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2014.01.13 *Mon*

「八百万の神に問う3 秋」多崎礼

八百万の神に問う

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
争いなき楽土に、手を伸ばさんとする隣国・出散渡。神に守られしこの地でさえも、時の流れに逆らえぬのか。じわりじわりと楽土は侵蝕されていき、さらに『真の楽土』にまで迫ろうとする彼らに、天路の人々は為す術をほとんど持たぬ。だが―伝説のシン音導師ことイーオンが、その流れに立ち向かおうとしていた。


今回は積読本消化計画はお休みです。
「八百万の神に問う」の新刊が出たので、そちらのレビューを。

「煌夜祭」や「夢の上」に比べると、若干ノリが軽くラノベらしいシリーズですが、
今回の<秋>の巻は、なかなか重く切ないお話でしたきもち

本編と、ある人物による「告白」が交互に語られていきます。
「告白」は、ライアンとファルケという2人の少年の物語。
冒頭から何か不穏な展開を予測させるような、淡々とした静かな語り口。

中盤あたりで、このライアンとファルケの正体が明らかになり、
本編と重なっていくという手法は、いつもながらお見事ですねかお

この巻では、伝説の音導師であるイーオンの過去が少しずつ見えてきますきもち

毒舌で、無類の温泉好きで、酒ばかり飲んでいる三十路の女。
イーオンが「真の楽土」を忌み嫌いながらも、
ずっと留まらなければならない理由とは?

そして表紙のトウロウ君。いつも穏やかな笑みを絶やさない彼の本当の素顔とは?
彼はちょっと普通とは違うオーラを持っていましたが、まさかそっちだったとはね(笑)
登場人物、誰もが見かけどおりではないのね。

読了後に、扉絵のライアンとファルケを見ると切なくなってしまいます。。。

相手の幸せを考える事が自分の幸せだったとしても、
それは必ずしも相手の幸せになるとは限らない…
お互いの想いがぶつかって、悲しい結果を生み出す事もあるのですよねかお

さて、4月には最終巻である別れの<冬>の巻が発売されます。
悲しい展開が予想されますが、どうか春に繋がる物語でありますようにかお


◆こんな人にオススメ◆
ファンタジーが好きな人
幸せの定義について考えたい人



個人的評価:ほし


<八百万の神に問うシリーズ>
八百万の神に問う1 春
八百万の神に問う2 夏


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COMMENT

こんばんは★
nanacoさん、こんばんは!

相変わらず 多崎礼さん、面白そうですね!

ところで自分も遅まきながら「煌夜祭」ゲットしました^^
期待です
by 日向 永遠 #MTvX3K/M
2014/01/13(月) 19:25 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪

三連休、あっという間に終わっちゃいましたね^^
天気が悪かった事もあって、あまり外に出ないでおとなしくしていたら風邪も良くなりました(笑)
明日からまたお仕事、頑張りましょう!

>相変わらず 多崎礼さん、面白そうですね!

多崎さん、やっぱり面白いです(*'-'*)
「夢の上」あたりに比べると、少しラノベっぽさがあるかなぁとは思うのですが、
人によって幸せの定義は違うんだな、とか考えさせられる部分も多かったです。

>ところで自分も遅まきながら「煌夜祭」ゲットしました^^

おぉっ、ついにGETされましたか!!
これはホント面白いです。最後に語り手の正体が分かる所とか、ドキドキします♪
日向さんの感想、楽しみに待っていますね~((o(*^^*)o))
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/13(月) 21:28 [Edit
こんばんわ☆

この本、以前のnanaco☆さんのレビュー読んでからスッゴク気になっているのですが、何しろ積読が多くてなかなか追いつけません。
キンドルで買おうか、悩んでいたんですよね・・・
そうそう、電子書籍は曲者ですよね。
私もこちらで積読になっているの一杯ありますよ。
忘れた頃に開いてみると「あ、これ、ここで買っていたんだ・・・」なんて、買ったことすら忘れていて・・・(^^;)
by ☆☆ちこ #-
2014/01/14(火) 23:14 [Edit
nanaco☆さん、こんばんは~(^^♪

秋の巻、私も読了済みでーす(*^^)v
今回は、ちょっと重い内容でしたね!
イーオンの過去も少しずつ明らかになってきたけど、
ただのノンベエじゃなかったんだぁ~って、
すこし切ない気持で感心しちゃいました(笑)
いつの側にいる大きな猫さん、
もしかしたら待ってあげてるのかなぁ。。。
なーんて、勝手に妄想までしたりして…(笑)

ライアンとファルケの「告白」も
めっちゃ良かったですよね(*^_^*)
相手の幸せを思い過ぎて
かえってすれ違っちゃったのかなぁ~><

次はいよいよ完結編の冬の巻ですね!
どんな結末が待っているにせよ
なんか号泣しちゃいそうだなぁ~。
nanaco☆さん、一緒に見届けましょうね~!!

*レビューをUPしたら、またTBいただきに来ますね♪
そのときはヨロシクねっ(^_-)-☆
by miwa125 #-
2014/01/15(水) 18:03 [Edit
☆☆ちこさんへ
ちこさん、こんばんは~♪

お、気になっていましたか!この作品面白いですよ((o(*^^*)o))
個人的には「夢の上」の方がさらに上をいきますが、何しろかなり重いお話なので…(笑)
人によってはこちらの「八百万~」の方が好みかもしれません^^
kindleで買うと少し安く読めますよね!是非挑戦してみて下さい♪

>そうそう、電子書籍は曲者ですよね。
>私もこちらで積読になっているの一杯ありますよ。

う~ん、、、どうしてなんでしょう^^;
何故か電子書籍だと、さらに放置気味になってしまう傾向が…(=v=)
やっぱり普通の積読本と違って「積んでいく」感覚がないからでしょうかねぇ?
そういえば、kindleって本の並べ替えってできないですよね??
あれさりげなく不便です……自分でジャンル分けとかもできたら良いんですけど☆
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/15(水) 21:20 [Edit
こんばんは☆

「相手の幸せを考える事が自分の幸せだったとしても、
それは必ずしも相手の幸せになるとは限らない」
いやぁ・・・切ないね(>_<)
このシリーズ、春夏秋冬で出てるんだねー。面白い♪
それぞれ世界観が違う感じなの??
by Yuri #VwWRwSIk
2014/01/15(水) 22:16 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

おっ!早速miwaさんも読まれましたね(o^∇^o)ノ
今回は少しズッシリくる巻でしたけど、面白かったですね♪

表紙のトウロウ君がイケメンすぎて、何度も眺めちゃいました(笑)
正直、最初このシリーズを読み始めた時は好みのイケメンがいない!って思ってたんです。
「夢の上」はアーディンとツェドカ王子がいたんだけどなぁ…(▼-▼*)ムフフ
でもでも、秋の巻にきてトウロウ君がカッコ良く見えてきちゃいましたよ♪♪

>イーオンの過去も少しずつ明らかになってきたけど、
>ただのノンベエじゃなかったんだぁ~って、
>すこし切ない気持で感心しちゃいました(笑)

イーオン、どっから見てもただのノンベエですもんね(* ̄∇ ̄*)
でもだんだんと彼女の過去が分かるにつれて、
なかなか壮絶な人生を歩んできたんだなぁ…としんみりしました;
あえて弟子のシンを突き放すようなのも、彼女なりの愛情なんだって思えますよね!
冬の巻では大きな猫さんも活躍しそう!?

>ライアンとファルケの「告白」も
>めっちゃ良かったですよね(*^_^*)
>相手の幸せを思い過ぎて
>かえってすれ違っちゃったのかなぁ~><

この二人の関係、本当に素敵だったわ♪
お互いが相手の幸せを願っているだけに、切なすぎますよね。。。
でもそれなら一体どうすれば良かったのかって考えると、それも分からないし(--,)
とにもかくにも、この切ない展開は私好みでした~(笑)

最終巻はどんな結末が待っているんでしょう??
号泣必至ですよね、きっと……タオル用意しなきゃ(ρ_;)
4月が待ち遠しいですね!!

miwaさんのレビュー&トラバ、楽しみに待ってるよ~♪
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/15(水) 22:29 [Edit
Yuriちゃんへ
Yuriちゃん、こんばんは~♪

>「相手の幸せを考える事が自分の幸せだったとしても、
>それは必ずしも相手の幸せになるとは限らない」
>いやぁ・・・切ないね(>_<)

切ないよねぇ、、、
この本の二人だけでなく、現実にも言える事だけど、
相手の幸せを願ってした行為が、逆に幸せを奪ってしまっていたり(T-T*)
自分にとっての、相手にとっての幸せって何だろう?って考えちゃうよね~。

>このシリーズ、春夏秋冬で出てるんだねー。面白い♪
>それぞれ世界観が違う感じなの??

このシリーズ、どれも舞台は同じで季節が移り変わっている感じかな(*^^*)
だから世界観は一緒なんだけど、それにちょいちょい違う国のエピソードが入っていたり、
一見関係の内容に思える物語が絡み合ってきたりして、すごく面白いよ♪
最終巻の<冬>の巻で、どんな世界が見えてくるのか楽しみです!!
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2014/01/15(水) 22:38 [Edit

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今回のブックレビューは、 多崎礼さんの『八百万の神に問う3〈秋〉』です。 シリーズ全4巻のなかの第3巻目! ◆あらすじ◆ 楽土は存在すべきか? 争いなき楽土に、手を伸ばさんとする隣国・出散渡(でさんと)。神に守られしこの地でさえも、時の流れに逆らえぬのか。じわりじわりと楽土は侵蝕されていき、さらに「真の楽土」にまで迫ろうとする彼らに、天路(あまじ)の人々は為す術をほとんど持たぬ...
2014/01/23(木) 18:02:23 | 本を読みましょ [Del


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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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