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2007.10.02 *Tue*

「神のロジック 人間のマジック」西澤保彦


神のロジック 人間のマジック
著者:西澤保彦
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ここはどこ?何のために?世界中から集められ、謎の“学校”で奇妙な犯人当てクイズを課される〈ぼくら〉。やがてひとりの新入生が〈学校〉にひそむ“邪悪なモノ”を目覚めさせたとき、共同体を悲劇が襲う―。驚愕の結末と周到な伏線とに、読後、感嘆の吐息を漏らさない者はいないだろう。傑作ミステリー。



うあ~~これは面白い!!!すっごい好き。
独特で不思議な世界に見事にからめとられてしまいましたかお

どこか恩田陸さんの「麦の海に沈む果実」を思い起こさせる作品でした。

どちらも同じ学園物ではありますが、
麦海に比べると、より閉鎖的で謎に包まれた部分が多い気がします。


生徒はたったの6人。
自分達が何故この学校にいるのかも分からず、皆過去の記憶が曖昧なのです。

何故か開かない電話ボックス。学校の外には人喰いワニのいる沼。
それぞれの生徒に与えられた腕時計。そして、何の目的か分からない推理ゲームの授業…


生徒達は何の目的でここに集められたのか?怪しい教師達の正体とは?


もう全てが不気味で謎だらけ。先が気になって、グイグイ読ませてくれます!
ある事件が起こってから、後半は急展開を見せます。ラストはまんまと騙されていました(笑)

いつの間にか読み手をじわじわと奇妙な世界に引きずり込んでいくような…
何とも形容しがたい作品ですが、この独特な雰囲気はハマる人はとことんハマると思いますきもち


神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)
西澤 保彦

文藝春秋 2006-09
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COMMENT

ほお
なんか面白そうですね。

学園ものかぁ。全然接点ないようだけど。

思い出したのが、古いけど「漂流教室」ちょっと近くで

乙一さんの「GOTH リストカット事件」かなあ。



でも、面白うそうですね。

★5つですもんね!ちょっと読んでみます
by へーゼルナッツ #79D/WHSg
2007/10/03(水) 10:11 [Edit
Re:*神のロジック 人間のマジック*(10/02)
こんにちは〜♪



わたしは西澤さんのミステリ(タックシリーズ)が好きで、

これも読みましたよ★

あの閉鎖的な学園という空間、たしかに、恩田さんの

「麦の海…」と似ていますね。

ラストはこちらの方が怖い気がします!

もしも自分だったら…ぞぞっ。
by anna2号 #79D/WHSg
2007/10/03(水) 17:13 [Edit
Re:ほお(10/02)
へーゼルナッツさん

「漂流教室」こんな雰囲気ですね♪

なんとなく学園モノと聞くとワクワクしてきてしまいます(笑)

いや、実際結末は怖いんですけどね^^;

ページをめくる手がとまらず一気に読み終えてしまった本です。なんだか自分の中でヘタな推理をしていたらものの見事に視点が違っていたようです(笑)

オススメです!是非読んでみてくださいねっ☆
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/10/03(水) 18:12 [Edit
Re[1]:*神のロジック 人間のマジック*(10/02)
anna2号さん

既に読まれてましたか〜♪

実は私は西澤さんの本はこちらが初めてなんですヨ^^

石田衣良さんのときとは違って、良いスタートが切れたようです(笑)



「麦の海〜」はもうちょっと目的やら背景やらがしっかりしていましたもんね☆

それに比べてこちらは得体の知れない不気味さが終始つきまといますよね。。。

ラストは本当に衝撃的でした(T_T)こんな視点もあるんだなぁ〜と…。
by nanaco☆ #79D/WHSg
2007/10/03(水) 18:16 [Edit
Re:*神のロジック 人間のマジック*(10/02)
西澤さん何がでてくるか判らない面白さがありますね。結構好きです。

TBさせてくださいね。(^^♪

by hina_max #79D/WHSg
2008/02/02(土) 13:04 [Edit
hina_maxさんへ
TBありがとうございます♪

実は西澤さんの本って、この作品しか読んだことがありません…。

こういう閉鎖的な学園モノが大好きなので、こういう系の話なら他も読んでみたいなぁと思ってますが、どうなんでしょ(*^^*)

恩田さんの「麦の海に沈む果実」を再読して、こちらもまた読み返したくなってきました。。。

2008年は再読ブームの予感です(笑)

by nanaco☆ #79D/WHSg
2008/02/02(土) 13:22 [Edit
ななこさん!
やっとこれ読みました!面白かった!!
後味は悪いんですが、読後世界が変わる感じがたまりません。
「七回死んだ男」に並ぶ西澤作品の傑作だと思いました^^
あの後のマモルを思うとやるせない気持ちになりますね…。
by こゆりす #-
2016/11/25(金) 06:48 [Edit
こゆりすさんへ
こゆりすさん、こんにちは!

おぉ、読まれたんですねヽ(=´▽`=)ノ
いや〜これ面白いですよね、本当に後味の悪さはたまりませんけど(笑)
全てが謎だらけで、あの真相が分かった時の衝撃と言ったら…!
かなり好き嫌いが分かれそうな作品ですけど、こゆりすさんもお好きだったようで嬉しいです♪
こう言う閉鎖的な学園物って、どうして心惹かれるんでしょう。。。

>「七回死んだ男」に並ぶ西澤作品の傑作だと思いました^^

『七回死んだ男』も傑作ですよね、私も大好きです。
西澤作品、まだまだ読んでいないものがたくさんあるので、挑戦したいと思います〜^^
by ななこ #-
2016/11/26(土) 11:12 [Edit

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不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

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あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
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もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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