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2012.12.29 *Sat*

「毒の目覚め」S・J・ボルトン


 

Amazonのページはこちら→毒の目覚め 上 (創元推理文庫)毒の目覚め 下 (創元推理文庫)


毒の目覚め(上)(下)
著者:S・J・ボルトン
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
その夏、英国の小さな村では蛇が異常発生していた。獣医のクララはある老人の死に疑問を感じる。死因は蛇の毒だが、1匹に咬まれたにしては毒の濃度が高すぎるのだ。さらに近所の家で、世界で最も危険と言われる毒蛇を発見する。数々の事件は、何者かの策略なのか?言い知れぬ恐怖と謎に挑む女性獣医の姿を圧巻の筆致で描きMWA賞受賞に輝いた、荘麗なゴシック・ミステリ。



村には、決して語られない「記憶」があった。

この帯に惹かれて、ついつい衝動買いしてしまった本です!
閉鎖的な村だとか、小さなコミュニティーだとか、そういう要素が大好きなんですね。

その点、この作品の舞台となるイギリスの小さな村はとても魅力的でした。
美しく豊かな自然、だけれどもどこか不穏さを秘めているかのように重く陰鬱な雰囲気。
廃墟となった教会。不気味なガーゴイルやキマイラの彫像。

それを端的に表しているこの本の装丁は、素晴らしいと思いますかお


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ゴシック・ミステリ  過去の事件  蛇・蛇・蛇!!!


≪オススメPoint≫にも書きましたが、とにかく蛇だらけ。(←全然オススメじゃない)
蛇嫌いの人には、おそらく失神しそうなほどキモチワルイ作品だと思います。

イギリスにいるはずのない世界一危険な毒蛇タイパンに迫るシーンだとか、
死んだはずの人間を目撃するシーンは、サスペンスとしては非常に良い出来です。
緊張感がとにかくハンパない!上巻までは良かったんですけどねぇ。

下巻に入り、事件の真相に近づくにつれ、少々肩透かしを食らった気持ちきもち
まぁ読む人にもよるのでしょうけど、日本人にはなかなか馴染みのない概念なのでは??

主人公の獣医クララが、蛇の事を「可愛い」とか思っちゃってる時点で、
あぁ…自分とは全く別の人種だと、少々冷めた視点で読んでしまった感は否めません。
床と天井、全てに蛇がひしめくガラスケースに感動する女性ってどうなの?(笑)

ただ、容姿に対するコンプレックスだとか、二人の男性の間で揺れる気持ちだとか、
そのあたりは女性作家だからか、かなりリアルに描かれていて良かったかな。

この作品に出てきたクサリヘビとタイパン、googleで調べてみました。
……私には一生蛇を好きになれる自信はありませんかお


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nanaco☆ちゃん、おはようございます!
どんどん記事が更新されていくのが嬉しいです!
今日明日あたり、今年のベスト本の発表があるのでしょうか?^^
今回、私は10年ぶりに日本で年越しします。
なので、nanaco☆ちゃんのベスト本発表をリアルタイムで読めるのも嬉しいです!^^

いやあ、蛇・蛇・蛇だらけのお話ですか、、、。
クララってことは女性ですよね。
蛇が可愛いですか、そうですかぁ~。^^;
私もちょっとひいちゃいそうだなぁ。
そうそう、NZは蛇がいないんですよ。
蛇が地球上に現れる前に、NZは大陸から別れたせいですが、そのせいでNZの鳥の中には飛べない鳥、例えばKIWI BIRDとかがいるんです。
NZは天国だと、この本のレビューっを読みながら思いました。(笑)

それにしても、また帯につられて買っちゃったんですね。(笑)
by picchuko #-
2012/12/30(日) 06:32 [Edit
nanaco☆さん、こちらにもお邪魔虫です(笑)

きゃ~蛇だらけのお話ですか~(><)
想像しただけで眩暈が…(笑)
いますよね~、クララみたいに
蛇や爬虫類を「可愛い♪」っていう女性。
私には全く理解できない心理だわ(;一_一)

でも、イギリスの小さな村が舞台というのと、
荘麗なゴシック・ミステリというのには、
妙に惹かれますね~♪
それに、モノトーンの表紙も雰囲気があって素敵ですね(^^♪
by miwa125 #-
2012/12/30(日) 16:31 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、おはようございます~♪

この作品、作者は随分蛇に思い入れがあるんだなぁ…という事が伝わってきましたよ(笑)
クララは女性なんですが、蛇好き……なかなか友達になるのは難しそうです^^;
あ、でも知り合いに爬虫類が大好きな女性がいるんです。部屋で色々飼ってるんですよ~!
一度家に遊びに行った時、ちょっとした衝撃を受けました(=v=)

>そうそう、NZは蛇がいないんですよ。

え~~そうなんですか!?知らなかった!それは興味深いお話です☆
ホント、蛇嫌いの人には天国のような国ですよね(笑)
この世から蛇がいなくなれば良いのに……。
KIWI BIRD、そういえば前にpicchukoさんのブログでも出てきましたね~(o^∇^o)

>それにしても、また帯につられて買っちゃったんですね。(笑)

えぇ……ホント進歩のない(爆)
帯につられちゃダメですよね!次からは絶対気を付けます…(多分…)

今日は大みそかですね☆
10年ぶり(!)の日本での年越し、ゆっくりできそうですね~(*^^*)
私はようやくベスト本が決まったので、後程UPしたいと思います♪
by nanaco☆ #-
2012/12/31(月) 08:23 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こちらにもコメントありがと~♪

この作品を読むと、蛇が可愛く見えてくる…
なんて、どこかに書かれていましたけど。絶対にそんな事はありません!!(笑)
蛇嫌いの人は、さらに蛇が苦手になるとしか思えないのですが~^^;

私にも、爬虫類好きの人間の心理(ましてや女性!)は多分一生理解できないなぁ(゚ー゚;A
ふと思い出しましたが、蛇に追いかけられた時は直角に曲がるとイイらしいですね!
はたから見るとかなり怪しい人ですね……
そもそも蛇に追いかけられるなんていう事態にならない事を、祈るばかりです(笑)

>それに、モノトーンの表紙も雰囲気があって素敵ですね(^^♪

この表紙、すごく素敵ですよね~(*'-'*)
物語の雰囲気も、閉塞的な村の感じがとても良く出ていて気に入っています。
それだけに、事件の真相はちょっぴり残念だったかなぁ…という気もします。
海外ではウケるタイプのオチかもしれませんが^^
by nanaco☆ #-
2012/12/31(月) 08:46 [Edit
nanaco☆さん、おはようございます。

S・J・ボルトンは、緊張感の高い物語を作るのが上手な作家さんだなぁと感じます。
蛇・蛇・蛇!っていう部分など、物語の展開が読みにくいところとか、なぜそんな不思議なことができるのかという理由が掴みにくいところとか、個々のネタよりも、作品全体の雰囲気作りがうまいと思います。

個人的には、『三つの秘文字』の方が好きです。
by Cozy #E6kBkVdo
2013/05/25(土) 08:18 [Edit
Cozyさんへ
Cozyさん、こんばんは~♪

過去記事へのコメント、ありがとうございます(*^_^*)
読み終えて半年近く経った今でも、この本はすごく記憶に残っていますよ~(笑)

>S・J・ボルトンは、緊張感の高い物語を作るのが上手な作家さんだなぁと感じます。

本当に!閉鎖的な村だとか、謎だらけの展開がすごく好みでした♪
イギリスの小さな村って、独特な雰囲気がありますよね。その設定だけでドキドキします^^
うちの近くの森でも時々蛇が出没するのですが(汗)、
この作品のクサリヘビやらタイパンやらを読んだ後には、
マムシなんか可愛いものに思えてしまいましたよ。。。(゚ー゚;A

>個人的には、『三つの秘文字』の方が好きです。

こちらは未読なんですが、面白そうですねぇ。
機会があったら是非読んでみたいと思います~^^
話は変わりますが、、、「シンドロームE」の続編が出たみたいですね。
今度の表紙は怖くない!(笑)こちらも面白そうなので早く読みたいです♪

*TBありがとうございました(^_-)-☆
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2013/05/25(土) 20:57 [Edit

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「このころにあらわれた教派は、みな聖霊によって賜物が与えられると信じていた。それを"しるし"と呼ぶグループもあったが、同じことだ」 『毒の目覚め(下)』(S・J・ボルトン)
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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