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「暗闇の囁き」綾辻行人

ななこ


暗闇の囁き
著者:綾辻行人
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
黒髪を切られ変死した女性家庭教師。そして従兄とその母親も眼球と爪を奪われて死んだ。謎めいたほどに美しい兄弟のまわりに次々と起こる奇怪な死。遠い記憶の闇のなかから湧き上がってくる“囁き”が呼び醒ますものは何か。『緋色の囁き』に続く異色の長編推理“囁き”シリーズ第二弾、講談社文庫に登場。




「緋色の囁き」に続く、<囁きシリーズ>第二弾きもち
前作とは繋がりがないので、この作品から読んでもOKです。

序章の部分を読んで、思わず凍り付いてしまったよ…きもち

このおぞましい惨殺シーンは、例のあの本と同じではないか!
(しかも、つい先日のブックレビューでも引き合いに出したばかりだったりして・・・)

"双葉山の殺人鬼"って、これの事だったのね。
思いがけずリンクを発見してしまって、嬉しいやら、恐ろしいやら複雑な心境です(笑)
あの本は、大きなトラウマになった作品だったので、正直今回もビビりまくりでした~きもち


kouseki.gif


…ですが、読み始めてホッと一安心かお
例のあの本(なんかハリポタのヴォルデモートみたいね。笑)みたいなグロさはありません。
序章部分は、過去の悪夢としての描写なので、物語に直接は関わってはこないのです。

大学生の拓也が、伯父の別荘へ向かう途中に山の中で出会ったのは、
謎めいた美しさを持つ幼い兄弟、実矢と麻堵。

二人を家まで送って行った拓也は、彼らの女家庭教師が、髪を切られ変死していた事を知る。
円城寺家の異様な雰囲気。窓からのぞく人影。何かを隠している使用人達。
そして二人がいつも一緒にいる「あっちゃん」という謎の少年とは、一体誰なのか?

あっと驚くような意外性はないので、ミステリとして読むと肩透かしかも。。。
まぁ、私はいつも言っているように良い読者なんで(笑)ミスリードされまくりでしたが!

少年達の無邪気さゆえというか、外から隔離された二人だからこその、この結末。
哀しいなぁ…なんともやりきれない気持ちになりますねかお

*実矢と麻堵は、何となく萩尾望都さんのマンガに出てきそうだなぁ、なんてきもち


◆こんな人にオススメ◆
美しい兄弟に惹かれる人
例のあの本を読了済みの人



<囁きシリーズ>
緋色の囁き


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Comments 4

There are no comments yet.
日向 永遠  
綾辻さんの・・・

nanacoさん、こんばんは。

なんか懐かしい作品が・・・・
この本は読んだような気がしますが、覚えておりません。
読んでないのかな?でもどこかに積んであるような。探してみよう・・・

2013/01/24 (Thu) 23:05 | EDIT | REPLY |   
miwa125  

nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

おぉ、綾辻さんの囁きシリーズの第2弾ですね^^
美しい兄弟…もちろん興味ありまくりですよ~♪
それにしても、今回も、めちゃくちゃ痛そうな作品ですね(><)
眼球だけじゃなく、爪まで奪われちゃうなんて。。。
考えただけで痛くなってきたかも…(笑)

二人がいつも一緒にいる謎の少年“あっちゃん”の存在に
ものすごーく妄想力を掻き立てられます(*^^)v
気になる~~!!

2013/01/26 (Sat) 17:56 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こんばんは~♪

>なんか懐かしい作品が・・・・
>この本は読んだような気がしますが、覚えておりません。

日向さんも読まれた事ありますか??^^
もう15年近く前の作品なんですね~奥付を見てビックリしちゃいました。
やっぱり綾辻さん好きです。館シリーズには劣りますけど、雰囲気が良いですよね!
幼い兄弟とか、姿の見えない(?)少年とか、設定も好みすぎました(笑)

囁きシリーズは、あと「黄昏の囁き」が残っているので、近々読んでみたいと思いますヽ(*^^*)ノ
亀ペースですが、着々と綾辻作品のコンプが近づいてきて、ちょっと嬉しいです☆
あぁ、でも綾辻コンプを目指すからには、いつかは「殺人鬼Ⅱ」を読む日が来てしまう…
恐ろしや……

2013/01/27 (Sun) 17:07 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさん、こんばんは~♪

囁きシリーズもすごく面白いですよ!
前作の「緋色の囁き」もそうでしたけど、少しオカルト的というか怪しい雰囲気です。
お世辞にも本格とは言えないけれど、こういう異色のミステリも個人的には大好物です(^○^)

美しい兄弟(作中では妖精のようなと表現されています。笑)という設定、
それに彼らがいつも一緒に遊ぶ「あっちゃん」という謎の少年、
もうそれだけで興味をそそられちゃうんですよね~~(=´▽`=)
全てが分かった後では、それほどすごいトリックという訳ではないんですが、
ミスリードさせるような文章があちこちにあるので、やっぱり騙されちゃいました…。

>それにしても、今回も、めちゃくちゃ痛そうな作品ですね(><)
>眼球だけじゃなく、爪まで奪われちゃうなんて。。。
>考えただけで痛くなってきたかも…(笑)

あ、実はそうでもないんですよ~^^
最初の序章はちょっとアレですが、それ以降はほとんど直接的な描写はないので、
グロいとか痛いとかいう印象は、あまりありませんでした☆
(それとも私の感覚がマヒしてるだけなのかなぁ…汗)

2013/01/27 (Sun) 17:17 | EDIT | REPLY |   

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