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2013.01.30 *Wed*

「無貌伝~双児の子ら~」望月守宮


無貌伝~双児の子ら~
著者:望月守宮
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人と“ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が共存していた世界―。名探偵・秋津は、怪盗・無貌によって「顔」を奪われ、失意の日々を送っていた。しかし彼のもとに、親に捨てられた孤高の少年・望が突然あらわれ、隠し持った銃を突きつける!そんな二人の前に、無貌から次の犯行予告が!!狙われたのは鉄道王一族の一人娘、榎木芹―。次々とまき起こる怪異と連続殺人事件!“ヒトデナシ”に翻弄される望たちが目にした真実とは。第40回メフィスト賞受賞作。




お友達のmiwa125さんにオススメしてもらった作品です~かお

miwaさん、あれから約3年半(!)も経ってしまいましたが、ようやく読めましたよ…(笑)
いつも素敵な本の紹介ありがとうございます!

さりげにいつかコンプを目指そうかと目論んでいるメフィスト賞受賞作品ですきもち
表紙からすると、「ラノベっぽいノリなのかなぁ」と思って読み始めましたが、意外や意外。
なかなか骨太のミステリで、読み応えたっぷりでした。

「ヒトデナシ」という怪異(妖怪みたいなモノ)と人間が共存する世界。
人間のヒトデナシ=無貌(むぼう)と呼ばれる不気味な存在が中心となっています。
無貌は他者の「顔」を奪う能力があり、人体の一部を収集するのが好きという悪趣味っぷり!

「顔」を奪われた名探偵・秋津と、少年助手・望が活躍するミステリですきもち


tutuneko_link1.gif


一人は病で死に、二人は自らの手で命を散らす。残りのものはみな、人間であれば殺される。
そして死にゆくこの家から化け物が生まれるだろう。


不吉な予言を残して自殺した男。旧家における相続争い。
包帯で顔を隠した軍服姿の男。そっくりな顔をした二人の美少女。
なんかもー何故ここまでツボをついてくる!と叫びたくなるほどの好みの設定です。

謎解き自体はそれほど突飛なものではなく、むしろ正統派ではあるのですが、
だからこそこの「ヒトデナシ」の世界観が生きてくるんでしょうかね~かお

ある状況下では、特定の人間は"無貌被害者の姿を見る事ができない"という設定が、
上手くミステリに活かされていたように思います。

最初は望のキャラが、なかなか定まっていないのが気になりましたが、
中盤以降は自分の進むべき方向性を見つけたようで、一気に頼もしくなりましたね。
あとは彼がサーカスにいた時の様子だとか、徐々に見えてくると良いなぁ。。。

今回は一作目だからか、若干冗長に感じる部分もあったので、
次はさらにキレのある謎解き(秋津さんも頑張って!笑)を期待してま~すきもち


◆こんな人にオススメ◆
名家の陰謀・対立が好きな人
非現実的な世界に抵抗がない人




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COMMENT

もう二月ですね
nanaco☆さん、おはようございます。この間お正月だったのに、気付けばもう二月なんですねぇ(@_@;)おっさんの戯言ですんません。

>コンプを目指そうかと目論んでいるメフィスト賞

おお~、メフィスト賞ってよく聞きますよね。これまでも様々な作品群を制覇されましたよね^m^ 凄いなぁ~。俺なんて、上巻は何とか読んで、下巻買って、下巻のあとがき読んで、「へぇ~なるほどね」とか言って、本棚にチョイと積んでしまうことが多いんですよね。

『無貌伝』、表紙を拝見すると、「ラノベっぽい」ですよね。オススメは「名家の陰謀・対立が好きな人」、カテゴライズがいつも面白いっすね(^u^)


あの、つまらない上に初歩的な質問していいですか? 
可愛い「足いっぱい猫」の画像が本文中にありましたよね、あれはどうやって載せるんですか? FC2に素材があるんですか? 他から捜されたのですか? すいません、yahoo知恵袋みたいな質問をしてしまいまして…。FC2を適当にしか使えなくて、どうされているのかなと(@_@;) 宜しければ教えてくださいませ。
by いりえ #-
2013/02/02(土) 09:43 [Edit
レビュー、待ってましたよ~(*^^*)
nanaco☆さん、こんにちは~(^^)/

私もメフィスト賞受賞作に惹かれて読んでみたんですけど、
この第1弾を読んだら、すっかり現実離れした幻想的な世界観にクセになって、
気が付いたら第3弾まで読んじゃってました(*^^)v
横溝正史さんへのオマージュで書かれた作品だからか、
レトロな匂いがぷんぷんする作品なんだけど、
目新しさ、斬新さもあって面白いですよね!!
“ひとでなし”と怪盗・無貌も存在感があって
魅力的だし、
そのせいか、最初は望のキャラが薄く感じたんですが…
第2弾第3弾と読むうちに、人間としても探偵助手としても
どんどん成長していく姿がカッコ良く見えてきたりして…(#^.^#)
実は…探偵の秋津にも、とんでもない“秘密”が隠されているので、
それも楽しみに第2弾第3弾…と読み進めてみてくださいねっ(^_-)-☆

次は、幻想的なホテルが舞台だったと思うんだけど…
これもめちゃめちゃ面白かった覚えがあるので、
期待して読んでみてくださいね~(*^_^*)

*nanaco☆さん、トラバありがとです(^^)v
こちらも遠慮なくいただいていきますね☆
by miwa125 #-
2013/02/02(土) 17:25 [Edit
nanaco☆さん、こんばんは!
メフィスト賞受賞作品ってどこかで聞いたことあるなあと思っていたら、
「冷たい校舎の時は止まる」ですよね!
わたしも気になってきました。

この方もまだ読んだことないですが、ミステリなら読んでみたいです。
「ちはやふる」の影響で高田崇史さんの「QED 百人一首の呪」も気になります。
by Cedie #SFo5/nok
2013/02/02(土) 18:08 [Edit
いりえさんへ
いりえさん、こんばんは~♪

ホント、あっという間に1月が終わっちゃいましたね!
これで一年の1/12が終わった訳ですか…無為に時を過ごすと瞬く間に一年が過ぎますね^^;
色々と小さな目標を立てていますが、なかなか重い腰を上げられません(笑)

>下巻のあとがき読んで、「へぇ~なるほどね」とか言って、本棚にチョイと積んでしまう

あ~それ何だか分かる気がしますよ!(=v=)
あとがきだけで、「読んだ気」になっちゃう小説とか結構あります~。
読破する前に、思いがけずネタバレを読んでしまった時とか、下巻を読む気失せますね(笑)
そうだ、「キャリアーズ」はどんな感じでしょう??
自分の好きな作品を読んでもらう時って、すごくドキドキしますよ……(-"-;A

>『無貌伝』、表紙を拝見すると、「ラノベっぽい」ですよね。

一見、軽い読み物なのかな~?と思うんですが、
読んでみると意外と、きっちりミステリミステリ(?)してるんです^^
設定はファンタジーなんですが、あくまでも謎解きに重きを置いています。
どことなく懐かしい香り、昭和の香りのする作品でしたね♪
「名家の陰謀・対立」は大好物なんです(笑)きっと同じ趣味の方がいるはず…!
シリーズ何冊か続いているようなので、また近々読んでみようと思います~ヽ(*^^*)ノ

そうそう、ご質問の「足いっぱい猫」の載せ方ですが、
お好きなサイトから画像を頂いてきて(ちなみに猫さんは「ふわふわ。り」さんというサイト)、
本文を書く時に画像挿入(ファイル挿入)するだけですよ^^

ちなみに細かく説明すると、、、
好きな画像をマイピクチャに保存→FC2ブログ本文編集で「ファイル挿入」を選択→
「ファイル選択」から先程保存した画像を選択→アップロードボタンを押す→
そうすると下の方に画像が出てくるので、「この画像で記事を書く」ボタンを押す!
これで終了でーす☆やってみると簡単ですよ(゚∇^*)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/02/02(土) 20:01 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

この本、随分長い間積みっぱなしにしていましたが、もっと早く読んでれば良かった!!
オススメ頂いたmiwaさんに、感謝感謝です(*'-^)-☆

トリックとしてはそれほど意外性はないんだけど、この世界観がホント大好きで。。。
このレトロな雰囲気が、今となっては逆に新鮮な感じがしましたよねぇ。
それに、「ヒトデナシ」の設定を上手く活かしているミステリでしたね~^^
ファンタジーを取り入れたミステリって大好きです。(瑠璃城殺人事件とかもそうですね!)

私は望クンがサーカスにいた頃が気になって仕方がないよ……(笑)
彼の幼い頃の話もおいおい出てくるのかな~なんて、ちょっと期待しているのですが(^○^)
今は「生意気」というイメージが強いんですが、この先は助手として頼もしい存在になるのかな?
まだ外の世界の事があまり明かされていないので、興味津々です。

>実は…探偵の秋津にも、とんでもない“秘密”が隠されているので、
>それも楽しみに第2弾第3弾…と読み進めてみてくださいねっ(^_-)-☆

おぉ、、、秋津さんにもですか!
三探偵の一人である彼が、過去にどんな対決をしたのかも気になるし、
顔を奪われた経緯も気になるし~読み進めるのがますます楽しみになってきました♪
次は「夢境ホテルの午睡」でしたね。そう遠くないうちに読んでみたいと思います(*^^*)
miwaさんの続きのレビューも楽しみに待っています~☆

*お返しTBありがとう!!
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/02/02(土) 20:49 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、こんばんは~♪

>メフィスト賞受賞作品ってどこかで聞いたことあるなあと思っていたら、
>「冷たい校舎の時は止まる」ですよね!

そうそう、あのメフィスト賞ですよ~(o^∇^o)ノ
メフィスト賞は、通常のミステリとは一味違う作品が多いですよねぇ。
何冊か読んできましたが、結構幅が広い賞なんだな、と感じる事があります☆
「冷たい校舎~」も良かったですね、、、名作と読んでも良いかも~^^

今回のこの作品も、やっぱりファンタジーと上手く融合していて面白かったです!
ただデビュー作だからか、まだ粗削りな感じはするかなという感じですね><
シリーズ5作ほど出ているようなので、続編にも期待大です♪
Cedieさんも、機会がありましたら読んでみて下さいね~(*^^*)

>「ちはやふる」の影響で高田崇史さんの「QED 百人一首の呪」も気になります。

高田崇史さん、何気に私も気になっている作家さんです。。。
Cedieさん、是非読まれて感想を聞かせて下さい!
面白そうだったら、私も読んでみよっかなぁ~(笑)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/02/02(土) 21:00 [Edit

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2013/02/02(土) 17:29:35 | 本を読みましょ [Del


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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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