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「深泥丘奇談」綾辻行人

ななこ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
驚異と幻想の地誌学と謎めいた世界観、生理的な恐怖と精神的な恐れや畏れ…それらを精妙につなぎ合わせる超絶の筆さばき。怪談専門誌『幽』創刊号での連載開始以来、読者の熱狂的な支持が続く「深泥丘連作」、第一集。
【目次】
顔/丘の向こう/長引く雨/悪霊憑き/サムザムシ/開けるな/六山の夜/深泥丘魔術団/声


積読本消化計画18冊目。残り41冊。

綾辻さんといえば、館シリーズをはじめとする本格ミステリ作家。
そういうイメージが強かったのですが、、、今回のジャンルは新境地ですねきもち

怪談と都市伝説が混ざったような、妖しい匂いを感じる連作短編集です。
「京都」という場所は、こういうドロッとした闇が似合いますよねー。
何が起こっても不思議じゃないというか(笑)

どのお話もはっきりとしたオチはないのですが、
それがまたこの作品の雰囲気に良くマッチしていましたきもち

病院の壁から浮き出る不気味な顔…「ちちち…」に思わず鳥肌が立つ「顔」
雨の中、橋の欄干から異様な物体がぶら下がっているのを発見する「長引く雨」
歯の治療に使ったあるモノとは?色んな意味で恐ろしい「サムザムシ」

ホラーというほど怖くはないですが、生理的な恐怖感の方が強かったですかお
特にサムザムシ……(笑)

ところで、私この本は単行本で購入したのですが。
何この装丁、凄い!とビックリしちゃいましたよ~~!!

中身を読んでビックリ。カバーを外してビックリ。凝りに凝ったデザインで素敵かお
こんな目立たない部分まで、きっちりとお仕事をされている人がいるんだ!
そう考えると、電子書籍ってとっても味気ないものに思えてきました。

可愛らしい表紙に似合わず奇妙なお話でしたが、なかなか面白かったです。
どちらかというと夏の夜に読みたい本だったなぁきもち

*「深泥丘奇談・続」も積んであるので、こっちは暑くなってから読もう。


◆こんな人にオススメ◆
怪談が好きな人
幻想的なお話が好きな人



個人的評価:ほし


文庫版はこちら↓↓表紙怖い(笑)



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Comments 10

There are no comments yet.
日向 永遠  
かなり奇妙な味ですよね!

nanacoさん、こんばんは~

綾辻さんのこれは他の作品と比べると、感じが違いますよね。
とても幻想的。なんかふわふわした感じかな。

けっこう前に読んだので雰囲気しか覚えてないですが・・・

2014/01/28 (Tue) 22:43 | EDIT | REPLY |   
ねむりねこ  
nanacoさん今晩は

綾辻氏の作品はだいたいチェックしてましたがこの作品は
見落としていました2008年の作品ですか~
このジャンルは大好物なので是非探して読んでみたいと思います(^^)

2014/01/29 (Wed) 00:24 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
不思議な雰囲気の作品でしたね!

nanaco☆さん、こんばんは~(^^♪

読んでから1年以上が経つから
記憶が薄れつつあるんですけど、
かなり不思議な味わいの短編集でしたよね^^
「幻想小説」というには、怖すぎるし、
かといって、「怪談」と呼ぶほど
怖くもなかったし。。。

それにしても、単行本の表紙、素敵すぎる~(*≧▽≦*)
この動物…何かなぁ~??すっごく可愛い☆
続編、単行本で欲しくなっちゃいました(*^^*)

*トラバどうもありがと~ヽ(^o^)丿
では、こちらも遠慮なくいただいていきますね☆

2014/01/31 (Fri) 18:05 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こんにちは~♪

>綾辻さんのこれは他の作品と比べると、感じが違いますよね。
>とても幻想的。なんかふわふわした感じかな。

綾辻さん、こんな作品も書かれるのかぁとちょっと驚きました(* ̄∇ ̄*)
本格からスプラッタ、幻想系まで幅広い作家さんですね…(笑)
現実と幻想の境目が曖昧になっていて、とても雰囲気のある本でした♪
でも個人的にはもうちょっと怖さのあるほうが好みかなぁと思ったり。。。

「深泥丘奇談・続」も同じく単行本で購入済みなので、
こちらも今年中には読んでみますね((o(^-^)o))

*日向さん、お返しTBありがとうございました!

2014/02/01 (Sat) 15:23 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ねむりねこさんへ

ねむりねこさん、こんにちは~♪

>綾辻氏の作品はだいたいチェックしてましたがこの作品は
>見落としていました2008年の作品ですか~
>このジャンルは大好物なので是非探して読んでみたいと思います(^^)

お、この作品はノーチェックでしたか??
いつもの綾辻作品とは全然雰囲気が違って、なかなか良かったですよ(*^v^*)
単行本の可愛い表紙からはなかなか想像できないようなお話です(笑)

ちなみに「深泥丘奇談・続」も出ているので、合わせてチェックしてみて下さい♪
ねむりねこさんの感想、楽しみにしていますね~^^

2014/02/01 (Sat) 15:27 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさん、こんにちは~♪

>読んでから1年以上が経つから
>記憶が薄れつつあるんですけど、
>かなり不思議な味わいの短編集でしたよね^^

そうですねぇ、ただでさえ幻想的なお話だったから、
私も1年も経てば記憶が薄れちゃっているだろうなぁ…(▼-▼*)
そもそもこの本の主人公(綾辻さん本人ぽい?)の記憶があやふやという設定だから、
なおさらそんな風に感じるのかもしれませんね~(笑)

>それにしても、単行本の表紙、素敵すぎる~(*≧▽≦*)
>この動物…何かなぁ~??すっごく可愛い☆
>続編、単行本で欲しくなっちゃいました(*^^*)

単行本の表紙、可愛いですよね♪
本の中にもあちこち絵が描かれているし、カバーを外してもビックリだし、
遊び心たっぷりの装丁で面白かったですよ~^^
こういうのを一度手に取ると、やっぱり紙の本っていいなぁと実感します(笑)

それにしても、先日の「白魔」といい「深泥丘奇談」といい、、、
こんな本ばかり読んでいて良いんでしょうかねぇ??
本気で幻想の世界の住人になっちゃいそう( ̄_ ̄ i)笑

*miwaさん、お返しトラバありがと~~♪

2014/02/01 (Sat) 15:34 | EDIT | REPLY |   
ねむりねこ  

今晩は~

読みました・・・といいたいところですが間違えて続のほうを買ってしまいました
一作目は注文済みです。
綾辻氏のミステリーは正直物足りないと思っていたのですが
こちらの方が面白く読めました。
一作目を読んでいなくても問題ない内容でよかったです。
ホラーではなくちょっと不思議な小話という感じで読みやすかったです。

2014/02/26 (Wed) 20:00 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ねむりねこさんへ

ねむりねこさん、こんばんは~♪
お返事が遅れちゃってごめんなさいm(*- -*)m

>読みました・・・といいたいところですが間違えて続のほうを買ってしまいました
>一作目は注文済みです。

おぉ、早速読まれましたか!…って、続のほうですか?( ̄ー+ ̄)ニヤリ
私は続はまだ読んでいないんですけど、きっと一作目と同じ雰囲気なんでしょうね^^
ちょっと懐かしい香りのする怪談という感じで、読み易いですよね♪

綾辻さんも、随分幅の広い作家さんですよね~☆
ミステリ中心かと思えば、スプラッタを書いてみたり、今回みたいな怪談だったり。
色んなジャンルに精力的に挑戦されているので、感心しちゃいます(o^-^o)

2014/03/04 (Tue) 21:57 | EDIT | REPLY |   
ねむりねこ  

nanacoさんこんにちは

一作目を読み終わりましたよ、2作目からよんでも問題なかったです
一作目から読んでみると最終的にどのエピソードもあやふやなんですよね
『のような気がする』を多用してるんですね、シリーズは完結して
ないのですが最終的に目が覚めて夢か~的な終わり方しそうな
気がしました。
どう締めくくるのか楽しみです
ホラーと言うよりは幻想小説といったほうが正しい気がしますね

2014/03/30 (Sun) 12:44 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
ねむりねこさんへ

ねむりねこさん、こんにちは~♪
お返事が遅くなり、大変申し訳ありません><
体調を崩していまして、1ヶ月ぶりの更新になってしまいました^^;

>一作目を読み終わりましたよ、2作目からよんでも問題なかったです
>一作目から読んでみると最終的にどのエピソードもあやふやなんですよね

早速一作目も読まれたのですね♪やはり似た雰囲気でしたか??(*'-'*)
本当にどのお話も、夢か現実か分からないようなものばかりで、
ふわふわと夢の世界を漂っているような感じでしたよね~。
語り手が一番信用ならないという…(笑)

私も二作目を積んであるので、夏にでも読もうかなぁと思っています♪
綾辻さん、こういう作品もたまには良いですよね\(^▽^)/

*ねむりねこさん、TBありがとうございました☆

2014/04/14 (Mon) 12:21 | EDIT | REPLY |   

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  • 深泥丘奇談(みどろがおかきだん)著者 綾辻行人メディアファクトリー 1580円+税 319ページ 2008/2/29評価 ★★★★☆実は今日は、風邪を引いたため、会社を休み一日寝ていました。薬を飲んで夢うつつの中この本をよんでいたのです。作者の写しとも言える主人公が深泥丘で遭遇する奇怪な出来事。作中で主人公が眩暈に襲われる度に自分も微熱の中ぐるぐると目が回る感覚に襲われました。(ちょっとオー...
  • 2014.01.28 (Tue) 22:39 | 知的生活へのあこがれ
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