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2014.07.26 *Sat*

「一刀斎夢録」浅田次郎



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」―最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。慟哭の結末に向け香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ、新選組三部作完結篇。


この本を読んでいたら、ある人から「オッサンか」と笑われた。
オッサンで大いに結構!斎藤一大好きっ子としては、絶対に外せない本だものきもち

読み終えた後に気付きましたが、これ<新選組三部作>の完結篇だったらしい…
2作目の「輪違屋糸里」まだ読んでなかったよ~~かお

ちなみに1作目の「壬生義士伝」は、私の永久保存版。
涙でぐしょぐしょになった本です(笑)

あの感動よもう一度!と期待していたんだけど、今回はわりと淡々としていたかなぁ。
何しろあの無口な (イメージだけど。笑) 斎藤さんが語り手ですからね。

明治から大正に変わる中、ある老人が若き陸軍中尉に壮絶な過去を語る。

歳を取ってはいても、眼光鋭く無言の気にくるまれた男に、
梶原中尉はいつしか惹かれ始めます。

その老人の正体は、元新選組三番隊長の斎藤一。

新選組といえば、土方歳三、沖田総司あたりを真っ先に思い浮かべるけど、
斎藤一って私の中では一匹狼的というか、組織から離れているイメージだなぁかお

土方さんのように派手な散り方はしないし、沖田さんのように儚げな印象もないし。
一歩離れた場所から、ちょっと冷めた目で新選組を見ていたような感じ。

斎藤さんの視点から語られる土方像の、何とカッコイイ事!!!かお
冷酷で鬼の副長とまで言われた土方歳三の優しさ、人間味がよく描かれていて。
「土方には月の光がよく似合う」という言葉に、なるほどねと。納得。

少年隊士・市村鉄之助との関係が、悲し過ぎるきもち
なんかねー、もうお互い不器用すぎなんだよ!もっと意思の疎通を!!(笑)

「壬生義士伝」のように号泣とまではいかないけど、
心にじんわりと染み込んでくる良作でしたきもち


個人的評価:ほし

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COMMENT

ヤバすぎるっ!!
絶対読みます!というか、浅田さん好きだと思ってたけどこのシリーズは全くもって未読でした。

わたしは土方さんが大好きで、崇拝の域ですが、nanacoさんが書かれてることがすごくわかります。
斉藤さんって一歩離れている所から新撰組を見ているんですよね。
長生きしているのに永倉栄八みたいに書物を残すことなく、そして明治の時代も藤田五郎となって生きている。不思議な人です。

私は土方さんのほかには斉藤一もとても好きだったので、2004年の大河で山本くんはもとより、オダギリジョーの配役が嬉しかったです。
(今までの土方さんったら34年しか生きてないのに明らかに40代、50代の配役が多かったので 涙)
by igaiga #-
2014/07/28(月) 10:04 [Edit
igaigaさんへ
igaigaさん、こんばんは~♪

おぉ~!!共感して頂けるなんて感激ですっ…(T-T*)
以前読んだ「壬生義士伝」にしろ「一刀斎夢録」にしろ、
ブログでレビューを書くには地味すぎてスルーされちゃうかも…と思っていたので(笑)
ホント嬉しいです♪こんな身近な所に土方崇拝者がいたなんて~(* ̄∇ ̄*)

>斉藤さんって一歩離れている所から新撰組を見ているんですよね。

隊からつかず離れずの距離感がすごく好きでしたねぇ。。。
斎藤さんは何を読んでも一匹狼的な描かれ方なので、本当にそんな人だったんでしょう…

ちなみに、私当時リアルタイムで大河を観ていなくて、、、
つい最近になって全巻借りてみたんですよ!思いっきりハマりました~(*^m^*)
香取君はどうも気に入らんのですが、山本君とオダギリジョーはめちゃ良かったです♪
二人が並んでいると、美し過ぎて……目の保養になりました(笑)
特に斎藤一役のオダギリジョーは、寡黙で不器用な感じがピッタリでしたね。

どんどん話が逸れてしまいましたが、
浅田さんの新選組三部作「壬生義士伝」「輪違屋糸里」「一刀斎夢録」是非ご一読を!
「輪違屋~」は私も飛ばしてきちゃったので、近いうちに読みたいです^^
igaigaさんと是非新選組について語り合いたいです~~♪
by nanaco☆ #-
2014/07/28(月) 22:39 [Edit

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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
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ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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