05
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
<< >>


--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.09.23 *Sun*

「川は静かに流れ」ジョン・ハート




川は静かに流れ
著者:ジョン・ハート
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「僕という人間を形作った出来事は、すべてその川の近くで起こった。川が見える場所で母を失い、川のほとりで恋に落ちた。父に家から追い出された日の、川のにおいすら覚えている」殺人の濡れ衣を着せられ故郷を追われたアダム。苦境に陥った親友のために数年ぶりに川辺の町に戻ったが、待ち受けていたのは自分を勘当した父、不機嫌な昔の恋人、そして新たなる殺人事件だった。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。



これはミステリというよりも、父と子の物語ですねきもち

…とはいえ。
何とも言いようのない深い喪失感。読んだ後もずっとこの感覚が消えてくれない。
ずっとモヤモヤとした黒いものが心の中に残っていて、でもそれを留めておきたくなるような。

とても気が滅入るお話ですが、嫌いじゃないです!
誰もが持っている過去の苦い記憶、小さな罪悪感のようなものを刺激されるんだよなぁ(笑)
秋の夜長に読むのにはピッタリの作品だと思いますよ~かお


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 家族再生  過去の記憶  怒りっぽい主人公(笑)


殺人の濡れ衣を着せられ、孤立無援で故郷を飛び出したアダム。
5年ぶりに帰ってきた彼を待ち受けていたのは、新たな殺人事件。(なんて不憫・・・)

「ラスト・チャイルド」では、主人公は健気な少年でしたが、
今回のアダムはどこまでも不機嫌な青年(笑)でも周りがこんなんだったらそれも納得だなぁと。

小さな村だから噂は風のように早く、アダムはどこに行っても殺人犯扱いきもち
ついでに妹のように思っていたグレイスに手を出したなんて、あらぬ疑いをかけられる。
人の噂話しか楽しみがないような、閉塞的な村。ホント耐えられないなぁ…

アダムの幼い頃の記憶を交えながら、徐々に事件の真相に辿りつく過程は見事です~!

通常のミステリのように、犯人探しが目的で読むと肩すかしかもしれませんが、
人間の業の深さや心の変遷など、考えさせられるものが多い作品でした。


≪検索用INDEX≫ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
    作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆
    作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆

    ブログランキング・にほんブログ村へ 
    にほんブログ村 

関連記事

COMMENT

ジョン・ハート!
「ラスト・チャイルド」が良かったので他の作品も読みたいと思っています。家族の話、子供がからむと面白くというか、切なくなりますね!いつか読もう!!
by 日向 永遠 #-
2012/09/23(日) 22:58 [Edit
ボンジョルノー(^O^)/
nanaco☆さん、こんにちは! いよいよ、サンマも旨いが読書もしたい、季節になって来ましたね(゜レ゜)

ブログ,雰囲気が変わりましたね(^u^) 清潔でイタリアンな感じがします(^O^)/

「とても気が滅入るお話ですが、嫌いじゃないです!」「人間の業の深さや心の変遷など、考えさせられるものが多い」「秋の夜長に読むのにはピッタリの作品」
おお~。ほほー、なるほど。骨太ですね! 面白そうだなぁ(^-^)

怒りっぽい主人公、いいですねぇ(^'^) ああ、何だか腹へってきました(^0_0^)
by いりえ #-
2012/09/24(月) 13:43 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪

個人的には「ラスト・チャイルド」ほどのインパクトはありませんでしたが、
なかなか読みごたえのある作品でした!面白かったですよ~=*^-^*=
清々しい気持ちで本を閉じたのを覚えていますが、時間が経つにつれじわじわきますね(笑)
ふとした時に思い出すのは、家族の歪な関係だったりするんです^^;
日向さんも機会があったら読んでみて下さいね。

そういえば私、「アイアン・ハウス」もしばらく積んだままになっています~☆
そろそろ涼しくなってきたので、読書も捗りそうですね(*'-'*)エヘヘ
by nanaco☆ #-
2012/09/24(月) 20:08 [Edit
いりえさんへ
いりえさん、ボナセーラ!(* ^-^)ノ(笑)

涼しくなって気分がノってきたので、ブログデザインもさっぱりしたものに変えました♪
そう言われてみれば、イタリアンな雰囲気ですね~パスタが食べたい!!
ふふふ……実は私、明日のお昼はイタリアンランチの予定なのですよ~( ̄▽ ̄) ニヤ
読書もしたい、美味しいものも食べたい、ホント良い季節になりましたね☆

この作品、アメリカの田舎にある閉塞的な村の描写が、とてもイイ感じなんです。
日本とはまた違った雰囲気なんですね~開けているようで監視し合ってるような…
ボリュームのある本なのでかなり読みごたえありました^^
by nanaco☆ #-
2012/09/24(月) 20:23 [Edit
表紙が素敵ですね~♪
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

人間の業の深さや心の変換…何だかスゴク奥深そうな作品ですね!
それだけに、一読の価値がありそう!!(*^^*)

不機嫌な主人公ですか~? 
何だか八雲とダブっちゃうかも…(笑)
家族再生の話は嫌いじゃないし、
私もいつかチャレンジしてみようかな。。。
by miwa125 #-
2012/09/25(火) 17:57 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

「ラスト・チャイルド」のようにスッキリ!とはいかないのですが、
考えさせられるものが多い作品でしたね~読み応えあります><
miwaさんも機会があったら、ぜひ手に取ってみて下さいね~☆

この作品を読んでいると、日本とアメリカでは大分家族の在り方が違うんだなぁと実感します。
そして田舎の近所付き合いも、、、読んでいるだけで息苦しさを感じました(笑)

>不機嫌な主人公ですか~? 
>何だか八雲とダブっちゃうかも…(笑)

この本の主人公、八雲のようにクール(何も考えてないだけ?笑)じゃないんですよ!
不機嫌→イラつく→暴走する→すぐ手を出す…というロクでもないヤツです( ̄ー ̄)ニヤリ
でもなぜだか同情しちゃうんですよね。。。
by nanaco☆ #-
2012/09/27(木) 20:14 [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List



ブログパーツ

遊びに来てくれてありがとう☆

プロフィール

ななこ

Author:ななこ
本のレビューを中心に
のんびりと更新しています。

ミステリ、ファンタジー、SF等
ふと現実を忘れられる作品が好きです。
コメント&トラックバック、大歓迎!

積読本消化計画
2016年も始めました!


☆ななこの自己紹介☆

プロフ


☆心に残った言葉☆
随時更新中!


entry_img_1396.jpg


☆ランキング参加中です☆

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

作者・作品別INDEX

アリスドーム

お友達&よく遊びに行くサイト

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
871位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ミステリー
23位
アクセスランキングを見る>>

人気ページランキング

よく遊びに来て頂いているページです♪

只今読書中!

nanacoの今読んでる本

最近読んだ本


nanacoの最近読んだ本

最近観た映画

nanacoの最近観たビデオ

twitter

◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

メールフォーム

お気軽にメッセージ下さいね♪

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Copyright © ++薫風日記++ All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: Bee)    
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。