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2013.12.09 *Mon*

「黒いカクテル」ジョナサン・キャロル


黒いカクテル
著者:ジョナサン・キャロル
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世の中には、どんな些細な出来事も、語り口ひとつで冒険や、心臓へのひと太刀に変えられる、すばらしい能力を持つ人がいる…。こう語り出される表題作をはじめ9編を収録。キャロルを読む者はいつも、ふと顔を上げると、何処とも知れぬ場所に置き去りにされた自分に気づく。読んでいたはずの物語さえ、唐突に別の何かに姿を変えているのだ―砂漠の車輪や、ぶらんこの月に。

【目次】
熊の口と/卒業生/くたびれた天使/あなたは死者に愛されている/フローリアン/我が罪の生/砂漠の車輪、ぶらんこの月/いっときの喝/黒いカクテル




しまった…!!
ブログさぼってるうちに、危うく前回の更新から1ヶ月経つ所だったよ~きもち
という訳で、(毎度の事ですが)お久しぶりのブックレビューですかお

積読本消化計画10冊目。残り49冊。

ジョナサン・キャロルのブラックさが、とても好きです。
どのお話も大抵毒があって、悪意に満ちています。
むしろ優しいだけの物語だったら、何か裏があるんじゃないかと疑っちゃう(笑)

今回も例に洩れず、なのですが。
以前読んだ「パニックの手」に比べると、文章が散漫で少し物足りなかったかなぁ。
それでもキャロル独特の厭らしさ(褒めてます!笑)は健在。なかなか面白かったですきもち


   イラスト

個人的なお気に入りは下記の通りです↓

ぼたん 「卒業生」(ブラック度★★★)
ある男は高校時代の夢を見ていた。それも32歳の記憶を持ったまま。
早く目覚めたいと願っているのに、相変わらず夢の中では32歳の精神のまま時が流れていく。
とうの昔に忘れてしまった勉強、既に鈍ってしまった運動神経(笑)ラストのオチが秀逸!!

ぼたん 「フローリアン」(ブラック度★★☆)
病気の息子のために、物語を書く父親。
しかし父親が物語を書き終える前に息子は死んでしまう。それでも書き続ける男。
最後にどんでん返しで用意されていて、良い意味でひっくりかえされる作品でした。

ぼたん 「いっときの喝」(ブラック度★☆☆)
男の家に、昔そこに住んでいたという美しい姉弟がやってくる。
ある古い家に心が宿ってしまうというお話で、どこか物悲しさのあるファンタジーです。
家の持つ記憶、、、素敵ですよね。


◆こんな人にオススメ◆
ブラックな結末が好きな人
奇妙なお話が好きな人




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COMMENT

ジョナサン・キャロル、面白いですね~
nanacoさん、こんばんは!
お久しぶりです。(なんか最近、恒例になってる。そろそろホントの復活しなくては)
また宜しくお願いしますね!!!
ジョナサン・キャロル、大好きです。
これも良かったな~自分もジョナサン・キャロル、来年読みます。
氷と炎の歌の第五部買いましたか?自分はまだ買ってないです。こちらも来年、読もう!!
by 日向 永遠 #MTvX3K/M
2013/12/09(月) 23:08 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪

ホント、お久しぶりですねぇ((o(^-^)o))
最近ブログも、読書自体もサボりがちになってしまって…(笑)
本が面白くてたまらない!というあの頃を思い出して、私もそろそろ復活したいです^^
また日向さんをはじめ皆さんと盛り上がれたら良いなぁ☆

>ジョナサン・キャロル、大好きです。
>これも良かったな~自分もジョナサン・キャロル、来年読みます。

この作家さんのピリッと効いた毒が良いですね。どのお話も一筋縄ではいかなくて…
まだ「天使の牙から」が積んであるので、これは来年挑戦しようと思います(*^v^*)
……と思ったけど、今調べてみたらこれシリーズものだったんだ!!(驚)
しかも刊行順に見てみると、多分一番最後の作品^^;
う~~これはどうしたものだろう。。。

>氷と炎の歌の第五部買いましたか?自分はまだ買ってないです。こちらも来年、読もう!!

実は私もまだ買っていません><
あ、でも今「剣嵐の大地」から再読していますよ♪
文庫で買い直して、変更後の固有名詞を頭に叩き込んでいます(笑)
第五部を読むのが待ち遠しいですねぇ(=v=)
日向さん、また色々お話しましょうね!

そうそう、上田早夕里さんの「深紅の碑文」がもうじき出ますね。
「華竜の宮」の続編ときたら、読まないわけにはいかないですよぉ~(;^_^A
それに皆川さんの「開かせていただき光栄です」の続編も出るし、、、
あぁ、もう嬉しい悲鳴状態です☆
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/12/10(火) 21:21 [Edit

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【送料無料】黒いカクテル価格:756円(税込、送料別)著者 ジョナサン・キャロル創元推理文庫評価 ★★★★★少し前に読んだのですが、内容が思い出せません(泣)だけどキャロルそのままだったのは覚えています。熊の口と金持ちになることを夢見てその事ばかり考えている主人公、やがてくじにあたり本当の金持ちに・・・だけど本当の主人公はお金?びっくりな展開卒業生 卒業して何年にもなるのに過去の学生時代が繰...
2013/12/09(月) 23:03:39 | 知的生活へのあこがれ [Del


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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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