FC2ブログ
Welcome to my blog

「WOOL」ヒュー・ハウイー

ななこ



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世界が終末を迎え、人類は地下144階建てのサイロで、限りある資源を再利用しながら暮らしていた。カフェテリアのスクリーンに映る、荒涼とした外の世界。出られるのは、レンズを磨く「清掃」の時のみ。だが「清掃」に出された者が、生きて戻ることはなかった。機械工のジュリエットが、外の世界に足を踏み出すまでは―。世界を熱狂させたネット発の超大作、崩壊後の世界を生き抜く闘いをヴィヴィッドに描く!



めっちゃ面白かったー!!!

行きつけの本屋さんで平積みされていて、即決してしまった本です。

普段あまり「ネット発」とか「ベストセラー」という言葉には食指が動かないのですが、
帯に「amazon★★★★★4875個」と書かれているではないか。
しかもきもち金色の帯きもちで妙に目立つし、やたらと気になってしまって(笑)

天邪鬼な私は、"粗探しをしてやろう"くらいの意地悪な気持ちで読み始めましたかお
……が。これが面白いのです。久々に寝食を忘れて読み耽ってしまいましたよきもち


ライン

ぼたん まず設定が面白い。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。
生身の体で外に出てしまえば、猛毒の大気によって数分で死に至る。
生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

ぼたん ディストピア的世界観が魅力。

情報は極端に制限され、外の世界に興味や疑問を持つ事自体がタブー。
掟に背いた者は<清掃>の刑に処される。

ぼたん <清掃>の刑とは?

サイロのカフェテリアに設置された大型スクリーン。サイロと外界とを繋ぐ唯一の手段。
スクリーンには、荒廃した外界の様子が映し出されている。
<清掃>の刑とは、地上に設置されたカメラのレンズを磨く事。要するに死刑。

ライン

主人公のジュリエットがまた良いキャラしてるんですよ~~きもち
サイロの深下層階で機械工をしている美人さんなんだけど、口が悪すぎて笑える。
「クソッたれ」発言を平気で連発するジュリエット、、、男前すぎる。

おっとりとした青年ルーカス君との恋もドキドキしますね。
この男の子、気が弱い草食系かと思いきや結構大胆な事しちゃってるし(笑)

点在するサイロの秘密、汚染された世界の原因、
そして何かを隠し続ける事によって秩序を保とうとする上層部の人間達。
少しずつ隠された真実が明らかになるにつれ、さらにまたひとつと謎が深まりますかお

<サイロ三部作>になるとの事なので、1作目はまだ序章といった所かなきもち
続きの「シフト」が邦訳される日が待ち遠しいです!


◆こんな人にオススメ◆
SFが好きな人
終末ものが好きな人



個人的評価:ほしほし


≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

関連記事

Comments 8

There are no comments yet.
miwa125  
何だか凄そう!!

nanaco☆さん、こんにちは~(^^♪

世界観も設定もストーリーも
めちゃめちゃ凄そうですね><
〈清掃〉の刑…なーんだ掃除か、と思ったら、
それって「毒殺の刑」じゃないですか~(@_@;)
要するに死刑ですね、って…
あまりのさり気なさに、思わず笑っちゃいましたよ~(笑)

主人公の、口が悪くて男前な別嬪・ジュリエットも、
草食系のなのに大胆な青年・ルーカスも、
何だか魅力的なキャラみたいで
二人の恋の行方も含めて、すっごく気になるわぁ~☆
nanaco☆さんの評価も、王冠付き5つ星の満点だし、
早速、読みたい本リスト入りさせておきますねっ(^_-)-☆


第二部の『サイロ』のレビューも
楽しみにしていまーす(^O^)/

2014/02/02 (Sun) 17:10 | EDIT | REPLY |   
日向 永遠  
面白そう!

nanacoさん、こんばんは!
スマホでnanacoさんのこの記事をみて、凄く面白そうだったんで思わず買ってきました!買ったのは帯がついてなくてちょっとがっかりしましたが。
今読んでる「夢幻諸島から」を読み終わったら読もう!!!

これ去年の9月に出版されたんですね。全然気が付きませんでした。角川文庫だからかなな~あまり近寄らない棚だからな~
とにかく楽しみです。

2014/02/02 (Sun) 20:19 | EDIT | REPLY |   
Cedie  

「amazon★★★★★4875個」ってすごいですね!
本屋さんにちらちら行っても外国の作家さんはまったく興味がないので全然目に入っていませんでした。

でもすごく魅かれる設定、ストーリーですね。
清掃の刑ってなんだかすごい名称ですよね。
掃除が死刑って・・・

三部作とのことなのでこれからのレビューも楽しみにしています。

2014/02/02 (Sun) 20:51 | EDIT | REPLY |   
☆☆ちこ  

nanaco☆さんコンバンワ~ (*^∇^)ノ

わわっ!何だか怖そうな、それでいて壮大なお話みたいですね。

nanaco☆さんのレビュー読んだだけでも、壮大な感じがするのに、まだ序章ですか!

続きのレビューも楽しみにしてますね♪♪

2014/02/06 (Thu) 23:50 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさん、こんにちは~♪
お返事が遅れちゃってゴメンナサイ(ρ_;)
肩こり&頭痛&腱鞘炎がトリプルできてしまって(笑)しばらくPCから離れていました^^;

この作品、すごくすごく面白かったですよぉ☆
世界観もさることながら、主人公のジュリエットがまた良いキャラしてるんです。
べっぴんさんなのに超口が悪いので、読みながらいちいち笑っちゃいます(* ̄∇ ̄*)

>〈清掃〉の刑…なーんだ掃除か、と思ったら、
>それって「毒殺の刑」じゃないですか~(@_@;)

そうそう、まさに毒殺の刑!外は汚染されてるから、死刑も同然なんですよね…
清掃の刑に処された人間は、何故か誰もがきちんとレンズを磨くんですよ。
普通ならやけくそになって、律儀に清掃なんかしないはずなのに(--,)
それは何故?という謎も徐々に明らかになって、不謹慎だけどワクワクします(笑)

>主人公の、口が悪くて男前な別嬪・ジュリエットも、
>草食系のなのに大胆な青年・ルーカスも、
>何だか魅力的なキャラみたいで
>二人の恋の行方も含めて、すっごく気になるわぁ~☆

なんか最初登場した時から、ルーカス君はロマンチックな匂いがしていました(笑)
見かけによらず(?)かなり大胆な行動をするので、そのギャップもまた素敵です♪
一見正反対に見える二人の関係も、読みどころのひとつだと思います(*^^*)

ここ最近のイチオシ作品です!!
miwaさんも絶対読んでみて~~。o@(^-^)@o。

2014/02/08 (Sat) 16:58 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こんにちは~♪
お返事が遅れてしまってごめんなさい(T-T*)
スマホのやりすぎ?なのか腱鞘炎になってしまって、しばらくPC開いていませんでした^^;

>スマホでnanacoさんのこの記事をみて、凄く面白そうだったんで思わず買ってきました!

わぁ~♪早速購入されたんですね(o^∇^o)ノ
日向さんにも気に入って頂けるかドキドキですが、今回は自信を持ってます(笑)
最初の1章を読み終えたら、一気に面白くなるんですよね^^
大森望さんの解説も分かり易くて、2作目への期待が高まるばかりです!
早く翻訳されないかなぁ♪

>これ去年の9月に出版されたんですね。全然気が付きませんでした。

私もつい先日まで全然気が付きませんでした(゚〇゚;)
角川の棚、私も普段あまり近寄る事がないので、、、
たまたま平積みされていたので見つける事ができました^^本当に本屋さんには感謝です!

かなり苦労されてきた作家さんのようなので、これからも応援したいですね…
「ネット発」=軽いというイメージが払拭されました(*'ー'*)
日向さんのレビュー、楽しみに待っていますね~♪

2014/02/08 (Sat) 17:09 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
Cedieさんへ

Cedieさん、こんにちは~♪
お返事が遅れてしまってゴメンナサイ(T_T)
肩こり&腱鞘炎が酷くて、しばらくPC開いていませんでした…
なんだかんだでPCなしでも結構やっていけるもんですね(笑)

>「amazon★★★★★4875個」ってすごいですね!

ちなみに今アメリカのamazon確認したら、5882個になっていました(▼-▼*)
びっくり!こんなに5つ☆って付くもんなんでしょうかね。。。
天邪鬼な私は、普段なら色々とケチを付けるところですが、
今回ばかりは本当に面白くて、文字通り寝食を忘れてしまったほどです^^;

>清掃の刑ってなんだかすごい名称ですよね。
>掃除が死刑って・・・

なぁんだ、刑っていっても清掃かぁと最初は思うんですけど、
大気は毒ガスのようなものなので、生身の体では数分で死んでしまうんですよね(゚〇゚;)
外に出る事が死なんて、死刑がどうこうというよりも恐ろしい世界です(笑)
続く2作目、3作目を読むのが待ち遠しいです~♪

2014/02/08 (Sat) 17:21 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
☆☆ちこさんへ

ちこさん、こんにちは~♪

>わわっ!何だか怖そうな、それでいて壮大なお話みたいですね。

久々に「これはっ!」と思った作品でしたヽ(*'0'*)ツ
今回初めて知ったのですが、人類文明が壊滅した後を舞台にした作品のことを、
"ポストアポカリプス"というらしいです。実は結構好きなジャンルだったりします(笑)
荒廃した世界…小説にしても映画にしても、妙に惹かれるのは何故なんでしょう^^;

>nanaco☆さんのレビュー読んだだけでも、壮大な感じがするのに、まだ序章ですか!

2作目の「シフト」の邦訳が待ち遠しいです♪
こんな時、もっと英語力があればなぁ…と思うのですが(笑)
本当にオススメなので、ちこさんも機会があったら是非読んでみて下さい(⌒~⌒)

2014/02/08 (Sat) 17:31 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

Trackbacks 1

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
  •  「WOOL ウール」 ヒュー・ハウイーを読みました!
  • 【送料無料】ウール(上) [ ヒュー・ハウイー ]価格:820円(税5%込、送料込) 【送料無料】ウール(下) [ ヒュー・ハウイー ]価格:820円(税5%込、送料込) 角川文庫 評価 ★★★★★ 早く感想を書こうと思っていたのですが今頃になってしまいました! お友達のnanacoさんが読んでいて、面白そうなので早速、読みました^^ 面白いですね。 まず、この...
  • 2014.03.02 (Sun) 10:26 | 知的生活へのあこがれ