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2012.06.02 *Sat*

「治療島」セバスチャン・フィツェック


治療島
著者:セバスチャン・フィツェック
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
目撃者も、手がかりも、そして死体もない。著名な精神科医ヴィクトルの愛娘ヨゼフィーネ(ヨーズィ)が、目の前から姿を消した。死に物狂いで捜索するヴィクトル、しかし娘の行方はようとして知れなかった。4年後、小さな島の別荘に引きこもっていた彼のもとへ、アンナと名乗る謎の女性が訪ねてくる。自らを統合失調症だと言い、治療を求めて妄想を語り始めるアンナ。それは、娘によく似た少女が、親の前から姿を隠す物語だった。話の誘惑に抗し難く、吹き荒れる嵐の中で奇妙な“治療”を開始するヴィクトル、すると失踪の思いもよらぬ真実が…2006年ドイツで発売なるや、たちまち大ベストセラーとなった、スピード感あふれるネオ・サイコスリラー登場。



「シャッターアイランド」に似てるなぁ。
孤島を舞台にしたサイコ・スリラー。読み始めた時、真っ先に思ったのがそれでした。

シャッター アイランド  [DVD]  映画はディカプリオ主演でしたね

現実なのか、それとも虚構なのか、その境界線がじわりと滲んでくる感覚。

サイコ・スリラーというジャンルから、ある程度オチの想像はついちゃうな~と思っていたのですが。
それがね、なかなか一筋縄ではいかないんですよね。良い意味で裏切られましたかお

著名な精神科医・ヴィクトルの愛娘・ヨーズィが、ある日忽然と病院から失踪してから4年。
北海の孤島にある別荘に引きこもっていたヴィクトルの元に、謎の美女アンナが訪ねて来る。
アンナは自らを統合失調症だと言い、彼女が語り始めた妄想はヨーズィ失踪とよく似た物語だった…。

正直、登場人物皆が病んでる!って思いました(笑)
お父さんのヴィクトルも、高級スーツをピシッと着こなすダンディな精神科医だけどかなりやられてるし。
謎の美女アンナのストーカーじみた異常性は言うまでもないですね。怖いよ、ホント。

とにかく先が気になって一気読みしてしまいましたが、オチにはもう一捻り欲しかったですね~きもち
まぁ意外な結末ではありましたが、少し都合が良すぎる感がありますね。。。
それでも、これが処女作だというから驚きです!!この作家さんは追っかけてみたいなぁ。

「治療島」は映画化されるとの事なんですが、まだ公開はされていないのかしらきもち
「シャッターアイランド」をさらにホラー風にした感じになるんでしょうか。怖そうだけど観てみたい!



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COMMENT

表紙が可愛いですね♪
nanaco☆さん、こんにちは~(^^)/

ネオ・サイコスリラー…まだ未読のジャンルです(^^ゞ
狂気染みた恐さなんでしょうか???
「登場人物皆が病んでいる」には
思わず噴き出しそうになっちゃいましたけど(笑)
登場人物皆が病んでいて、正気の人物が全くいなかったら…
そう思うだけで、結末が恐ろしいかも(><)
by miwa125 #-
2012/06/03(日) 16:58 [Edit
nanacoさん、こんばんは★
おお面白そうな・・・

この本、実は某古本屋さんで格安で売ってたので買いましたよ~それと皆川さんの「倒立する塔の殺人」も見つけて思わずかいました!!!積読だらけでどうするのでしょう・・・
by 日向 永遠 #5iOa2SXE
2012/06/03(日) 19:31 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、こんばんは~♪

>ネオ・サイコスリラー…まだ未読のジャンルです(^^ゞ
>狂気染みた恐さなんでしょうか???

あぁ、なんかもう全てが狂気じみてますねぇ…本当に皆病んでるんですよ(笑)
登場人物誰一人として信用できないので、「騙されないぞ!」という気持ちで読み進めました。
……結局まんまと騙されましたけど^^;でも気持ち良い騙され方でした!

ディカプリオ主演の「シャッター・アイランド」を観た時は、容易に結末が想像できましたけど、
この作品はなかなか一筋縄ではいかない展開で、最後の最後までドキドキさせられましたよ(><)
ラストは若干失速したかなぁという感じもしたのですが、それでも十分に楽しめました~☆
この作家さんの作品、しばらく追っかけてみようと思います(o^-^o)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/06/05(火) 20:16 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、こんばんは~♪

>この本、実は某古本屋さんで格安で売ってたので買いましたよ~

おぉっ、日向さんも購入済みなんですねぇヽ(*^^*)ノ
とにかくスピード感がある上に、先が気になる展開なので一気に読んじゃいました!
北海の孤島、陰鬱な空、不気味な訪問者、、、ものすごく雰囲気のある作品でした。
映画化との話がありましたが、映像で観たらかなり怖いかも…と思います^^;
日向さんがどんな感想を持たれるか楽しみだな~感想待ってますね♪
この作家さんの作品、他にも「前世療法」が積んであるので近いうちに読んでみたいです(*^-^)

そうそう、「倒立する塔の殺人」も購入されたとか!こちらも感想楽しみです~☆
最近、積読は気にせずどんどん積もう!と若干開き直ってきましたよ。。。(笑)
購入しないままいつの間にか絶版になって後悔するよりは、積んで後悔する方が良いかもなんて…。
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/06/05(火) 20:24 [Edit
nanaco☆ちゃん、こんばんは~☆
おぉ、またも興味深い新人さんを発掘されたんですね!
なんかぞくぞくってするお話。
作家さんはドイツ人なのかしら?

それぞれにどこか病んでいる登場人物、、、
怖いけど~、なんかnanaco☆ちゃんの好きそうな話じゃな~い^^と思いながら、レビューを読ませて戴きました。(笑)
by picchuko #-
2012/06/05(火) 21:41 [Edit
こんばんは☆
なんか、すごく不気味な匂いが・・・(>_<)
「シャッターアイランド」観たよー。
そして原作も読みましたっ。
あんな雰囲気なんだね~。

「サイコ・スリラー」っていう
ジャンルがあることを初めて知ったよー。
すごく怖いイメージ・・・。
でもいい意味で裏切られるのはいいね♪笑
by Yuri #VwWRwSIk
2012/06/05(火) 23:30 [Edit
picchukoさんへ
picchukoさん、こんばんは~♪

>作家さんはドイツ人なのかしら?

お察しの通り、ドイツ人の作家さんですよ~(^^)v
調べてみるとベルリン在住だそうです。もしかして、picchukoさんのすぐ近くにいたかも!?(笑)

>怖いけど~、なんかnanaco☆ちゃんの好きそうな話じゃな~い^^

ふふふ、picchukoさんよく分かっていますねぇ(* ̄m ̄)
最近登場人物が「普通」では満足できない自分がいます…。どこか病んでる方が面白い!(笑)
本当に怖いのは、殺人鬼よりも全く常識・道理が通じない人間だなぁと思うようになりました。
普通に見えるんだけど普通じゃない、どこかサイコじみた人間が恐ろしいです。。。
とてもこれがデビュー作とは思えない出来だったので、しばらく追っかけてみようと思います(o^-^o)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/06/06(水) 20:28 [Edit
Yuriちゃんへ
Yuriちゃん、こんばんは~♪

>「シャッターアイランド」観たよー。
>そして原作も読みましたっ。
>あんな雰囲気なんだね~。

そうそう、まさにあんな陰鬱な雰囲気なんだよねぇ。
孤島、嵐だとか、どんどん現実と妄想の世界が分からなくなってくる展開だとか。。。
まさかあのオチ!?と思っていたけど、良い意味で裏切られたよ~(^^ゞ

>「サイコ・スリラー」っていう
>ジャンルがあることを初めて知ったよー。

映画でもサイコスリラーとかサイコサスペンスとかジャンル分けされてるみたいだよ☆
このあたりの作品は、「どうせ主人公が狂ってるんでしょ?」と思っちゃうんだよね(笑)
あと夢オチとかね、、、オチが分かった時のガッカリ感はハンパないんだよね~ε-(ーдー)ハァ
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/06/06(水) 20:34 [Edit

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スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

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フランツ・カフカといえば、
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あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

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何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

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ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
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もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
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