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2014.02.22 *Sat*

「影を買う店」皆川博子


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
これぞ、幻想小説の極み。いっさいの制約から解き放たれた皆川博子の真骨頂が堪能できる、至極の21編。
【目次】(「BOOK」データベースより)
影を買う店/使者/猫座流星群/陽はまた昇る/迷路/釘屋敷水屋敷/沈鐘/柘榴/真珠/断章/こま/創世記/蜜猫/月蝕領彷徨/穴/夕陽が沈む/墓標/更紗眼鏡/魔王-遠い日の童話劇風に/青髭/連祷-清水邦夫&アントワーヌ・ヴォロディーヌへのトリビュート


やっぱいいなぁ、皆川さんいいなぁ~~かお

あらすじの「これぞ、幻想小説の極み。」にはちょっと笑っちゃったけど、
この本を読んだ後では、それしか言えない…!!(笑)

ため息が漏れてしまうほどに美しく幻想的で、時にはグロテスクなお話の数々。
読んでいるだけでねっとりと濃い闇が纏わりついてくるかのようきもち

私、皆川作品を読んで、初めて実感したことがあります。
美しさとおぞましさは紙一重なんだということ。

この「影を買う店」は、1990年代後半から2013年までの、
約20年間に発表された単行本未収録作品をまとめたものだそうです。
これまで埋もれていた作品を、1冊の本として読む事ができるのは嬉しい限りきもち

日本を舞台にしたものもあれば、
まるで海外翻訳小説を読んでいるかのようなお話もあり。

ただ、どの作品にも共通しているのは、登場人物が誰かしら病んでいるって事(笑)
読んでいると、何か後ろめたさを感じるのは私だけかなぁ。。。かお

特に自分好みだったものやじるし

無邪気な子供たちの、残酷な遊びを描いた「猫座流星群」
「倒立する塔の殺人」を彷彿とさせる戦時中の少女達の物語「柘榴」

童話を読んでいるかのようで面白かった「魔王-遠い日の童話劇風に」「青髭」
「夕陽が沈む」は、多分この先ずっと忘れられない。だって、水槽で指を飼うって!指って!!

中には一読しただけでは理解できないものもあります。(でも凄いという事は分かる…笑)
その事を差し引いても、少しもこの本の魅力は半減する訳ではなく。
とても歪で濃密な皆川ワールド、どっぷりと堪能しましたぁ~きもち

万人受けはしないだろうと思いますが、好きな人にはたまらないでしょうね!
幻想的・耽美なお話が好きな人は挑戦してみてねかお


個人的評価:ほし

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COMMENT

これまた面白そう!
nanacoさん、こんばんは!
皆川さん、着々と読み進めてますね~
そしてこれまた凄そう!
読みたいのが増えてこまりますよ~^^

氷と炎の歌の再読、進んでるようですね。なんど読んでも面白いですよね。
by 日向 永遠 #MTvX3K/M
2014/02/23(日) 21:26 [Edit
nanaco☆さん、こんばんは。

皆川さん、まだ読んだことないのですが、
nanaco☆さんの感想を読むだけでなんだかゾクゾクしますね。

なかなか本になってくれない作品もあるので
埋もれていた作品を読むのは楽しそうです(≧∇≦)
by Cedie #SFo5/nok
2014/02/24(月) 21:19 [Edit
これも読みたい!!(*≧▽≦*)
nanaco☆さん、こんばんは~(^^♪

おぉ、皆川さんの新刊、早速読んだんですね~(*^^*)
「幻想小説の極み」って言われると、
その世界にどっぷりハマりたい!と思う自分が居たりして。。。(笑)
あの皆川さんが、いっさいの制約から
解き放たれて書いた作品、というだけで、
何だか凄そうですねっ(^_^;)
でも、それだけに、読みたくてウズウズしちゃいます!(^^)!

この中では、「猫座流星群」と「魔王」が
私好みのような感じがします^^
「魔王」って…あの有名なクラシックと関係があるのかしら???

濃密な幻想さ…ちょっと手ごわそうだけど、
めちゃめちゃ面白そうなので、
私もいつかチャレンジしてみますね~(^O^)/
by miwa125 #-
2014/02/25(火) 17:56 [Edit
こんばんわ~☆ (*^∇^)ノ

いや~~ん、また読みたい本が増えてしまったではありませんかww

「美しさとおぞましさは紙一重」って、nanaco☆さん凄いです~
なるほど、納得です。

by ☆☆ちこ #-
2014/02/25(火) 21:08 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪
お返事が遅れちゃってゴメンナサイm(*- -*)m

日向さん、この本凄かったですよー!!
皆川さんの頭の中を覗いてみたいです…どうやったらこんな発想が出てくるのか(▼-▼*)
何だかよく分からないお話もあるんですけど(笑)雰囲気を堪能する作品だと思います♪

皆川さん、面白そうなのが沢山ありますよね。
今のところ読む予定なのが、「双頭のバビロン」「鳥少年」「結ぶ」「アルモニカ・ディアボリカ」あたり。
未読の作品ばかりなので、皆川作品コンプを目指す楽しみが増えました((o(*^^*)o))

>氷と炎の歌の再読、進んでるようですね。なんど読んでも面白いですよね。

今「乱鴉の饗宴」の下巻を読み始めた所です~☆
再読すると、さらに面白さが増しているような気がします!
最初に読んだ時は、訳者が変更された事で戸惑いながら読み進めた記憶があるので^^;
このまま「竜との舞踏」に突入しちゃおっかなぁ、なんて(* ̄ー ̄)v
日向さんもご一緒しません??
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/03/04(火) 19:50 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんばんは~♪
お返事が遅れちゃってごめんなさいm(*T▽T*)m

>皆川さん、まだ読んだことないのですが、
>nanaco☆さんの感想を読むだけでなんだかゾクゾクしますね。

皆川作品は、なんとなく好き嫌いが分かれそうな気がします、、、
登場人物が皆病んでいるというか(笑)美しいのに毒があるというか(--,)
私も沢山は読んでいないんですけど、「開かせていただき光栄です」あたりは、
クセがなくてミステリとしても楽しく読めると思います♪
(確か過去の"このミス"で上位に入っていました*^^*)
Cedieさんも是非一度読んでみて下さい♪もしかしたらハマっちゃうかも。。。

>なかなか本になってくれない作品もあるので
>埋もれていた作品を読むのは楽しそうです(≧∇≦)

本当にそうですよねー!!
短編とか、こういう風にまとめてくれない限り一生読めないものもありそうですしね…
恩田さんとか、書き溜めた短編ないんでしょうかね??読んでみたいなぁ(・x・)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/03/04(火) 21:09 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪
お返事が遅れちゃってごめんなさい(≧≦)

>「幻想小説の極み」って言われると、
>その世界にどっぷりハマりたい!と思う自分が居たりして。。。(笑)

ふふふ、miwaさんもこの作品好きだと思うなぁ( ̄ー+ ̄)
なんかね、ホント凄いとしか言えないんですよー!
おとぎ話のようでもあり、悪夢のようでもあり…何だかとてもカオスな世界です^^;
正直、「これどういう事?」っていうお話もあるにはあるんですけど(笑)
それでもとてつもないものを読んでいるというのは分かるので(▼-▼*)

>この中では、「猫座流星群」と「魔王」が
>私好みのような感じがします^^
>「魔王」って…あの有名なクラシックと関係があるのかしら???

クラシックの「魔王」って、学生の頃音楽でやったあれですよね?
"お父さん、あれが見えないの?"とか息子が怯えてて、
"あれは霧だよ"とか言ってるうちに、息子が骨になっちゃってるやつ??(超うろ覚え!爆)
この作品、どうやら北欧神話を元に書かれたみたいです。o@(^-^)@o。
「青髭」もそうだけど、まるで童話を読んでいるような感じですごく面白かったですよ☆

>濃密な幻想さ…ちょっと手ごわそうだけど、
>めちゃめちゃ面白そうなので、
>私もいつかチャレンジしてみますね~(^O^)/

きっとmiwaさん好みだと思うので、是非是非♪
私は次は積読になっている「双頭のバビロン」にチャレンジしようかなぁ^^
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/03/04(火) 21:34 [Edit
☆☆ちこさんへ
ちこさん、こんばんは~♪
お返事が遅れちゃってごめんなさい(*_ _)人

>いや~~ん、また読みたい本が増えてしまったではありませんかww

ぷぷっ(*^m^)o==3
早速ちこさんの読みたい本に入れてもらえて嬉しいです☆
かなり特殊なジャンルというか…なかなか個性的な本なので、
「これは面白い!」と手放しで絶賛する事はできないんですけど、
好きな人は、多分ものすごく好きなんだろうなぁという作品です…(笑)
ちこさんはどんな感想持たれるのか、すごい気になりますよ~~( ̄ー+ ̄)

>「美しさとおぞましさは紙一重」

不思議ですよね、皆川さんの作品を読んでいるといつもそんな気がしてきます(*'-'*)
美しいのに歪で、何か後ろめたさを覚えるような感じ…
グイン・サーガで例えるなら…ユリウスみたいな?(違うか!爆)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/03/04(火) 21:43 [Edit

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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