FC2ブログ
Welcome to my blog

「サイバラバード・デイズ」イアン・マクドナルド

ななこ




Amazonのページはこちら→サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)


サイバラバード・デイズ
著者:イアン・マクドナルド
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
分離戦争まっただなかのインド。サンジーヴの村にも戦火がおよぶ。アニメさながらの巨大ロボットの戦いに、子供も大人も大喝采。ロボット戦士にあこがれて、サンジーヴは都会へと向かうが…「サンジーヴとロボット戦士」、ダンサーのエシャは、レベル二・九という高い知性を持つAIの外交官A・J・ラオに求婚される。怖ろしいまでに魅力的な彼に、エシャはすっかり夢中になるが…。AIと人間との結婚が産みだす悲喜劇を描き、ヒューゴー賞、英国SF協会賞を受賞した「ジンの花嫁」など、猥雑で生命力あふれる近未来のインドを描く連作中短篇7篇を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
サンジーヴとロボット戦士/カイル、川へ行く/暗殺者/花嫁募集中/小さき女神/ジンの花嫁/ヴィシュヌと猫のサーカス



お友達の日向永遠さんから教えて頂いた本ですかお
日向さん、いつも面白い本を紹介して頂いてありがとうございます~!!

近未来のインドを舞台にした中短編集です。
もう超混沌としていて、何でもアリな世界観に圧倒されちゃいました。

最初は「第六ポンプ」に似たような雰囲気かなぁ…と思いつつ読み始めたのですが。
全然違う!まるで別物!「第六ポンプ」は、そこはかとなく退廃的な香りがしましたが、
この本は、猥雑でとんでもないパワーが満ち満ちているというか。スゴイですよ~きもち

今まさにIT大国として急成長しているインドならではのお話かもしれません。
やがてはこんな世界が来るのかも、と思うと正直怖いですが…(笑)


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ SF  インド  超カオスな世界観


7つの中短編が収められていますが、特に好きだったもの やじるし

ぼたん 暗殺者

「お前はアザド家に復讐するための武器なのだよ」
…と、幼い頃から父親に繰り返し言われ続けてきたジョドラ家の令嬢・パドミニ。
アザド家の攻撃により、一族を失い一人残された彼女は復讐を胸に誓うが…。

敵対する名門一族の男女の恋。
甘さと切なさのバランスが絶妙で、衝撃的なラストが待ち受けています。
父親の言葉はそういう意味だったのか!と。。。


ぼたん 小さき女神

小さい頃に親から引き離され、「女神」の転生として生き神とされた少女のお話。
どんな出来事にも心を動かされる事のない、冷酷な女神。
宮殿の中で決して血を流してはいけない、その時には女神としての力を失うと告げられ…

女神としての力を失ってからが、この物語の面白いところです。
全く予測もつかなかった展開!かなりお気に入り。


ぼたん ジンの花嫁

これ、映画にして欲しい(笑)ありそうでないんだよね~。
AIの外交官が、人間の女性ダンサーに恋をした。彼女はAIを受け入れ結婚(!)する。
異種間の恋愛…というのだろうか、とにかくスゴイ事に変わりはないです。


予想していた以上に恋愛色の強い作品集でしたね。
切ないながらも読後感は爽やかで、希望が見えるお話が多かった気がしますきもち

この作家さんの、他作品も読んでみたくなりました!


≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    ブログランキング・にほんブログ村へ 
    にほんブログ村 

関連記事

Comments 4

There are no comments yet.
picchuko  

nanaco☆ちゃん、おはようございます!
今、アサドと聞けば、もう一人しか顔が浮かばない(笑)
近未来という設定も、それがインドというのも面白そうですね。^^
これら短編集は、話の共通性ってあるのかな?
なかなか興味深いです。

あ、nanaco☆ちゃんからのメッセ、読みました。
了解でーす♪^^

2012/12/25 (Tue) 06:38 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
picchukoさんへ

picchukoさん、こちらにもコメントありがとうございます~♪

>今、アサドと聞けば、もう一人しか顔が浮かばない(笑)

ですよねぇ…(笑)
なんか私も、読む前からイメージができあがっちゃってました^^;
このお話、なかなか切ない恋愛物語だったはずなのですが。。。

近未来を描いたお話は多々ありますが、インドというのが珍しいですよね~(*^-^)
インドはあらゆる点で始まりの国ですし、終わりもやはりインドなのかなという気もして。
これから急成長を遂げるのは、中国よりもインドかもしれませんしね。。。
そういう意味でも何か未来を暗示しているかのような、不思議な読み心地の本でした。

>あ、nanaco☆ちゃんからのメッセ、読みました。
>了解でーす♪^^

勝手なお願いでごめんなさい~><という訳で、今回はヨロシクです☆
今年も残すところあと6日…お互いやり残しがないようにしましょうね(* ̄▽ ̄*)

2012/12/25 (Tue) 23:06 | EDIT | REPLY |   
日向 永遠  
サイバラバード・デイズ

nanacoさん、こんばんは。
自分も「小さき女神」大好きです。それと最後の「ヴィシュヌと猫のサーカス」の雰囲気がまた好きです。
トラバもらっていたのに見に来てなくてごめんなさい・・・遅くなりました。

2013/01/27 (Sun) 22:04 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、こちらにもコメントありがとうございます~♪

トラバ、事後報告になってしまいましたがゴメンナサイ(≧≦)
この作品もすごく好みでした。最近やっぱりインドが熱いですね!(笑)
他の国には見られない熱気が、もう溢れんばかりという感じで…圧倒されました^^

>自分も「小さき女神」大好きです。それと最後の「ヴィシュヌと猫のサーカス」の雰囲気がまた好きです。

どちらもすごく良かったです~(^○^)
予想していた以上に恋愛色が強くて、それもまた普通の恋じゃなくてインパクトありました☆
日向さん、また面白い本紹介して下さいね!

*お返しトラバありがとうございました♪

2013/01/27 (Sun) 23:09 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply