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2013.12.11 *Wed*

「無貌伝~夢境ホテルの午睡~」望月守宮


無貌伝~夢境ホテルの午睡~
著者:望月守宮
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
怪盗・無貌…それは世界が畏怖する生ける怪異。探偵・秋津とその助手・望は、宿敵無貌逮捕の報を受け、夏原ホテル―別名「夢境ホテル」へと向かった。そこには、殺人鬼探偵をはじめ、一癖も二癖もありそうな宿泊客ばかりが…。やがて、ホテルの一室で刺殺死体が発見される!探偵たちを嘲笑うかのように繰り返される殺人。「夢境」の彼方に隠された事件の真実を、望は追う。




積読本消化計画11冊目。残り48冊。

無貌伝シリーズ2作目。
前作「無貌伝~双児の子ら~」のレビューを読み返してみると、
主人公である少年探偵・望のキャラが定まっていない、とエラソーな事を書いていました(笑)

…が、今回は同年代の子達(純や健太)との絡みが多かったので、
やっと年相応に見えてきたし、望の素のキャラクターが分かってきたような気がしますかお
(とはいえ、名探偵・秋津の出番がほとんどなかったのは残念……)

前にも少し書きましたが、このシリーズの世界観はちょっと特殊。
「ヒトデナシ」という怪異と人間が共存する世界。人間のヒトデナシは「無貌」と呼ばれる。
「無貌」は他者の顔を奪い、人体の一部を収集するのが趣味というかなり危険な存在きもち

何だか文字にしてみると、若干キモチワルイのですが(笑)
終始幻想的で、どちらかというと伝奇小説のような雰囲気なので、抵抗なく読めますきもち


ライン


今回面白かったのは、舞台となった「夢境ホテル」。
夢の中のホテルという事もあり、現実世界ではありえないルールがふんだんに使われています。

例えば、現実世界とは時間の流れが異なっていたり、
ホテル全体が日毎にテーマパークのような仕様に変わったり。
全てが水の底に沈んでしまう「夢の水曜日」が、個人的には好きだったな~かお

そんな中、ホテルの一室で一体の死体が見つかります。
過去に起こったある殺人事件も絡んできて、なかなか面白い設定でしたねぇ。

異世界設定なだけに、本格ミステリが読みたい人には向かないと思いますが、
ファンタジー×ミステリの何でもアリな世界観OKな人は、きっと楽しめると思いますきもち

次作「人形姫の産声」も楽しみです!!


◆こんな人にオススメ◆
本格ミステリはちょっとハードルが高いかも?という人
ファンタジー設定が好きな人



<無貌伝シリーズ>
無貌伝~双児の子ら~



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COMMENT

面白かったですね^^
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

そうそう、このホテルには現実離れした
ルールがあったんでしたね~!
nanaco☆さんのレビューうかがって
何となく思い出してきました^^
日ごとにテーマパークのような仕様になるに変化するところが
結構好みだったのを思い出したりして。。。

ヒトデナシの無貌の本当の姿を想像すると
不気味さを通り越して、気持ち悪ささえ覚えたのも
思い出しちゃいました><
それに、名前は忘れたんだけど…
殺人鬼探偵が、何故か印象に残ってます(^_^;)

古めかしさと新しさがごちゃまぜになったような作品ですけど、
その特殊な世界観が面白かったですね!(^^)v

*nanaco☆さん、TBどうもありがと~(^o^)丿
こちらも遠慮なくお返しTBいただきました!!
by miwa125 #-
2013/12/12(木) 18:22 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

この作品、前作以上に自分好みの設定でした(*^v^*)
残された日記から過去の事件に迫っていく所が良かったです~。
一週間、毎日ホテルの仕様(?)が変わるのも面白かったですね♪
日付が変わると同時に、どっと水が流れ込んで来るっていうのはちょっと怖いけど…(笑)

>ヒトデナシの無貌の本当の姿を想像すると
>不気味さを通り越して、気持ち悪ささえ覚えたのも
>思い出しちゃいました><

ヒトデナシの存在自体、謎だらけですよね~;
この先シリーズが進むにつれて、徐々に明かされてくる部分もあるのかなぁ??
無貌はかなりブキミだけど、絵画と猫のヒトデナシ露草は可愛いですよね♪
「煮干しを下さい」とかいうやつ(笑)あれ、さりげなく癒されてます(=v=)

>それに、名前は忘れたんだけど…
>殺人鬼探偵が、何故か印象に残ってます(^_^;)

あ、近松さんですよね!
正直、主人公の望クンよりも存在感ありましたよね^^
近松さんが登場した時から、何故だか悪い人には思えなくて、、、
それに意外と紳士的な所にキュンときちゃったりして(笑)

>古めかしさと新しさがごちゃまぜになったような作品ですけど、
>その特殊な世界観が面白かったですね!(^^)v

昭和×SFって感じかなぁ??( ̄ー+ ̄)
この世界観私も大好きです!次の作品を読むのがすごく楽しみ♪

*miwaさん、お返しトラバありがと~(o^∇^o)ノ
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/12/14(土) 19:07 [Edit

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今回は、望月守宮さんの無貌シリーズ第二弾の『無貌伝~夢境ホテルの午睡~』という作品を読んでみました。◆あらすじ◆怪盗・無貌……それは世界が畏怖する生ける怪異。探偵・秋津とその助手・望は、宿敵無貌逮捕の報を受け、夏原ホテル──別名「夢境ホテル」へと向かった。そこには、殺人鬼探偵をはじめ、一癖も二癖もありそうな宿泊客ばかりが……。やがて、ホテルの一室で刺殺死体が発見される!探偵たちを嘲笑うかのよ...
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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