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2013.01.14 *Mon*

「放課後探偵団」アンソロジー


放課後探偵団
著者:アンソロジー
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
『理由あって冬に出る』の似鳥鶏、『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞した相沢沙呼、『叫びと祈り』が絶賛された第5回ミステリーズ!新人賞受賞の梓崎優、同賞佳作入選の「聴き屋」シリーズの市井豊、そして2011年の本格的デビューを前に本書で初めて作品を発表する鵜林伸也。ミステリ界の新たな潮流を予感させる新世代の気鋭五人が描く、学園探偵たちの活躍譚。




昨年読んだ梓崎優さんの「叫びと祈り」に惚れこんだ私。

他にも梓崎作品がないかと探しましたが、いかんせん、2010年にデビュー作を出したばかり。
でも、この「放課後探偵団」に書き下ろし短編が載せられていると知り、即購入ですきもち

学園を舞台にした、恋と青春のミステリ・アンソロジー。
1980年代生まれの、5人の若手作家の作品が収録されていますかお


ぼたん 「お届け先には不思議を添えて」似鳥鶏 ★★★

映像研究会が発送した箱の中身が、先方に到着した段階ですり替わっていた。
すり替える機会はないはず。犯人はいつ、どうやって中身を入れ替えることができたのか?

米澤穂信さんの古典部シリーズみたいな雰囲気。
なかなか納得のいくトリックだったし、動機も面白かった。うぅむ、若い!(笑)
キャラも立っていて気に入りました。「理由あって冬に出る」も読んでみたいなぁ。


ぼたん 「ボールがない」鵜林伸也 ★★

100球あるはずのボールが、なぜかいくら捜しても99球しか見つからない。
高校球児たちは、求めるボールの行方を推理で突きとめようとするが…。

文章があまりにもラノベっぽすぎて、苦手。
しかも単語単語でブツブツと切れるもんだから、読みづらいことこの上ない(笑)
推理云々よりも、そちらの方が気になってしまって。。。


ぼたん 「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」相沢沙呼 ★★★

バレンタインの日、教室に戻った生徒たちが見たのは、教卓に積み上げられたチョコレートの山。
みんなの荷物の中からチョコレートを抜き出して積み上げた犯人は誰か?そしてその目的は?

相沢沙呼さん、一度読んでみたかった作家さん。
甘酸っぱくて、キュンとくる可愛いお話でしたね~(学生時代に読みたかったなぁ)


ぼたん 「横槍ワイン」市井豊 ★★★★

映画制作同好会の新作鑑賞会の最中、メンバーのひとりがワインを浴びるという事件が起こる。
一体誰が、何の目的で彼女にワインを浴びせかけたのか?

面白かったです!ワインをかけた犯人が意外(!)で、そして妙に納得(笑)
この作家さん、男性ですよね?何故こんなに乙女心が分かる??素敵です。


ぼたん 「スプリング・ハズ・カム」梓崎優 ★★★★★

タイムカプセルに入っていたのは、15年前の卒業式で勃発した放送室ジャック事件の犯行声明。
密室状況下から忽然と姿を消した犯人は、いったい誰だったのか?

やはり梓崎さんは別格!!ミステリとしては禁じ手かもしれませんが、とにかく素晴らしい。
真相が分かってから再度読み直しましたが、まぁ~あちこちに伏線があること(笑)
胸が痛くなるほど切なく美しいラスト。涙腺が緩みました。。。


usakotan2.gif


…と、ちょっと長くなってしまいましたが、こんな感じのアンソロジーですきもち

「スプリング・ハズ・カム」のように、ずば抜けて面白い作品もあれば、
そもそも文体自体が受け付けない…という、個人的にはかなり残念な作品もあり(笑)
玉石混交のアンソロジーでしたね~。

新しい作家さんも開拓できたことだし、実りある読書となりましたかお


◆こんな人にオススメ◆
学園物・人が死なないミステリが好きな人
新しい作家を開拓したい人




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COMMENT

nanaco☆ちゃん、こんばんは
3連休は読書三昧の休日でしたか?
今日は日本中で大雪だったとか、なのにこちらは じぇんじぇん雪が降りません~。
nanaco☆ちゃんのところの雪、全国的に平均すればいいのにね。

やはり梓崎さんは好みだったんですね。^^
2作品連続であたりということは、nanaco☆ちゃんに合う作家さんなんでしょうね。
これからも楽しみですね。
そうそう、ブクログの方にアップされてた恩田さんの新作のレビューもこちらでもアップしてくださいね~。^^
by picchuko #-
2013/01/14(月) 18:05 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは~♪

この3連休、のんびり読書やら映画やらで、室内でぬくぬくと過ごしました(笑)
札幌では幸い雪はほとんど降らなかったのですが、やっぱり寒いですからねぇ…。
香川はやっぱりこの時期も、雪は降らないですか??
道産子の私には、冬に雪が降らないという事が、逆にビックリなんです~^^;

今回のこのアンソロジーを読んで、やっぱり梓崎さん好きだぁ、と思いました♪
ほぼ同じ年代の作家さんの作品ばかりでしたが、ずば抜けて上手かったと思います。
ただこれも……好み、なんでしょうねぇ(゚ー゚;A
ミステリとしては、こういうオチはアリなの?という気もしますし。。。
私は好きだったけれど、人によっては疑問に思う部分があるのかもしれません。

>そうそう、ブクログの方にアップされてた恩田さんの新作のレビューもこちらでもアップしてくださいね~。^^

久々の恩田作品は、最高に面白かったです!!!
実は、恩田さんの新作が一昨日に、またもや発売されたんですよ。2ヶ月連続☆
今日購入してきましたが、あまりにも楽しみで、若干手が震えます…(笑)
先日読んだ「私と踊って」も、近々レビューUPしますね~ヽ(*^^*)ノ
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/01/14(月) 19:37 [Edit
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

学園ミステリのアンソロジーですか~^^
こんな本が出てたなんて…全然知らなかったわぁ~。

若手作家さんの作品ばかりなんですね。
似鳥鶏さんは、やっぱり学園ミステリ物の作品を
何気に手に取った事がありますよ~^^
確かシリーズものだったような。。。

相沢沙呼さんは、私も気になってました!
というより、『午前零時の~』が気になってた
という方がしっくりくるかな(*^_^*)
文庫化されて手に取りやすくなったから
いつかチャレンジしてみようかなぁ~♪

この中では…やっぱり梓崎さんの作品が一番気になります!!
密室トリックものなんですね。すっごく面白そう~~(*^O^*)
切なく美しいラスト…めちゃめちゃ私好みかも!!(^^)v

by miwa125 #-
2013/01/16(水) 18:05 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

普段なら、あまりアンソロジーって手に取らないんだけど、
これは梓崎さんの作品が載っていると聞いて、いてもたってもいられなくて!(笑)
期待していた通り(以上?)、ずば抜けて面白かったし、やっぱり上手いなぁと思いました(^○^)
他の作品もそれぞれに魅力があって、なかなか良いアンソロジーでしたよ♪

>似鳥鶏さんは、やっぱり学園ミステリ物の作品を
>何気に手に取った事がありますよ~^^

もしかしてこの短編と同じシリーズかなぁ??
雰囲気が米澤さんの古典部っぽくて、サラッと読む事ができるミステリでした☆
学生時代の雰囲気が一番よく出ているのが、この作品だったと思います~(*^^*)

>相沢沙呼さんは、私も気になってました!
>というより、『午前零時の~』が気になってた
>という方がしっくりくるかな(*^_^*)

あっ、私も!「午前零時の~」がちょっと気になっていたんですよねぇ。
どうやらこの短編も、そのシリーズ物みたいです♪
思っていた以上に甘いというか、甘酸っぱいというか、読んでいて照れましたけど。。。
ま~内容がバレンタインのチョコの話だったから、かもしれないんだけど(笑)

でもやっぱりイチオシは梓崎さんです!!
どうしよう、こんなにオススメして、もしmiwaさんに気に入ってもらえなかったら…(;^_^A
miwaさんとは好みが似ているので、きっと、きっと、楽しめると思います♪
「叫びと祈り」とあわせて、是非こちらも読んでみて下さいね~~(o^-^o)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/01/17(木) 21:59 [Edit

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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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