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「ジェノサイド」高野和明

ななこ


ジェノサイド
著者:高野和明
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。




お、面白かったよー!!!

「このミステリーがすごい!2012」の1位になった作品でしたねきもち

ここ数年、このミスとはあまり相性が良くなかったので、それ程期待していなかったのですが。
うん、今回は初っ端からグイグイ引き込まれた。分厚い本なのに全然気にならなかった!
それに正直小難しい言葉のオンパレードなのに、眠くならなかったわ~(笑)

それだけ吸引力のある作品だった、という事なんでしょうねかお

高野さんといえば「13階段」しか読んだ事がないんだけど、
こういう作品も書ける作家さんだったんだ!と、その幅の広さに驚かされましたきもち
巻末の膨大な参考文献の数も凄い。かなりの取材も重ねられたんでしょうね。


seiza05.gif


ジェノサイド=集団虐殺。

アフリカのコンゴで、ある極秘の暗殺任務を請け負った4人の傭兵。
同じ頃日本では、一人の大学院生が急死したはずの父親からメールを受け取っていた。
そして、アメリカ・ホワイトハウスでは水面下で活動する各機関の幹部達…

コンゴでは一体何が起こっているのか?
何故特定の民族の虐殺を命じられたのか?ウイルスか?それとも…

物語の舞台は、コンゴ・日本・アメリカと次々移り変わっていきます。
お話が進むにつれて、それぞれの繋がりが見え始めた時には鳥肌が立ちましたね~かお

最初はサスペンスとして読んでいたものの、超人類が出てきて一気にSFの様相に!
でも、進化の過程でこういう事が起こってもおかしくないかも、と思いましたよ。
こんな事が起こったら、間違いなく世界中の人間は一致団結するだろうなぁ(笑)

貴志さんの「天使の囀り」あたりと比べるとツメの甘さはありますが、(同じジャングル物です。笑)
久々に手に汗握るようなSFを読んだぞー!!と、満足感でいっぱいですきもち


◆こんな人にオススメ◆
手に汗握るサスペンスが好きな人
海外ドラマ「24」が好きな人
得体の知れない生き物が出てきてもビビらない人




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Comments 12

There are no comments yet.
日向 永遠  
面白そうですね!

nanacoさん、こんばんは。

この本はかなり話題になりましたね。なので?逆に敬遠してしまいました。伏字は我慢してみません^^

機会があったら読みたいです!
ちなみに2012年版SFが読みたいでは 国内6位でした。

2013/03/10 (Sun) 19:57 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こんばんは~♪

>この本はかなり話題になりましたね。なので?逆に敬遠してしまいました。伏字は我慢してみません^^

この本、私もちょっと敬遠していましたよ~^^;
色々なところで絶賛されていた作品だったから、いつもの天邪鬼な気質がムクムクと(笑)
それでも読み始めたら一気に引き込まれちゃいました。すごく面白かったです!!(*^^*)
「キャリアーズ」と「天使の囀り」にSFをプラスしたような感じでした。

コンゴ、アメリカに比べて、日本サイドは結構地味~な感じだし、
研究や創薬の部分はちんぷんかんぷんだったりするので、好き嫌いが分かれるかもしれません><
ちょっと都合が良すぎる部分もなきにしもあらずですが、
それ以上にグイグイと読み手を引き込んでくれるスピード感は、さすがだと思いました♪

>ちなみに2012年版SFが読みたいでは 国内6位でした。

おぉ~ミステリだけでなくSFでもランクインしていましたか(^○^)
ジャンル分けが難しい作品ですね…(笑)
日向さんも機会がありましたら、是非読んでみて下さいね~☆

2013/03/10 (Sun) 22:59 | EDIT | REPLY |   
いりえ  
「キャリアーズ」+「天使の囀り」+SFっすか…(゜-゜)

nanaco☆さん、どうもです♪ 暑いようで寒い変な天気ですね~、体調など崩されてませんか?

そうそう、姐さん、『キャリアーズ』読了しやしたぜ~\(~o~)/ キャリア―って、そういうことかあ~、だから「ズ」が付いている訳ですかあ!!(^^)!! いやぁ~、超・怖・面白かったです!!! でいて、骨太のミステリーでもありましたよね! 特に下巻からは、フルコースのお料理に大変満足いたしました(^u^) 作家御自身にも謎があって、読み終わってからも、何だか、ゾクゾクしますね^m^ ありがとうございました。

「ジェノサイド」って一時本屋さんに行けば必ず目立つ場所にありましたよね。こんなに売れちゃって面白いのかなーって気になってました。「天使の囀り」「得体の知れない生き物が出てきてもビビらない人」……なるほど、しばらく遠慮しておきます(@_@;)

映画「ブラジルから来た少年」ご覧になったんですね! 私は映画は知らないのですが、大昔に本で読みました。面白いですよね~、ナチスの双子の研究辺りは事実なのかなーって。クローンやら、iPS細胞なんかも最近は現実に出来ているわけで、よく考えると怖いですよね。

2013/03/11 (Mon) 15:59 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
話題になった作品ですね!

nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

高野さんの『ジェノサイド』、噂は聞いてましたよ(^^♪
SF作品でもあったんですね。知らなかった~(@_@)
高野さんは『6時間後に君は死ぬ』だけしか読んでないですけど、
タイムリミット物のサスペンスで、やっぱり手に汗握ったのを覚えてます^^

この作品も、海外を舞台にしたスケールの大きい面白そうな作品ですね(*^^*)
得体のしれない生き物…正直、ビビりそうだから、出来れば遠慮したいところですが。。。
物語の面白さに負けて、
文庫化されたら即買い・即読みしそうな気がします(^^)v

2013/03/11 (Mon) 18:14 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
いりえさんへ

いりえさん、こんばんは~♪

3月ももう少しで中旬だというのに、またもや先週末は暴風雪でした(--,)
一体いつになったら春を感じられるのでしょう…
京都はもう梅が咲いているんですよね!?う、羨ましい!

>そうそう、姐さん、『キャリアーズ』読了しやしたぜ~\(~o~)/

おぉっ、とうとう読了されましたか!!おめでとうございます(*^▽^)/★*☆
「キャリアーズ」のタイトルの意味が分かった時は「そういう事!」と思いますよね^^
読み進めるのが怖いんだけど、ホント目が離せないというか…
どんな展開になるのか読めないから、ドキドキしながら読んだ記憶があります。
作者さんの経歴も謎ですよね~著作がほとんどないというのもさらに拍車をかけていますよね。
私、この作品を読んでから「バイオ・サスペンス」というジャンルに目覚めそうですよ~(笑)

>「ジェノサイド」って一時本屋さんに行けば必ず目立つ場所にありましたよね。

この本はあちこちでオススメされていたので、逆に今まで読む気になれなかったんです( ̄▽ ̄)
私、かなりの天邪鬼なもので、ベストセラーにはあまり手を出しません(笑)
でも、読み始めて「これはキャリアーズそっくり!」と思いました^^
おサルさんっぽいのも出てきますし…(あ、ジャングル物では定番かしら??)
まぁ段々とSFな展開になっていくんですが、、、そんなに怖くはなかったですよ☆
期待していた以上に面白い作品でした!!

そうそう、いりえさん「ブラジルから来た少年」の原作をお読みになった事があるとか!w(゚o゚*)w
いや~私もこれは先に本で読みたかったかも、と思いました。
今でも斬新な発想(だって、ヒトラーの○○ーン!)と感じるのだから、
当時の反応ってどんな感じだったのかなぁと、ちょっと気になったりして…^^

何故かこの映画を観ながら「エイリアン」を思い出しました…('ー')
体内で成長し続けて、そのうち「ぴぎゃー!」って外に出てくるやつ(笑)
じわじわと成長するヒトラー少年達が、どうしてもエイリアンの幼体と重なってしまって~><

2013/03/11 (Mon) 21:16 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさん、こんばんは~♪

>高野さんの『ジェノサイド』、噂は聞いてましたよ(^^♪
>SF作品でもあったんですね。知らなかった~(@_@)

「ジェノサイド」期待していた以上に面白かったですよ!
あちこちで絶賛されている作品=それなりにアンチな意見が出てくるものですよね^^;
Amazonのサイトでも賛否両論あるようだったので、どうかなぁと思っていたんですが。
どうやら私には合っていたようです☆めっちゃ興奮しましたよ~~o(*^▽^*)o

このミス1位の作品でしたけど、正直「ミステリ」とはいえないと思います(笑)
このミスの基準って何なんでしょう?ミステリの幅が広くなったって事かなぁ?
最近はホラー小説大賞も怖さはなくなってきたし、線引きが曖昧なのかしら><

今回の「ジェノサイド」もサスペンス、SFの方がしっくりくるかもです☆
途中からあの生き物(?)が出てくるおかげで、グッとSFらしくなります。
怖さはほとんどないので、文庫化されたらmiwaさんも是非読んでみて下さいね~ヾ(=^▽^=)ノ
なんかこの作品、映画化したら面白そうかもって思いました。。。

>高野さんは『6時間後に君は死ぬ』だけしか読んでないですけど、
>タイムリミット物のサスペンスで、やっぱり手に汗握ったのを覚えてます^^

そうだ、前にmiwaさんに教えてもらって読みたい本リスト入りしてました!
「ジェノサイド」とは全然違う雰囲気の作品みたいですね。これも読みた~い♪

2013/03/11 (Mon) 21:32 | EDIT | REPLY |   
picchuko  

nanaco☆ちゃん、おはようございます!
いきなり「面白かったよー!」とは☆
nanaco☆ちゃんがそういうふうに書くのは珍しい気がするので、めっちゃ気になってしまうではありませんか!(笑)
今年、なかなかいい作品ばかりに出会えてるようですね。^^

実は私、22日から、ほんの少しだけ旅に出ます。
本当はゆっくりしたかったのですが、どうも短い旅になっちゃいそうです。(><)
まだ予定は未定なんですけど、これからボチボチ準備します。
なので、出発までしばらくブログお休みしますけど(もしかしたらアップするかもしれませんが)、また旅先からはアップします。
nanaco☆ちゃんも、嬉し楽しいこの春の季節を満喫してくださいね。^^
って、北海道はまだまだ寒いかな?
帰国したら、またゆっくりお邪魔させて戴きます♪^^

2013/03/13 (Wed) 07:19 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
picchukoさんへ

picchukoさん、こんばんは~♪

この本はあまり期待していなかっただけに(高野さんごめんなさい!笑)、
予想以上に面白くて、すっかりのめり込んじゃいましたヽ(*^^*)ノ
ハードカバーは重いので大抵家で読むんですが、これはずっと読んでいたくて。
バスの中で変な姿勢で読んでいたせいで、すっかり腕が筋肉痛になりましたよ(=v=)
今年はどんどん面白い本見つけていきたいです~☆

>実は私、22日から、ほんの少しだけ旅に出ます。
>本当はゆっくりしたかったのですが、どうも短い旅になっちゃいそうです。(><)

おぉ~春のプチ旅行ですか?どちらに行かれるんでしょう?? ^^
picchukoさんの旅先からのブログUP、大好きです!
また何気ない素敵な日常を写真に収めてきて下さいね。楽しみにしています♪

北海道はまだまだ雪景色ですよ~(--,)
でも最近は雪が少しずつ雨に変わりつつあります。
雨が降って、朝は冷え込んで道路がツルツル、日中は解けて、夜はまた冷え込んでガタガタ(笑)
もう毎日こんなのを繰り返しています。歩きづらい事この上ないです><
早く春が来ないかな~~♪

2013/03/13 (Wed) 21:33 | EDIT | REPLY |   
Cozy  
日本人離れした壮大なスケールがよかった。

nanaco☆さん、こんにちわ♪

評判が良かったので読んだのですが、
評判を裏切らないエンターテイメント性の高い作品でしたね。
日本人作家の作品では、世界規模の話はあまり見かけないので、
久々にまっとうな大作を読んだと感じました。

肝心のSFネタは、調べて書いてあるけれど、
個人的にはあまり合わなかったのですが、
満足の作品でした。

2013/03/16 (Sat) 17:39 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
Cozyさんへ

Cozyさん、こちらにもコメントありがとうございます~♪

>日本人作家の作品では、世界規模の話はあまり見かけないので、
>久々にまっとうな大作を読んだと感じました。

本当に!ここまで規模の大きな作品は、日本人作家にはなかなか見られませんよね~^^
色々と話題になった作品だっただけに、期待半分・不安半分という所だったのですが、
(ベストセラーになった作品は、自分に合わない事も多いので…)
この作品は大きな欠点も見当たらず、一気読みの面白さでした(o^∇^o)ノ

それにしてもコンゴサイドの日本人(ミックでしたっけ?)の描き方は、結構酷かったですね(笑)
ここまで「人でなし」な描写をするなら、彼の過去と絡めてくるのかなぁと思っていたのですが、
意外と(?)そのあたりはあっさりスルーしちゃってたなぁ…と。
ミックはただの憎まれ役だったんでしょうか?(=v=)

高野さん、今まであまり読んだ事のなかった作家さんでしたが、違う作品も読んでみたくなりました♪
次に書く作品は、きっとサフォンさん同様ハードルが高くなってますね^^

2013/03/17 (Sun) 07:32 | EDIT | REPLY |   
月夜  
こんばんは^^

前半ではかなり苦戦しましたが、ようやく読み終えましたよー!
途中からラストにかけては一気読みでした♪

作者さんはアメリカが嫌いなのかしら?
って思う箇所がいくらかあったりしましたが、
現実に起こりうる内容なだけに興味津津でした。
もしかしたら、すでにどこかで進んでいるのかも?
なんて思ったりもしています。

綺麗に収まり過ぎているので、その辺りがちょっとうーんってなってます。
こんなにうまくいくもんなのかな?って^^;
妙に覚めた感覚で読んだ自分が残念です。笑

やっぱり「キャリアーズ」を上回る作品には
そうそうお目にかかれないのかな?なんて!笑
オススメ頂き、ありがとうございました^^♪

2013/04/17 (Wed) 23:49 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
月夜さんへ

月夜さん、こんばんは~♪

おぉっ、読み終えられましたか!早いですね~(^○^)
私もこの本は、中盤以降一気読みでした。
スピード感あるし、映画化したら面白いかもですね!(あ、でもアキリは嘘っぽくなるかな?笑)

>作者さんはアメリカが嫌いなのかしら?
>って思う箇所がいくらかあったりしましたが、
>現実に起こりうる内容なだけに興味津津でした。

あ~ありましたねぇ…( ̄▽ ̄)そして韓国が好きなの?っていう(笑)
そのあたりは私も??と思う箇所もあったりしましたが、
SFとはいえ、かなりリアルな内容でしたよね~。
人類の歴史なんて、全体から見ればごくごく短いものなんだから、
このお話のような事が起こってもおかしくないかも…なんて思いながら読んでいました^^;

>綺麗に収まり過ぎているので、その辺りがちょっとうーんってなってます。

やっぱりそのあたりもハリウッド映画的だったでしょうか(=v=)
個人的にはスッキリ大団円という感じで気に入ったのですが、やっぱり人それぞれですね☆
次こそは、「キャリアーズ」に匹敵するような本を月夜さんにオススメできるよう頑張ります!!

2013/04/21 (Sun) 20:25 | EDIT | REPLY |   

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