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2013.05.02 *Thu*

「新選組 幕末の青嵐」木内昇


新選組 幕末の青嵐
著者:木内昇
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
身分をのりこえたい、剣を極めたい、世間から認められたい―京都警護という名目のもとに結成された新選組だが、思いはそれぞれ異なっていた。土方歳三、近藤勇、沖田聡司、永倉新八、斎藤一…。ひとりひとりの人物にスポットをあてることによって、隊の全体像を鮮やかに描き出す。迷ったり、悩んだり、特別ではないふつうの若者たちがそこにいる。切なくもさわやかな新選組小説の最高傑作。




好き!!!!

なんでしょうね、もう……新選組って格好良すぎです!(今更ですね。笑)
たった150年前にこんな人達がいたなんて、今となっては想像もできませんが。

まぁ勿論色々と美化されている部分もあるでしょうけど、、、
「新選組=血に飢えた人斬り集団」みたいな酷い扱いを受ける事が多い中、
こんな素敵な作品を書いてくれた木内さんに感謝感謝ですかおきもち

何が面白いって、様々な隊士の視点から描かれている事ですね~。

きちんと一連の流れにはなっているんだけど、語り手が次々と入れ替わる。
普通は視点が安定しない作品は、とかく感情移入しづらいというデメリットがあるけれど、
この作品は不思議と調和が取れているんですよね。とにかく面白いといったらないきもち


bookshelf01.gif


疑問を抱えながら、歩くだけの毎日だ。
どこまで歩いても、目の前には茫漠とした暗闇しかないようだった。


最初の一文からスッと引き込まれてしまいましたきもち
華々しく活躍した新撰組の副長・土方歳三が、まだ薬売りをしていた頃から描かれています。
何をしても満たされない日々。家族からも疎まれ、ただ薬を売り歩くだけの毎日。

そんな土方さんが、天然理心流と出会う所から、
やがて新選組として名を馳せ、はるか北の蝦夷地にて果てるまで。

土方さんに限らず、様々な隊士達の生い立ちや感情が丁寧な筆致で綴られているので、
淡々とした語り口ながらも彼らの生き様がとてもリアルで、まるで自分がその場にいるかのよう。

子供のように明るく大らかで、でもどこか掴めない飄々とした沖田さん。
一匹狼で決して自分らしさを失わない斎藤さん。博学で温和な山南さん。
どの人物も、自分のイメージの中の隊士達そのままで、嬉しかったですね~かお

でもやっぱり、土方さんの恰好良さは異常でしたよ(笑)
人一倍情に厚いのに、絶対にそれを表に出さない不器用さ。好きだ。。。

女性作家さんだからか、危ういシーンもなく綺麗で爽やかな印象です。
でも底流にはどっしりと芯の通った強さがあって。お気に入りの一冊となりましたきもち


◆こんな人にオススメ◆
新選組が好きな人
敵対する人間の視点からも読んでみたい人



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COMMENT

nanaco☆ちゃん、おはよう!!!
GW後半、どこかへおでかけするのかしら?^^

おお、またもや新撰組を描いた傑作登場ですか!
nanaco☆ちゃんの胸の高鳴りが聞こえてきそうです。^^
これ、慎ちゃんファンの私でも読めるでしょうか?(笑)
nanaco☆ちゃんの評価、これまでも5つ★の王冠付きって色々あったけど、ここまで「好き」を連呼してるのは凄いと思います。^^v
by picchuko #-
2013/05/03(金) 09:21 [Edit
わっ、王冠付き5つ星ですね!!
nanaco☆さん、こちらにもお邪魔してまーす(*^^)v

王冠付き5つ星、出ましたね~♪
ということは…今年のマイベスト本入り決定かしらん???
いきなりの「好き!!!!」で、nanaco☆さんのお気に入り度が
ひいひしと伝わってきますよ~!!(><)
土方さんの異常な格好良さ…めちゃめちゃ気になる~♪

ところで、木内さんって、女性作家さんだったんですね(@_@)
昇(のぼる?)だから、てっきり男性作家さんだと思っちゃいました^^;

*昨日、『RDGレッドデータガール』のレビューをアップしたので、
TB、いただいていきますねっ(^_-)-☆
by miwa125 #-
2013/05/04(土) 14:42 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは~♪

今年のGWは超寒くて、桜開花の便りもまだ届いていません…(ー。ー)フゥ
でもでも!せっかくの休みなんだし、家の中に閉じこもっていられませんよね!

昨日は春ウニ丼を食べに日高の方までドライブに行ってきました♪峠は雪降ってたけど…
既に夏タイヤに交換した後だったのでドキドキでしたが、どうにか生還しました(笑)
明日は函館方面に行く予定ですよ~☆
picchukoさんはどんなGWを過ごされているでしょうか(*^_^*)

>おお、またもや新撰組を描いた傑作登場ですか!
>nanaco☆ちゃんの胸の高鳴りが聞こえてきそうです。^^

ふふふ~~この本を読んで、ますます新選組が好きになりましたよ(^○^)
何てカッコイイ人達なんだろう…って。あぁ、私も彼らと同じ時代に生まれたかった!(笑)
様々な人物の視点から描かれているのが良かったです~。

>これ、慎ちゃんファンの私でも読めるでしょうか?(笑)

う~ん、慎ちゃんファンだったらどうかなぁ…(=v=)むしろ逆の立場ですからね…
でもたとえ敵対する関係でも、それぞれの視点から読めばまた違った見方ができそうですね!
というわけで、是非ともpicchukoさんにもこの本を読んで頂きたいですo(*^▽^*)o
新選組云々よりも、カッコイイ男達のカッコイイ生き様を見て頂きたいです~☆★
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/05/04(土) 19:09 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こちらにもコメントありがと~☆

>王冠付き5つ星、出ましたね~♪
>ということは…今年のマイベスト本入り決定かしらん???

ほっほっほ♪( ̄▽+ ̄*)
この本は勿論今年のベスト本入りですよぉ~!!これは絶対外せません☆
だって、本当に全てが格好良かったんですもの。もう震えるくらい><

土方さんや沖田さんの視点から描いた新選組本は沢山ありますけど、
他の目立たない隊士が語り手になる作品って、なかなかないんじゃないかな、と思います。
そういう隊士から見た土方さんが、たまらなく素敵でした。。。(笑)

>ところで、木内さんって、女性作家さんだったんですね(@_@)
>昇(のぼる?)だから、てっきり男性作家さんだと思っちゃいました^^;

そうなの!実は私も最後の解説を読むまで、男性作家さんだとばかり思っていました(^▽^;)
どうやら、昇は「のぼり」さんと読むらしいです。
読み終えて納得です。力強さの中に、男性作家さんでは出せない繊細さがあって。
司馬さんは勢いで読ませてくれましたけど、木内さんはじっくり内面を読ませてくれます。
miwaさんも機会があったら、是非読んでみて下さいね~(*^v^*)

>*昨日、『RDGレッドデータガール』のレビューをアップしたので、
>TB、いただいていきますねっ(^_-)-☆

わ~読まれたんですね^^
TBありがとで~す♪私も後でじっくり感想を伺いにいきますね!
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/05/04(土) 20:28 [Edit
nanaco☆さん、こんにちは!
この方も全く読んだことがないのですが、評価がものすごくいいですね!
新撰組ってところがとても気になります。

るるぶ薄桜鬼をまた読み直したくなります。
名前だけ見ると男性かな?って思ってましたが、女性なのですね。
誰からの視点で書かれるかによって見方や感じ方が全然違ってくるでしょうから何度でも楽しめそうです。
by Cedie #SFo5/nok
2013/05/06(月) 09:53 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんばんは~♪

>この方も全く読んだことがないのですが、評価がものすごくいいですね!
>新撰組ってところがとても気になります。

Cedieさん、この本めっちゃオススメですよ!!!(*^0^*)
ある程度しか知らなかった隊士達の事とか、途端に魅力的に見えてきちゃうんですよね(笑)
女性が書いた新選組って、良くも悪くも綺麗すぎるイメージがあるんですけど、
この作品は繊細さの中に泥くさい部分も、力強い部分も同居していて、ホント素敵です☆

>るるぶ薄桜鬼をまた読み直したくなります。

昨日、るるぶ薄桜鬼片手に函館方面までドライブに行ってきました(笑)
次こそは、次こそはお金を貯めて京都に……!!
やっぱり保存版と2冊買っておけば良かったかなぁと、ちょっと後悔してます><
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/05/07(火) 21:27 [Edit

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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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