FC2ブログ
Welcome to my blog

「逆転世界」クリストファー・プリースト

ななこ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「地球市」と呼ばれるその世界は、全長1500フィート、七層から成る要塞のごとき都市だった。しかも年に36.5マイルずつレール上を進む可動式都市である。そんな閉鎖空間に生まれ育った主人公ヘルワードは、成人を迎えた日に初めて都市の外へ出ることを許された。だがそこで彼が見たのは…月も太陽もいびつに歪んだ異常な光景だった。英国SF協会賞に輝く、鬼才の最高傑作。


積読本消化計画30冊目。残り29冊。

これはアイデア勝ちですねかおきもち

この世界の舞台は、鉄道軌道上を移動している可動式の都市「地球市」。

都市に住んでいる人間達は、外の世界を知らない。
都市を数マイルずつ北へと移動させる仕事に従事するギルド員だけが、
外に出ることを許されている。

そして何故か都市では女子の出生率が異常に低くて、
都市の外に住む原住民の女性と、薬や食料等を"交換"するというシステム。

何とも奇妙で謎だらけの設定かお
で、この設定がようやく馴染んできた頃に突入する第4部。
視点が入れ替わる事により、この異様な世界の真の姿が見えてくるんですきもち

成人を迎えるとともに「未来測量ギルド」の一員となったヘルワードは、
都市での契約を終えた女性達を、原住民の村へと送り届ける任務に当たります。
彼が南へと進む途中で出会った不思議な現象とは……

ラストで驚くようなどんでん返しが待っていた時って、
大抵「うわ、やられたー!!」って、ある種の清々しさがあるんだけど。
この作品に限っては、物悲しさだけが残るというか。主人公が哀れ…(笑)

何を書いてもネタバレになりそうなので、ヘタな事は書きませんが、
「逆転世界」というタイトルは秀逸だなぁと思いますかお

この発想は素晴らしいし、重々しい展開もめちゃ好みなんですが。
一つだけ残念なのは、そもそもこんな世界になってしまった理由について、
ほとんど明かされていない事かなきもち
背景については、もうちょい掘り下げて欲しかったなぁと思いますね。。。

それでも、久々に重厚なSFを読んだ!という感じでした~きもち


個人的評価:ほし

ライン

≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

関連記事

Comments 6

There are no comments yet.
miwa125  
やっぱり面白そうですね!(^^)!

nanaco☆りん、こちらにもお邪魔でーす(^^)/

あの「設定が面白い!」本でしたよね^^
改めてレビューをうかがうと、
やっぱり魅力的だなぁ~(*≧▽≦*)

閉鎖空間も面白そうだし、
最後のどんでん返しがめっちゃ気になるなぁ~!
重々しい展開も読み応えたっぷりで興味ありです☆
しかし、主人公が哀れって…
もしや、女性に振られまくるとか…(笑)

またまた面白そうな本の紹介
ありがとね~♪ 感謝、感謝です(*^_^*)

2014/10/26 (Sun) 17:59 | EDIT | REPLY |   
ねむりねこ  
今晩は~

クリストファー・プリーストさんの作品は『奇術師』しか読んでいないんです
あの作品も面白かったですけど、この作品も面白そうですね
1999年に制作された『イグジステンズ』全然意味がわからなかった
のですがその原作をプリーストさんが書いてることを知り
ちょっと興味を持ちました(^^;
この作品はプリーストさん3作目にあたるみたいです

2014/10/26 (Sun) 18:35 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwaちんへ

miwaちん、こちらにもコメントありがと~\(^▽^)/

そうそう、あの「設定が面白い」本ですよ~!!
もう40年ぐらい前の作品になるみたいですが(!)
この世界観は独特だし、今読んでも色褪せていないなぁと感心しちゃいましたσ(゚ー^*)

>閉鎖空間も面白そうだし、
>最後のどんでん返しがめっちゃ気になるなぁ~!
>重々しい展開も読み応えたっぷりで興味ありです☆

第4部以降のどんでん返しにはビックリですよΣ(・ω・ノ)ノ
今まで当たり前と思ってきたものがひっくり返されるという、まさに逆転世界(笑)
この本の中では色々な意味で逆転現象が起きているようです^^;

余談なんだけどこの本の表紙絵ね、なんと加藤直之さんが描かれているんですよ☆
グイン・サーガ初期の絵師さん!この重厚さ、物語にピッタリでした><

>しかし、主人公が哀れって…
>もしや、女性に振られまくるとか…(笑)

それ、哀れどころかもう終わってるでしょ~!!(爆)(○´艸`)
これも読んでからのお楽しみ^^
すごくビックリの作品なので、miwaちんも是非挑戦してみて下さいね♪

あ!さっき書き忘れたけど、「獣の奏者」外伝のお返しトラバありがと~*^^*

2014/10/26 (Sun) 20:02 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ねむりねこさんへ

ねむりねこさん、こんばんは~♪

この作品、最初は難解かも…と思いましたが、
読み始めていくうちにどんどん面白くなっていきましたよ(o^∀^)
映画化が難しいだろうなぁというようなシーンが沢山あります(笑)
ちょっと変わった設定で、古い作品なのにそれを感じさせなかったです!
ねむりねこさんも、機会がありましたら是非読んでみて下さい☆

>クリストファー・プリーストさんの作品は『奇術師』しか読んでいないんです

「奇術師」も面白そうですよね~♪
映画化された「プレステージ」は観ましたが、あの雰囲気なかなか好きでした。
次に読むプリースト作品は「奇術師」かな*^^*
「双生児」や「夢幻諸島から」も読んでみたいです。

>1999年に制作された『イグジステンズ』全然意味がわからなかった
>のですがその原作をプリーストさんが書いてることを知り
>ちょっと興味を持ちました(^^;

むむっその映画初耳!と思って、調べてみました(*'ー'*)
なんと、ジュード・ロウが出ているんですね。知らなかったです~。
しかもまだ若い頃だから、、、髪がある!!(爆)
ちょっと変わった映画みたいですね。何だか気になってきました^^;

2014/10/26 (Sun) 20:54 | EDIT | REPLY |   
日向 永遠  
これ良さそう。

nanacoさん、こんばんは!
プーリストは「夢幻諸島から」しか読んでいないのですが、これも面白そうですね(実は積んであります・・・)「奇術師」も面白そうだし。
ぼちぼちと復活しようと思うのでまた、宜しくお願いします。今までほっておいてごめんなさい。

2014/12/08 (Mon) 21:19 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こんにちは~♪
ご無沙汰しております*^^*コメント嬉しいです!!

>プーリストは「夢幻諸島から」しか読んでいないのですが、これも面白そうですね(実は積んであります・・・)「奇術師」も面白そうだし。

おっ、「逆転世界」積んでいましたかヽ(*'0'*)ツ
最初は少し読みづらさもあったんですが、世界観にグイグイ引き込まれました。
そして終盤以降のどんでん返しがまたすごくて…面白かったですよ♪
グインの初期の絵師・加藤直之さんの表紙絵がまた重厚で素敵ですよね~^^
「奇術師」も「夢幻諸島から」も面白そうなので、来年挑戦してみたいです!

>ぼちぼちと復活しようと思うのでまた、宜しくお願いします。

最近あまり更新されていなかったようなので、寂しかったですよ~(ρ_;)
また皆で沢山本のお話できると良いですね♪
ブログ更新と本のレビュー、これからも楽しみにしていますね^^

今年もあと残りわずか、、、
年末まであっという間ですが、体調崩されないように気を付けて下さいね☆

2014/12/13 (Sat) 15:19 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply