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2013.03.30 *Sat*

「ヤンのいた島」沢村凛


ヤンのいた島
著者:沢村凛
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
服従か抵抗か。暴力か非暴力か。選ぶ未来の形は―ゲリラの頭目と1人の女性の物語。南の小国・イシャナイでは、近代化と植民地化に抗う人々が闘いを繰り広げていた。学術調査に訪れた瞳子は、ゲリラの頭目・ヤンと出会い、悲しき国の未来をいくつも味わっていく。「瞳子。世界はぼくたちを憎んでいるのだろうか」。力弱き抵抗者、ヤンたちが掴んだものは?日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。




やっと休みです!!!!

さすがに年度末、残業続きでブログUPする気力もなく、一週間ぶりの更新ですかお
コメントのお返事、皆さんの所へのご訪問が遅れていてゴメンナサイ。。。
今日これからのんびりと遊びに伺いたいと思います~きもち


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


さてさて、今回読んだのは沢村凛さんの「ヤンのいた島」。
「黄金の王 白銀の王」にいたく感動した私には、いやが上にも期待大!の作品でした。

第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作ですきもち

これ、1998年の作品なんですよねぇ。
念願の文庫化です!!ようやく、、、という気持ちで手に取りました。

南洋の孤島イシャナイに、学術調査調査のために訪れた瞳子は、
ゲリラの若き頭目・ヤンと出会い、やがて行動を共にすることになります。

それ以来瞳子は、何故かヤンと毎晩同じ夢を見るようになるのですが、
その夢は、現実とは別の道を歩んだイシャナイの姿なのです。
一体何故そんな夢を見るのか?現実と並行しているように見える夢の中の世界とはきもち


landscape02s.gif



植民地化に抵抗する、ある一つの民族のお話なんだけど、
今も昔も、世界中で繰り返されてきたであろう内部紛争をリアルに描いています。

ヤンの描写はあまり多くは出てこないんだけど、間違いなく魅力的な男性ですきもち
皆に慕われていて常にどっしりと構えているんだけど、瞳子には時々弱さを見せる。
いちいち女の子の弱いツボを突いてくるお人だわ…(笑)

その反面、主人公の瞳子ちゃんはあまり好きになれなかったなぁ、、、
あまりにも感情的で自分勝手な人間に見えてしまってかお

何とも現実的なお話なんですが、ラストのオチは紛れもなくファンタジーでした。
全く予測もしなかった展開にビックリです。曖昧だけどまぁこれもアリなのかな…

政治色が強くて、考えさせられる部分も多かったのですが、
ファンタジーであるからには、喪失感よりも充足感で満たされたかったのが本音です。
題材はとても好みなのですが、正直きちんと活かせていない印象を受けましたね~きもち

この何とも言えない消化不良感は、「瞳の中の大河」で解消する事にしましょう…


◆こんな人にオススメ◆
ファンタジーが好きな人
どんなオチも受け入れるぜ!な人




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COMMENT

nanaco☆さん、こんばんは。

お仕事お疲れ様です。
年度末でお忙しい人が多いみたいですね。
わたしはそうでもなかったのですが、
習い事に行ったとき、転勤やらなんやらで人が減っていました。

みなさんフェイスブックをしていたらしく、(しかもみなスマホ)
そのへんきちんと把握してみたいですがわたしはしてなかった(>_<)

沢村凛さんも未読です。
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞ことなのでこれもチェックしたい本です。
まだまだ読みたい本があるのに最近ちょっと停滞気味です・・・
来月は読むぞー(^o^)/
by Cedie #SFo5/nok
2013/03/31(日) 19:22 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんばんは~♪

3月末~4月初めにかけては、やっぱり何かと忙しくてバタバタしてますよね><
転勤、異動もあれば歓送迎会もありますし、ここ最近は落ち着かないです~。
もうしばらくは忙しい日が続きそうです。。。

Cedieさんは習い事をされているんですねぇ(*^0^*)
私もいつかジムに通おう、ギターを習おう、と思いつつ結局ダラダラと……(笑)
今年こそは!と毎年思うのですが、なかなか実行できずにいます。(ダメダメですね)
それにしても皆さんFacebookですか、、、そんな時代になったんですね@@
私はどうしても実名を載せるのが抵抗あります~^^;

>沢村凛さんも未読です。
>日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞ことなのでこれもチェックしたい本です。

日本ファンタジーノベル大賞は、あまり外れがない(個人的には)のでオススメです♪
ホラーやミステリの賞もそうですけど、最近はジャンルの境目が曖昧になってきていますよね。
いつだったか大賞を受賞した、森見登美彦さんの「太陽の塔」を読んだ時は、
これがファンタジーなのか~と、ちょっと自分の世界が広がった記憶があります(笑)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/03/31(日) 22:50 [Edit
レビュー、お待ちしてました~♪
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

nanaco師匠、年度末の残業、お疲れ様です!^^
連絡をくだされば、弟子のmiwaがマッサージしに伺いましたのに…(笑)

nanaco☆さん的には消化不良感の残る作品でしたか。。。
確かに、読後の満足感・充足感が少なかったですね~^^;
瞳子のキャラも、何処か子供っぽい感じがして、
あんたは子供か!と思わずツッコミを入れちゃいましたよ(笑)
夢を追いかける女性で、子供っぽさを残したキャラの設定なのかもしれないですけど、
少し自己中さが鼻につきましたよね…(;一_一)
そんな子供っぽい瞳子がいたから、
ヤンが凄く大人の魅力的な青年に見えたのも事実ですけどね(^_-)

『瞳の中の大河』の感想も楽しみに待ってますよ~(^O^)/
こちらもTBいただいていきますね☆
by miwa125 #-
2013/04/01(月) 18:01 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、おはようございます~♪
お返事が遅れちゃってゴメンナサイ(。-人-。)

仕事の方もやっとこさ落ち着いてきましたよ☆も~身体がくたくたです;
おぉ、マッサージをしてくれるとは!miwa殿は弟子の鑑ですのぅ……(笑)
最近は本もなかなか読めなくて、漫画ばっかりになってしまっています><
そろそろ読書タイムも復活できるかな~と♪

>瞳子のキャラも、何処か子供っぽい感じがして、
>あんたは子供か!と思わずツッコミを入れちゃいましたよ(笑)

瞳子は色々と残念なキャラでしたよねぇ(・x・)
実は一番気になったのが、ヤンに向かって母親の事を「お母さんが…」と言ってた事^^;
一応大人の女性なのに、、、ってその呼び方にすごく違和感があったんです~。
まぁそれだけヤンに、心を許していたのかもしれませんけどね☆

結局ヤンとは恋愛関係には発展しなかった(?)訳だし、
どちらかというと主人公は、もっと幼い少年や少女の方が良かったなぁと思いました!
そしたらあの突飛で自己中な行動も許せる気がして…(笑)

>そんな子供っぽい瞳子がいたから、
>ヤンが凄く大人の魅力的な青年に見えたのも事実ですけどね(^_-)

そうそう、確かにそうなんですよね~(*^_^*)
ヤンの大きく包み込むような温かさは、すごく魅力的でしたね!!
ただそこにいるだけで圧倒的な存在感、カリスマ性(死語?)があって素敵でした♪

「瞳の中の大河」では、「黄金の王 白銀の王」みたいな感動をもう一度味わえるかな?
今から読むのがすごく楽しみです^^

*miwaさん、お返しTBありがと~~☆★
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/04/07(日) 09:57 [Edit

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今回レビューを書くのは、 沢村凜さんの『ヤンのいた島』という作品です。 ◆あらすじ◆ 服従か抵抗か。暴力か非暴力か。選ぶ未来のかたちは──ゲリラの頭目と一人の女性の物語
2013/04/01(月) 18:03:40 | 本を読みましょ [Del
 第10回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。1998年の作品。  鼻行類なる動物がいる。鼻を足の代わりにして移動する生物、もちろん架空の生物だ。  今から50年ほど前、ハラルト ...
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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