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This Archive : 2013年12月

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2013.12.28 *Sat*

「光待つ場所へ」辻村深月


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大学二年の春。清水あやめには自信があった。世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学生はいないと思っていた。彼の作品を見るまでは(「しあわせのこみち」)。文庫書下ろし一編を含む扉の開く瞬間を描いた、五編の短編集。


積読本消化計画14冊目。残り45冊。

実はとっても久しぶりな辻村作品。2年ぶりくらいになるのかな??

辻村さん。昔は本当に大好きで、夢中になって追いかけていたけれど、
「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」あたりからちょっと作風が変わってきて、、、
自分の好みに合わないと感じるのが怖くて、ここしばらくは離れていましたきもち

この作品は過去のいくつかの作品のスピンオフ短編集という事で、
これなら抵抗なく読めるかもと、リハビリのような気持ちで読み始めました(笑)

やっぱり辻村さんの文章って良いなぁと思う。
誰もが持っている思い、だけど言葉にできないような感情を、
的確に言い表してくれる。「そう、これが言いたかったの!」ってなる。

一言一言がじんわりと、心の隅々にまで染み込んでくる感じですねかお

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tag : 辻村深月 

2013.12.23 *Mon*

11月☆ブクログまとめ☆最近のヘビロテCD♪


もう今年も残すところあとわずかですねかお

北海道は、12月中旬になっても雪が全然積もらないなぁ…
と思っていたら、この2日間で恐ろしいまでの雪が降りました。
朝から晩まで雪、雪、雪。こまめに雪かきをしないと大変な事になります。。。

やっぱり雪の量って、毎年帳尻が合うようになってるのね(笑)

さてさて、忘れないうちに11月に読んだ本のまとめです。
先月はちょいと少なめ。


読んだ本の数:7冊(小説5冊・漫画1冊・雑誌1冊)
観たDVDの数:2本


nanaco☆の本棚 - 2013年11月 (9作品)

シリーズ2作目。
前作よりもさらにファンタジー色の強いミステリで、好みでした!

今作は、名探偵・秋津の少年助手である望が謎解きをします。
秋津ほどの安定感がなく、やや強引すぎる展開はあるものの、
夢の中のホテル「夢境ホテル」が舞台という事もあり、
現実世界ではありえないルールがふんだんに使われていて面白い。

例えば、現実世界とは時間の流れが異なっていたり、
ホテル全体が日毎にテーマパークのような仕様に変わったり。

そんな中、ホテルの一室で見つかった死体。
過去に起こったある殺人事件も絡んできて、なかなか凝ったミステリ。

次作「人形姫の産声」も楽しみです♪




とかく「少年王女」と設定が似ていると言われてきたこの作品ですが、
やはりびっけさんの描く世界観は、唯一無二であると思います。
私自身「少年王女」も大好きですが、二つの作品の方向性が全然違う。

この「王国の子」の持つ毒、ブラックな部分がたまらなく好きです!
宮中での様々な駆け引き、陰謀、死と隣り合わせの毎日。

この巻では、お話が大きく進みます。
ロバートを襲う悲劇と決断。エリザベスの誠実さと優しさ。
影武者を監視するウォルシンガムの心境の変化。

それぞれの登場人物の心中も掘り下げて、益々面白くなってきました。
ウォルシンガムが好き~非情なようで、最終的には情にほだされそう(笑)

次巻が待ち遠しいです^^




あらまぁ、前作とは監督が変わってしまったのですね><

前作のようなインパクトはなかったものの、
霧深い廃墟の町サイレント・ヒルの雰囲気は抜群に良いし、
恐ろしいクリーチャー達(特にナースはやっぱりいいな~)、
不気味かつ幻想的な遊園地の描写は素晴らしかったと思う。

ヴィンセント役の青年が、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ!
しかもショーン・ビーンも出てるしね…親子役ならもっと良かったのに(笑)

ストーリー自体はツッコミ所があちこちにあるのですが、
それでも単なる怖いだけの作品ではない、映像美があるので、
個人的にはそこそこ満足できました!

グロが苦手な方は要注意。



金色機械
恒川光太郎
読了日:11月11日
評価5


あぁ、これはとても良いなぁ…。
恒川作品はデビュー作から追っかけ続けてきたけど、
個人的には「夜市」と並ぶくらい、好みの作品でした。

恒川さんが時代物!?しかも長編!
いつもの恒川ワールドの魅力がなくなってしまうのではないかと、
少しだけ危惧していましたが、そんな心配は無用でしたね^^
時代物+SFを織り交ぜた作品なので、とても読み易いです。
あっという間にこの世界に引き込まれ、一気読みの面白さでした。

戦国時代~江戸時代の日本を舞台にした作品です。
人里離れた山奥にある<鬼御殿>。
人の心、悪意、殺意を読み取る事ができる少年。
また別の時代には、触れただけで苦痛無く死を与える事ができる少女。

様々な時代のエピソードが交互に語られていき、
やがて大きな一つの流れになっていきます。

"金色様"と畏怖と親しみを持って呼ばれる異形の存在。
彼(彼女?)の持つ記憶が、切なく、苦しい。思わず何度も涙してしまった。
最後まで謎は謎のままであるというスタンスも素晴らしいです。

間違いなく傑作。また読み返したい作品です!




祖母の遺した古い一軒家で共同生活を始めた4人の女性。

最初は、彼女達の持つ雰囲気や口調が
あまりにも上品過ぎて、何だかこそばゆい感じがしました(笑)
今時こんな子達いないんじゃないかなぁ??…と。

でも読み進めていくうちに、あら不思議。
4人の適度な距離感やゆったりとした時間が心地良く感じてきます。
慌ただしい時代だからこそ、この本を読む意義があるのでしょう。

決して優しいだけの物語ではありません。
でも読んだ後には、しっとりとした温かさが残ります。素敵な本です。




S&Mシリーズ4冊目。

このシリーズ、久々に読みましたが、
やっぱり文章が理路整然としていて、理系の方なんだな、と。

良くも悪くも、この作家さんは抽象的な表現を使わないので、
非常にスッキリとした作品です。

ある大学のログハウスで見つかった女子大生の死体。
完全な密室状態。死体の腹部には文字状の傷が残されていた。
今回も犀川先生と、お嬢様学生の萌絵ちゃんが活躍します。

殺人の動機には常人にはちょっと理解できない部分があるし、
正直トリックも地味で、個人的にはあまりピンときませんでした。
やっぱり「全てがFになる」の衝撃が強すぎたのかなぁ。

それにしても執事の諏訪野……心底羨ましい(笑)




私はこの映画、結構好き。

本当にろくでもない映画だし、ラストも気が滅入るんだけど、
何故か目が離せない、観終わった後も幾度となく思い出してしまう。
「ノー・カントリー」を観た時と同じような、不思議な吸引力のある作品。

初っ端から引き込まれる。
ヘロイン過剰摂取で急死した母親。その横で無表情でTVを眺める息子。
普通じゃない。平然としているのか、動揺しているのか。
その表情からは何も窺うことはできない。

その少年は、疎遠だった祖母の家に引き取られる事になるが、
その一家がまた普通じゃない。銀行強盗、麻薬密売。
気に入らない人間には、当たり前のように銃を向ける犯罪者ファミリー!

異常。あまりにも異常なんだけど、
この映画を観ていると、だんだんとその感覚が麻痺してくる。危険(笑)

終始無表情で「一体何を考えているんだか…」という主人公が、
たった一度だけ、感情を露わにして嗚咽するシーンがあります。
なかなかこの子、演技派だわぁと感心しました。

それにしてもこのイヤァな後味。最高です!!




過去のいくつかの辻村作品のスピンオフ短編集。

しばらく辻村さんからは離れていたけれど、
やっぱりこの作家さんの文章って良いなぁ、と思う。
心の隅々にまで、じんわりと染み込んでくる。

誰もが持っている思い、だけど言葉にできないような感情を、
何故簡単に表現できるんだろう。それもとても繊細に。

「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ、
「しあわせのこみち」と「アスファルト」がとても良かった。

優しいはずの物語なのに、共通しているのは小さな喪失感。
甘酸っぱさよりも、じわりとほろ苦さが残ります。
過去を振り返る事って、どうしてこんなにも痛みを伴うんだろう。




「ストームチェイサー 巨大竜巻との死闘」
アメリカ巨大竜巻の記事。衝撃でした。
最近、日本でもよく竜巻の被害が聞かれるようになり、
対岸の火事では済まされない問題です。

竜巻追跡のベテランでも、一瞬のうちに命を落としてしまう。
自然の猛威の前では、人間という存在はあまりにもちっぽけですね…
ティム・サマラスさんのこれまでの働きが無駄になりませんように。
竜巻について少しでも研究が進む事を祈っています。

「ナイジェリアの混迷」
先月のコンゴの記事に続き、ありえないほどの治安の悪さ。
宗教の問題は、いつの時代も数えきれない程の死者を出すのですね。
それだけでなく、イスラム過激派の犯行を隠れ蓑にして、
様々な暴力、襲撃、虐殺が横行しているという、悲しい事実。

同じくアフリカのブルンジは、
飢餓の状況が世界で最も深刻であるとされる国のひとつらしい。
5歳以下の子どもの約6割が栄養失調!

アフリカの内紛、政治腐敗、食料不足…どうにかならないのか…

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ライン




最近購入したCDで、ヘビロテしているアルバム2枚を紹介きもち

   


Aviciiの「True」と、Imagine Dragonsの「Night Visions」です。
この2枚、本当に最高なの!!!もう何回リピートしてるか分からないくらい(笑)






特にAviciiの「Wake Me Up」は歌詞がすごく良くて。心に響きます。

They tell me I'm too young to understand
They say I'm caught up in a dream
Well life will pass me by if I don't open up my eyes
Well that's fine by me


まだ大人になりたくない、まだ夢を見させてってニュアンスでしょうかね。
PVの女の子達も可愛くて大好きです。

Avicii(アヴィーチー)、全世界で注目されているDJらしいです→
まだ顔は幼さが残るのにね…このアルバムの完成度、もはや天才の域ですかお


2013.12.22 *Sun*

「詩的私的ジャック」森博嗣


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大学施設で女子大生が連続して殺された。現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する。


積読本消化計画13冊目。残り46冊。

今年中に積読本消化するぞー!
……なんて大きな事言ってたけど、あれ撤回ですからね(笑)
残り46冊って、まだまだ先は長いわぁかお

さてさて、お久しぶりの森作品です。S&Mシリーズ4作目きもち

やっぱりこの作家さんって理系なんだなぁと実感しますね。
文章が理路整然としていて、抽象的な表現がほとんど入って来ない。
とてもすっきりとした作品です。

でも毎回言ってる事だけど、1作目の「すべてがFになる」のインパクトが強すぎて。
どうもトリックが地味というか、盛り上がりに欠けるというか……いまひとつです。
しかも今回は殺人の動機も、ピンときませんでしたね~きもち


2013.12.18 *Wed*

「からくりからくさ」梨木香歩


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
祖母が遺した古い家に女が四人、私たちは共同生活を始めた。糸を染め、機を織り、庭に生い茂る草が食卓にのる。静かな、けれどたしかな実感に満ちて重ねられてゆく日々。やさしく硬質な結界。だれかが孕む葛藤も、どこかでつながっている四人の思いも、すべてはこの結界と共にある。心を持つ不思議な人形「りかさん」を真ん中にして―。生命の連なりを支える絆を、深く心に伝える物語。


積読本消化計画12冊目。残り47冊。

梨木さんの紡ぎ出す、流れるような文章が好きだきもち
まるで歌を歌っているかのように、スルーッと心の表面を撫でていくような感覚。

決して優しいだけの物語ではないのに、
ささくれ立った心をふんわりと包み込んでくれます。

祖母の遺した古い一軒家で、共同生活を始めた4人の女性達を描いた作品。

おっとりとした蓉子。いつもサバサバしている与希子。
お嬢様風で芯の通った紀久。理詰めで考えるクセがあるマーガレット。
(4人の女性の個性がぶつかり合ったら…一歩間違えれば修羅場だよね!笑)

最初は、彼女達の持つ雰囲気や口調があまりにも上品過ぎて、
何だかこそばゆい感じがしました(笑)今時こんな子達いないんじゃないかなぁ??

でも読み進めていくうちに、あら不思議。
4人の適度な距離感や、ゆったりと流れる時間が心地良く感じてきますかお
慌ただしい時代だからこそ、この本を読む意義があるのでしょうね。。。

tag : 梨木香歩 

2013.12.14 *Sat*

「金色機械」恒川光太郎


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
触れるだけで相手の命を奪う恐ろしい手を持って生まれてきた少女、自分を殺そうとする父から逃げ、山賊に拾われた男、幼き日に犯した罪を贖おうとするかのように必死に悪を糺す同心、人々の哀しい運命が、謎の存在・金色様を介して交錯する。人にとって善とは何か、悪とは何か。


今回は、積読本消化計画はお休み。
恒川さんの新刊が出たので、早速読んでみる事にしましたきもち

恒川作品はどれも好きだけれど、デビュー作「夜市」を超える作品はないなぁ。
…と思っていたので、今回もまぁそこそこ面白いんだろうなと思っていました。

でも、最初の一章を読み終えた時。もしかしてこれは…!と(笑)

とても面白かったです!!!

特筆すべきは、この作品が時代物という事かなぁかお
恒川さんは、ふとした時に開く異世界への扉の魅力だったり、
現代に潜んでいる不思議ワールドが持ち味の作家さんだと思います。

時代物だといつもの恒川ワールドの魅力がなくなるんじゃ?
と、最初は危惧していました。

でもそんな心配は無用だったようです!
時代物+SF+幻想を贅沢に織り交ぜて、
それが独特の世界観を生み出しているのがお見事きもち

tag : 恒川光太郎 

2013.12.11 *Wed*

「無貌伝~夢境ホテルの午睡~」望月守宮


無貌伝~夢境ホテルの午睡~
著者:望月守宮
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
怪盗・無貌…それは世界が畏怖する生ける怪異。探偵・秋津とその助手・望は、宿敵無貌逮捕の報を受け、夏原ホテル―別名「夢境ホテル」へと向かった。そこには、殺人鬼探偵をはじめ、一癖も二癖もありそうな宿泊客ばかりが…。やがて、ホテルの一室で刺殺死体が発見される!探偵たちを嘲笑うかのように繰り返される殺人。「夢境」の彼方に隠された事件の真実を、望は追う。




積読本消化計画11冊目。残り48冊。

無貌伝シリーズ2作目。
前作「無貌伝~双児の子ら~」のレビューを読み返してみると、
主人公である少年探偵・望のキャラが定まっていない、とエラソーな事を書いていました(笑)

…が、今回は同年代の子達(純や健太)との絡みが多かったので、
やっと年相応に見えてきたし、望の素のキャラクターが分かってきたような気がしますかお
(とはいえ、名探偵・秋津の出番がほとんどなかったのは残念……)

前にも少し書きましたが、このシリーズの世界観はちょっと特殊。
「ヒトデナシ」という怪異と人間が共存する世界。人間のヒトデナシは「無貌」と呼ばれる。
「無貌」は他者の顔を奪い、人体の一部を収集するのが趣味というかなり危険な存在きもち

何だか文字にしてみると、若干キモチワルイのですが(笑)
終始幻想的で、どちらかというと伝奇小説のような雰囲気なので、抵抗なく読めますきもち


ライン


今回面白かったのは、舞台となった「夢境ホテル」。
夢の中のホテルという事もあり、現実世界ではありえないルールがふんだんに使われています。

例えば、現実世界とは時間の流れが異なっていたり、
ホテル全体が日毎にテーマパークのような仕様に変わったり。
全てが水の底に沈んでしまう「夢の水曜日」が、個人的には好きだったな~かお

そんな中、ホテルの一室で一体の死体が見つかります。
過去に起こったある殺人事件も絡んできて、なかなか面白い設定でしたねぇ。

異世界設定なだけに、本格ミステリが読みたい人には向かないと思いますが、
ファンタジー×ミステリの何でもアリな世界観OKな人は、きっと楽しめると思いますきもち

次作「人形姫の産声」も楽しみです!!


◆こんな人にオススメ◆
本格ミステリはちょっとハードルが高いかも?という人
ファンタジー設定が好きな人



<無貌伝シリーズ>
無貌伝~双児の子ら~



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2013.12.09 *Mon*

「黒いカクテル」ジョナサン・キャロル


黒いカクテル
著者:ジョナサン・キャロル
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世の中には、どんな些細な出来事も、語り口ひとつで冒険や、心臓へのひと太刀に変えられる、すばらしい能力を持つ人がいる…。こう語り出される表題作をはじめ9編を収録。キャロルを読む者はいつも、ふと顔を上げると、何処とも知れぬ場所に置き去りにされた自分に気づく。読んでいたはずの物語さえ、唐突に別の何かに姿を変えているのだ―砂漠の車輪や、ぶらんこの月に。

【目次】
熊の口と/卒業生/くたびれた天使/あなたは死者に愛されている/フローリアン/我が罪の生/砂漠の車輪、ぶらんこの月/いっときの喝/黒いカクテル




しまった…!!
ブログさぼってるうちに、危うく前回の更新から1ヶ月経つ所だったよ~きもち
という訳で、(毎度の事ですが)お久しぶりのブックレビューですかお

積読本消化計画10冊目。残り49冊。

ジョナサン・キャロルのブラックさが、とても好きです。
どのお話も大抵毒があって、悪意に満ちています。
むしろ優しいだけの物語だったら、何か裏があるんじゃないかと疑っちゃう(笑)

今回も例に洩れず、なのですが。
以前読んだ「パニックの手」に比べると、文章が散漫で少し物足りなかったかなぁ。
それでもキャロル独特の厭らしさ(褒めてます!笑)は健在。なかなか面白かったですきもち


   イラスト

個人的なお気に入りは下記の通りです↓

ぼたん 「卒業生」(ブラック度★★★)
ある男は高校時代の夢を見ていた。それも32歳の記憶を持ったまま。
早く目覚めたいと願っているのに、相変わらず夢の中では32歳の精神のまま時が流れていく。
とうの昔に忘れてしまった勉強、既に鈍ってしまった運動神経(笑)ラストのオチが秀逸!!

ぼたん 「フローリアン」(ブラック度★★☆)
病気の息子のために、物語を書く父親。
しかし父親が物語を書き終える前に息子は死んでしまう。それでも書き続ける男。
最後にどんでん返しで用意されていて、良い意味でひっくりかえされる作品でした。

ぼたん 「いっときの喝」(ブラック度★☆☆)
男の家に、昔そこに住んでいたという美しい姉弟がやってくる。
ある古い家に心が宿ってしまうというお話で、どこか物悲しさのあるファンタジーです。
家の持つ記憶、、、素敵ですよね。


◆こんな人にオススメ◆
ブラックな結末が好きな人
奇妙なお話が好きな人




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レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

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