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2013.01.03 *Thu*

「鬼談百景」小野不由美

鬼談百景
著者:小野不由美
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
Yさんは今住んでいる部屋があまり好きになれなかったのだ。旦那さんの職場に近いうえ、家賃も安かったのでその部屋に決めたものの、マンション自体、どことなく暗くて気に入らなかった。部屋もなんだか空気が淀んだ感じがする。妙な物音が耳につくこともある。それはさーっと何かが物を撫でるような音だ。小野不由美が描く九十九の怪異。読むほどに不穏な闇は深まり恐怖がいや増す・・・。百物語怪談文芸の最高傑作、ここに誕生!




*あけましておめでとうございます*

今年も、読んだ本の感想をのんびりと綴っていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

       kumapon.gif usapon.gif


さてさて、2013年の一冊目きもち
新年に読むのに相応しいかどうか、甚だギモンな一冊です(笑)

99の怪談が収められているのですが、ひとつひとつはそれほど怖くない。
ゾクリとする話、不思議な話、オチが?な話、ちょっと心温まる話。
なかなかバラエティーに富んだ怪談です。

夜中の二時に数えると、いつまでたっても終わりに辿り着けない階段。
山奥にある存在しないはずの電話ボックス。
そばに置いて寝ると、必ず怖い夢を見るクマのぬいぐるみ。
マンションのドアの前に佇む黒髪の少女。



どこか懐かしさを感じるというか、昭和の香りがするというか。
怖さを求めている方には物足りないかもしれませんね~。

でも、油断して読んでいると…時々ガツンと鳥肌が立つようなのがきます(笑)
「残穢」にリンクしている、あの"ぶらんこ"の話。表紙にも描かれてるけどこれは怖い。

ところで、百物語なのに99?最初はあれ?と思いましたが。
残りの一つが「残穢」のあの一通の手紙にあたるって事なんですね。なるほど!
そう考えると、途端にこの「鬼談百景」の怪談がリアリティーを増してきますね。。。

単品で読むとただの怪談なので、「残穢」とセットで読むのがオススメですかお


◆こんな人にオススメ◆
怪談・都市伝説が好きな人
「残穢」を読んだ or これから読もうと思ってる人




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COMMENT

nanaco☆ちゃん、あけましておめでとうございます!!!

今年最初の本が怪談ですか。(爆)
なんか、いい年になりそうだわ~。^^
しかも、昭和☆の香りっていうのがいいわぁ。
nanaco☆ちゃんも昭和を感じたのね。^^

今年も無理せず、ゆっくりブログ生活しましょうね。
nanaco☆ちゃんの柔らかで温かなブログの雰囲気、大好きです!
今年もどうぞ宜しくお願いしますね~♪^^
by picchuko #-
2013/01/03(木) 17:26 [Edit
nanaco☆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年最初のレビューが怪談って(≧∇≦)
昭和の香りって怪談にはあってる気がします。
去年は小野さんの本が2冊も発売されてファンは喜んでいるでしょう。

picchukoさんが上で↑書いてらっしゃる通りこのサイトは柔らかで温かなブログです。
いつも作りが丁寧で見習いたいくらいです。

HTMLの勉強しようかな・・・
by Cedie #SFo5/nok
2013/01/03(木) 18:37 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、おはようございます~♪

自分でも、今年最初の一冊目を何故これにしてしまったのかナゾです(笑)
でも、懐かいお話満載で面白かったですよ\(^▽^)/
昔、コックリさんとか流行りませんでした??どこの地域でも同じなのかな~??
あと夜中に動き出す二宮金次郎像とかもありましたよねぇ^^

最近はそういう怪談めいたお話自体が少なくなってきているような気がします~;
隅から隅まで光で照らされちゃって、暗い部分が無くなってしまったからなのか?
それはそれでちょっぴり寂しい感じもしますね><

>nanaco☆ちゃんの柔らかで温かなブログの雰囲気、大好きです!

わ~そう言って頂けると嬉しいです☆(o^-^o)
今年もまったり更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします♪
by nanaco☆ #-
2013/01/05(土) 07:07 [Edit
Cedieさんへ
Cedieさん、おはようございます~♪

新年の一冊目が怪談(笑)
まぁ「屍鬼」とかにしなくて良かったとは思いましたね~(=v=)エヘヘ
今の時代あまり怪談って聞かなくなったから、どれも懐かしさを感じるお話でした^^
一時期、都市伝説とかも流行りましたよねぇ、、、口裂け女とか。

>去年は小野さんの本が2冊も発売されてファンは喜んでいるでしょう。

ずっと沈黙してきた小野さんが、あろうことか二冊同時発売ですもんね~♪
それがホラーだというのがいかにも小野さんらしいところですが^^;
十二国記も続々と新装版で出ているので、そろそろシリーズ新刊が期待できそうですね!

>HTMLの勉強しようかな・・・

私、Cedieさんのブログすごく好きですよ~(*^▽^*)
ふんわり優しい色合いで、遊びに行くとすごく癒されるんです。
今年お互いのんびり自分のペースで、ブログ更新していきましょう☆
2013年もどうぞよろしくお願いいたします!
by nanaco☆ #-
2013/01/05(土) 07:18 [Edit
nanaco☆さん、明けましておめでとうございます♪
今年もたくさん素敵な本を紹介してくださいね!
そして、今年もいっぱい本の話をしましょうねっ(^_-)-☆
今年もよろしくお願いします☆

お~『鬼談百景』読まれたんですね^^
怖さ…物足りなかったですか~!?
こちらは物凄く怖いんだろうなぁ、って思っていたんですけど。。。
内容情報を読むと、何だか『残穢』とよく似た感じがするんだけど、
全く違うお話なんでしょうか?

私的には、そばに置いて寝ると、
必ず怖い夢を見るクマのぬいぐるみが気になるかな。
何となくホラーファンタジーを想像しちゃいますね^^

『残穢』とリンクしている表紙の女の子が気になるし、
近いうちに私も読んでみますね♪
その時は、またトラバさせてくださいませね~(*^^)v
by miwa125 #-
2013/01/05(土) 16:34 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、あけましておめでとうございます~♪
今年も昨年と変わらず仲良くして下さいね(o^∇^o)ノいっぱい本のお話しましょう☆

>お~『鬼談百景』読まれたんですね^^
>怖さ…物足りなかったですか~!?

そうですねぇ、、、この一冊だけで評価すると少し物足りないですが、
「残穢」とあわせて読むと怖さ倍増、って感じでしょうか^^;

実は、この「鬼談百景」の一編が、「残穢」の中に登場するんですよね~。
それがきっかけであの例の調査が始まっていく訳なので、
「残穢」がノンフィクション(タッチ?)という事を考えると、
途端に怪談だけでは終わらない、リアルな話に思えてくるんですよ~( ̄ー ̄; ヒヤリ

>私的には、そばに置いて寝ると、
>必ず怖い夢を見るクマのぬいぐるみが気になるかな。
>何となくホラーファンタジーを想像しちゃいますね^^

よく考えると鳥肌モノなんだけど、何故だか不思議と怖さを感じないんですよね^^
やっぱりクマのぬいぐるみだから?これがチャッキーとかだったら相当怖い(笑)
ふと、乙一さんの「平面いぬ。」を思い出しました。こんな話なかったっけ~??

miwaさんの感想&TB楽しみに待っていますね♪
「残穢」の内容を覚えているうちに読むと、怖さという面ではかなり楽しめるかと!(=v=)
by nanaco☆ #-
2013/01/05(土) 19:27 [Edit

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娘は宙を指さした。 「ぶらんこ」 以来、Yさんは娘が宙を見つめていると、そこに異常なものがぶら下がっているような気がして、怖くて堪らない。 『鬼談百景』(小野不由美)pp.107  ――ふと視線をあげ、宙をながめて「ぶらんこ」という娘。  ――何度しまっても美術室にぽつんと置かれている真っ白に塗りつぶした絵。  ――白昼の海岸で身動き一つせず、流木のベンチに座っている...
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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