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2012.07.21 *Sat*

「蠅の王」ウィリアム・ゴールディング





蠅の王
著者:ウィリアム・ゴールディング
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗っていた飛行機が攻撃をうけ、南太平洋の孤島に不時着した。大人のいない世界で、彼らは隊長を選び、平和な秩序だった生活を送るが、しだいに、心に巣食う獣性にめざめ、激しい内部対立から殺伐で陰惨な闘争へと駆りたてられてゆく…。少年漂流物語の形式をとりながら、人間のあり方を鋭く追究した問題作。



面白い!!最高!!オススメ!!

……なんて絶賛すると、若干人格を疑われそうな作品です(笑)
こっそりと読んで、こっそりと心を振るわせ、こっそりと本棚の奥深くに押し込む。
もしかしたら、そんな読み方が相応しいのかもしれません。

ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」と対になる作品と聞いて、興味を持ちました。
こちらは、言わずと知れた冒険小説の名作中の名作。では、「蠅の王」はどうだろう??

少年達が無人島に流される所までは同じだけれど、
「蠅の王」に登場する少年達は、徐々に狂気の渦に呑みこまれていきますきもち
大人のいない、子供達だけの世界。無垢な子供ならではの残酷さが本当に恐ろしい!


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 人間の本質??  恐ろしいけど目が離せない


幸い島には食料が豊富にある。野生の豚もいて、子供達は狩りをする事を覚える。
でも、多数の人間が共に生きるには「秩序」が必要なんだと、痛いほど実感します。
「秩序」がなくなってしまったら、もはや人間は獣と何ら変わる所はありません。

次第に子供達の心に芽生える不信感、狂気、残虐性、、、
島に潜むという謎の獣の存在もまた、彼らの恐怖に比例して大きくなっていきます。

コワイよー。集団心理って本当にコワイかお
サイモンのくだりは鳥肌が立ちますね。これじゃあ生贄と変わらないじゃない。

一言で言うなら、ウラの十五少年漂流記ってところでしょうか(笑)
うん、なんかスゴイ本だった。。。


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COMMENT

nanaco☆ちゃん、おはようございます!
おぉ、これが噂(?)のウラ十五少年漂流記ですね☆
なんか恐ろしい世界のようですが、実は人間って容易に獣化するものなのかもしれません。
個々に潜む残虐性、たまに自分の奥深くに感じることありますもの。(爆)
ドキドキしそうな本で、とても気になりますが、十五少年漂流記すら読んだことのない私。^^;
表の方から挑戦してみようかな~。^^

今、毎日頑張って読書してます!^^
by picchuko #-
2012/07/22(日) 08:08 [Edit
おはようございます
この作品は面白かったです。いろいろ考えさせられますね
この作品はスティーヴン・キングさんが自分の作品中でたびたび
引用されてるんですよね、私はそれで気になって読んでみた作品でした。
子供の本質というよりは人間の本質ですよね、こういう状況に
追い込まれると大人も子供も関係なく個の本質が現れちゃうんですね
by nemurineko #-
2012/07/22(日) 10:47 [Edit
「蠅の王」は・・・・
nanacoさん、こんばんは★
ブログデザインが夏向きに変わりましたね!涼しげでとても良いです^^

蠅の王 は高校生の頃だったと思います、読んですごく、衝撃を受けた覚えがあります。ある意味とても不愉快な小説ですよね。人間の業というか強欲な部分が浮き彫りにされて恐くなります。
by 日向 永遠 #MTvX3K/M
2012/07/22(日) 18:48 [Edit
一度聞いたら忘れられないタイトルですね^^;
nanaco☆さん、こんばんは~(^^)/

ウラ『十五少年漂流記』、ついに読まれたんですね~^^
私も凄く気になっている作品なんですけど、
タイトルの「蝿」にどうも食指を動かされなくて…(^_^;)
人間の本質の残虐性…何だかゾッとさせられそうですね~。
何となく、今のいじめ問題を思い出しちゃいました。
人間ひとり一人に残虐性があるなら、
集団になると途方もなく残酷になれそうなのが怖いかも(><)
ウラ『十五少年漂流記』…いつか覚悟を決めてチャレンジしたいと思います~!
by miwa125 #-
2012/07/23(月) 18:06 [Edit
追記♪
壁紙が変わりましたね~^^
ドット柄が涼しげで素敵!!(*^^)v
by miwa125 #-
2012/07/23(月) 18:10 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは~♪

こんな本を読んでイイのかしら…なんて、ちょっぴりやましい気持ちになりながら、
それでも面白くて続きが気になって、グイグイ読ませてくれる作品でしたよ~(><)

>なんか恐ろしい世界のようですが、実は人間って容易に獣化するものなのかもしれません。
>個々に潜む残虐性、たまに自分の奥深くに感じることありますもの。(爆)

なぬっ、picchukoさんも感じる事ありますか!おそろしや~(笑)
そうなんですよねぇ、集団生活を送る上で最も大切なのは「秩序」なのかもしれないと実感しました。
それがなくなってしまった時、、、人間の中に潜むものが出てきてしまうんでしょうね(*_*)

ちなみに、「十五少年漂流記」はなかなか過酷ながらも勇気をもらえる小説です。こちらも是非~^^
そしてその後にはウラ十五少年漂流記にも挑戦してみて下さいね(笑)
by nanaco☆ #-
2012/07/23(月) 21:12 [Edit
nemurinekoさんへ
nemurinekoさん、こんばんは~♪

>この作品はスティーヴン・キングさんが自分の作品中でたびたび
>引用されてるんですよね、私はそれで気になって読んでみた作品でした。

キング作品の中でも引用されているんですか(*^-^)
そういえば何となく「蠅の王」と近いものがありますね!キングさんも人間の本質を見抜くのが巧いですし。
やっぱりこういう危機的状況に追い込まれると、最初は皆理性を保とうとするんですよね~。
でも見知らぬ顔ばかりの集団生活。どこかが崩れてしまうとあっという間に瓦解しちゃうのが怖いです^^;

ラストはもう「狩り」状態になっていて、おぞましさすら感じましたが、
子供達が理性を取り戻した瞬間に受ける衝撃を思うと、悲しくなってしまいますね…。
なんだかんだで「十五少年~」よりも好きな本かもしれません(笑)
by nanaco☆ #-
2012/07/23(月) 21:26 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪

可愛い壁紙を見つけたので、気分転換に替えてみましたよんヽ(*^^*)ノ
落ち着いた色合いでお気に入りです。FC2さんは壁紙の種類が豊富で嬉しいですね☆

>人間の業というか強欲な部分が浮き彫りにされて恐くなります。

本当に!これが大人達なら分かる、、、でも純粋で打算がない子供だからこそ怖いんですよね~
追い詰められた時にどんな行動を取るのか?人間の本質が垣間見えて恐ろしかったです(T_T)
大多数の意見が必ずしも正義ではない、というのもよく分かりますよね。
なかなか凄まじいというか、軽くショッキングな本でした…(笑)
by nanaco☆ #-
2012/07/23(月) 21:38 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

>タイトルの「蝿」にどうも食指を動かされなくて…(^_^;)

あぁ、分かります!分かりますよ~~><
なんかもう、タイトルに虫の名前が入ってると購入を躊躇いますよね。蠅って!
別に豚の王とかでいいですよね…(なんて緊張感のないタイトル…笑)
でもね、この本は読んで損はないと思います。良くも悪くも衝撃的な本ですよ~(@_@)
社会的地位や秩序、そんなものを人間から取ってしまったら獣と変わりないんだなぁ…と。

>何となく、今のいじめ問題を思い出しちゃいました。

まさに「蠅の王」に出てくる少年達の状況かもしれませんね…
一人一人が抱えている心の闇が小さなものでも、人が集まると何倍にも膨れ上がって。
本当に恐ろしいですね、それに本人達に自覚がないんだからますます恐ろしい。。。(*□*)
miwaさんも、是非一度手に取って「十五少年~」と読み比べてみて下さいね~☆

P.S.可愛い壁紙を見つけたので、夏仕様にしてみました!お気に入りです(*^0^*)
by nanaco☆ #-
2012/07/23(月) 21:54 [Edit
こんばんは
『蠅の王』、邦訳が読み難いという評判をよく聞きますね。
新潮文庫版は、装釘はいいのですが目次が付いていないことも疑問です。
主人公の名前は「ラーフ」とありますが、一般的な表記は「ラルフ」じゃないでしょうか。

この作品、幾つかおかしなところが指摘されていて、その一つに眼鏡のレンズは凸レンズじゃないので火は起こせないはず、というものがあります。遠視鏡は凸レンズだそうですが、どこかに「近視」と書かれていたような・・・?
また、野生の豚は存在せず(ペッカリーという豚に似た動物はいるのですが)、所謂「野ブタ」は豚が野生化し猪に先祖返りしたものだそうです。作者がそのことを知っていたとしたら、人間も同じだと言いたかったのかもしれません。背景の設定を考えると、近い将来島に駐留することを想定した軍部が島に放したとも考えられますね。

近年発表された伝記によると、教師時代のゴールディングはこの作品を書くための実験台として生徒同士が対立するよう仕向けていたなんて話も出てくるそうです。昨今のいじめ問題を考えると、とんでもない話ですが。
by esme #zxJvsWF.
2012/07/24(火) 23:50 [Edit
映画版
『蠅の王』は1963年と1990年と二回映画化せれていますが、私は1963年版(日本未公開)を観ました。日本では1990年版のほうが良く知られていますが、傑作と評価の高い1963年版に比べ、1990年版は駄作とされているようですね。
その1963年版、一部では原作を凌ぐとの評価もあるようですが、私は先に原作を読んでいたせいか原作の内容を大急ぎでなぞっているような印象が強くて・・・映画を先に観ていたら違ったのでしょうか。
細かな違いはあるものの、かなり原作に忠実な映画で、原作を読んで頭に浮かんだ光景がそのまま再現されているかのようでした(島の規模がスケールダウンして感じられたのは仕方のないことですが f^_^; )。
当時としては(今でも?)斬新だったであろうオープニングと、サイモンと「蠅の王」との対話がまったくの無言で映像のみで表現されていたこと等が印象的でした。
by esme #zxJvsWF.
2012/07/24(火) 23:56 [Edit
esmeさんへ
esmeさん、ご無沙汰しております~♪
暑い日が続きますが、体調を崩されていませんか??

「蠅の王」面白かったです!私はそれほど読みづらさは感じませんでした^^
この作品を読んで、ゴールディングさんがちょっと気になったので、
他の作品も…と思ったのですが、意外と(?)著作は少ないんですね~。

いつもながらesmeさんのコメントには感心するばかりです!!
凸レンズの所なんて、全く気付きもしませんでした…(笑)豚の野生化は興味深いですねぇ。
軍部が島に放した、、、なるほど言われてみるとそうかもしれません。

予備知識があっても、どうしても「十五少年漂流記」のイメージが強かったので、
少年達が対立してやがて殺し合いにまで発展していくのには、思わず肌が粟立ちました^^;こ、怖い。
そして作者は生徒同士が対立するように仕向けていたですと!?作者はさらに怖い(笑)
でもそれくらいの冷徹さがないと、こういう作品は書けないのかもしれませんね~><

そうそう、映画も観てみたい!と思って、探してみたのですが、
今手に入るのは1990年版のみですかぁ……駄作??くすん(T_T)
私、本を読んでいる間中ラルフは何故かリヴァー・フェニックスのイメージでしたよ!
1963年版面白そうですね。サイモンと蠅の王との会話が映像のみというのが気になります。
観られないものは仕方ないので、1990年版で妥協して(笑)観てみようかな~と思います☆
それよりレンタルショップにあるんだろうか。。。
by nanaco☆ #-
2012/07/29(日) 12:19 [Edit
大地より立ち上がれ
nanaco☆さん、こんにちは(^O^)/

おおっ! ブログが涼しい感じになりましたね!(^^)! 「アンケート」まであるのですか、ふむふむ。黒板に「生きとし生ける者よ、大地より立ち上がれ。」って言われました(^0_0^)


>こっそりと読んで、こっそりと心を振るわせ、こっそりと本棚の奥深くに押し込む。もしかしたら、そんな読み方が相応しいのかもしれません。

なるほど~。私も密かに大好きな本です。冒頭「未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗っていた飛行機が攻撃をうけ~」という部分は忘れていました。もっと意味の深い話なのでしょうかね(@_@;)

他の方のコメントでも指摘されてますけど、私も、この無人島モノでよく疑問に思うのは「メガネ」です。あれぇ?少年、君は近視だろ?って。遠視じゃないと、燃えないですよね(^-^)

>ラルフは何故かリヴァー・フェニックスのイメージでしたよ

わかります~。『スタンド・バイ・ミー』ですな(^-^) 早すぎる死でしたよね。彼の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、観たかったですね((+_+))
by いりえ #-
2012/07/30(月) 14:39 [Edit
こんばんは☆

確かに面白そう・・・。
声を大にしては言いづらいけどw
私は海外ドラマの「LOST」に似てる!って思ったよ。
飛行機が墜落してしまうことや
島に潜む謎の存在とか・・・。
「蠅の王」タイトルがとても印象的だねー。
by Yuri #VwWRwSIk
2012/07/30(月) 20:12 [Edit
いりえさんへ
いりえさん、こんばんは~♪

暑いですねぇ、、、ここ数日連続の30℃超えですっかりバテ気味のnanacoです(笑)
ブログだけでも涼しくしないと、乗り切れないですね~^^;
名言黒板、ブログを開く度に違う名言が出てくるので、何気に毎回見ちゃいます☆

ところで、いりえさんも「蠅の王」密かにお好きだったんですねヽ(*^▽^*)ノ
実は私も「十五少年漂流記」より好きだったりします!甘さが微塵もない世界ですよねぇ。
「未来における大戦のさなか~」という設定は、意識しないと忘れちゃいそうですけど、
この設定を念頭に置いて読むとまた違った読み方ができそうな気がしますね~(=^0^=)

>他の方のコメントでも指摘されてますけど、私も、この無人島モノでよく疑問に思うのは「メガネ」です。あれぇ?少年、君は近視だろ?って。遠視じゃないと、燃えないですよね(^-^)

おぉ、スゴイ。私は先日esmeさんに教えて頂くまで全然気付きませんでした(笑)
確かに近視だったら火をおこす凸レンズをかけているわけないですもんね~^^
この少年は目が悪いのを装っていた……とか。色々妄想が膨らみます。(飛躍しすぎ!爆)

>わかります~。『スタンド・バイ・ミー』ですな(^-^) 早すぎる死でしたよね。彼の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、観たかったですね((+_+))

あ、分かりましたか~??
そうそう多分「スタンド・バイ・ミー」のイメージなんでしょうね。
彼が成長してからも素敵でしたけど、やっぱり私の中では永遠の少年なんですねぇ(><)
でも「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」……ホントに彼の演技で観てみたかったです~(泣)
ところで、リヴァーの遺作が近々公開されるとかされないとかいう噂があったけどどうなんでしょう??
by nanaco☆ #-
2012/07/31(火) 20:09 [Edit
Yuriちゃんへ
Yuriちゃん、こんばんは~♪

毎日あっついね~><Yuriちゃん夏バテしてないかな??
今年は北海道も妙に気温が高くて……(といってもそちらとは比べ物にならないのかなぁ。汗)
既に溶けそうなくらいバテてるよ~(笑)早く秋が来ないかな。。。

>私は海外ドラマの「LOST」に似てる!って思ったよ。
>飛行機が墜落してしまうことや
>島に潜む謎の存在とか・・・。

あ!言われてみれば「LOST」の設定そっくりだね(@_@)
この「蠅の王」も「LOST」みたいにSF的な設定だったら、それはそれで面白かったかも~☆
でもこの作品はあくまでも敵は「人間」なんだよね…それがまた怖いところで^^;
登場人物が全員まだ小さな子供というあたり、バトロワより残酷かもしれないね~。
良くも悪くも、ものすごく記憶に残る本になりました( ̄∀ ̄*)
by nanaco☆ #-
2012/07/31(火) 20:54 [Edit
お久しぶりです。
ふらりとお邪魔しました。
『蝿の王』、実家で積読になっていたような…。
ぜひとも、読みたくなりました!
by コメキ #-
2012/08/07(火) 23:29 [Edit
コメキさんへ
コメキさん、こんばんは~♪お久しぶりです^^

>『蝿の王』、実家で積読になっていたような…。
>ぜひとも、読みたくなりました!

「十五少年~」とは正反対で、まさにこれが人間の本質なのかと思いました。
残酷さでいえば勿論バトロワなんかの方が上なのですが、
「蠅の王」の方は妙に生々しいというか…誰もが持っているものなので余計に怖かったです。
コメキさんも是非是非読んでみて下さい!感想楽しみにしていますよ~(*^0^*)
by nanaco☆ #-
2012/08/09(木) 22:46 [Edit

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未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗った飛行機が攻撃 を受け、南太平洋の孤島不時着した。大人のいない世界で、彼らは隊長を選び 平和な秩序だった生活
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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