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2012.04.19 *Thu*

「13番目の物語」ダイアン・セッターフィールド


13番目の物語(上)(下)
著者:ダイアン・セッターフィールド
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
古書店で本に埋もれて働く目立たない「わたし」に、一通の手紙が届いた。差出人は、プライベートのすべてが謎に包まれた有名女流作家。手紙は、「わたし」を磁石のようにひきつけて離さなかった。なぜなら、自分についてのすべてを「わたし」に語るというのだ。手紙に導かれた先は、作家が孤独に住まうヨークシャーの屋敷。そこで語られはじめたのは、驚くべき未完の物語だった…。(上巻あらすじ)



「レベッカ」「忘れられた花園」「ずっとお城で暮らしてる」「ねじの回転」

…これらの共通点は、そう、 お屋敷 です。

今回読んだ「13番目の物語」も上記作品同様、ゴシック・ロマンの趣があり、
お屋敷、双子の少女、幽霊、古書店……等々、自分の好みのツボにピタリとはまっていましたかお

古書店で働くマーガレットのもとに、著名な女流作家ヴァイダ・ウィンターから一通の手紙が届く。
それは、自伝の執筆を依頼するもの。何故自分に?と訝りつつも、ヴァイダの屋敷に向うマーガレット。

ヴァイダの口から語られる「13番目の物語」は驚くべき内容で、
とにかく謎だらけの上巻こそ、なかなか全貌が見えてこなくてやきもきしたのですが、
下巻に入ると、あちこちに張り巡らされた伏線が収束され、本当に小気味良かったですきもち


ライン


美しい妹と、彼女を溺愛した兄と父。そして双子の少女、アデラインとエメライン。
彼女達のお話には、どこか人を引きつけるような妖しい魅力があり、ぐいぐい読ませてくれます。
語り手(ヴァイダ)はどうも信用ならないのですが、その不安定さがまた幻想味をプラスしていますね~。

そしてラスト、全てが分かった時の驚きといったら!!!
まさか双子の他に、3人目がいた(ネタバレのため反転)とは……。うぅむ、これは盲点だった(笑)

この作品、再読したらまた新たな発見があるかもしれませんね。面白かったです。
本好きにはたまらない要素がたっぷりなので、未読の方は是非~きもち

*ちなみに、この作品が作者ダイアン・セッターフィールドさんの処女作(!)とのこと。
次回作が楽しみですね。。。





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COMMENT

nanacoさん、こんばんは★

「13番目の物語」大好きです。
本の話がでてくるだけでも嬉しいのに双子とか古書店とか、作家、屋敷とかもうツボでした!
こちらからもトラバさせていただきますね!!

それはそうと「忘れられた花園」をよむぞ~~
by 日向 永遠 #MTvX3K/M
2012/04/20(金) 22:54 [Edit
めちゃめちゃ面白そう♪
nanaco☆さん、こんにちは~(^^)/

お屋敷、幽霊、古書店…私にとっても好みのツボばかりです~(*≧▽≦*)
13番目という、不吉な数字だけに、何だか意味深というか、
意味ありげな感じで面白そうですねぇ(*^_^*)
驚愕のラストが待っているのも面白そうです♪
反転のネタばれのところが気になるけど、
読むまで我慢します~(><)
装丁もすごく素敵ですね☆
私も是非読んでみますね~~(^O^)/
by miwa125 #-
2012/04/21(土) 11:07 [Edit
日向 永遠さんへ
日向さん、おはようございます~♪

>「13番目の物語」大好きです。
>本の話がでてくるだけでも嬉しいのに双子とか古書店とか、作家、屋敷とかもうツボでした!

日向さん、TBありがとうございます☆
「13番目の物語」私も大好きな本になりました~ヽ(*^^*)ノ
大好きな要素がいっぱい…自分にはとにかく双子設定がツボなんです(笑)
双子というだけで、どんな謎が隠されているの?と深読みしちゃいますね(^^ゞ
それになんといっても屋敷!ラストはマンダレーのお屋敷を思い出しましたよ。。。

>それはそうと「忘れられた花園」をよむぞ~~

こちらももうホント大好きです!!!
きっと日向さんもお好きなはず…^^感想楽しみに待っていますね。
作者のケイト・モートンさんの「リヴァトン館」という作品も気になっています。
お屋敷が舞台のゴシック・サスペンス、どんどん開拓していきたくなりますね~(*^m^*)
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/04/22(日) 09:21 [Edit
miwa125さんへ
miwaさん、おはようございます~♪

>お屋敷、幽霊、古書店…私にとっても好みのツボばかりです~(*≧▽≦*)

でしょでしょ??きっとmiwaさんにとってもツボの要素たっぷりの作品だと思います!!
雰囲気がとっても良いんですよ~何だか良い意味で昔の本を読んでいるかのようで。
こういうタイプの本は、昨今かなり少なくなってきている気がするので貴重です(o^-^o)

>驚愕のラストが待っているのも面白そうです♪

下巻に入ってからは驚きの展開!!すっかり騙されてしまいました(><)
…という訳で、雰囲気だけでなく、ミステリとしても素晴らしい作品だと思います。
miwaさんも是非是非読んでみて下さいね。レビュー楽しみに待ってま~す☆

装丁も重厚で素敵ですよねぇ。実は、表紙や帯の紙の手触りも高級感があります。
こういうのって、やっぱり電子書籍では出せないものだなぁって実感しますよ~^^
by nanaco☆ #N6kp4qTg
2012/04/22(日) 09:30 [Edit

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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
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ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

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不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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