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2014.06.30 *Mon*

「アルモニカ・ディアボリカ」皆川博子


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
18世紀英国。愛弟子エドらを失った解剖医ダニエルが失意の日々を送る一方、暇になった弟子のアルたちは盲目の判事の要請で犯罪防止のための新聞を作っていた。ある日、正体不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む。屍体の胸には“ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ”と謎の暗号が。それは、彼らを過去へと繋ぐ恐るべき事件の幕開けだった。『開かせていただき光栄です』続篇!



と~ってもお久しぶりのブックレビューですきもち

前回のレビューを見ると、ブログ更新ペースを上げていこうと意気込んでいたのに(笑)
はぁ~、、、全然ペース上がってないじゃないか。ダメダメなnanacoです。

というのも、お酒の飲み過ぎがたたったのか胃の調子を崩して吐血したりかお
インフルに続き体調不良が続いていたので、なかなか読書する気も起きなくて。
かなり摂生して健康的な生活を心掛けた結果、大分調子も戻ってきましたー。

やっぱり健康第一きもちですよ、皆さん(笑)

この本、読んだのは4月なのですが。
「開かせていただき光栄です」に続きインパクトのある本だったので、
まだ記憶に新しく、レビューを書くのもラクですきもち

前作で登場したキャラに再会できて、嬉しかったですよ~かお

前作では、解剖医ダニエル先生の弟子達の軽妙なやりとりが面白く、
どちらかというとミステリに笑いの要素が含まれていたように記憶しています。

でも今回は、結構えげつないですねー(笑)というか容赦なく打ちのめされる感じかお

ある屍体の胸に血で書かれていた奇妙な言葉。
<ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ>
アルモニカ・ディアボリカとは一体何の事なのか??

入れ替わっていた死体、悪魔の楽器、過去のある凄惨な事件。
魔性の美しさを持つ青年として、読者の胸に刻まれていたナイジェル。
彼の手記により、その悲惨な生い立ちが徐々に明らかになります。

エドとナイジェル、こんな形で再会する事になろうとは……きもち

美しさ、妖艶さ、猥雑、混沌、そして何とも名状しがたい悲しさ。
とにかく胸が苦しくなるし、すぐには再読する気にはなれないんだけど、
素晴らしいというほかありません!!

それにしても精神病院の描写が、凄まじかったよ~~かお
あんなに劣悪な環境なの!?


個人的評価:ほし

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tag : 皆川博子 

COMMENT

今晩は
ビール飲みすぎで吐血ってやばいやつじゃないですか?
大丈夫ですか?
プリン体も多いのでビールは控えめに(^^;

皆川さんの作品はまだ一冊も読んでいないんですよね
読みたいとは思っているのですがどうしてもミステリーの方に
流れちゃいます。
そういえば上田さんの作品も離れてるので何か読みたいところですね

ところで『龍が如く 維新!!』の記事にコメントありがとう
nanacoさんは斉藤一がすきなんですね、実は作品上坂本龍馬が
主人公ですけど分け合って土佐を脱藩し京の都で斉藤一と名乗り
仇が居るらしい新撰組に入り・・・という内容で史実とうまく
融合してすばらしいストーリーになっています。
なので主人公は坂本龍馬であり斉藤一でもあるので楽しめると思いますよ
新撰組の面々などはこれまでの龍が如くに出ているキャラクターが
つとめています。
by ねむりねこ #-
2014/07/01(火) 23:19 [Edit
ねむりねこさんへ
ねむりねこさん、こんばんは~♪

>ビール飲みすぎで吐血ってやばいやつじゃないですか?
>大丈夫ですか?
>プリン体も多いのでビールは控えめに(^^;

やっぱり、吐血ってやばいですよね??(≡д≡)ヒィィ…
プリン体の多いビールは、普段あまり飲まないんですよねぇ…痛風になるのが怖くて(笑)
専らワインかウイスキーですね、、、最近はちょっとお酒控えるようにしています^^;
もう30歳目前だし、もうちょっと自分の身体の事を考えるようにしたいです~。

>皆川さんの作品はまだ一冊も読んでいないんですよね
>読みたいとは思っているのですがどうしてもミステリーの方に
>流れちゃいます。

皆川作品大好きです!なんていうか文章が美しいのですよぉ~(^ー^* )
好き嫌いが分かれそうな作家さんですが、是非一度手に取って頂きたいです♪
「開かせていただき光栄です」と、この作品はミステリ色が強いので、
きっとねむりねこさんにも気に入って頂けるかと思います!^^

>nanacoさんは斉藤一がすきなんですね、実は作品上坂本龍馬が
>主人公ですけど分け合って土佐を脱藩し京の都で斉藤一と名乗り
>仇が居るらしい新撰組に入り・・・という内容で史実とうまく
>融合してすばらしいストーリーになっています。

斎藤一=坂本龍馬という設定になっているんですか、面白いストーリーですね☆
史実とどう結びついてくるのか気になります!この内容考えた人、すごいなぁw(*゚o゚*)w
この間ちょこっとだけサイト覗いてきましたけど、沖田総司が残念な事になっていましたね(笑)
機会があったら是非プレイしてみたいと思います♪
by nanaco☆ #-
2014/07/02(水) 20:02 [Edit

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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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