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「13番目の物語」ダイアン・セッターフィールド

ななこ


13番目の物語(上)(下)
著者:ダイアン・セッターフィールド
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
古書店で本に埋もれて働く目立たない「わたし」に、一通の手紙が届いた。差出人は、プライベートのすべてが謎に包まれた有名女流作家。手紙は、「わたし」を磁石のようにひきつけて離さなかった。なぜなら、自分についてのすべてを「わたし」に語るというのだ。手紙に導かれた先は、作家が孤独に住まうヨークシャーの屋敷。そこで語られはじめたのは、驚くべき未完の物語だった…。(上巻あらすじ)



「レベッカ」「忘れられた花園」「ずっとお城で暮らしてる」「ねじの回転」

…これらの共通点は、そう、 お屋敷 です。

今回読んだ「13番目の物語」も上記作品同様、ゴシック・ロマンの趣があり、
お屋敷、双子の少女、幽霊、古書店……等々、自分の好みのツボにピタリとはまっていましたかお

古書店で働くマーガレットのもとに、著名な女流作家ヴァイダ・ウィンターから一通の手紙が届く。
それは、自伝の執筆を依頼するもの。何故自分に?と訝りつつも、ヴァイダの屋敷に向うマーガレット。

ヴァイダの口から語られる「13番目の物語」は驚くべき内容で、
とにかく謎だらけの上巻こそ、なかなか全貌が見えてこなくてやきもきしたのですが、
下巻に入ると、あちこちに張り巡らされた伏線が収束され、本当に小気味良かったですきもち


ライン


美しい妹と、彼女を溺愛した兄と父。そして双子の少女、アデラインとエメライン。
彼女達のお話には、どこか人を引きつけるような妖しい魅力があり、ぐいぐい読ませてくれます。
語り手(ヴァイダ)はどうも信用ならないのですが、その不安定さがまた幻想味をプラスしていますね~。

そしてラスト、全てが分かった時の驚きといったら!!!
まさか双子の他に、3人目がいた(ネタバレのため反転)とは……。うぅむ、これは盲点だった(笑)

この作品、再読したらまた新たな発見があるかもしれませんね。面白かったです。
本好きにはたまらない要素がたっぷりなので、未読の方は是非~きもち

*ちなみに、この作品が作者ダイアン・セッターフィールドさんの処女作(!)とのこと。
次回作が楽しみですね。。。





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Comments 4

There are no comments yet.
日向 永遠  

nanacoさん、こんばんは★

「13番目の物語」大好きです。
本の話がでてくるだけでも嬉しいのに双子とか古書店とか、作家、屋敷とかもうツボでした!
こちらからもトラバさせていただきますね!!

それはそうと「忘れられた花園」をよむぞ~~

2012/04/20 (Fri) 22:54 | EDIT | REPLY |   
miwa125  
めちゃめちゃ面白そう♪

nanaco☆さん、こんにちは~(^^)/

お屋敷、幽霊、古書店…私にとっても好みのツボばかりです~(*≧▽≦*)
13番目という、不吉な数字だけに、何だか意味深というか、
意味ありげな感じで面白そうですねぇ(*^_^*)
驚愕のラストが待っているのも面白そうです♪
反転のネタばれのところが気になるけど、
読むまで我慢します~(><)
装丁もすごく素敵ですね☆
私も是非読んでみますね~~(^O^)/

2012/04/21 (Sat) 11:07 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
日向 永遠さんへ

日向さん、おはようございます~♪

>「13番目の物語」大好きです。
>本の話がでてくるだけでも嬉しいのに双子とか古書店とか、作家、屋敷とかもうツボでした!

日向さん、TBありがとうございます☆
「13番目の物語」私も大好きな本になりました~ヽ(*^^*)ノ
大好きな要素がいっぱい…自分にはとにかく双子設定がツボなんです(笑)
双子というだけで、どんな謎が隠されているの?と深読みしちゃいますね(^^ゞ
それになんといっても屋敷!ラストはマンダレーのお屋敷を思い出しましたよ。。。

>それはそうと「忘れられた花園」をよむぞ~~

こちらももうホント大好きです!!!
きっと日向さんもお好きなはず…^^感想楽しみに待っていますね。
作者のケイト・モートンさんの「リヴァトン館」という作品も気になっています。
お屋敷が舞台のゴシック・サスペンス、どんどん開拓していきたくなりますね~(*^m^*)

2012/04/22 (Sun) 09:21 | EDIT | REPLY |   
nanaco☆  
miwa125さんへ

miwaさん、おはようございます~♪

>お屋敷、幽霊、古書店…私にとっても好みのツボばかりです~(*≧▽≦*)

でしょでしょ??きっとmiwaさんにとってもツボの要素たっぷりの作品だと思います!!
雰囲気がとっても良いんですよ~何だか良い意味で昔の本を読んでいるかのようで。
こういうタイプの本は、昨今かなり少なくなってきている気がするので貴重です(o^-^o)

>驚愕のラストが待っているのも面白そうです♪

下巻に入ってからは驚きの展開!!すっかり騙されてしまいました(><)
…という訳で、雰囲気だけでなく、ミステリとしても素晴らしい作品だと思います。
miwaさんも是非是非読んでみて下さいね。レビュー楽しみに待ってま~す☆

装丁も重厚で素敵ですよねぇ。実は、表紙や帯の紙の手触りも高級感があります。
こういうのって、やっぱり電子書籍では出せないものだなぁって実感しますよ~^^

2012/04/22 (Sun) 09:30 | EDIT | REPLY |   

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