まれ、次々と死んでいく奴隷達。
静かに蔓延していく疫病は、異様なスピードで人の命を奪っていきます。
凄まじい、あまりにもむごい序開きに、思わず総毛立ちましたきもち

噛まれながらも生き残ったヴァンは、同じく難を逃れた幼い少女ユナを拾います。
ファンタジーでありながら、ミステリとしての側面も併せ持つ父と娘の物語きもち

上橋さん、きっと長い間構想を練られていたのでしょうけど、、、
エボラ出血熱が猛威を振るっている今、
謎の奇病・黒狼熱はあまりにもタイムリーで、ドキッとしちゃいましたかお
本を読んでいると、時々こういう事があるんだよねー。

ヴァンとユナのパートと並行して、
黒狼熱に挑む若き天才医術師ホッサルの物語も、同時進行で進められます。
本来交わる事のない2つの道が交差する瞬間。
じりじりしていた分、興奮度MAXやじるしやじるし

……正直、守り人シリーズなんかに比べると、
ヴァン&ホッサルのW主人公がびみょーに地味目(笑)だし、
登場人物の掘り下げ方が少し浅い気がしないでもないです。

でも、医療に関してまるで不案内な私でもサクサク読み進める事ができたし、
生と死、共生と利害関係という複雑なテーマを絡めつつも、
きちんとエンターテイメント作品として成り立っているんですよね~かお

やっぱ上橋さんってすごい人だわきもち

なかなか重苦しいお話ではあったし、ラストも賛否両論ありそうだけど、
「獣の奏者」みたいに、いつの日か外伝を書いてくれたら嬉しいなぁと思います。


個人的評価:ほし


ライン

≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

関連記事
tag : 上橋菜穂子 

COMMENT

こんにちは
お邪魔します。

上橋さんの新刊、さっそく読まれたのですね~!
お早いですね……。
一度上橋さんの作品を時間をかけてじっくり読んでみたいです。

さて、本題なのですが、昨日はコメントやリンク、ありがとうございました。
なかなか自分からは言い出せないタイプなので嬉しかったです(^ ^)

そのときに、どう書いたらいいかわからず、結局書きそびれてしまい、今更という感じになってしまうのですが、
私のブログの方でもリンクを貼らせていただいてもよろしいでしょうか?

私は最近読むペースが遅めなのですが、面白かった本など共有できたらなと思います(^ ^)
by 紫雲 #-
2014/10/26(日) 23:30 [Edit
紫雲さんへ
紫雲さん、こんばんは~♪
ご訪問&コメントありがとうございます*^^*

>上橋さんの新刊、さっそく読まれたのですね~!
>お早いですね……。
>一度上橋さんの作品を時間をかけてじっくり読んでみたいです。

いつも購入した本は大体積みっぱなしになっていて、
そのうち気付いたら文庫化されていた、なんていう経験があるので(笑)
今回は購入してすぐ読もう!と決めていたんです(=v=)
やっぱり上橋ワールドは独特で、すぐに引き込まれちゃいますね♪
私も時間があったら、守り人シリーズ最初から読み直したいです。

>さて、本題なのですが、昨日はコメントやリンク、ありがとうございました。
>なかなか自分からは言い出せないタイプなので嬉しかったです(^ ^)

大好きな恩田さんの本のレビューをお見かけして、いてもたってもいられず…!(笑)
こちらこそ、突然のコメントでしたのに快くお返事頂いて嬉しかったです><

>私のブログの方でもリンクを貼らせていただいてもよろしいでしょうか?

わぁ、本当ですか!勿論、大歓迎です~\(^▽^)/
最近読書仲間が減っていて、ちょっと寂しい思いをしていたんです…(泣)
どうやら紫雲さんと読書傾向もかぶる部分があるようですし、
色々と本のお話できたら嬉しいなぁと思います♪
これから是非よろしくお願いいたしますね^^
by nanaco☆ #-
2014/10/27(月) 20:51 [Edit
nanaco☆りん、こんばんは~(^^♪

やっぱり…上橋さんの作品にはハズレは無さそうですね!(^^)!
nanaco☆りんのレビュー拝見して、
ますます読み進めるのが楽しみになってきました~(*≧▽≦*)
私が読んでるのは序盤だけど、
早くも物語の世界にどっぷりハマってしまっています><

そうそう、謎の犬に噛まれた人々が
病で次々と凄惨な死を遂げていくところは、
めちゃめちゃ恐ろしかったですね(;一_一)
私も、何となく現実のエボラ出血熱とダブっちゃいました。
タイミングが良過ぎて、マジでビックリですよね(@_@)

色んな事が複雑に絡んでいそうだし、
ヴァンの身体にも、なにやら秘密がありそうだし、
ヴァンとユナがこの先どうなっていくのかも気になるし、
あ~、当分寝不足の夜が続きそうだわぁ~><

読了して、無事にレビューを書き終えたら
TBを頂きにお邪魔するので、
そのときは、またよろしくねっ(^_-)-☆
by miwa125 #-
2014/10/28(火) 18:06 [Edit
miwaちんへ
miwaちん、こんばんは~♪

早速miwaちんも読み始めてるんだねっ\(^▽^)/
ホント上橋作品はハズレがないですよねぇ!
ひとつひとつの作品を、大事に書いているというのが伝わってきて…
読む方も、じっくり向き合って読まなくちゃという気持ちになりますよね☆

>私が読んでるのは序盤だけど、
>早くも物語の世界にどっぷりハマってしまっています><

そうそう、序盤から一気に引き込まれちゃうんですよね~ヽ(*'0'*)ツ
最初はあれ、男の人が主人公なの?(しかももう若くはない!笑)とビックリしたけど、
ヴァンはすごく魅力的だったし、すぐに違和感はなくなりました^^

>私も、何となく現実のエボラ出血熱とダブっちゃいました。
>タイミングが良過ぎて、マジでビックリですよね(@_@)

ホントにねぇ…まるで合わせたかのような…(怖)
高い致死率っていうのもそうだし、異様なスピードで広がるのも同じ><
あまりにもタイムリーで、読みながらちょっとドキドキしてしまいました。
中世ヨーロッパで大流行した黒死病もこんな感じだったのかなぁ。。。

>色んな事が複雑に絡んでいそうだし、
>ヴァンの身体にも、なにやら秘密がありそうだし、
>ヴァンとユナがこの先どうなっていくのかも気になるし、
>あ~、当分寝不足の夜が続きそうだわぁ~><

ヴァンとユナの関係が微笑ましかったです*^^*
なかなか容赦の無い物語ではあるけど、ユナの天真爛漫さに救われた感じです♪
それにね、何と言ってもホッサル!ホッサルが好きでたまらないのよぉ~!!(爆)
天才的な医術を持ってるけど、年相応に見える口の悪さとか態度とか(=v=)
何だか彼の全てが自分の好みだったんですよ…ホッサルLOVEですw

今からmiwaちんの感想楽しみに待ってますよ~☆
寝不足にならないように気を付けてねっ!
でも寝不足になるほどの読書ができたら、最高ですよね((o(*^^*)o))
by nanaco☆ #-
2014/10/28(火) 20:05 [Edit
nanaco☆さん、こんばんは!
本屋で平積みしていたので気になっていたんですが、
☆5つという高評価でタイムリーな話題の内容とかぶっているなんてすごいですね。

表紙が鹿でタイトルも鹿の王だったのでどんな話なんだろうと思っていましたが、鹿の話ではなかったのですねw
なんだか人気で図書館では借りれなさそう。
とりあえず読むとしたら精霊の守り人が途中までしか読んでいないので読みたいと思います。
by Cedie #SFo5/nok
2014/10/30(木) 20:50 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんにちは~♪

>本屋で平積みしていたので気になっていたんですが、
>☆5つという高評価でタイムリーな話題の内容とかぶっているなんてすごいですね。

最近この作品、色々な所で紹介されていますよね~*^^*
ランキングでも大抵10位以内には入っているので、嬉しくなっちゃいます。
ファンタジーって読む人を選びますけど、
こういう作品が注目されるのって凄い事ですよね♪

守り人シリーズ同様、グイグイ引き込まれる展開ですけど、
今回はどちらかというと子供よりも大人の方が楽しめるかなと思います(*'ー'*)
スピード感もあって、すごく面白かったです!

>表紙が鹿でタイトルも鹿の王だったのでどんな話なんだろうと思っていましたが、鹿の話ではなかったのですねw

レビューでは書き忘れたんですけど(笑)実はちゃんと出てくるんですよぉ(=v=)
飛鹿(ピュイカ)っていう軍用の鹿なんですよね。
主人公ヴァンが、飛鹿の戦闘部隊の元リーダーという設定です。
この飛鹿の駆ける描写がまた美しくて、すごく好きな場面です~^^

>なんだか人気で図書館では借りれなさそう。

あぁ~、、、図書館はしばらくは難しいかもしれませんね(--,)
ちなみに札幌市の予約状況も確認してみたら、
まだ入荷していないにも関わらず、既に予約300人待ち……(笑)
守り人シリーズも最高に面白いので、是非あわせて読んでみて下さいねっ☆
by nanaco☆ #-
2014/11/01(土) 16:03 [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List

遅くなりましたが。。。 皆さん、明けましておめでとうございます☆ 今年は羊年ですけど、メエ~走(迷走)することなく、 内容も更新も安定したブログを目指したいと思います(笑) 今年もよろしくお願いします♪ 2015年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように 今年も、目標(抱負)らしきものを考えてみたんですが。。。 1年間で百冊読む! もちろん、お財布の中身と相談しな...
2015/04/12(日) 16:18:26 | 本を読みましょ [Del


ブログパーツ

遊びに来てくれてありがとう☆

プロフィール

ななこ

Author:ななこ
本のレビューを中心に
のんびりと更新しています。

ミステリ、ファンタジー、SF等
ふと現実を忘れられる作品が好きです。
コメント&トラックバック、大歓迎!

積読本消化計画
2016年も始めました!


☆ななこの自己紹介☆

プロフ


☆心に残った言葉☆
随時更新中!


entry_img_1396.jpg


☆ランキング参加中です☆

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

作者・作品別INDEX

アリスドーム

お友達&よく遊びに行くサイト

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
941位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ミステリー
25位
アクセスランキングを見る>>

人気ページランキング

よく遊びに来て頂いているページです♪

只今読書中!

nanacoの今読んでる本

最近読んだ本


nanacoの最近読んだ本

最近観た映画

nanacoの最近観たビデオ

twitter

◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

メールフォーム

お気軽にメッセージ下さいね♪

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Copyright © ++薫風日記++ All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: Bee)    
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。