10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
<< >>


--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013.10.26 *Sat*

「Fantasy Seller」アンソロジー


Fantasy Seller
著者:アンソロジー
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大好評アンソロジー『Story Seller』番外編の登場です。江戸時代を舞台に河童や妖が活躍する畠中氏の力作、仁木氏の大人気僕僕先生スピンオフ、森見氏が綴る四畳半王国秘話、そして宇月原氏が満を持してお届けする、竹取物語に想を得た「赫夜島」など。気鋭の新人から、濃密な異世界を生み出してきたベテランまで8人の豪華競演をお楽しみ下さい。全く新しい大人のためのファンタジー小説集。




積読本消化計画7冊目。残り52冊。

新しい作家さんを開拓するのに最適なアンソロジー。
今回は「Story Seller」の番外編、「Fantasy Seller」を読んでみることにしましたきもち

その名の通り、ファンタジー作品ばかりを集めたアンソロジーです。
例のごとく、楽しく読めた作品もあれば正反対のものもあり、玉石混交といった印象。
という訳で、今回もエラソーにそれぞれの評価&感想を(笑)

太郎君、東へ畠中恵★★★
雷のお届けもの仁木英之★★★
四畳半世界放浪記森見登美彦★★
暗いバス堀川アサコ★★★★
水鏡の虜遠田潤子★★★★
哭く戦艦紫野貴李★★
スミス氏の箱庭石野晶★★★
赫夜島宇月原晴明★★★


イラスト



ぼたん 「太郎君、東へ」(畠中恵)
やっぱり畠中さんの書く物語は、ほっこりしますね!「しゃばけ」と似た雰囲気。
主人公は姉さんと慕われる河童の大親分・禰々子。それだけでなんか笑える。

ぼたん 「雷のお届けもの」(仁木英之)
なんでだろう、一作目の畠中さんの作品に感じが似てる…気がする。
これは「僕僕先生」のスピンオフなのかしら?
人間の子と雷神の子の友情を描いた作品。ライトな読み心地です。

ぼたん 「四畳半世界放浪記」(森見登美彦)
えっと、これ本編読んでないから謎が多いんですけど、、、それに短い!(笑)
でも森見さんの軽妙なようでねちっこい文体は、読むだけで何故かニヤける。これ大事。

ぼたん 「暗いバス」(堀川アサコ)
初めて読む作家さん。すごい好みのお話だった!
ファンタジーってかホラーですね、これ。暗いです。怖いです。
徐々に全貌が明らかになっていく展開はお見事。

ぼたん 「水鏡の虜」(遠田潤子)
「月桃夜」が面白かったので期待していました。これも良かったです。
森鴎外の「山椒大夫」が元ネタのようで。どうしようもなく陰鬱になるお話。
拷問シーンが続くので、苦手な人は苦手かも??

ぼたん 「哭く戦艦」(紫野貴李)
これも何かのスピンオフでしょうか?元シリーズを読んでいないと魅力が分からない…
何となくキャラ読みできそうな作品っぽい気がしますが(笑)

ぼたん 「スミス氏の箱庭」(石野晶)
可愛い&不思議な学園ファンタジーです。
高校に住み着いている、毛むくじゃらの謎の生き物は"スミス氏"と呼ばれている。
お世話係に選ばれた女子高生とスミス氏のお話。読めば読むほど不思議だなぁ。

ぼたん 「赫夜島」(宇月原晴明)
不老不死の霊薬を求めて辿り着いたのは、住む者のない赫夜島。
幻想的というか悪夢のようなというか、想像するとなかなか凄まじい世界。
平将門&藤原純友コンビがかっちょいいです。


全体的にファンタジーというよりは、ホラー寄りの作品だったかも。

特別に「これはッ!」というのがなくて、個人的には少し物足りなかったですかお
こういうアンソロジーにスピンオフを載せるのは、できればやめて欲しいですねぇ…
読む人が読めば楽しい、というのは何だか不親切のような気がするのですが。。。


◆こんな人にオススメ◆
新たな作家を開拓したい人
色々なタイプの作品を読みたい人


<新潮社アンソロジー>
Story Seller
Story Seller2


≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


関連記事

COMMENT

nanaco☆さん、こんばんは。

わたしはファンタジーって結構好みが分かれます。
しかしホラーよりですか。
この本は畠中さん以外の作家さんは読んだことがないので
ちょっと気になるところです。

やっぱり1冊なりシリーズなりがっつり読みたいところではありますね。
ときどき短編やアンソロジーって気になるところで終わっていて
この先ないの?って思っちゃいます。
by Cedie #SFo5/nok
2013/10/27(日) 21:08 [Edit
こんばんは~☆

凄いΣ(゚Д゚; )
これ全部読んだの?!
いっぱい読んだね!!!
私は、最近本はあまり読んでなくて、PC関係の本ばかりです…汗
久々に何か買って読もうかな*^^*

by Yuki #-
2013/10/30(水) 18:09 [Edit
待ってましたよ♪
nanaco☆さん、こんばんは~(^^♪

堀川さんの「暗いバス」を読んでから、
何だかバスに乗るのが怖ろしくなったかも(笑)
特に夜は…^^;
でも、背筋が寒くなるようなゾクゾク感は
面白かったですね(^^)v

遠田さんの「水鏡の虜」も、
拷問シーンの残酷さもそうだけど、
独特の妖艶さを感じさせる雰囲気も、
どこか印象的でした!^^

アンソロジーは、新しい作家さんの開拓にはピッタリだけど、
短かくて、その作家さんの作風をよく理解できないまま終わるから
どうしても物足りなさを感じるのかも…?

*nanaco☆さん、トラバありがとねっ(^_-)-☆
こちらもお返しのトラバ頂いていきまーす☆
by miwa125 #-
2013/10/30(水) 18:12 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんばんは~♪

>わたしはファンタジーって結構好みが分かれます。
>しかしホラーよりですか。

最近ファンタジーと一言で言っても、かなり幅が広くなりましたよね!
昔のファンタジーは、子供向けという印象が強かった気がしますが、
最近はホラーに近かったり、ミステリがmixされていたりして大人でも楽しめますよね^^
今回のこのアンソロジーも、どちらかというとブラックな作品が多かったです☆

>やっぱり1冊なりシリーズなりがっつり読みたいところではありますね。
>ときどき短編やアンソロジーって気になるところで終わっていて
>この先ないの?って思っちゃいます。

あぁ~それすっごく分かります(=v=)
特に恩田さんとか…短編も勿論すごく面白いんですけど、
これ長編になったらすごい作品になるだろうなぁというのが沢山ありますね♪
恩田さんの新刊、、、そろそろ出ないかしら~(*^^*)

アンソロジーは良くも悪くもサクサク読めちゃいますね!
新しい作家さん開拓という点では良いかもですが…今回は少し物足りなかったです;
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/11/02(土) 19:26 [Edit
Yukiちゃんへ
ユキちゃん、こんばんは~♪

>凄いΣ(゚Д゚; )
>これ全部読んだの?!

この本ね、色々な作家さんの書いた短編が一冊にまとまっているから、
読み応えはあるんだけどサクサク読めちゃうんだよ~\(^▽^)/
長所は、読んだ事のない作家さんを開拓できる事。
短所は、その世界にじっくりと浸れないまま終わっちゃう事かなぁ……^^;

>私は、最近本はあまり読んでなくて、PC関係の本ばかりです…汗
>久々に何か買って読もうかな*^^*

読書の秋だからね~~( ̄ー+ ̄)
私も読みたい本は沢山あるけど、なかなか捗らないのが現状です。。。
寝る間も惜しんで読み耽るような作品に出会えたら良いなぁ♪
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/11/02(土) 19:39 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

このアンソロジーは、個人的には少し物足りない感じはしたものの、
好みのホラー風味のファンタジーが多くて、なかなか面白かったです(⌒~⌒)
ホント、こういう短編集は新しい作家さんの開拓になりますよね☆

>堀川さんの「暗いバス」を読んでから、
>何だかバスに乗るのが怖ろしくなったかも(笑)

バス、毎日乗って通勤しているだけに、若干怖くなりました(笑)
特に深夜のバスなんて絶対乗りたくないわ~!!><
想像していた以上に凄まじいオチでした^^;
でも堀川作品、ちょっとクセになりそうな怖さ(&暗さ)です……。

>遠田さんの「水鏡の虜」も、
>拷問シーンの残酷さもそうだけど、
>独特の妖艶さを感じさせる雰囲気も、
>どこか印象的でした!^^

「月桃夜」は、確か兄妹のお話だったと思います。(しかも禁断系の…笑)
今回は姉弟でしたが、やっぱり雰囲気が抜群で好みのお話でした~(*^v^*)
元ネタの「山椒大夫」も読みたくなりましたよ♪暗そうだけど気になる!

*miwaさん、お返しトラバありがと((o(^-^)o))
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/11/02(土) 20:05 [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List

今回は『Fantasy Seller』というファンタジー小説集を読んでみました。畠中恵「太郎君、東へ」、仁木英之「雷のお届けもの」、森見登美彦「四畳半世界放浪記」、堀川アサコ「暗いバス」、遠田潤子「水鏡の虜」、紫野貴李「哭く戦艦」、石野晶「スミス氏の箱庭」、宇月原晴明「赫夜島」の8篇が収録されています。太郎君、東へ江戸の利根川一帯を束ねる河童の大親分・禰々子が、利根川の普請をする人間と、その...
2013/10/30(水) 18:20:25 | 本を読みましょ [Del


ブログパーツ

遊びに来てくれてありがとう☆

プロフィール

ななこ

Author:ななこ
本のレビューを中心に
のんびりと更新しています。

ミステリ、ファンタジー、SF等
ふと現実を忘れられる作品が好きです。
コメント&トラックバック、大歓迎!

積読本消化計画
2016年も始めました!


☆ななこの自己紹介☆

プロフ


☆心に残った言葉☆
随時更新中!


entry_img_1396.jpg


☆ランキング参加中です☆

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

作者・作品別INDEX

アリスドーム

お友達&よく遊びに行くサイト

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
1236位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ミステリー
27位
アクセスランキングを見る>>

人気ページランキング

よく遊びに来て頂いているページです♪

只今読書中!

nanacoの今読んでる本

最近読んだ本


nanacoの最近読んだ本

最近観た映画

nanacoの最近観たビデオ

twitter

◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

メールフォーム

お気軽にメッセージ下さいね♪

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Copyright © ++薫風日記++ All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: Bee)    
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。