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2014.01.16 *Thu*

「サキ短編集」サキ


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ビルマで生れ、幼時に母と死別して故国イギリスの厳格な伯母の手で育てられたサキ。豊かな海外旅行の経験をもとにして、ユーモアとウィットの糖衣の下に、人の心を凍らせるような諷刺を隠した彼の作品は、ブラックユーモアと呼ぶにふさわしい後味を残して、読者の心に焼きつく。『開いた窓』や『おせっかい』など、日本のSFやホラー作品にも多大な影響をあたえた代表的短編21編。
【目次】
二十日鼠/平和的玩具/肥った牡牛/狼少年/話上手/七番目の若鶏/運命/開いた窓/宵闇/ビザンチン風オムレツ/休養/マルメロの木/親米家/十三人目/家庭/セルノグラツの狼/おせっかい/ある殺人犯の告白/ラプロシュカの霊魂/七つのクリーム壺/盲点


積読本消化計画16冊目。残り43冊。

この本を読んだのは、"成人の日"の午後。氷点下の真冬日。
外は吹雪いてるし、寒いしどこにも出かけたくなーい!
お酒を飲むにはまだ少々早い時間だ…(笑)そうなるとやるべき事はひとつ。

何となく、ちょっと毒のある本が読みたくなって、
積読本の中からこの「サキ短編集」を引っ張り出してきました。
早速ホットココア片手に読み始めたのですが、これがグイグイ引き込まれる!

どのお話も一筋縄ではいかないブラックユーモアに富んだ作品ばかりきもち
短いながらもじわりじわりと染み込んでくるタイプのお話が多かったですね~。

この作品には、21の短編が収録されています。
どれも面白かったですが、特に印象に残っているものは、、、

ぼたん 森の中で、ある人間離れした不思議な少年を拾ってくる「狼少年」
ぼたん 列車の中で、向かいに座った子供達のためにお話をする男の話「話上手」
ぼたん 飢えと疲労で行き倒れそうになった男が、他人に成りすましてしまう「運命」
ぼたん 不運な青年のために、小さな援助をしてあげるが…オチが秀逸な「宵闇」
ぼたん 絵が売れない、金も底を尽きた。画家の機転にニヤリとする「親米家」

他にも「開いた窓」のように、背筋が寒くなるような作品があったり、
「ある殺人犯の告白」のように、理不尽でやるせない作品もインパクト大でしたかお

200ページちょいの薄い本なので、サクサク読めちゃいます。
毎晩寝しなに1編ずつ…なんて読み方もできるかも。

興味ある方は是非挑戦してみてねきもち


◆こんな人にオススメ◆
ブラックユーモアが好きな人
ちょっとスパイスの効いた本が読みたい人



個人的評価:ほし


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tag : サキ 

COMMENT

nanaco☆さん、こんばんは~(^^♪

氷点下の真冬日…聞いただけで凍りつきそう(笑)
そういう休日は、こたつに入って
ホットココア飲みながらの読書が一番ですよね(^^)v
こちらも、朝は氷点下になる日もあって、
かなり寒くなってきました><
インフルエンザの流行もピークに入ったみたいだし。。。
nanaco☆さんも、くれぐれも気を付けてね~!!

サキさん・・・初耳の作家さんです(^_^;)
ブラックユーモアは、特別好きでも嫌いでもないですけど、
nanaco☆さんが印象に残った短編は、
どれも面白そうですね(*^^*)
特に「狼少年」は気になるかも♪

ところで、毒のある短編集だとは思えない表紙、
イラストがとっても可愛いですねっ!(^^)!
右端はカラスかな? そこに、ちょっとだけブラックさを感じるかも(笑)
by miwa125 #-
2014/01/17(金) 17:41 [Edit
面白そう
nanacoさん、こんばんは!
サキは読んだことないいんですよ。有名な作家ですね!
感想を読むとすごく面白そう。
by 日向永遠 #MTvX3K/M
2014/01/17(金) 23:53 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんにちは~♪

>氷点下の真冬日…聞いただけで凍りつきそう(笑)
>そういう休日は、こたつに入って
>ホットココア飲みながらの読書が一番ですよね(^^)v

ホント寒い日が続きますね~!!
毎日朝は-10℃以下まで冷え込むので、窓もドアも凍り付いて開かないんです(=v=)
こう寒いと外に出るのが億劫で、ついついあったかい部屋でダラダラしちゃいますね(笑)
こたつにホットココア、最高ですね(*^^)vこたつ欲しいなぁ♪
関西も寒くなってきたみたいですね!miwaさんも、くれぐれも体調には気を付けて><

>ブラックユーモアは、特別好きでも嫌いでもないですけど、
>nanaco☆さんが印象に残った短編は、
>どれも面白そうですね(*^^*)
>特に「狼少年」は気になるかも♪

前に読んだアンソロジー「厭な物語」みたいなブラックさはありません^^
ニヤリと笑ってしまうようなお話が多くて、後味も悪くないので、
寝る前に読んでも悪夢は見ないと思いますよぉ(笑)
「狼少年」は実はタイトルそのままのお話なんですけど、すごく面白いです(* ̄∇ ̄*)

薄い本だし、一つ一つの物語は短いのであっという間に読めちゃいます。
シンプルだけど、後々までずっと記憶に残るような作品が沢山ありますよ((o(*^^*)o))
miwaさんも是非読んでみて下さ~い♪

>ところで、毒のある短編集だとは思えない表紙、
>イラストがとっても可愛いですねっ!(^^)!
>右端はカラスかな? そこに、ちょっとだけブラックさを感じるかも(笑)

ハッ…そういえば表紙全然見てなかった^^;
改めて見てみると、確かにカラス以外はやたらと可愛いイラストだわ~(笑)
カラスの下のって、山??(▼-▼*)謎……
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/18(土) 11:29 [Edit
日向永遠さんへ
日向さん、こんにちは~♪

>サキは読んだことないいんですよ。有名な作家ですね!
>感想を読むとすごく面白そう。

以前、ジェラルド・カーシュの「壜の中の手記」を読んだ時に、
ブクログである方から、サキもいいよって教えて頂いたんです(*'ー'*)
「壜の中~」のような不気味さはないんですけど、
ブラックながらもニヤリと笑ってしまう作品が揃っていて、面白かったです♪
あっという間に読めちゃうので、日向さんも是非挑戦してみて下さい^^

こういう短編集って良いですね~!!
昔はどちらかというとどっぷりとその世界観に浸れる長編の方が好きでしたが、
最近海外物は短編の方が読み易いかも、と感じるようになってきました。
また「第六ポンプ」とか「くじ」みたいなのが読みたいなぁ(*^v^*)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/18(土) 11:40 [Edit
nanaco☆さん、こんにちは (*´I `*)ノ

>「狼少年」は実はタイトルそのままのお話なんですけど、

原題は「ガブリエル・アーネスト」なんですよね。
作中で少年が命名された名がタイトルになっていますが、「こんな少年にこんな立派な名前を・・・」という皮肉が日本人には理解され難いため、「狼少年」という邦題にしたのだと思います。
しかしこの邦題、タイトルでネタバレはあんまりです o(*>Д<)ゝ
原題のニュアンスを活かすなら「聖少年」とでもすればよかったのに。
新潮文庫版はページ数が少なく、傑作がいくつも収録から漏れていることも残念です。
以前はこんな表紙だったんですよ。
http://bookshelf.co.jp/images/9784102026014.jpg

代表作の一つ「開いた窓」は短編小説のお手本と言われる作品ですが、この種の小説の手法が確立してしまった現代では、当時の読者の受けた衝撃は伝わり難いかもしれません。
かなり早い時期に「開いた窓」を日本に紹介した都筑道夫氏は、「サキが現代の作家だったら、最後の一行は書かなかったかもしれない」と言っています。
by esme #zxJvsWF.
2014/01/18(土) 15:15 [Edit
はじめまして。
こんにちは。
サキの短編集はブラックが効いていて面白いですね。柔らかなO・ヘンリとは作風が異なりますがどちらも魅力的です。
ロアルド・ダールの短編もけっこうスパイスが効いています。
by ポンコツスクーター #ODhh62Kk
2014/01/19(日) 17:10 [Edit
esmeさんへ
esmeさん、こんばんは~♪お久しぶりです((o(*^^*)o))

>原題は「ガブリエル・アーネスト」なんですよね。

ですよね!あらまぁ「狼少年」って究極のネタバレじゃんって思っちゃいました(笑)
最初の1ページ目から大体の結末を予想できてしまったという…^^;
驚きは少なかったですが、お話自体は自分好みで面白かったです♪

>「こんな少年にこんな立派な名前を・・・」という皮肉が日本人には理解され難いため

なるほど、、、そういう事でしたか!
確かにそう言われてもピンとこないかもしれませんね(▼-▼*)
こういう時に原文のまま理解できたらなぁ…と、自分の英語読解力のなさを恨めしく思います;

>「開いた窓」

この作品もとっても面白かったです~♪
主人公視点で読んでいくと、ゾゾゾッと鳥肌が立ちました(゚〇゚;)
でも最後の最後でひっくり返される感じ。ブラックながらもニヤリとしてしまいますね☆
巧いなぁと思いながら、楽しく読む事ができました^^

そうそう、教えて頂いた表紙見ましたよ!
うーん、これはなかなかインパクトありますね。ホラー小説かと思っちゃいます(笑)
他のサキ作品も読んでみたいですが、今手に入るのはちくま文庫のものでしょうか??
早速探してみま~す\(^▽^)/
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/21(火) 21:44 [Edit
ポンコツスクーターさんへ
ポンコツスクーターさん、初めまして~♪
コメントありがとうございます(*^0^*)

サキ、初めて読む作家さんでしたがとても面白かったです!
一読するとスルッと読めちゃうのですが、後からじわじわくる感じですね(笑)
読み終えた後にしばらく経って、あれはこういう意味だったのかと気づく事もしばしば^^;
他のサキ作品も読んでみたくなりました☆

>ロアルド・ダールの短編もけっこうスパイスが効いています。

そういえば以前ある方から「あなたに似た人」を薦められた事があります。
奇妙な味わいの本を探している時に、この本とサキを教えて頂いたんです(*^^)v
読んでみたい本が沢山、、、どんどん積読本が増えていきそうです(笑)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/21(火) 22:23 [Edit

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ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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