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2014.08.02 *Sat*

「羆嵐」吉村昭


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音…。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。


ヒグマ、怖ぇぇ~~~∑( ̄ロ ̄|||)

最近はね、札幌市中心部でもヒグマが出没します。えぇ、本当に出ますとも。
それでも口では怖い怖いと言いながらも、心のどこかでは自分には関係ないと思ってる。ヒグマに出くわしたって、まぁ何とかなるさと思ってる。

でも……!!
この本を読んじゃったら、「自分はなんて甘い事を考えていたんだ!」ときもち
心の底からヒグマへの恐怖心でいっぱいになりましたよ。

1915年(大正4年)12月、
北海道の苫前村(現在の苫前町)である恐ろしい事件が起きました。
1頭のヒグマが開拓民の家に押し入り、胎児含め7人を食い殺したというもの。

三毛別(さんけべつ)羆事件
日本史上最大規模の獣害事件と言われていますかお
吉村昭さんの「羆嵐」は、この実際に起こった事件を小説にしたものです。

淡々と綴られているのに、とにかく描写がリアルすぎて恐ろしいかお

ヒグマのなわばりに踏み込んで来たのは、確かに開拓民の方です。
それにヒグマだって食べなきゃ生きていけない。ましてや当時食料不足の北海道で。

それでも数度に渡って民家を襲ったり、
女性ばかりを好んで狙うという計画性、頭の良さには思わず総毛立ちました。
ヒグマって怖い……きもち

で、この本を読んでとってもとっても気になったので。
実際に行ってみましたぁ(笑)

苫前(とままえ)町は札幌から高速使ったら2時間ぐらいかな。
苫前町の郷土資料館には、三毛別ヒグマ事件の資料が沢山残されていました。

↓入口から既に熊アピール。。。
クマ看板
クマ看板 posted by (C)nanaco☆

三毛別ヒグマ事件の再現
三毛別ヒグマ事件の再現 posted by (C)nanaco☆

昭和55年、昭和60年にクマ撃ちによって仕留められたヒグマの剥製もあります。
ニックネームは何故か「北海太郎」と「渓谷の次郎」(笑)

北海太郎
北海太郎 posted by (C)nanaco☆

渓谷の次郎
渓谷の次郎 posted by (C)nanaco☆

さらに、もっともっと山奥に入った所に「三毛別羆事件復元現地」 があります。
ここには当時の生活を再現した家屋、犠牲者の慰霊碑、民家に襲いかかろうとするヒグマの像があるらしいです。
でもどうやら現在もヒグマが出没している様子、、、そして森の中だからスズメバチが多いとかきもち

行った時は既に日没だった事もあり、今回は残念ながら断念しました~。
まぁ単に怖気づいただけ、とも言える(爆)

という訳で、ブックレビュー&苫前レポこれにて終了しますかお
「羆嵐」かなり凄まじい話なので、興味ある方は是非読んでみて下さいね!!


個人的評価:ほし

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tag : 吉村昭 

COMMENT

わぁぁぁぁ!こ・・・怖いですね・・・しかもリアル!
なんか女性ばかり襲うなんて、熊とは思えない・・・
やっぱり違うんですかね・・・味が・・・(怖ッ)
怖いもの見たさで読んでみたいけど、最近とんと読書してない・・・(^^;)

そっかぁ…nanaco☆さんは、この本を読んで旅に出ていたのですね。
クマ看板、ちょっと笑えましたww
by ☆☆ちこ #-
2014/08/02(土) 21:40 [Edit
くまさん怖いですね~
この作品は実際に起こった事件を元にしているんですね~
それにしても野生の熊はやっぱり怖いものです
九州では熊による事件というのはニュースや新聞ではお目に掛かりません
猿ぐらいですか・・・
熊と言えば熊本のカドリー・ドミニオンですね、今では熊以外の
動物もいますが私が学生の頃は熊牧場という名前で熊だけしかいませんでした
あの頃は熊も可愛いなと思ってましたが
やはり野生は怖いですね~
特に近年はえさ不足から山から下りてくることが多くなってきましたからnanacoさんも気をつけてください
by ねむりねこ #-
2014/08/03(日) 10:53 [Edit
すごい怖い!
ヒグマでるんですね~。
しかも女性ばかりってヒグマにも好みがあるのか!ってかんじですよね。
クマってキャラ的にはかわいいという印象なんですけど(リラックマとか)実際はイカツイですね。
郷土資料館の看板が容赦なくかわいい系ではないですw

郷土資料館にも行ってらっしゃったんですね。
気になったらやっぱり行っとくべきです!
by Cedie #SFo5/nok
2014/08/03(日) 11:06 [Edit
表紙のクマさん・・・迫力ありすぎ~(笑)
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

ヒグマ…めちゃめちゃ怖いですね~~(@_@;)
このヒグマ事件、何かの番組で
ドラマ化されていたのを観ました!
「森のクマさん」に出てくるような
優しいクマさんなら別だけど、
絶対出くわしたくない相手ですね~!!><
ところで…クマよけの鈴って、
ホントに効果あるのかしらん???

動物好きとしては、読んでみたい気もするけど、
相当、血生臭くさそうなのが難点かも(>_<)
by miwa125 #-
2014/08/05(火) 18:10 [Edit
☆☆ちこさんへ
ちこさん、おはようございます~♪

>わぁぁぁぁ!こ・・・怖いですね・・・しかもリアル!
>なんか女性ばかり襲うなんて、熊とは思えない・・・
>やっぱり違うんですかね・・・味が・・・(怖ッ)

でしょでしょ?私、何で突然この本を読みたいと思ったのか覚えてないんですけど(笑)
あくまでも淡々と描かれているこの本に、余計に恐ろしさを感じちゃいました^^;

女性ばかり襲うのは、一度美味しい味を覚えちゃったからみたいですねぇ…(怖)
ヒグマなんか、そのへんにいる人間手当たり次第襲いそうなのに、
きちんと計画性のある襲撃方法が、妙に人間くさくて怖かったです(T-T*)

>そっかぁ…nanaco☆さんは、この本を読んで旅に出ていたのですね。
>クマ看板、ちょっと笑えましたww

クマ看板、よく見ると何気に可愛いですよね(* ̄ー ̄*)
この資料館は、別にヒグマ事件の資料館という訳ではなく、
あくまでも苫前町の事が紹介されているはずなんですが…展示されているのはヒグマ関連ばかりw
それだけ苫前町とヒグマとは、切っても切れない関係なんでしょうね~><

「羆嵐」、ちこさんも機会があったら是非読んでみて下さいな♪σ(゚ー^*)
暑さがふっとびます(笑)
by nanaco☆ #-
2014/08/09(土) 08:08 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんにちは~♪

>この作品は実際に起こった事件を元にしているんですね~
>それにしても野生の熊はやっぱり怖いものです

1915年というと、第一次世界大戦の始まった次の年ですよねぇ。
たった100年前の北海道は、こんなにも未開の土地だったのかと…まずはその事に驚きでした(笑)
冬の凍えるような寒さ、食料不足、人の手の入らない深い森、、、
どうして南部ではなくてこんな所に移住してきたのかなぁと、ちょっと不思議です(--,)

この本、とにかく凄まじかったです!
村人達が次々と襲われる様子を淡々と綴っている所が、逆に恐ろしくて(゚〇゚;)
知性すら感じられるヒグマですから…こんなのに目を付けられたら一巻の終わりです(汗)
どうやらこの「羆嵐」、映画化もされているようですが……怖くて観れない) ゜o゜( ヒィー

>熊と言えば熊本のカドリー・ドミニオンですね、今では熊以外の
>動物もいますが私が学生の頃は熊牧場という名前で熊だけしかいませんでした

カドリー・ドミニオンのサイト覗いてきましたぁ♪
子グマと触れ合えるって!うぁ~いいなぁ……(≧∇≦)
こんな本を読んだ後ですけど、やっぱりどんな獰猛な動物でも子どもは可愛いですね(笑)
by nanaco☆ #-
2014/08/09(土) 11:31 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんにちは~♪

>しかも女性ばかりってヒグマにも好みがあるのか!ってかんじですよね。

そうなんですよ…このヒグマ、女好きなんです( ̄ェ ̄;)
一度味を覚えてしまったら、もう女の人しか襲わなくなってしまったそうで。
熊というと、火を焚いたり、大きな音を鳴らすと逃げていくと言われていますけど、
この熊には逆効果だったみたいですね~そもそも人間を狙っている訳ですから^^;

一度襲撃された時点で、自分ならすぐその土地を捨てるかなぁと思うんですけど、
当時北海道の食糧不足の状況を考えると、その土地に縋り付くしかなかったんでしょうねぇ…
本当に不幸な事件です(-_-)

>郷土資料館にも行ってらっしゃったんですね。
>気になったらやっぱり行っとくべきです!

この本を読んだら、いてもたってもいられなくて!(笑)
札幌からそれほど遠くない場所にあった事もあり、ドライブがてら行ってみました♪
当時は三毛別という地名でしたが、今は三渓という名前になっています。
さすがに夕暮れ時だった事もあって、事件現場の森に行く勇気はありませんでしたぁ((´д`))
資料館には、奈良から来たらしい方達もいて驚きました!
by nanaco☆ #-
2014/08/09(土) 11:43 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんにちは~♪

>ヒグマ…めちゃめちゃ怖いですね~~(@_@;)
>このヒグマ事件、何かの番組で
>ドラマ化されていたのを観ました!

おぉ、ご覧になった事ありますか!
確か昔三國連太郎さん主演でドラマ化されていた事があったと思います。それかなぁ?
本でこの恐ろしさだとしたら、映像化はもっと恐ろしいだろうな、と^^;

>ところで…クマよけの鈴って、
>ホントに効果あるのかしらん???

普段山に入る時は、クマよけの鈴を鳴らしていますね~( ̄ー ̄)
うちの父が子供の頃も、学校まで山の中を通らなくちゃいけないので、
山のあちこちに鐘を設置して、それを鳴らしながら通学したそうです(笑)

でもこの羆事件のクマに限っては、その音も逆効果だったみたいですね。。。
人間を襲う事が目的のクマなんて、滅多にいないんでしょうけど、
きっと100年前の北海道はクマにとっても食料不足だったんでしょうね((((;´・ω・`)))
本当に不幸、不運としか言いようがない事件です;;

>動物好きとしては、読んでみたい気もするけど、
>相当、血生臭くさそうなのが難点かも(>_<)

個人的には、是非とも読んで頂きたいんですけど(笑)
こんなにも容赦なく、しかも淡々と描かれている作品はなかなかないと思います!
miwaさんも勇気が出ましたら是非♪
by nanaco☆ #-
2014/08/09(土) 12:01 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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